長野オリンピックの会場を訪ねて…スパイラルにも行ってみました。

2016/08/16 - 2016/08/21

まさか今、ここが話題になるとは思っていなかった。。。

たまたま出かけた時が「リオ五輪」の真っ最中だったから、
オリンピックつながりで訪ねてみた。
そんな軽いきっかけでした。

ところが、ところが！
訪ねてみると意外におもしろい。
はまってしまった。。。

建物を見るのが好きだということもあるけれど、
日本のプライドを感じさせる建造物の数々。
実際行って見てみると、ものすごくズシ～ンって迫ってきた。

「オリンピックのレガシー」
長野のプライドを感じてしまいました。

エリア 長野市(長野)

きっかけはこれでした。
長野オリンピックの聖火台を見たい…

1998年長野オリンピック

伊藤みどりさんが、卑弥呼のような姿で、聖火台に火を付けたのがすごいインパクトだった。

長野オリンピックスタジアム

長野インターの近くだったので、せっかくだから訪ねてみたい。

折りしも、今は「リオ五輪」の真っ最中。
オリンピックつながり。
こんな旅行もおもしろいじゃない？

旅行の計画を練っていたら、
「オリンピックの聖火台」が見れるというブログを見つけたのが、そもそものはじまり。

長野に旅行するのだから、オリンピック関連の建物を見るのもおもしろいよね。
なんでも、旅行の材料にしてしまうというあんみつの性格。

そして、その当時を思い出すの…
ここで。

聖火台のデザイン・コンセプト

そして、その参加国

メダリストたちの名前

スピードスケートの清水宏保さんの名前も刻まれています。

オリンピックのレガシー

長野オリンピックで使われた建物には、
このエンブレムが必ずありました。

スタジアムがある南長野運動公園にあった整備事業の寄付をしている会社の銘板

こうした地元の企業の寄付も大切なものになっているのですね。

開会式のオリンピックスタジアムは、
現在野球場として使われています。

総合球技場や

体育館・プールもありました。

次に向かったのが「ホワイトリング」

長野オリンピックのときはフィギュアースケートの会場
荒川静香さんも出場していたそうな。

現在は体育館として活用。

この日は、剣道の大会だったかな？

私としては、この丸いデザインに「とんがった屋根」がお気に入り♪

車で近くまで来たとき、この屋根が見えて、おもしろ～い！なんて、思ってしまった。

そこで裏の駐車場に入って、遠くから撮影。
でも、なんか殺風景…

正面からだったら良かったかも。

尖がり屋根のところをズームしてみました（笑）

ここにあったエンブレム

スノーレッツもいた！

次に行ったのが「エムウェーブ」

会場が大きすぎて、全体を撮るには向かいの田んぼからになってしまった。

駐車場に入ったのだけど、全体が撮れないからって、
旦那にここまで、車を走らせてもらった。

旦那曰く「モスラ」だって。。。

会場の模型

こうして見ると「Ｍ」のかたち

信州の山並みを表現した屋根が、M字型を波のように連続させていることから、「エムウェーブ」の愛称がつけられたとのことです。

エムウェーブの２階のところから見えた山。
「Ｍ」の形に見える
どこの山？

実際に撮れてこういう感じ。

何しろ大きい！

畳むことができそうなデザイン

そうそう、裏にも長野のエンブレム

過ぎ去った年月を感じさせるコンクリートに
いまなお輝き続けるエンブレム

このブロンズ像

このオブジェも印象的

長野オリンピックの成功を祝して、
サマランチＩＯＣ会長により寄贈された「飛躍」のブロンズ彫刻

スピードスケートの会場になったエムウェーブは、
長野オリンピックのミュージアムも併設されています。

正面玄関

池田満寿夫氏 作　「長野オリンピック讃歌」

五輪のマーク

玄関の中

エムウェーブのエンブレム

長野オリンピックミュージアムが右側にあります。

中に入ってみたら、なかなか見ごたえがあるの！

オリンピック旗（広げて撮りたかった）

サマランチ会長がスピーチした演台

選手のサイン

オリンピックのマンホール

これも

メダル！
絶対これ見なくっちゃ、ねっ！

日本ならではの「うるし」を使ったメダル。

金

銀

銅

カーリングのストーン

重さ２０ＫＧですって！
持ってみることができるので、やってみたけど、
すごく重くて持ち上げられない。。。

聖火リレーのトーチ

ボブスレー

乗ってもいいらしい。
お子さんが喜びそう…

長野オリンピックのキャラクター
スノーレッツ！

エムウェーブが出来た頃の写真

会場の中

この「木」がすごい！

信州産のカラマツ

世界最大級の木造つり屋根構造だそうです。

あたしゃ、この木々に圧倒されましたよ。。。

Ｍのデザインの窓

表彰台が！

リンクと観覧席

マスコットキャラクター「スノーレッツ」
後ろに回って、一緒に写真撮影できました。

長野オリンピックは
１９９８年２月７日～２月２２日だったのですね。

サインが入った横断幕

