16泊18日ベルギー・オランダ・フランス周遊個人旅行（7）南仏のビーチとアートな街をドライブで回る

2016/09/04 - 2016/09/07

ANAのマイルを使って、ちょっと長めのヨーロッパ周遊をしてきました。

（1）北のベニス・ブルージュ編　http://4travel.jp/travelogue/11171483
（2）アントワープでネロの見たかった絵を見る　http://4travel.jp/travelogue/11172124
（3）ロッテルダムとキンデルダイク　http://4travel.jp/travelogue/11172219?lid=notice_vote_travelog
（4）アムステルダムで美術館まわり　http://4travel.jp/travelogue/11172858
（5）ハーグとデルフトで、フェルメールの世界に浸る　http://4travel.jp/travelogue/11176007
（6）ブリュッセルでベルギービールウィークエンド！　http://4travel.jp/travelogue/11176006
（7）南仏のビーチとアートな街をドライブで回る　→ココ

ベルギーから飛行機でマルセイユに飛び、旅は中盤の南仏編へ。4日間、レンタカーでドライブです♪

（8）シャルトル大聖堂　http://4travel.jp/travelogue/11185777
（9）レンタカーで行くモンサンミッシェル　http://4travel.jp/travelogue/11188741
（10）レンタカーでオンフルール～ルーアンへhttp://4travel.jp/travelogue/11198282
（11）ジヴェルニーモネの家からヴェルサイユへ　http://4travel.jp/travelogue/11199702
（12）パリで、念願のオルセー美術館　http://4travel.jp/travelogue/11214578
（13）オランジェリー美術館とサントシャペル教会　http://4travel.jp/travelogue/11215801
（14）パリの市内観光を一日でおさらい！http://4travel.jp/travelogue/11218595

エリア カーニュ=シュル=メール(フランス)

ブリュッセルからマルセイユ空港に到着。空港の外に出たところ。正面に見える、予約してあったエイビスのカウンターへ。

お天気もよくて、快適なドライブのはじまり～。マルセイユの街は素通りして、カシという港町を目指します。

高速で迷ったりして、2時間ちょっとでカシに到着。ホテルは港から少し上がったところにある、Hotel de France MaguyというB&B。

部屋は広くはないけど、こぎれいで十分。

ホテルの駐車場からみた景色。海は見えないけど、高台なので眺めはいいです。

荷物を置いて、港の方へ歩いていきます。お、ペタンクをやってる人を発見。

カランク巡りのクルーズに乗ります。寄るカランクの数でいくつかコースがあります。

16時半の3クランクコースに乗ります。

ここで切符を購入。

船の時間まで港をブラブラ。

またペタンクをする人々。

海水浴してる人もいっぱい。

歩きまわっていたら喉が渇いたので、ビールで休憩。

カランク巡りクルーズのスタート。

薄曇りのせいか、時間の関係か、海の色がいまひとつ真っ青でないのが残念。海の上はいい気持ち。

入江に入ると、少し止まって撮影タイム。

地層が斜めに重なってる不思議な景色。

1時間弱で港に戻ってきました。それほど揺れなかったんだけど、ちょっと気持ち悪くなってしまったので、「やっと終わった」とちょっぴりほっとしたのがホンネ。

港で大歓声が聞こえるのは何かと思ったら、こんな風に船に乗った人が棒で押し合い？するバトルをやってました。

これが、乗った船。

夕飯どきまではちょっと時間があるので、しばらくぼーっと海を見てました。至福のひととき。

海岸を振り返るとメリーゴーランド。フランスでは他都市でもよく見かけました。

街の方に歩いて行ってみよう。

小さな公園？広場？みたいなところで、のみの市。

不要品市ではなく、アーティストが作品を並べているみたい。

ちょっとオシャレ気なものがいろいろ。

港に面したレストランで夕飯。冷えたビールと白ワインで乾杯。

ベルギーでも食べたけど、またムール貝とフリッツを注文。ブルージュで食べたより大分安かった記憶が。

お店はここ。

だいぶ日も暮れてきて良い感じ。このとき8時すぎ。

翌朝。ホテルの部屋は、一応テラス付き。すっごい狭いけど。

朝食は1階で。

クロワッサンと珈琲のシンプルな朝食。

今日もお天気はよさそう。

昨日宿のおじさんに「朝がオススメ」と言われた展望台へ行ってみようと思ったら、あれれ、通行止め。しばらく待っていたらパトカーが通って行ったので、何か事故でもあったのかな。残念。

