ＪＲで雪景色のなかを稚内から小樽へ移動。さらに余市まで。

2016/10/21 - 2016/10/21

前日は雨だったが、結局夜から雪に変わった。ドーミーイン・ホテル稚内の屋上露天風呂に入ると雪が強風のなかで飛び交っているのが見える。朝早起きして、７時発のＪＲ特急スーパー宗谷に乗り込み、札幌を目指す。さらに札幌から小樽行きに乗り換え、小樽駅の前にあるドーミーイン小樽に荷物を置きに行く。それから余市のニッカ工場に行くのが今日の予定だ。

前日は列車の窓から黄葉の景色を楽しんだ。しかし、夜の間の強風と雪とで、景色は激変した！黄葉の多くは落ち葉となり、雪があちこち積もっていた。特に稚内を出て２時間半くらいたった後、名寄駅あたりから旭川の手前まではかなりの積雪となっていたのには驚いた。１０月２１日に雪を見る経験は下関ではありえない。

で、ＪＲ北海道の特急列車は案の定、また遅れた。車内放送は言いわけの繰り返しだ。なんでも、落ち葉が沢山落ちているので遅れるし、それに前の列車にシカがぶつかったので、その処理で３０分遅れるとのこと。札幌には５０分くらい遅れるだろうとのこと。これで、予定をまた変更する。当初の予定では１０時４０分には旭川に到着するので、旭川の有名なラーメンを食べて１２時発の旭川から札幌行きの特急列車に乗ればいいというのであったが、これを中止。７時に稚内を出発した特急列車は１２時半過ぎにやっと札幌に到着した。こういうこともあろうと、既に対策はとってあり、昼の弁当は稚内で買っていた。

札幌から快速電車で小樽まで移動し、ホテルに荷物を預けて、今度はバスで余市まで移動した。本数はバスのほうが多い。それに列車は１，２両しかなく坐れないと知っていたからだ。で、余市には２時半過ぎに到着できた。５時まで、ニッカ工場をゆっくり見学できる。

車窓の景色は前夜の雪が新たに積もったばかりの利尻島からスタートする。

景色は余市までダイナミックで感動ものであった。５つ星！

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

稚内駅から表示板を写す。

稚内駅 駅

７：００発のスーパー宗谷が入線してきた。

稚内から次の列車は１０：５２までない。この７：００発に乗り込む。

乗り込む。予定時刻７：００に発車したと思う。

９：３０ごろ。積雪。

１０：１３

１０：３３　
かなりの積雪。

１０：３５

士別駅

１０：４２

士別駅 駅

１０：５２

わっさむ（和寒）駅

１０：５５

和寒駅 駅

美しい雪景色！！！

１０：５７

１０：５８

絵になる景色！

１１：０４

１１：２２

旭川到着。本当は１０：４０に到着予定だったのだ！これでは
ラーメンを食べる時間はない。列車を降りないでそのまま札幌に
向かう。

旭川駅 駅

スーパー宗谷の自由席

１３：２９

これは乗り換えた後、札幌から小樽行きの快速電車から撮影したもの。

１３：３０

小樽に近づく。

１３：３０

この後、小樽駅に到着後、ホテルに荷物を預ける。引き続き、バスに乗り換え、余市を目指す。

１４：２５

これは小樽発で余市に行くバスの中から撮影。

余市に近づく。

１４：２６

１４：２６

１４：２６

余市に近づく。

余市から小樽まで戻るバス時刻をこれでゲット。いよいよニッカ工場に入る。今日の稚内駅から余市までの大移動、一応完了。１４：３０ごろ

余市駅 駅

こちらのほうが小樽へのバス便が多い。選択肢は多い。好きな時間に小樽に帰れる。鉄道便は少ない。

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2016/10/29 11:52:49

  苦労の旅路

  tadさま、こんにちは。
  
  
  稚内から帰路も列車が遅れに遅れ、たいへんだった様子が分りました。
  
  それにしても、３島会社は、本州より割高な運賃料金を徴収するにも拘らず、四国以外のＪＲは定時運転への努力が不足している様に思えます。
  
  宗谷本線の場合、稚内空港が閉鎖された時など、数少ない特急列車に客が集中する為に、小生、空いていたという体験が無いに均しく、更に、札幌到着が５０分も遅れる様では、新千歳空港からフライトの関係で予約をしていた方は内心ハラハラ続きだったと思います。
  
  北海道在住の某４トラ会員の方が、ＪＲ北海道を擁護し身贔屓的な旅行記を上程される方がおりますが、現実はそんなに甘くない事を理解すべきです。
  
  ＪＲ北海道の現状を体験させられれば、あんな会社、新千歳空港-札幌間以外は２度と乗るものかと言う、突き放した見方をするのが現実だと思います。
  
  今や、全国の幹線と称する路線も、実態は巨大なローカル線の集合体に過ぎぬ状態が現実です。
  
  
  
  横浜臨海公園

  tadさん からの返信 2016/10/29 12:13:56

  RE: 苦労の旅路

  > tadさま、こんにちは。
  >
  >
  > 稚内から帰路も列車が遅れに遅れ、たいへんだった様子が分りました。
  >
  > それにしても、３島会社は、本州より割高な運賃料金を徴収するにも拘らず、四国以外のＪＲは定時運転への努力が不足している様に思えます。
  >
  > 宗谷本線の場合、稚内空港が閉鎖された時など、数少ない特急列車に客が集中する為に、小生、空いていたという体験が無いに均しく、更に、札幌到着が５０分も遅れる様では、新千歳空港からフライトの関係で予約をしていた方は内心ハラハラ続きだったと思います。
  >
  > 北海道在住の某４トラ会員の方が、ＪＲ北海道を擁護し身贔屓的な旅行記を上程される方がおりますが、現実はそんなに甘くない事を理解すべきです。
  >
  > ＪＲ北海道の現状を体験させられれば、あんな会社、新千歳空港-札幌間以外は２度と乗るものかと言う、突き放した見方をするのが現実だと思います。
  >
  > 今や、全国の幹線と称する路線も、実態は巨大なローカル線の集合体に過ぎぬ状態が現実です。
  >
  >
  >
  > 横浜臨海公園
  
  現状分析はおっしゃるとおりでしょう。鉄道運営は大都市間や大都市圏内以外は、投資額が永遠に取り戻せませんので、現状維持さえも無理なのです。日本の新幹線が海外に売れない話も当然だろうと思っています。イギリスに日立が車両輸出する話も順調にいけばいいのだがと心配しています。イギリスにも鉄道投資に反対する人はいますからね。維持費がかかりすぎるのが鉄道の問題点です。少し手抜きすれば、北海道の車両のように脱線しますし。。ＪＲ西日本も関西圏で儲かっているので一応黒字ですが、私の地方では貧弱な旧式の車両がほとんどですね。
  
  ただ、退職者のわたしのような人間は急ぎませんので、こういう苦労している地方を見て回る際、あまり驚きはしません。現状の日本だと思っています。だから、やりたい放題の東京あたりのほうに視線は厳しくなりますね。