2016/07/22 - 2016/07/27
315位(同エリア532件中)
まめこはさん
出来れば毎年海外に行きたいところだが、
息子Aが中学生となり、部活>>>>>>>>家族旅行となること必至と予想。
一週間の休暇は無理っぽい。
また、今後の出費も見据えて、
今年の夏は国内でキャンプにしよう!
って事にした。
ならば、以前より行きたかった、道北の旅にしようと、3月末に早々とAir、Hotel、レンタカーの予約を完了。
で、バックパッカー・キャンパーになるべく、キャンプ・ギアを買い直ししたりしたら、結局、結構な金額に・・・・・・。
これなら、東南アジアなら行けたかも・・・・・・・・?
でも、憧れの礼文島をトレッキングできて、
もしかしたら、最後の家族四人旅行(息子Aが家族旅行を卒業しちゃうかも・・・・)を目一杯、楽しんで来れて良かった。
【旅程】
7月22日:羽田―(飛行機)→千歳―(レンタカー)→稚内
7月23日:稚内―(フェリー)→礼文島
7月24日:礼文島
7月25日:礼文島―(フェリー)→稚内―(レンタカー)→朱鞠内湖
7月26日:朱鞠内湖
7月27日:朱鞠内湖―(レンタカー)→札幌―(レンタカー)→千歳―(飛行機)→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク 私鉄 バニラエア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
かぁ〜かぁあああああ〜
カラスが五月蠅い。ほんと五月蠅いよ。
差し込む薄明りから日の出を感じ、カラスの鳴き声で目が覚めたら、おいおいまだ3時半ですよ。
昨日の晩御飯の後始末と朝ごはんとおにぎりの事が気になって、しかたなく起床。
湖から靄が立ち上がっているのが見える。
タープを張らなかったから、全ての物が夜露で濡れてしまう事必至なので、
テントの前室に椅子等をつっこんでいたのだけれど、
テント自体が尋常じゃなく、びしょびしょに濡れしまっていた。
外に雨ざらしに置いておいたものは、本当に雨に濡れてしまった様になっていた。
本日は今回の旅のメインイベント。
トレッキングをするのだ!久種湖畔キャンプ場 キャンプ場
-
黙々と準備をしていると息子Bが起きてきたので、夫と一緒に湖の周りを探索に出かけた。
しばらくすると「おーい」と言う声が聞こえたので、きょろきょろしていると丘の上から声がする。
展望台があったので登ってそこから手を振っていたのだった。 -
なかなか起きてこない息子Aをたたき起こしての、朝食。
今日は8時には発たないと間に合わない。
今回の旅はいつも時間に追われているな。
おにぎりを握って、はい、出発! -
本日のトレッキングコースは、
「岬めぐりコース」
以前は「4時間コース」と呼んでいたのに、4時間でまわれないとのクレームから改名したことは有名。
最果てのストコン岬から、ゴロタ岬、スカイ岬を経て、浜中までの一方通行のコース。
スタートはどちらからでも問題ないが、バスを利用する場合、一日5本のスケジュールに合わせるのが難しい。
今回は、車があるので、ある程度フレキシブルに動けるから、
船泊―(車)−浜中―(路線バス)−ストコン岬―(トレッキング)−浜中―(車)−船泊
のルートでまわれるのではないかと、
事前に観光案内所に浜中に駐車場はないかと聞いてみた。
結果はなかったが、スカイ岬と浜中の途中にある「レブンアツモリソウ群生保護地区」に駐車場があるので、そこに停めれば良いと教えてもらった。
なので、
船泊―(車)−レブンアツモリソウ群生保護地区―(徒歩)−浜中―(路線バス)−ストコン岬―(トレッキング)−レブンアツモリソウ群生保護地区―(車)−船泊
と言うルートだ。
8時ちょっと前にキャンプ場を出た。
船泊から浜中までは車で5分程。
「レブンアツモリソウ群生保護地区」に着くと、なんと「関係者以外駐車禁止」と張り紙が。
まさか!そんな!
っと、焦っていたら、なんてことはない、ちょっと浜中寄りの手前にちゃんと駐車場はありました。ほっ。 -
ここから浜中までは徒歩で10分程度。
国道507号からの分岐点にバス乗り場があった。
が、反対車線にしかない。
ストコン岬方向へのバス停らしきものはないのだ。
こちらでは、それがデフォなのか?
