2016/07/22 - 2016/07/24
91位(同エリア532件中)
eurokoさん
- eurokoさんTOP
- 旅行記89冊
- クチコミ130件
- Q&A回答853件
- 322,937アクセス
- フォロワー74人
日本最北端の離島・礼文島の旅。
食事はうにやほっけや昆布など海鮮が美味しく・トレッキングでは多くの花を見ることができる礼文島に行きました。
民宿スコトン岬は料理に・景色にまさにここでしか味わうことのできないことがある宿でした。
丁度、旅行中にNHK BSプレミアムで放送していた、ザ・プレミアム「にっぽんトレッキング100 夏のオススメBest10」では熊野古道を抑え、2位にランクインしていました。
2016.7.22 HND->WKJ・稚内〜礼文島 ANAプレミアムクラス 民宿スコトン岬泊
2016.7.23 岬めぐりコース(4時間コース)トレッキング・あざらし見物 三井観光ホテル泊
2016.7.24 桃岩展望台コース トレッキング 礼文島〜稚内・WKJ->HND ANA
レブンウスユキソウを始め、花の写真を沢山掲載しましたので、写真の枚数が多くなってしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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【2016.7.22 羽田空港】
旅の始まりは羽田空港。
2016.7.1から登場したANA Baggage Dropという自動手荷物預け機の利用から始まります。
まだ安定稼働していないのか?1台目は不調で、2台目の機械で無事預けられました。
チケットをかざし荷物をあずけ、出てきたバゲージタグをつけると扉が閉まり、バゲージ引き取り券を受け取ります。
なかなか近代的な機械。
ちなみに、今回羽田空港へは池袋からのリムジンバス。駅からだと西口とメトロポリタンホテルが選べるが、当日雨だったのでメトロポリタンから予約しておいて正解でした。
メトロポリタンからは池袋駅西口経由で羽田へ。池袋駅西口からは37分で羽田空港に到着。以前は首都高5号線の慢性渋滞で朝の池袋は多少大目に時間がかかりましたが、山手トンネルが開通し、中野長者町付近まで毎朝慢性的な渋滞があるものの流れはあるので、以前より遥かに時間がよめるようになりました。 -
自動手荷物預け機(ANA Baggage Drop)は閉まるとこんな感じです。
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今回はANAのプレミアムクラス利用のため、ラウンジが使えます。
生ビールもありましたが、朝から焼酎を頂きました。 -
稚内行の飛行機は久々のランプバスでのご案内となりました。
幅広ランプバスは、上の車体ボディの部分だけ幅広なので、後輪のタイヤハウスをのぞくとタイヤは車体の中の方にあります。(通常のバスの幅なので) -
【ANAプレミアムクラス】
飛行機はラッピング機のゆめジェットでした。
HND10:45--ANA571--WKJ12:35(act.12:40)(B767-300) -
機内前方にあるANAプレミアムクラスの座席はこちらでした。プレミアムクラスは2列10席しかありません。
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座席間隔127cmということで、前の座席にも足が届かない感じでした。
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10:45発の便なので朝食ということでこちらのご飯が出てきました。
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ご飯の後にはリクエストをすればスープも頂くことが出来ます。何種類から選ぶこともできました。
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稚内までは国内線では1時間50分と少し長いですが、あっという間についてしまいます。
B767のプレミアムシートには一人座席「ソロ」があります。 -
【稚内駅】
稚内空港からはバスで稚内駅まで向かいます。
バスでそのままフェリーターミナルまで行けますが、時間があるので駅で一旦降りました。
バスは路線バスなので満員の中立ち席でした。
WKJ12:58--稚内駅13:28 -
2012年に改装した稚内駅は見違えるほどきれいになっていました。
駅の横に道の駅の駐車場があり、道の駅自体は駅の中にありました。 -
日本最北端の駅、稚内からは一日に6本しか列車が出ませんが、その中の一つ特急サロベツが丁度来ていました。
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駅の外には日本最北端の鉄路という行き止まりがあります。
昔はここまで列車が来ていたのでしょうか? -
暫し、駅界隈で時間をつぶした後にフェリー乗り場へ向かいます。
途中の道路標識ですがロシア語の看板がありました。
ロシアへの国際フェリーが出ていたようですが、数年前になくなってしまったようです。 -
【稚内 フェリーターミナル】
ハートランドフェリーの稚内フェリーターミナルへは稚内駅から5-6分で着きました。 -
国内線のフェリーターミナルの向かいには国際線のフェリーターミナルがありますが、運航されていないのでしまったままです。
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【ハートランドフェリー】
船の二等席はこんな感じでごろんと寝ることができます。
空いていたのでゆったりと出来ました。
船はあまり乗ったことがないので新鮮でした。
稚内14:45->礼文島・香深16:40(フィルイーズ宗谷) -
稚内港を出港です。向かいに稚内市内が見えます。
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途中運よく利尻富士が見えました。
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船内で塩味のアイスクリームを食べました。後味が塩でした・・
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船内で船らしい丸い窓を発見。
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【礼文島 香深】
定刻通りの16:40に礼文島・香深港に到着しました。
香深も稚内と同様きれいなターミナルでした。香深港フェリーターミナル 乗り物
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【スコトン岬】
香深からはノースライナーというワゴンが迎えに来ており、スコトン岬まで送ってくれます。約30分の距離です。路線バスもあるのですが、宿泊者用の無料サービスで便利です。
