2016　タイ・バンコク　ディ－プ！スラム街と暗黒のチャイナタウンをぶらぶら歩き旅－３

2016/09/20 - 2016/09/22

ベトナムのぶらぶら歩きが終わって、バンコクまで来ました。

ホーチミンからエアーアジアでわずか１時間ちょっとで着いてしまう～、近いようで、便利なようで、味気ない感じもしますが？…。
もし陸路で行くとすれば～、国境越えを２度して、時間と労力を費やして、やっとの思いをしてバンコクまでたどり着くのですが～、きっとその方が楽しくて面白いでしょうね！。
休みが取れないとなかなかそのような旅が出来なくなりつつ有ります？…。

さぁ～バンコクで何をするのかはいつも決めたてません…、今回も娘が居なくて一人なので、どこでぶらぶらしようか考えてます？。

ならば久々にクロントゥーイ市場辺りかドブ川沿いを抜けてスラム街の方へ足を向けてみます（スラム街は今年マニラのトント以来）。

それからチャイナタウンのヤワラート周辺、過去には日本人常宿として有名に成った楽宮ホテルやジュライホテル、そして小汚い日本食の北京飯店などをぶらぶら歩きして来ます。
３０年以上も前、初めてバンコクに来た時の思い出が甦ればいいんだけどね～。

当時を知っている方はちょっと懐かしんでみて下さい～、知らない方はそんな陰があったことを知ってみて下さい。

＊最近は４トラベルでは、新規クチコミを受け付けてくれないので旅行記の写真が増えてやり難いです？、だから我慢して下さい！。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

９/２０（火）　バンコク・ドムアン空港に到着。

空港前のバス停から＃２９赤バスで中央駅へ向う?、途中から激しいスコール！、１時間程度で終点ファラポーン駅に着きました。

本日から２泊はいつもの宿「シークルンホテル・京華大旅社」、チェックインはパスポートを見せて確認で終了。

＊詳細はクチコミでお願いします。

クルンカセム シークルン ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

部屋からの眺望です?、タウンサイド側にしたのでいつもの景色。

チェックインの際に、駅側か街側のどちらがいいか聞かれますが、街側のチャイナタウン側が下町らしくてみょうーに落ち着くのです?…、それと静かですね！。

スコールもすっかりと上がりました…、

シャワーを浴びて、チャイナタウン（ヤワラート）へ夕食と買い物に行きました。

今日は部屋でＴＶ見ながら早めの就寝につきました。

９/２１（水）　今朝は天気が悪くて曇り?…、特にする事も無いのでクロントゥーイ市場へ出掛けます。

しかし、＃４のバスが来ないので、＃２５の来たバスでオンヌットへ行きました。
その辺りをぶらぶらして?、テスコ・ロータスでトイレを借りて、クロントゥーイへ。

＊プチ情報　テスコ・ロータスのトイレは結構奇麗ですよ！、ＢｉｇＣとは違いますので、トイレを借りる際はテスコ・ロータスで。

ロータス (スクンビット50店) スーパー・コンビニ

＃４６赤バスでクロントゥーイ下車。

市場をぶらぶら歩いて路地をすり抜けてどぶ川の橋の上、相変わらず汚いわ！、そして悪臭も酷い！。
まぁ～日本では考えられない汚染ですが、東南アジアでは普通ですね？…。
写真から臭ってきませんか？…、このドブ川はスラム街へ続きます。

更に２０分程度ぶらぶら行くと高速道路の高架橋下に来ました、ごく普通に見えますが、ここが「クロントゥーイ・スラム街」の入口です。

アジアではマニラのトントに次ぐ、バンコク最大のスラム街で「陰の部分」です。
が、マニラと違って全く普通なんです?…、１００％安全地帯とは言いませんが昼間なら問題は有りません。
しかし、観光客が物見遊山でいくと拒否されてそれなりに危険かも知れませんね？…。

高架橋超えて営業しているバラック建ての「ランフィーロテッド」。

名物「カオマンガイとカオマンガイトート」は絶品で、これを食べたさに来ました。そして各ＴＨＢ３５と安過ぎで！、必ず両方食べて帰ります。
昼過ぎだったので比較的空いてましたが、それでも地元客で満席でした。当然ながら外国人なので目立ちます？…。