良く解らないので、地元の人に伺ったところ、
「大丈夫。手を上げればどこでも止まるから」とのこと。
時刻表の時間から遅れる事、1分で予定のバスはちゃんと来た。
そして、4人で手を上げると止まってくれた。 -
バスで10分程でストコン岬についた。
しつこいですが、ここは日本最北端の地ではない。
以前は、目の前にあるとど島が最北端とされていたらしいですが、今は宗谷岬の先にある岩が最北端となっている。
でもでも、こちらの方が最果感が強いよ。スコトン岬 自然・景勝地
-
昆布漁?
それとも、雲丹漁か? -
同じバスに同乗していた女性と記念撮影撮りっこ。
おみやげ屋さんでお約束のこんぶソフトを頂く。
ソフトクリームというよりはジェラートかな。ちょっと昆布風味だけれど、磯臭くはなく、息子A曰く「バターキャンディーの味」だそう。
塩味+ミルク味でそう感じたのだろう。 -
最果てのトイレでようを足し、
最果ての自販機で水分を買いまくり、いざ、出発だ。 -
しばらくは、バスで来た道を戻る。なんだか、悔しい感じは否めず。
夏で草花が育ちきって、道を隠しているからなのか、
有名なトレッキングコースなのに、鮑古丹までの道のりは一部けもの道のようになった。
同じ間隔で歩いる女性と「さっきの分岐点で間違えちゃったのかな?」と不安になりながら、
道に茂っている草花をよけながら歩く。 -
途中、お宅の裏庭みたいなところも通ったし・・・・・・・・。
(猫の餌が軒下においてあったから、人の出入りがありそうだった)
しばらくすると、海岸に人がいたので、「ここで岬めぐりコースはあってますかぁぁ?」と聞いたところ、
「OK」のサインを送ってくれたので安心した。 -
昆布はこんなに長い
-
ここでも漁をしていた。
北の海っぽい。 -
さっきまで、青空が広がっていたのに、曇ってきた。
涼しいのはありがたいが、青い海が寂しげな色に見えるのが残念。 -
それでも、景色は素晴らしい。
何度、脚をとめて、景色を仰いでも、感嘆符が上がってしまう。 -
礼文島の景色は、私のイメージとしては、スコットランドのハイランドだ。
(スコットランドはエジンバラしか行ったことがないので、想像だけれど)
さしづめ、稚内がある宗谷丘陵辺りはローランドといったところか。
酪農地帯なのも一緒だしさ。
そうそう、サロベツ原野は「泥炭」の産地だった。
泥炭はピートのこと。
スコッチウィスキーの香りづけをするために不可欠なもの。
スコットランドのアイラ島は、土壌が海藻でできているから、
ピートの香りが独特でとても独創的なスコッチができるんだよ。
旨いんだ。
礼文島も昆布の産地だから、似ていることろが多いね。
ここで美味しいウィスキーを作ることはできないのかな。
などと道々話しながら、進む。 -
ほんと、この岬にパフィンが棲んでいれば良いのに。
いるのはウミネコばかりだが。
でも、ウミネコも可愛いけどね。 -
ゴロタ岬。
ゴロタ岬 自然・景勝地
-
ゴロタ岬より、ゴロタ浜から鉄府を望む。
-
天気が残念。
-
反対の鮑古丹側。
このコースで一番の登りだったかな。 -
緑色のカタツムリ。
-
こんなに大きな蝦夷ニュウ。
-
晴れ間が見えてきた。
-
ゴロタ岬を下ると、浜に出る。
ゴロタ浜だ。
ここで一旦休憩。歩き出してから、約1時間半。ゴロタ浜 自然・景勝地
-
ストコン岬で購入した昆布饅頭と朝ごはんの残りのバナナの行動食でブレイク。
饅頭は皮が昆布色だけで、普通の蒸かし饅頭の味だった。 -
約2Kmにわたるゴロタ浜。
子供たちが海に入りたいと言うけれど、それはないわ〜。
二つ返事で却下。
ここは、穴あき貝の拾えることで有名な場所。
浜に降りて、貝を拾いながら、進む。
雲丹や蟹の殻にいちいち反応する息子B。
気付くと、息子Bと夫がかなり後方に・・・・・・・・・・。
-
何、この「砂の器」を彷彿させる風景はwww
(夫は最近、膝が痛いらしく、流木を杖のかわりにしている) -
浜を進むと鉄府の集落になる。
昆布で生計をたてているのだろう、どこの家の敷地にも昆布が干してある。
小さな女の子が庭にいたので、「こんにちは」と声をかけてみたら、はにかみながら、家に入っていった。 -