当然ですが、交通量もあまりなく、40号〜船泊小〜507号と久種湖のあたりで多少ショートカットしてスムーズにスコトン岬に到着。
ポツンと一軒建物があったので、これが民宿かと思いきや、お土産屋さんでした。
お土産屋さんの方が民宿まで連れていってくれます。スコトン岬観光おみやげ店 グルメ・レストラン
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スコトン岬のお土産屋さんの横には最北端のトイレというのがあります。
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お土産屋さんの方に案内してもらい、お土産屋さんを抜けましたが、まだ民宿は見えません。
スコトン岬 自然・景勝地
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さらに岬の突端にむかって歩いていくと、絶壁に?民宿が建っていました。
まさに日本最北端にポツンと1軒の宿といった感じです。アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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スコトン岬の突端からはトド島が見えます。
この時間、観光バスなどでの観光客も来ませんので、民宿に泊まっている人しかいないという都会の喧騒とは全く関係のない空間です。スコトン岬 自然・景勝地
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スコトン岬の展望台の看板には1円玉が沢山挟まっていますが、みんな風化しています。
今日は良い気候ですが、年間を通すと厳しい場所なんでしょうね。スコトン岬 自然・景勝地
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【民宿スコトン岬】
19:30頃日の入りだということで、夕陽をみるために、民宿の方のお勧めで18時から早々に夕食となりました。
ペールエールに利尻昆布エキスの入った礼文ビールで乾杯。とても美味しいビールでした。
早速、うににエビに鮭にいくらにタコに海鮮が出てきました。豪華です!アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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海鮮の次は石狩鍋が登場。
アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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こちらは結構大きな魚でヤナギノマイの煮つけ。
アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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こちらはホッケのフライ。これもボリュームがありました。
魚料理満載でお腹もいっぱい。どれも美味しい料理でした。
宿のスタッフは皆、若い方ですが、料理の説明もしっかりとしてくれました。
明日のトレッキングコースの行き方の質問をすると、あざらしの出現情報を教えてくれ、あざらしスポットをみた後にトレッキングに行くことにしました。アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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民宿の外には昆布が干してありました。この時期島の至る所に昆布が干してあります。
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食事が終わり、夕陽の時間に合わせて岬に行きましたが、残念ながら雲がでてしまいこの状況でしたが、一応夕陽らしい色ではありました。
スコトン岬 自然・景勝地
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そのまま陽は暮れ、離れにあるお風呂に行った後に星空を見ようと外に出ました。
写真でこそこの明るさですが、真っ暗な中、月が明るかったので幻想的な写真が撮れました。スコトン岬 自然・景勝地
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満月と言えども、実際はこのくらいの明るさです。
スコトン岬 自然・景勝地
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月が明るいので月の逆側にまわりこみ空を見ると満点の星空でした。
この景色を独占できるので贅沢でここでしか味わえません。スコトン岬 自然・景勝地
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カメラのファインダーを覗いても何も見えないので、適当に向きを決め、ハワイで習ったように長時間露出で写真を撮ります。
スコトン岬の星空は最高です。スコトン岬 自然・景勝地
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民宿スコトン岬の部屋です。
目の前に海が見えます。このときは景色が良いなという感じでしたが、翌朝にまさかの光景が・・
部屋名はその名も「岬」
トイレやお風呂は共同ですが、民宿全体きれいにされていました。アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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【2016.7.23 4:43 民宿スコトン岬より】
早朝5時前、まぶしく目が覚めると、部屋から日の出が。
日の出時間をチェックしていなかったので、出る瞬間を見えませんでしたが、部屋からこんな景色が見えるとは・・アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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5時前ですが、船が良い位置にあらわれました。
うにをとる船か、昆布をとる船でしょうか?アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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早朝から素晴らしい日の出を見ることができ、眠いながらも感動。
民宿スコトン岬、部屋にいながらこの景色がみえるのはすごい!