さて、その次に行ったのが「アクアウィング」

長野オリンピックのアイスホッケー場
パラリンピックではアイススレッジホッケー場

ここにもオリンピックのレガシーであることが掲げられています。

エンブレムを全部写すには木が茂ってしまって難しい。

今は、市民プールになっていて、
ちょうど夏休みだったから、人の出入りが多かったです。

外から見た感じ。

前に立っている木が大きくて建物全体が見えません。
年月が経った分だけ木が育ったのでしょうね。

マンホールありました！

今日、最後に行ったところ。
「ビックハット」

もう、夕方近くになってしまった。

ビッグハット・アリーナになっていて、いろいろ使われているみたい。

でも、今日は何もないので閑散としている。

大きな建物。

五輪のマーク

長野オリンピックのエンブレム

オリンピックのレガシー

ここで１９９８年にオリンピック競技が行われていたことを物語っている。

階段を上って

玄関口

これまでにいったい、どのくらいの人々が出入りしたのでしょう。

ＮＨＫ長野が向い正面。

舗道にマンホールありました。

そして、調子に乗って次の日に立ち寄ったのがここ！、

ボブスレー・リュージュパーク
愛称（スパイラル）

見学に来る人が少ないので、
訪ねたら係りの方に、すごく歓迎されてびっくりした。

ビデオはみせてくれるわ、

説明をしっかりしてくれるわ…

ボブスレーは、最高時速130㎞も出るそうで…
氷上のＦ１とも言われているそうです。

…で、特別に許可証をくれたので、
車でスタート地点にいけることになりました。

ボブスレーのスタート地点

（誰もいない。。。あまりにも静かなので熊でも出たらどうしようなんて思ってしまった）

ここから、スタート！

冷やす特殊な配管だそうです。
これが世界に誇るポイントでもあるそうで。

（冷却パイプ）

世界で一番南下した、アジアで唯一の人工凍結コースには、冷媒にフロンを使わず、地球に優しい自然冷媒を使い大気の保全を図っています。
（スパイラルの説明の案内板より）

オリンピックのエンブレム

ここは全部金色です！

五輪のマークも金

ここに赤い線。ここからが本当のスタート？
（ルール知らないです）

こちらは、スケルトンとリュージュのスタート地点。
傾斜がすごい！

ここが終点の建物

ガー！っと向こうから来て

終点。
坂になっていて、止めるらしい。

下のほうに行ってみる。
向こうから、ものすごい勢いで選手が曲がってくる。

どのくらいのスピードが出ているのでしょうか…

見て！この角度。すごい！

絶対、体が横になっている…

カーブがすごい！

アジアにはここしかないから、絶対に見ておくべき!って、
係りの方が力説していた。

韓国のオリンピックで現在造られているということですが、
長野は素晴らしいものなので、
ぜひ、いろいろな方に見学してもらいたいと言ってました。

私たちも、ぜんぜん知らないで、勢いで来てしまった所ですが、コースを見ているうちに、その緊迫した空気と、歓声が聞こえるような不思議な気持ちになりました。

電光掲示板

「スパイラル」の説明

１５のカーブだそうです。

自然の地形を生かし、土の移動を少なくし、大きな木をさけて建設され世界で類のない、コース中２ヵ所の上り勾配を持つコースは、コンクリートの中に冷却パイプがびっしり埋設され、どの部分もむらなく均一な氷ができるようになっています。

コース全体はＨＰの写真のほうがわかりやすいです。
https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/sports/15156.html

帰りの通った道ですが、

なんか、自分たちがボブスレーとかをやってる気分になりました。

ひゅー！ぐるりん、パッ!って。

この旅行記へのコメント （1）

• koruriさん 2017/09/23 11:40:19

  M字の山は・・・

  こんにちは！
  
  地元で毎日見ている風景を
  こんな風に訪ねて下さる方がいると思うと
  嬉しくなって思わずコメントさせて頂きました。
  
  ＭウェーブからみえたＭ字の山は「飯縄山」と言います。
  長野市の代表的な山でこの山の麓辺りに
  ボブスレー、リュージュ会場となった「スパイラル」があります。
  （残念ながら今年、休止が発表されました。）
  
  また、この山には二つのスキー場があり
  市営のスキー場の方にはフリースタイルの競技会場がありました。
  （「里谷多英コース」も閉鎖されてしまいました。）
  
  競技会場を維持していく事は大変な事のようです。
  しかし、改めて長野はすごい事をやったのだな〜と
  チョット誇りに思えました。
  
  白馬のジャンプ会場へは行かれましたか？
  スタート地点まで登る事ができますし（競技者気分になれます）
  温泉（日帰り入浴ＯＫ）も沢山あるので
  ぜひ、行ってみてくださいね。
  
  突然のコメントすみません。