集落の端に「公共トイレ」がある。
岬めぐりツアーでトイレに入れる唯一の場所。
拡声器から音楽が聞こえたので、ここで丁度正午。
トイレは、清潔に保たれていたが、水圧が弱いのか、流れにくい模様。
後から流すようにか、大きなペットボトル(4リットル用)で作られた桶がおいてあった。
トレッキングの途中のトイレだなんて、それなりに覚悟していたのだけれど、こんなに綺麗なトイレをつかえて有りがたい。
でも、子供は恐らく初めてのトイレボールの臭いが気に入らなかったらしい。 -
イチオシ
集落を抜けると、岬を抜ける為にまた昇り。
この岬からの景色が素晴らしかった。 -
青い空。
-
イチオシ
碧い海。
-
あの岬の向こうにストコン岬がある。
あそこから、歩いてきたんだな。 -
海から登ってくる風が心地よい。
-
向かい風に向かって飛ぶ鳥は止まっている様に見える。
-
風に乗って飛んでいる海鳥たちを眼下に、両手を広げると自分も飛べそうな気持になる。
旅に出ると、いつも鳥っていいなぁって思う。 -
見晴の良いところでランチタイム。
まぁ、おにぎりだけなんですが・・・・・・・。
バスでご一緒だったおねえさんは、食料をもってきていないらしく、「お昼までにスカイ岬につかなくっちゃっと、先に歩いて行ってしまったが、
キャンプだとお弁当が作れるから、そこは良かった。
「ギャーギャー」と海猫と鳴く声と風の音だけ。
陽射しは厳しいけれど、強い風を受けているので、心地よい。
ここで昼寝ができたら、気持ち良いだろうなぁ。
あんまりゆっくりしていると、夫のお尻から根っこが生えてしまうので、
さっさとスカイ岬を目指す。 -
写真を撮るのに夢中になっていたら、置いていかれてしまった・・・・。
おい、待ってくれ。 -
急な坂をいっきに降りたら、車道に出た。
どうやら、ここが西上泊で、突端がスカイ岬。
もう一つ先の岬の向こうかと思っていたのに、意外と近かった。 -
スカイ岬の入口には、大型バスが止められる駐車場と土産屋兼食堂がある。
ストコン岬と違って、こじゃれた感じは全くない。
岬へは、また階段を登る必要がある。
膝の痛い夫は、食堂で待つと言う。
子供と3人でスカイ岬におしっこをかけに行く。
・・・・・・・・・・・まぁ、やっぱりトレッキングの途中で望んだ景色の方が素晴らしかったけれど、
ゴールに到着することは大切。
澄海岬 自然・景勝地
-
その頃、夫は食堂でバスで一緒だった御姐さんと一緒になって、
「えええ〜〜!!こんなに歩いて来たのに、スカイ岬に行かないんですか?!!!!
ここは、中島みゆきの!”#$%&’()=~$%&’()=~(夫、何の事か解らず)のPVを撮影したところなんですよ!!
私なんて、ここが目的で頑張って歩いてきたのに〜!!!」
っと、びっくりされたそう。
ちなみに、私も全く分からないので、調べたところ、
「銀の龍の背に乗って」って曲らしい。
そして、食堂に戻ると、やたらウキウキ声の夫の声が外まで響いていた。
食堂のおじさんととても楽しそうに話していた。
そう、釣り情報収集中だった。
子供はかき氷、私はビール。
(ドライバーの夫には申し訳ないけれど、釣りの話で盛り上がっているから、良いだろう)
で、かき氷なんですが、ありきたりのカップに半分くらいしか入っていなかった。
子供もびっくりできょとんとしてしまってる。
寒いことろだから、かき氷がはみ出して盛るのがデフォってしらないのかいな。
でも、まぁ、途中で飽きちゃうのが常なので、そのままとしたw
暫くしたら、団体バスが止まって、大陸の方がどやどや降りてきて、
おじさんもセールスが始まったので、私たちはお礼を言って出てきた。
ここから、「レブンアツモリ」までは、歩道を歩く。
今までと違って、牧歌的な風景のなか、のんびりで20分程度で到着。
時刻は13時40分。
ストコン岬を08時41分に出発したので、丁度5時間。
その間に3回の休憩をとってこの時間なので、まぁ、平均的って事かな。
有益な情報を収取した夫。
キャンプ場のある船泊の港の方が、香深港よりも魚影が強いとのこと。
車でそのまま、船泊港の下見に行った。
夫曰く、やはりこちらの方が良さ気なので、ここで釣りがしたいと。