降りていく途中の道からちょっと見えた景色。展望台に行くと、これをもっと上から見られるのかな。でも雲が出ているので、海の色はあまりパッとしませんね。

この日一番にやってきたのは、ルノワールの家。ルノワールが晩年住んでいたところです。

11時ちょっと前ですが、あまり人はいなくて静か。駐車場もガラガラ。

敷地内は木や草花がきれいに手入れされています。

見えてきた、ルノワールの家。

食堂かな。

ルノワールも見たであろう、窓からの眺め。

寝室。

ルノワールが着ていたコートと杖。

ここで絵を描いていたのですね。

もちろん、ルノワールの作品もいくつか飾ってあります。

晩年はリューマチなどの病に冒されながらも、車椅子に乗って創作を続けていたというルノワール。隣のベッドで休み休み、描いてたのかな。

この部屋はロープが張ってあって入口から見るだけなので、絵の具あたりをズームにしてみる。

すてきなお家。

敷地内は公園みたいになっていて、こんな休憩用のベンチもありました。

この作品の風景がココってことなのかな。

オリーブの木がいっぱい。

受付カウンターの横には飲み物の販売機もあり、前のスペースで休憩できます。そうそう、この日は日本語の話せるフランス人男性スタッフがいました。

こういう素敵なところに住んで、毎日こんな景色を眺めていたから、ああいう幸せな絵を描けるのねと、なんかすごく納得。

続いてやってきたのは、シャガール美術館。

無料の日本語オーディオガイドがあったので、絵にこめた意味などがよく分かってよかったです。

人も多くないので、ゆったり鑑賞できました。

お次は、マティス美術館。シャガール美術館からは車だとものの5分ぐらいと、すぐ近くです。

宿のあるラ・コール・シュル・ルーという街へ。海岸沿いのドライブはいい気持ち。

本日のお宿はMaison CarlesというB&B。看板も小さくて分かりにくくて、車から降りてウロウロ歩いてやっと発見。

お部屋は3階だったかな？荷物持って上がってくれましたが、エレベーターはありません。でも、お部屋はすんごく広くて素敵！

しかも、キッチン付き。お風呂もバスタブありで完璧！

お部屋の窓から。道路脇正面に止まっているのがうちのレンタカー。最初の日はここに止められるように、オーナーが自分のバイクを置いて場所取りしておいてくれました(笑)。