まだ5時にもなっていないので、再び寝ることにしました。
まさかのサプライズでした。アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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本日2度目の起床。
7時から朝食です。
おかずの一番左にあるのは、民宿の上にあるお土産屋さんでも推している「サーモン昆布重ね巻」です。名産品が一つにまとめて食べることが出来ます。アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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今朝も夜に続き大きな魚が出てきました。
宗八カレイの干物です。
こちらも北海道で獲れる魚です。アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿・ホテル
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9:15のノースライナーで移動をするので、9時までスコトン岬をウロウロします。
陽の向きが朝の方が良いので、夕方よりは写真がきれいに撮れます。
海の水が結構澄んでいるのがわかります。スコトン岬 自然・景勝地
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再びトド島方面を眺めます。
冬にはトドが来るそうで、トド島と言われているようです。スコトン岬 自然・景勝地
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民宿の上のお土産屋さん「島の人」の前でノースライナーを待ちます。
到着した観光バスもあり、旗も出して元気に営業中です。
民宿と同じところが経営をしています。結構洗練されたお土産も豊富にあり礼文島のお土産を買うならここがお勧めです。スコトン岬観光おみやげ店 グルメ・レストラン
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【9:15 スコトン岬出発】
出発の9:15前にノースライナーが到着。
無料で乗れるので便利です。
チェックアウトをしたのですが、民宿に荷物を預け、ノースライナーで途中「浜中」まで行き、そこから岬めぐりのトレッキングを始める予定でしたが、昨日聞いたアザラシ出現ポイントにいくことに。
ドライバーさんに話をし、「浜中」の少し先のアザラシがみえるところまで行きたいというと、そこで降ろしてくれることになりました。
民宿の方の話では、浜中で降りると20-30分片道歩きますよと言われたので、かなり体力が温存できます。
昨日は300頭くらい来たとかで期待が持てます。 -
島の一本道を走ります。
スコトン岬から浜中までは10分程度。そこから数分でアザラシスポットです。 -
車を降ろしてもらい、海辺に行ってみるとあれ!?いない・・と思ったら、そこし遠くに大量にいました。
最初はコンクリートかなにかと思ってたのがアザラシでした。 -
群れていないアザラシもいます。
近所の方に話を聞くと、大量にアザラシが来るようになってから、タコは食べられてしまうし、鳴き声もうるさいし・・という感じで、喜んでいるのは観光客だけかもしれません。 -
コンパクトカメラでダメ元でとった、あまりやりたくないデジタルズーム領域の写真で奇跡的に目線が来ているアザラシの写真がありました。ラッキーでした。
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【10:00 浜中】
これから4時間のトレッキング後に15:15のノースライナーで香深港に戻らなくてはいけないので、アザラシをずっとみていたいのをあきらめトレッキングを開始します。
9:45頃にアザラシポイントをスタートし、約1?弱で浜中。さらに3?進み澄海岬のお土産屋さんまで行きます。
お土産屋さんまで一時間弱道路を歩きます。
ご覧のように木がないので、気温以上に直射日光がきになります。途中レブンアツモリソウ群生地があるのですが、シーズンが終わっているので閉鎖されて入れませんでした。
写真は浜中から歩き、澄海岬にかなり近づいた方です。 -
澄海岬(スカイ岬)のある西上泊は漁港があるのでカモメがお出迎えをしてくれます。
悠々自適にカモメが飛んでいます。 -
もうちょっと望遠レンズだと良かったのですが、カモメを正面から捉えました。
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【10:35 澄海岬】
西上泊のお土産屋さんを通り過ぎ、澄海岬(スカイ岬)に向かい登ります。
ここも水が澄んでいて海の色がきれいです。澄海岬 自然・景勝地
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ここから遠くに見えているゴロタ山のさらに先まで歩いて行かなくてはいけません。