お腹もいっぱいに成ったので、散歩も兼ねてぶらぶら歩いて行きます～、

しかし、スラム街と言えどもそこには普通に生活が営まれているので撮影は中止しておきます…、ちょと雰囲気的にね？…。

興味のある方は自分の足で訪れてみて下さい、無論　マフィアの巣窟にも成っているので自己責任でお願いします。

ぐるっと回って戻って来ました～、

昼間からドラッグやっている兄ちゃんいましたね！、目がうつろに成ってました…、近寄らないことが安全策です。
この線路は今は使用されてませんが、結構線路上ギリギリにバラックが立て込んでます。
家具屋や鉄工所があったり、ドブ川の上にバラックが在ったりと、不衛生・貧しいながらもそこには人々の暮らしが活きているんですね?。

暑い中～「テスコ・ロータス　ラーマ店」まで来ました。

気温と湿度が高くて蒸し風呂状態の様に暑い！、汗が流れ落ちます！。

取り敢えずエアコンの効いた店内、カフェで休憩して、買い物します。

テスコ ロータス(ラマ４世通り店) スーパー・コンビニ

今度はその大通り向かいに在る「ＢｉｇＣラーマ店」で買い物。

食品はやっぱりＢｉｇＣですね！、アイテム数が充実して、価格も安い。
スパイスや、タイ料理のインスタント調味料がかさばらなくていいですよ。
また、質の良い石鹸類が豊富で安いので、これも土産としては使えます。
フードコートで休憩してホテルへ戻ります。

ビッグシー エクストラ (ラマ4世通り店) スーパー・コンビニ

部屋に戻るといきなり一雨来ました！、雷も?…、雨季ですね～。

運が良くて助かった！、早速、屋上に上がっての眺望です?～。
手前にファラポーン中央駅のかまぼこ屋根が大きく見えます。

クルンカセム シークルン ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

カメラをそのまま横に振った感じです～、

この屋上は屋根付きなので濡れないのが好いんです！。
昔から気に入っていて、することが無いときはここに座ってぼーっと！するのが日課でしたね?。
従業員もよく昼寝してました。

望遠レンズにすると高層ビル群がうっすれと浮かび上がるでしょう？…。

夜に成ると灯りが点いてそれなりに奇麗ですよ！、今日は雨だから駄目ですね？…。

では、部屋に戻っておやつの時間にします?、買って来たバナナマフインを食べます。

雨も上がったので「ヤワラート」へぶらぶら歩きします～。

この周辺は都市開発が進んでいないので唯一昔のまま取り残されたところなんです。
だから、今の間に見ておかないともう消滅してしまうかも？。

このような隣とくっ付いた長屋がずーと横に建ち並んでます。

聞いた話によると～、
既にこの地域一帯は再開発計画が出来ているらしいが、財源が厳しくて回って来ないのと、住民の反発が強くて一向に進んでないらしいですよ？…。

いずれによヤワラートの雰囲気だけは残してほしいなぁ～。

サンディバーブ通りへ出て来ました?～、相も変らずくたびれた家々が並んでます。

リホームと言う言葉を知らないのですかね～？、ちょっとお金を掛ければ随分と変るのに、タイ人はしないのですね。
確かこの辺りだと思うんですが？～。

在りました?、懐かしいなぁ！…、

閉鎖されてもう随分になりますが？…、あの頃お記憶が甦ります。
日本人バックパッカーの常宿としてアジア一最も有名でしたからね…。
いやー、青春だったんですね～。
中を覗いても真っ暗で何も見えませんでした。

皆さんご存知ですか？…「楽宮大旅社」、

小説にもなった谷恒生「バンコク楽宮ホテル」、タイ語で「ロングレーム　サンティバーブ」、平和の宿と言う意味ですが、読んだ事ありますか？…、
豊かな青春　惨めな老後…、余りにも有名なバックパッカーの標語の落書きです。

２～４階が部屋、今は完全に朽ち果ててます…、

当時、ここに住み着いてる連中や常連は、ドラッグ（麻薬）に売春、体を潰して金無しで日本へ帰れない奴や、来る日本人にたかる奴、警察沙汰になった危ない奴ら～、そもそもここは売春娼婦宿なんです。
それでもバックパッカーにとってはオアシスのようなところでした。

この１階にはスワニーさんの「北京飯店」も在りましたが、ここも閉店しました。

ここが「７月２２日ロータリー」、通称ジュライ広場、

今は整備された公園ですが?…、当時は浮浪者や乞食が生活をしていた場。
その隣では華僑の爺さん達が中国将棋を指して、子供達が普通に遊んでる。
夕方になると娼婦や屋台が営業を始める共存共栄状態だったんです?…。