でも、この後、「雲丹むき体験」と香深の温泉にもいかないといけなく、
子供たちが船泊での釣りを却下したため、夫は致し方なく、断念。 -
一旦キャンプ場に戻り、お風呂の用意をして、香深にくねくねしながら、向かう。
その丁度、途中にあるのが「雲丹ムキセンター」。
ここで、活雲丹を剥く事ができるのだ。
ひとり500円也。うにむき体験センター グルメ・レストラン
-
恐らく、団体バスの観光コースに組み込まれているのか、
作業台は沢山あった。
が、今は私たち一組のみ。 -
係のお兄さんのレクチャーのとおりに道具で雲丹をこじ開ける。
雲丹がくねくねと動く。
針のような突起は以外と痛くない。
ひっくり返して、雲丹の実が出てくれば成功。
割き方が悪いと、つるっととれないのだ。
身は5つ入っている。
「なので、身はひとつ100円ですよ。」と係りのお兄さん。
キッチンペーパー(リードの様な厚めのペーパー)の上に置いた雲丹をペーパーで挟んで、水分を軽く絞る。
そして、そのまま実食だ。
「う~ん!甘い。美味しい。」
でも、ちょっと塩辛かった。
食べる前に真水で洗うのかと思っていたら、水分をペーパーで絞るだけらしい。
お兄さんが手本でむいた分も頂いた。
塩水をかなり絞ったらしく、私が処理したのものよりも美味しかった。
身がつぶれそうで、思いっきり出来なかったんだよな。
あ〜〜、白ワイン、飲みたい!! -
ここで豆知識。
エゾバフン雲丹はオレンジ色
エゾムラサキ雲丹は黄色っぽい。
雌と雄の違いは色で、
オレンジ色っぽいのが雌。
黄色っぽいのが雄。
エゾバフン雲丹は雌の方が美味で、
エゾムラサキ雲丹はその逆と言われているそうだ。
っと、記憶しておるが、記憶違いで逆だったら、ごめんなさい。 -
とどのはく製に心を奪われた息子B。
-
サクッと、終わらせて、香深に急ぐ。
昨日よりも早い時間の入浴だったので、温泉は空いていた。
本日は雲に邪魔されることもなく、利尻富士が良く見える。
お湯の熱さに耐えながら入っていると、お店の人がやってきたので、
「夏でもこんなに利尻富士が良く見えるんですね。」と話しかけたら、
「夏はくっきり見えますよ。」とのこと。
東京から望む富士山は夏は霞んで見えなく、冬は乾燥しているからくっきりって感じなのだが、
それとは違うらしい。
<「うすゆきの湯」については、口コミで。>
(この画像は「うすゆきの湯」のとなりのフェリーターミナル駐車場で撮影。露天風呂からこんな利尻富士が望めますよ。って事で。) -
温泉から出ると、夫は釣りに出かけていたので、
休憩室で電源をお借りしてスマホに充電しながら、少しゆっくり休む。
キャンプ場ではなかなか電気を自由に使う事は出来ないので、助かる。
一旦、荷物を車に戻してから、お土産屋さんに。
旅行の前に「礼文島のおみやげ」を調べている時にみつけた、「あつもんのストラップ」を買うのだ。
背中にほっけの干物を背負っているんだ。
が、置いていない。
お店の人に聞いたら、「そんなの見たことない。」と。
えええ??
次のお店にもなく。
最後に一番端の店(ニューカトウ)に入って、伺ってみたところ、
「以前に観光協会が作っていたから、それかもしれないけれど、今はないな〜」とのこと。
がっかり。
でも、親切に話をして下さったので、ここであつもんグッズを色々と購入。
あつもんは礼文島固有種の蘭「レブンアツモリソウ」の妖精のゆるきゃら。
ゆるきゃら、特に好きではないのですが、このアツモンは元となっている「レブンアツモリソウ」を忠実にデフォルメしているのと、
特殊な生態が妖精の力で花を咲かせているというのがあながちウソっぽくないので、気にいってる。
可愛いし。
ちなみに礼文島は「あつもん」だらけだ。
それぞれの実家に「ほっけの干物」と「利尻昆布」を送ったし、任務達成したので、
釣りをしている夫とジョイント。 -
子供たちが針を落として、ものの10分程度でこの釣果!
しかし、ソイばかり!!あいなめはどこ??
日が暮れたので、セイコーマートで買い物をして、キャンプ場に帰る。
採ったソイは味噌汁にして頂いた。
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