ここから3時間で到着するのか不安です。澄海岬 自然・景勝地
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先程歩いて来た、西上泊の漁港の方も見渡せます。
澄海岬 自然・景勝地
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ここ澄海岬の方にもカモメはやってきます。
後追い写真ですが、足が結構かわいいです。 -
カモメがどんどん旋回してくるので、海だけでなく空を見ていてもあきません。
今回のカモメのベストショットです。澄海岬 自然・景勝地
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【11:10 西上泊からトレッキング再開】
岬から、再び西上泊の漁港の方まで降り鉄府を目指しますが、どこの道から行って良いのか迷い、お土産屋さんに聞くことに。ここで20分程度ロスしてしまいましたが、ノースライナーのスコトン岬出発までは1時間程度の余裕があるのでまだ安心です。
結局、浜中から歩いてきたときにあった、西上泊の小さい神社への道を登り、神社を越えて、そのまま一本道を歩いていくのがトレッキングコースでした。 -
トレッキングコースから西上泊の漁港方面です。
木がないので、景色も北欧やアイスランドの景色に似ています。 -
西上泊の神社から上り坂が続いていましたが、鉄府に向かい下り坂にかわります。
晴れているので景色は最高です。 -
逆側の鉄府側を望みます。これからこの海岸沿いにひたすら歩いていきます。
カリフラワーみたいなエゾニュウが群生しています。
船泊の鉄府に降りてしまうと、再びアスファルトの平坦な道で海外沿いを歩きます。
アスファルトの道を進むと、すぐに3つに分岐するところがあり、ここは中央の道に進まないといけません。道なりっぽい一番右の道に進んでしまうと浜中に戻ってしまいます。 -
いくつもの花が咲いていますので、キタノコギリソウでしょうか。
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【12:22 ゴロタ岬への上り】
写真の奥側から海岸沿いを平すら歩き、ゴロタ岬へ向かう山道に入りました。(すでに少し登った地点ですが・・・)
西上泊の山越えをした後、船泊からの平坦な海岸沿いは2.5kmになります。
ここからゴロタ岬は1kmちょっとですが、150mほどの上りになるので時間もかかります。 -
山道になりつらいですが、花も増えてきます。
青色がきれいなミソガワソウ(味噌川草)です。
花の下側先端が舌のように飛び出ており模様が違うのが特徴です。
面白い形です。 -
こちらも特徴的なチシマワレモコウ。
毛虫のような感じですが、白色がきれいです。
ただのワレモコウとはイメージが違います。 -
【12:57 ゴロタ岬】
浜中から来た場合の岬めぐりコースではこの登りが一番きつかったです。
結構登ってきまして、やっとのことでゴロタ岬に到着です。
山登りの1kmに40分近くかかったことになりますので、平坦な道の3倍弱の時間がかかっています。
礼文島トレイルコースの案内では、西上泊〜ゴロタ岬まで2時間30分となっていますが、1時間50分で来たので良いペースです。ゴロタ岬 自然・景勝地
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ゴロタ岬から逆側を見るとゴールとなるスコトン岬(昨晩の宿泊地)やその先トド島までが見渡せます。
澄海岬や鉄府からは、ここゴロタ岬までしか見えませんでしたが、やっとゴールが見える所まで来ました。ゴロタ岬 自然・景勝地
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【13:14 鮑古丹入口】
ゴロタ岬からは江戸屋にはでず、トド島展望台を経由して進みます。
この地図で見るとE->D->C->Bと歩いてきたことになります。 -
【13:20 トド島展望台】
スコトン岬の先にあるトド島が眺められるトド島展望台です。
ここまで来るとスコトン岬まで2.5km 約1時間の距離ですので、15時過ぎのノースライナーには無事間に合いそうです。トド島展望台 名所・史跡
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【14:00 スコトン岬 島の人】
トド島展望台からは40分でスコトン岬に到着。13-14km歩いたのに朝食からご飯は食べていないので疲れてお腹がすきました。
お土産屋さんで食事にしますが、メニューはうに丼のみです。
キタムラサキウニより高いエゾバフンウニしかないそうで、美味しいバフンウニのうに丼となりました。
とろろ昆布のお吸い物に、サーモン昆布重ね巻と名物がセットになって出てきました。あわせて、美味しかった礼文ビールも頼みましたが、食事が出てくる前に飲んでしまいましたので写真にはありません。
このタイミングでもビールは最高でした!