今夜は、スーパーで買ったパンやワイン、チーズなどで部屋飯。お部屋が広くて食器もあると、これだけでも贅沢な気分。

翌朝。1階のダイニングスペース。レトロな感じですてき。

お天気いいので朝食は中庭のテラスで。

パンと珈琲とオレンジジュース。シンプルだけど、オーナー手作りのジャムも何種類かあって美味～。

オーナーのつくった盆栽。

この日最初に訪れたのは、マティスがデザインしたステンドグラスのあるロザリオ礼拝堂。

礼拝堂の中は撮影禁止なので、外から見える範囲だけ。マティスのステンドグラスはシンプルだけどとてもきれい。礼拝堂というより美術館にいるみたい。

そのほかにも、マティスの絵が少しありました。

↑のような絵を見て「こんなの私でも描けちゃいそう」なんてちょっと思ったけど、わざと簡単そうに見せてるんですと！

外から見た礼拝堂。

お次の目的地はサンポールドヴァンス。コートダジュールにいくつかある、鷹の巣村と言われている街のひとつです。

いきなり、斬新なアートが！

村の中はこんな感じのかわいらしい小道があちこちに。

おしゃれなカフェがあったり。

不思議なオブジェがあったり。

見晴らしのいい場所に設けられた墓地。この中にシャガールのお墓もあるとは、実はこのときは知らなくて。

帰国後、この写真をよく見ると、確かに右下のところに（ってことは、入口入ってすぐだ！）CHAGALLの文字が。

この一本右の通路にシャガールのお墓があったはずなのに。残念ながら写真には写ってませんでした。

かわいいお店がいっぱいで見てあるくだけでも楽しい。

ひときわ明るい絵がいっぱいのこのお店で、持ち帰れる小さな絵を1枚購入。

作者の方。

何かで取材されたらしい記事。

他にも似たようなお店が並んでいて、まさにアートな街という感じ。

こんな泉もあちこちにありました。

かわいい看板。

飲み水と書かれた泉。

丘の下から見た、サンポールドヴァンスの街。

次に車でやってきたのは、カンヌ。

眺めのよい高台にある場所から港を一望。

カンヌ映画祭でおなじみのホテルは、この辺はささっと車を止める場所がないので、前を通っただけ。

レッドカーペットの階段かな？

カンヌからずっと海岸沿いを東に走りアンティワープという街に来ました。この街はノーマークだったけど、宿のオーナーがオススメしてくれた街。

駐車場を見つけて、この機械で駐車券を購入。これは確か、車のナンバーを入力するタイプのもの。

出てきたチケットを車のフロントガラスから見えるところに置いておきます。

ピカソの作品のパネル。ここを描いた絵？

観光用のプチトランも走ってました。

もう14時すぎちゃったからお腹ぺこぺこ。適当に見つけたお店で遅いランチ。

シーフードの盛り合わせ。港町だけあって、フレッシュ。

こちらはフィッシュスープ。ブイヤベースのスープだけみたいなもの。濃厚でおいしかった。

食後は、ビーチでローカルにまざってまったり。一応下に水着を着てきたけど、海には入らず寝そべってただけ。

さて、そろそろ戻ろう。

海岸線がずっと続いていい気持ち。

宿に戻って一休みしてレストランへ。この日のディナーは宿から歩いて10分ぐらいのところにある、HOTEL　L'ABBAYEの中の LE 541というレストラン。宿のオーナーが「とても雰囲気がよくて味もおいしくてパーフェクト」とオススメしてくれたところ。

レストランの入口。素敵そうな予感。

レストランは中庭にあって、確かに雰囲気がとても素敵。

オーナーに予約してもらっていたけど、私たち以外誰もいませんでした(笑)。でも、おかげでオススメのワインなどもゆっくり聞くことができてよかったです。

コースとワインで2人で92ユーロ。お料理はどれもとってもおいしかったです。猫ちゃんがずっと隣でスタンバイ(笑)。

宿への帰り道。あまり人通りはないけれど、治安の悪い感じはしませんでした。

翌朝。また素敵な中庭で朝ご飯。

二晩お世話になった宿のオーナー。英語ペラペラだったので助かりました。ボロボロあった実家を自分の手で自分好みに改装したそうです。いろいろなこと親切に教えてくれて感謝！

随所にオーナーのセンスとこだわりが感じられる、素敵な宿でした！

二日目は宿の前の道の駐車スペースが空いてなかったので、歩いて1分ぐらいのところに止めてあった私たちのレンタカー。

この日は空路でパリへ向かいます。まずはニース空港でレンタカーを返却。

ニース空港は、ものすごくこじんまりした空港。空港なのにトイレの便座がなかったのにはビックリ。

乗るのは、ANAの特典航空券とは別にエールフランスで購入した国内線。事前に日本でネットから購入して荷物代込みでひとり1万3000円ぐらいでした。

おフランスって感じのシート。

3泊4日、お天気にも恵まれてとても快適だった南仏、またいつか来られるといいな。

席がたくさん空いていたので、CAさんが「こちらへどうぞ」と言ってくれて、足下の広い席に座れました。1時間半ぐらいで着いちゃうんだけどね。

この後は、パリからレンタカーでシャルトルに向かいます～。
続きは、こちら　　http://4travel.jp/travelogue/11185777