2016/10/28 - 2016/10/29
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pacorinさん
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小学生の頃から気になっていた「モスクワ」
きっかけは運動会で使われた「めざせモスクワ」という曲。
当時のモスクワは大韓航空機を撃墜するような恐ろしいソ連の首都でしたが、時は流れ、今や激安ツアーでも簡単に行けてしまうロシアとなりました。
この旅行記は旅の4~5日目、モスクワからサンクトべテルブルクに移動し、豪華な宮殿や美術館を訪れた様子です。
<旅程>
1日目 23:40 関空発 EK317 (機中泊)
2日目 4:50 ドバイ着
9:40 ドバイ発 EK133
13:50 モスクワ・ドモジェドヴォ空港着 (モスクワ泊)
3日目 「黄金の環」スーズダリ、ウラジーミル観光 (モスクワ泊)
4日目 モスクワ観光
「サプサン」でサンクトペテルブルクへ
(サンクトペテルブルク泊)
5日目 エカテリーナ宮殿、エルミタージュ美術館見学
(サンクトぺテルブルク泊)
6日目 サンクトペテルブルク観光
16:35 サンクトペテルブルク発 EK176
23:45 ドバイ着
7日目 3:20 ドバイ発 EK316
17:10 関空着
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<旅行4日目>
モスクワのレニングラード駅から特急サプサンに乗ってサンクトペテルブルクに移動しました。15:30 → 19:20 -
サンクトペテルブルクのモスクワ駅に到着。
観光バスは大通りにとめてあったので、雨がパラつく中スーツケースをひきずり、少し歩きました。 -
モスクワ駅前の蜂起広場
Wikiによると、真ん中に建つのは「英雄都市へ贈るオベリスク」らしいです。
右側の建物には「英雄都市レニングラード」と書いてあるみたい。
英雄都市とは、1941年から1945年にかけての「大祖国戦争」(第二次世界大戦の独ソ戦)において、ドイツ軍などの侵略に対して激しく抵抗し、傑出した英雄的行為を見せたソビエト連邦の都市に対して贈られた名誉称号で、合計で12都市に贈られたそう。 -
モスクワ駅
1851年にネオルネッサンス様式で建設された、モスクワ・サンクトペテルブルク鉄道の起終点駅。 -
なんだかモスクワに比べて煌びやかな雰囲気を感じます。
普通にヨーロッパの街って感じ。 -
モスクワはマンションばかり目立って、お店はどこにあるのかな?状態でしたが、ここはサンクトペテルブルク一番の繁華街であるネフスキー大通りとあって、お店が沢山並んでいます。(ユニクロもありました)
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西欧に憧れて人工的に造られた都市というのも納得。
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この日のディナーのメインはロシア風水餃子「ペリメニ」
これでもか!ってぐらいゴロゴロ入ってました。お味は薄目。
前菜のオリビエ・サラダは安定の美味しさ。というか普通にポテトサラダなんですよね。
デザートのお皿がちょっとこじゃれていました。
ワインを飲んでしまったけど、サンクトペテルブルクのシャンパンというのがあったのでトライしてみればよかったかな。
ロシアでは産地を気にせず、スパークリングワインを「シャンパン」と呼んでいるみたいです。 -
パークイン・プリバルティスカヤ
https://www.parkinn.com/hotelpribaltiyskaya-stpetersburg
サンクトペテルブルクではこちらのホテルに2連泊。
ヴァシレオストロフスキー島にあり、中心地からかなり離れていて、個人旅行ではまず選ばない立地でした。
詳しくは口コミで。 -
<旅行5日目>
本日は曇天なり。
ホテルの廊下からの眺め。
向こうに見えているのはフィンランド湾です。 -
しばらくバスからの適当写真が続きます。
モスクワではあまり見かけなかったロシア語以外の看板も目立ちます。
さすが観光都市です。 -
レーニングラード州の州都であるサンクトペテルブルクは、1703年、ピョートル大帝がロシア帝国の首都として建設。ネヴァ川河口の泥沼地に人工的に作られた町です。
大変な工事で沢山の犠牲者が出たらしい。 -
5月下旬から7月中旬には太陽の沈まない白夜がある町としても有名。
ちなみに白夜の季節は夜のライトアップがないみたいです。そりゃそうか。 -
右の建物は、昔は駅で今はゲームセンター的な娯楽施設になっていると言っていたような。
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街のいたるところに運河が走る水の都サンクトペテルブルクは、「北のヴェニス」と呼ばれる街だそうです。
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写ってないけど、サンクトペテルブルクではモスクワに比べて犬の散歩をよく見かけました。
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あ、レーニン像!