うに丼も絶品でした。スコトン岬観光おみやげ店 グルメ・レストラン
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民宿スコトン岬に宿泊し、お土産屋さんで3000円以上買い物をすると昆布ソフトクリームかコーヒーがもらえるのですが、うに丼だけで3000円を突破し昆布ソフトクリームをもらいました。
スコトン岬観光おみやげ店 グルメ・レストラン
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その後、お土産屋さんで爆買い!?(外国人さんほどではないですが)
写真以上に購入をし、お会計をしたら、もう少し買えば送料無料ということになり、店員のお姉さんの「送料払うなら、美味しいものを食べた方が良いですよ」の一言に負け、買い足しました。
いつもはお土産屋ではあまり買わないのですが、ここは置いてあるものもよく、ついつい買ってしまうお土産屋さんでした。
民宿に預けていた荷物も坂の上にあるお土産屋さんまで民宿の方が持ってきてくれていたので、お土産購入後にすぐに荷物をピックアップしました。
帰りは15:15発のノースライナーですが、今朝も乗り、すでに3回目となるドライバーのおじさんがすでにいらして、他にお客さんがいないので15:00には出発。アザラシが見れたお礼を伝えました。
順調に15:30には香深港に到着しました。渋滞もないので所要時間は安定しています。 -
【15:30 香深】
昨日はばっちり見えていた利尻富士ですが、今日は上半分だけ見えていて変な感じでした。 -
【三井観光ホテル】
今日の宿泊は香深の三井観光ホテル。
香深港からは10分弱歩きます。写真は海側ではありませんが、逆側は海に面しています。
こちらのホテルは温泉もあります。16時から温泉に入れるようで、トレッキングの疲れを癒すべく、すぐに温泉に行きました。温泉からは海も見えました。礼文島 三井観光ホテル 宿・ホテル
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【海鮮処かふか】
夜はホテルでなくホテルと港の間にある海鮮処かふかに行きました。
香深漁業協同組合がやっています。
オーダーはお寿司にしました。ちゃんとウニも入っています。海鮮処 かふか グルメ・レストラン
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かふかにはウニが入っている水槽があり、ウニがへばりついていました。
丁度ウニの口が見えたので写真をとりました。海鮮処 かふか グルメ・レストラン
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【2016.7.24 7:50 桃岩レンジャーハウス】
昨日の岬めぐりコースで疲れたのとフェリーターミナル7:05発の宗谷バスの路線バスが運休(休日と夏休み)のため、桃岩展望台コースに行くのをやめようかと思っていましたが、夜のBSプレミアムのトレッキング番組で礼文島が全国2位になり、なかでもレブンウスユキソウ(花)のことを、かなり推していたので、見ないで帰るわけにはいかないということで、やはり行くことに。
朝食を食べた後フロントでタクシー呼べますか?と聞くと8:00の予約があるのでその前の7:45なら大丈夫と言われ、急いでチェックイン。
7:40にフロントに行くと、すでにタクシーが来ていました。
ダメでしたら、あるいて桃岩展望台に行き、礼文林道のレブンウスユキソウ群生地だけに行くつもりでした
バスですと、桃岩登山口から歩きになるのですが、タクシーはその先1km程のレンジャーハウス(しかも登り坂)まで行ってくれるので、かなり時間短縮と体力の省力化が図れました。
タクシーのドライバーさんも親切でコースの事を色々と教えてくれました。
あわせて、帰りの知床からのバスが間に合わなかった時ようにタクシー会社の電話番号を教えてくれました。 -
レンジャーハウスからすぐのところです。イブキトラノオでしょうか?