今は健全なロータリー公園化したようです・。

7月22日ロータリー 広場・公園

ここも楽宮旅社と並ぶバックパッカーのオアシス「ジュライホテル」跡です。

それなりに大きな宿で、部屋数も多かったのでいつ来てもＯＫでした。
部屋は楽宮よりは格段に良くて清潔でした。でもダニに噛まれて痒み、ゴキブリの運動会に夜な夜な悩まされましたけど？…。
それでも、住めば都じゃないけれど居心地が好かったのです？。

すっかりと朽ち果てた廃墟に成ってしまいましたね?…、

当時、日本のＴＶで売春・麻薬患者の巣窟とまで大袈裟に報道されて、ついには警察の手入れまで入ったいわくつき?…、そんな、変な意味で有名になってしまい閉鎖に追い込まれてしまいました。
直ぐ近くには「台北大旅社」も在りましたが同じく閉鎖?、ここはレイプ事件を起こして有名でしたね。
実際この周辺は娼婦や麻薬も簡単に手に入るし、牛耳っているチャイナ・マフィアと警察もぐるでしたかね？、危険がいっぱいでした。

その通りを駅の方へ向かうと左側に在る「三合吉大旅社」、まだ潰れてないのですね？…、ここも老舗の娼婦宿で、殆どが住み込みなんですよ。

入口の前にはおばちゃん？いゃお姉さんが手招きしてますよ！?、もう営業中でした？。
この辺りには同様の「成興旅社」「新華旅社」も在りますが？…。

それらを通り越して、くすぶった白いコロニアルな洋館？…、ここはマッサージパーラー「クレオパトラ」。

以前は「ハーレム」という名で営業。しかし、泡姫からエイズ患者が出たのを気に店名を変更したようです。
いくら店名を変えても知っている者は騙されませんよ？…、もちろん私は利用したことはありませんけど～。

３階の開いた窓から見える洗濯物…、普通に泡姫達が暮らしているのです。

昔も今も貧しさゆえに都会に売られてくる女の子達は現実です～、

妙にくすんでいる色合いが哀しいです？…、時間が止まったように感じます。

夕飯は近くのカオマンガイ屋「ピチャイガイトーン」。

ここのカオマンガイ・カオマンガイトーはどちらも旨い！、テーブルに置かれたたれを掛けて食べると旨さが格段にアップします！。
たれは生姜とチリ＋？を醤油ベースとのことです。但し、スープは甘目で好き嫌いが分かれるかも？～。これでＴＨＢ５０は納得かな！。

食後はちょっと寄り道して～、この家並みが好きでこの前をよく通ります～。

いつの時代から建っているんでしょうか？…、そして、いつまでこのままでいられるのでしょうか？…。
ヤワラートはこの様な昔ながらの暮らしがまだまだ残ってる街なんです。

折角なので裏道を歩いて帰りますか?～。

まだまだこの様な路地がいっぱい有りますよ！、裏道は人々の暮らしが見えていいもんです。
但し、夜は余り薦められませんので、気を付けて下さいね！…。

ホテルに戻りましたがそのまま屋上に出ました。

雨もやで薄っすらとした夕暮れに成ってしまいましたが、ラーマ４世通りはラッシュアワーのようですね！。
バンコクのラッシュアワーは凄いからね！！。

クルンカセム シークルン ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル

ファランポーン駅前もこのような感じです、しばし眺めてます…。

汗も滲み出てきたので、そろそろ部屋に戻ってシャワーを浴びて、エアコン入れて、ビールでも飲みますか？。
バンコクの２日間もあっと言う間です。また、近い内に来ます～。

９/２２（木） ８時過ぎにホテルをチェックアウト～、赤バスでラムカムヘン駅経由スワンナプーム空港へ向かいました。安くて早く行けますよ。

バンコクから台北へ向かうＣＩ８３４便はなんとジャンボＢ７４７４ー４００型？…、これは珍しいと言うか超ラッキーでした！、

エバー航空が大幅遅延の為、中華航空へエンドゥ―スに成りました。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

ＣＩ８３４便が２０遅延したので台北での乗り継ぎは大変でした?…、
Ｔ１からＴ２へは距離も有るので時間が掛かり、何とか間に合いました。

大阪・関空へはＢＲ１８０便で、機材は小型のＡ３２１型で?、休日にも関わらず機内はガラガラ状態で３席独り占めでした。

定刻通り２１：１０着、これで７日間のぶらぶら暇つぶしの旅も終了です！。