空港方面へ向かうモスクワ大通り沿いのモスクワ広場に建っています。
レーニン像はウラジーミルやスーズダリにもあったみたいだけど、見ていなかった。
後ろの建物もザ・社会主義な感じ。
ちなみにサンクトペテルブルクはソ連時代(1924-91年)、レニングラードと呼ばれていましたね。 -
日本にもありそうな団地エリアを通り抜けると、まあまあ唐突な感じでツァールスコエ・セローに入ります。
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ツァールスコエ・セローはかつてのロシア皇帝の避暑地で、ロシア語で「皇帝の村」の意。観光の目玉はエカテリーナ宮殿です。
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あ、柴犬だっ♪
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なんかこの門、ヴェルサイユ宮殿を思い出すな。
こちらの方が装飾が繊細で女性的だけど。
正面じゃなくて横の門から入ったみたい。 -
エカテリーナ宮殿
18世紀にエカテリーナ1世(ピョートル大帝の妻)のために夏の離宮が建てられ、続いてエリザベータ女帝(ピョートル大帝の娘)がバロック様式で改築。
「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」として世界遺産に登録されています。 -
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意外に地味な入口から中へ。
この季節はクロークにコートを預けるのが面倒ですね。
大きな荷物も預けなければいけないので、身軽で行きましょう。 -
見学スタート。(ここからだらだら写真を並べますので適当に御覧ください。)
あ、床を傷つけないように靴カバーを履きました。 -
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天使ちゃん発見。
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お庭をチラ見。
pacorin母が夏に来たときの写真を見たら、花が咲いていてもっときれいでしたが。 -
大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に謁見した大広間。
「おろしや国酔夢譚」の映画、今だったら興味深く見られるかな? -
キラキラ☆
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ピカピカ☆
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陶器の暖炉、素敵です。
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オランダのデルフト焼きらしい。
立派ですねぇ。 -
こんなところで豪華なロシア料理を食べてみた~い。
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それにしても金の柱すごいな。
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帝政ロシアな1枚。
一緒に写真撮るのは有料ですよ。 -
あちこちの部屋に暖炉があります。
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お食事の部屋が多いのね。
寝室とかは見なかったような。 -
中は結構混んでました。
前のグループが移動するまで動けない感じ。
場所を取っていた隣国の団体さんのガイドにこちらの現地ガイドが何か言って、少々バトってました(笑) -
赤い柱の間
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かわいい机!
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大きい絵の横の天使がかわいい♪
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緑の柱の間
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これは・・・エカテリーナ2世だっけ?
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絵画の間。
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コラージュ風のレイアウトって珍しくないですか?
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超有名な「琥珀の間」は写真撮影不可。
確かこの写真の右下にチラっと映っているのが「琥珀の間」だったと思います。 -
床もすごいよ。
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この部屋の壁もかわいい。
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ん?これもエカテリーナ??
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古代ローマをモチーフにした「緑の食堂」
(ピンボケだけど、雰囲気で載せました) -
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ピンクの学習部屋。
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女帝の宮殿というだけあって、女性的な装飾が多い印象でした。
金ピカ趣味はすごすぎるけど。 -
小さい部屋はそれぞれテーマがあって、飽きずに見ることができました。
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ロマノフ朝の家系図
最後の皇帝は一家ともども銃殺されてしまうんだよね… -
人形はコワいが、木馬はかわいい♪
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お子様の軍服。
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最後の皇帝、ニコライ2世かなぁ?
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じゃあこの方はニコライ2世皇后?
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宮殿内部の見学は以上です。
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外に出ると、なんと晴れてる♪
そういえば、ガイドさんがサンクトペテルブルクの天候は変わりやすいって言ってたもんね。 -
やっぱり青空の下がきれいですね。
外は行列になっていました。
pacorin達は裏側から入ったみたいですね。 -
きれいだからいっぱい撮ってしまいます。
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玉ねぎさんも金ピカ☆
来たときと輝きが違うね。 -
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これにてエカテリーナ宮殿の見学終了。
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学習院裏手にある詩人プーシキンの像。
エカテリーナ宮殿のあるプーシキン市の名前は、偉大なロシアの詩人、アレクサンドル・プーシキンにちなんでつけられました。
決闘で死んじゃうんだよね。 -
この日のランチはボルシチにキエフ風カツレツ、アイスクリームでした。
ボルシチはスメタナ(サワークリーム)を入れると味が変わって美味しいです。
黒パンに合います。
カツレツは中からバターがじゅわ~っと出てきて、なかなか濃ゆいお料理ですが、美味しくいただきました。つけあわせのポテトも大好きなので完食。 -
中心部へ戻ります。
列車を見ると意味なく写真を撮ります。 -
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運河エリアに戻ってきました。
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運河クルーズもやってます。
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これは確かマリインスキー劇場です。
オペラとバレエ専用の劇場。
またロシアに来る機会があればぜひとも鑑賞してみたいです。 -
あ、エルミタージュ美術館が見えてきました。
こちらも世界遺産です。 -
エルミタージュ美術館は、エカテリーナ2世専用の美術品展示室に始まり、世界を代表する美術館になりました。
これで世界〇大美術館と言われているところには行けたかも♪ -
もらったチケットには15:15って書いてあったから予約してあったのね。
ガイドさんと一緒に2時間、自由時間1時間の合計3時間滞在します。
またコートを預けて見学開始です。 -
前半は豪華な宮殿を見ていきます。
ロマノフ朝の皇帝たちが暮らす宮殿だったエルミタージュは、美術品もさることながら、豪華絢爛なお部屋も見ものです。
まずは「大使の階段」をのぼります。
皇帝に謁見に来た大使たちが上がった大理石の階段です。 -
吹き抜けの高さは22m。
また写真が続きますのでさらっとどうぞ。(しかもピンボケ) -
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これは…ガイドさんが説明してたけど忘れてしまった。
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窓からの景色。ネヴァ川です。
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「将軍の間」かなあ?