少し自信がありません。 -
鳥のくちばしのような形はレブンシオガマでしょうか。
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白にピンク色のつぼみが可愛いコントラストです。オニシモツケです。
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海の青と緑をバックに花の写真が撮れるのが礼文島の良いところとか。
こちらは間違いなくイブキトラノオだと思います。 -
こちらのイブキトラノオにはかたつむりが写っていました。撮影した時は全く気づきませんでした。
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【7:54 桃岩展望台】
花ばかり撮影しており、レンジャーハウスからまだ5分程しかたっていませんが、桃岩展望台に到着です。桃岩展望台 (桃岩) 名所・史跡
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下から咲いていく小さな黄色い花がありました。キンミズヒキです。
拡大していくと、中央の五角形のところから伸びる雄しべが特徴的です。 -
オオダイコンソウです。
こちらも黄色い花ですが、中央の緑の部分が大きいのが特徴です。 -
花びらと葉っぱのバランスが良い感じがします。
白い花が目立つエゾノコギリソウです。 -
上の花と同じノコギリソウという名前がついていますが、こちらはキタノコギリソウです。
エゾノコギリソウより葉っぱがより鋸状になっており、花びらはより丸っぽいです。 -
なかなか見つかりませんでしたが、ツリガネニンジンを発見。
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2回目の登場のオニシモツケです。
先ほどよりは花が開いているようです。
雄しべが長いのが特徴で、赤い中央の部分には白い目のような感じのものもあり、さらに雄しべが触覚のようにとびでているので、昆虫の顔みたいな感じがします。 -
エゾウメバチソウです。かわいらしい花です。
花びらの模様が良いアクセントになっています。
各花びらでてのいる仮雄蕊の先の黄色い腺体も特徴的です。 -
ついに、探していたレブンウスユキソウを発見。
桃岩展望台の少し先のあたりにはポツポツとある程度だった。 -
6月〜7月に咲くチシマフウロがまだ咲いていました。
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下に見える漁港は元地の方でしょうか?進路とは逆の方向になります。
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まだまだ先は長いですが、昨日の道よりは高低差が少なく楽そうです。
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花が螺旋状に咲く、シオガマギクです。
形状が面白いです。 -
小さい花のリシリソウです。
花びらの中央部が黄色いハート形になっているのが特徴です。
小さい花ですが、じっくりみると発見があります。 -
先ほどみたものよりもきれいな形のレブンウスユキソウがありました。
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見たからにキク科のエゾゴマナです。
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キンバイの谷の先あたりについにレブンウスユキソウの群生地を発見。
このあたりが一番咲いていました。 -
全体的に白っぽいレブンウスユキソウです。
形が一つ一つ微妙に違うので、みていて楽しいです。
朝露が花びらについています。
礼文林道のレブンウスユキソウの群生地と天秤にかけ、こちらの桃岩展望台コースに来ましたが、これだけのレブンウスユキソウがみれ満足でした。 -
再び元地港の方を再び眺められるところに来ました。
前回よりは多少標高が上がった感じがします。 -
さらに7-8分歩くと、平原が広がります。
このあたりもエゾニュウが咲いています。エゾニュウは礼文島の至る所に咲いています。 -
【9:00 元地灯台】
さらに5分程で元地灯台に到着。残念ながらガスってます。
レンジャーハウスから2.5km 110分で設定されていますが70分で到着したことになります。
花をゆっくり見ながら来た割には早く着いた感じです。 -
色が赤いのでシロツメクサでなくアカツメクサというようです。
まん丸の良い形をしており、色もきれいに均一です。 -
先ほどもでてきた、キタノコギリソウの白バージョンです。
写真の下の方で咲いているのは先ほどと同じピンクがかっています。 -
こちらの神秘的な花。なんとも言えない色合いを見せてくれています。
花びらもしっかり開いていてとても良い写真になりました。
ウツボグサです。 -
神秘的な花の正体のウツボグサの横からの写真です。
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葉っぱがトゲトゲのチシマアザミです。
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色も淡くはかない感じのするハマエンドウです。
なかなかピントが合いづらい形をしています。 -
【9:21 桃岩展望台コース:知床口】
知床のバス停はこの先ですが、知床口を通過。ここから知床バス停までは600-700mくらいはあります。
帰りは知床10:26発のバスに乗れば良いのですが、まだ時間がたっぷりあるので、北のカナリアパークへと向かいます。