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ピョートル大帝の間
ピョートル大帝の栄光を称え、ニコライ1世がつくった。 -
天井の装飾が細かい!
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「1812年祖国戦争の間」
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ナポレオン戦争に参加した300名の将軍の肖像画がずらり。
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この方はビーフストロガノフで有名なストロガノフ家の方です。
pacorin母がストロガノフ宮殿のレストランで食べたビーフストロガノフがとても美味しかったらしい。いいな~ -
玉座の間
歴代皇帝が公式レセプションを行ったホール。 -
玉座の間
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孔雀石のなんとかって言ってたかなあ…?
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突如として現れた現代アート。
リアルに人っぽい感じだったからちょっと不気味。
企画展をやってた風。 -
床にも注目。美しい模様です。
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パヴィリオンの間
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貴重な孔雀のからくり時計
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枠があってうまく撮れなかったけど、金ピカのからくり時計は現在でも動き、クジャク、オンドリ、フクロウは、1時間ごとに時を知らせることができる。が、今日、時計自体を動かすのは特別な場合に限られているらしい。
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空中庭園
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床のモザイク、すごいです。
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豪華な空間。
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再びネヴァ川。
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いよいよ絵画鑑賞タイム。
まずはイタリア美術から。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチの部屋
ダ・ヴィンチの絵がさりげなく2枚飾られています。 -
「ベヌアの聖母」
1914年、サンクトペテルブルクのベヌア家が購入したために、こう呼ばれているそう。購入者の名前がつくって変なの~ -
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「リッタの聖母」
これもイタリアの購入者の名前で呼ばれている絵みたいです。 -
この絵、やたら中国の団体さんが群がって写真撮りまくってたんですけど、なんだろ?
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ラファエロの回廊…かな?
天井、壁、支柱がぎっしり絵で埋め尽くされています。すごい! -
ラファエロの間
「コネスタビレの聖母」 -
「聖家族」
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ラファエロもこんな感じでさりげなく展示されています。
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ん?このうずくまってるのは?
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ミケランジェロさんの彫刻でした。
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イタリア天窓広間
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お次はスペイン。
ゴヤ 「アントニア・サラテの肖像」 -
ムリリョ 「犬と少年」
そういえば、エル・グレコとか、有名どころの絵が数点貸出中のため、ありませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、フランクフルトからフェルメールの「地理学者」がきてました。(これは写真撮影不可だった) -
そしてオランダ。
レンブラント 「天使のいる聖家族」 -
レンブラント 「ダナエ」
1985年に絵が切りつけられる被害にあい、12年かけて修復されました。 -
エルミタージュ美術館別館(旧参謀本部内)
人気の印象派など、近代西欧美術はあちらの別館に展示されていて、今回の見学の対象外でした。
ここで2時間が経過し、自由時間となりましたが、もうとにかく足が疲れて絵などどうでもよくなって、ソッコーでカフェにお茶しに行きました。笑
集合時間まではショップをのぞいたりぶらぶらして過ごしました。 -
すっかり日も暮れ、建物がライトアップされてました☆
宮殿広場のアレクサンドルの柱は、1812年の対ナポレオン戦争(祖国戦争)の勝利を記念して建てられたもの。アレクサンドル1世がナポレオン軍を破ったのでこう呼ばれているのね。 -
薄暗い季節だと、やはり夜が素敵なロシアです。
この後、車窓からイサク大聖堂や地の上の教会のライトアップも見えましたが、サンクトペテルブルクは夜景がとても良かったです。 -
この橋、ガイドさんが何やら説明してたけど、何だったんだろう…
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どなたかご存知ないでしょうか?
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この日のディナーはビーフストロガノフでしたが、色もお味もちょっと薄目。
もっと美味しいのがあるに違いない、という感じでした。
面白かったのは、このレストランでお見合いパーティーをやっていたこと!
男女が番号札をつけて、時間が来たら相手を変えてお話する・・・みたいなことをしてました。笑
ホテルに戻って近くのスーパーで最後の買い物をして、この日は終了。
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