進行方向左手に見えてくる旧尺忍小学校の方へ向かい、学校からはカナリアパークへ向かい車が通れなくなっている(幅は広いが通行禁止みたくなっている)道を歩いて向かいます。(タクシーのドライバーさんが教えてくれました。)
カナリアパークも見える位置にあるので迷うことはないと思います。 -
旧尺忍小学校のあたりに咲いていた花。名称不明。
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同じく、旧尺忍小学校のあたりに咲いていた花。名称不明。
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【9:43 北のカナリアパーク】
知床口から思ったより時間がかかり9:43に北のカナリアパークに到着。
北のカナリアパークの麗端小学校岬分校のセットが残されており中を見学することが出来る(無料)。
本当であれば、海のバックには利尻富士が出るようだが、あいにくこの日は利尻富士を見ることが出来なかった。
学校とは別の建物では礼文島の花の説明をしてくれるコーナーがあり参加した。映像を使い説明をしてくれたのでわかりやすかった。
ここからは宗谷バスが運行している観光シャトルバスというのに乗る。
時刻表をみていると フェリーターミナル->カナリアパーク->知床->フェリーターミナルとなっており知床行しかカナリアパークに来ないことになっているが、ここから乗れるので待つことに。北のカナリアパーク 名所・史跡
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時間通りに到着したのはこちらのバス。
路線バスもありますが、観光シャトルバスという名前がついており、香深〜知床を往復してますが、観光シャトルバスはカナリアパークに知床行きしか止まりません。
ドライバーさんに聞くと、知床までのお金を払い、知床からフェリーターミナルまでのお金を払えば乗れますよとの事。
歩くのも疲れたので、ここから乗車。
カナリアパーク10:19->知床10:24/26->フェリーターミナル10:34
という時間での運行となった。
乗ってわかったことだが、知床を出るとバスはフリー乗降区間になるようで、シャトルバスはバス停が限定されるという記事もあったが、路線バスと同じような感じで運転されていた。
カナリアパークから徒歩で500mほど歩き40号線とぶつかったところにあるバス停の第2差閉からも乗車ができるようだったので、ここから乗るのが値段的にもベストなんだろう。北のカナリアパーク 名所・史跡
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フェリーターミナルに到着後、昼食にいくために歩いていると、はまなすが咲いていました。
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【炉ばた・ちどり】
礼文島最後の食事はまだ食べていなかった、ホッケのちゃんちゃん焼き。
炉ばたのちどりというお店ですが、お店に入ると囲炉裏がすごい暑さで熱気の中食べましたが、目の前で焼かれたホッケは脂も乗っておりとても美味しかったです。
ご飯も進みました!炉ばた ちどり グルメ・レストラン
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食事後預けていた荷物をとりにホテルに戻る途中で見つけた道。
山の上にいくのにエスカレーターでもあるのかと思い見に行くと、学校坂道と書いてある階段でした・・・
毎日これを歩き通学をしていると思うと・・・ -
荷物を引き取り、フェリーターミナルへ向かうと、定位置に昨日までお世話になったノースライナーが停まっていました。
今日は、サイプリア宗谷という船のようです。香深港フェリーターミナル 乗り物
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帰りは混んでいそうということで、1等船室を予約しておきました。
往路の2等とは違い座席が並んでいました。
2等のカーペットものんびりでよかったのですが、ゆったりした座席も、それなりにくつろげました。
礼文島・香深12:25->稚内14:20 -
トレッキングで歩きまくり、美味しいものを食べた礼文島とお別れです。
香深港を撮影。中央の白い建物が宿泊した三井観光ホテルです。
後方には学校への坂道「学校坂道」も見えます。
船旅は、往路同様快適に過ぎました。 -
稚内のフェリーターミナルからはバスで空港へ向かいます。往路は満員で立ちだったので、帰りは早々に並びました。
フェリーターミナル14:55-WKJ15:30
バスはフェリーターミナル〜ANAホテル〜稚内駅ロータリー〜R40〜港1・中央5〜オロロンライン〜大黒4・大黒4〜稚内国道〜宗谷国道と走り稚内空港に定刻に到着した。空港行のバスは途中では降りれないようだった。
写真は稚内空港です。稚内空港 空港
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帰りの飛行機は、ANAでは古参になってきたA320です。こちらの飛行機はエコーノミークラスしかありません。
WKJ16:30--ANA574--HND18:25(-18) A320-200稚内空港 空港
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A320の機内です。
少し懐かしい感じのシートが並んでいます。
欧州などでは新しいA320が沢山飛んでいますが、日本でのA320はあと少しでしょうか。 -
途中ANA機とすれ違うシーンに出くわしましたが、あっという間に通り過ぎていきました。
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