2016/09/10 - 2016/09/10
46位(同エリア244件中)
へびおさん
関東を走るローカル線と言えば、いすみ鉄道、小湊鉄道、銚子電鉄がすぐに思いつきます。
最初、小湊鉄道はそこまで関心がなかったのですが、色々な方の写真やブログを拝見して俄然興味が湧いたため今回最後の青春18切符を使って旅をすることにしました。
始発電車を乗り継ぎ、午前中は養老渓谷の有名スポットで列車を撮影。
そして本編・月崎駅からはサイクリングで駅を回ることにしました。
時間を有効に使うためのサイクリングでしたが、思ってもいない過酷な旅になってしまった・・・
≪小湊鉄道スケジュール≫
・(下り) 五井6:38→上総牛久7:06
・(下り) 上総牛久7:37→養老渓谷8:13
・(上り) 養老渓谷10:55→月崎11:04
・(サイクリング) 月崎→飯給→里見→高滝
・(上り) 高滝14:34→上総鶴舞14:41
・(下り) 上総鶴舞15:33→上総中野16:11
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
午前中は養老渓谷駅で下車。
絶景ポイントを走る列車の写真を撮影してきました。
次に向かうのは月崎駅です。
写真は養老渓谷の1つ前の駅、上総大久保駅。 -
ここの駅は、ホーム待合室に可愛いイラストがあるのです。
-
となりのトトロの絵。
サツキの目がちょっと怖い・・・ -
この絵は、近くにある小学校の児童さんたちが描かれたものだそうです。
こういうのっていいですよね。
ローカル線ならでは。 -
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まっくろクロスケも居た!
-
上総大久保駅を出ると田んぼの景色が広がります。
残念ながら稲のほとんどが2日前に接近し大雨を降らせた台風13号のせいで凪ぎ倒されていた。 -
11:04
月崎駅に到着。
ここは雰囲気が良く、写真映えする駅だと聞いていたので下車してみました。 -
乗って来た上り列車を見送ります。
月崎駅は、NHKのブラタモリのポスターにもなった駅です。 -
月崎駅舎。
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これです!
事前情報で見つけて、とても行ってみたいと思っていました。
『森ラジオステーション』と言って、詰所小屋をアート作品で彩っているのだとか。 -
おお〜
なんだか素敵な雰囲気☆ -
お邪魔してみることにします。
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今時期は作品の展示はしていないようで、掃除道具が置いてあったりポスターや小湊鉄道の写真が飾ってあるだけでした。
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天井にも窓。
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屋根を覆う緑が見えます。
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ジブリの世界に迷い込んだようです。
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詰所付近の草むしりをされている方たちがいらっしゃいました。
綺麗にしてくださっているんですね。 -
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意図的に植えられたんでしょうね。
露草やススキなど色々な植物が屋根を覆っていました。 -
ここで自転車が無料で借りれると聞いていたので詰所をウロウロしていたら、作業のおじ様が声を掛けてくださり、周辺の地図をくださいました。
来年のアートの祭典はGW頃だそうです。 -
駅に戻ってきました。
ここからの眺めも良い!
朝心配していた天気は、これでもかというくらいの晴天。
やっぱり青空っていいね! -
駅前にはコンビニが1軒ありました。
-
そしてこれが無料で借りられる自転車。
ママチャリです。
月崎、里見、高滝駅の3つの駅間であればどこで返しても大丈夫。 -
しかも1回100円ですよー!
列車の時間も空くので思いきって ここ月崎から飯給→里見→高滝まで自転車で行ってみることにしました。 -
ところがところが・・・
いただいた地図がアバウトすぎて全然分からない! -
炎天下の中、走りまわって既に30分。
皆目見当もつかない状態です。 -
ハイキングコースのような場所に出ました。
目指しているのは飯給駅ですが、高滝方面に続く道のようなので方向的にあっているのかな??
でも途中駅が表示されていないのはおかしい・・・ -
車もちらほら通っているので どこかには出るだろうと思い、この道を進むことにしました。
-
坂を上って行くと、トンネルが!
誰もいない場所でトンネルを通るって怖いよーー -
トンネルの前には案内板。
日本古来の掘り方で、観音掘りと呼ばれているそう。
将棋のような形状をしているトンネルは明治時代に造られたということです。
案内板があるということは、一応管理されているのだな。
猛スピードでトンネルを走り抜けました。 -
途中、民家のある場所に出たので ずうずうしくも様子をうかがうと庭から話し声が。
天の助けじゃ!
と、駅までの道をお訊きしました。
高齢の小さくて可愛いおばあちゃんが2人、「世界一のトイレを見に行くの?」「1000万円のトイレだからね。見て行ってね」と教えてくれました。
駅までの所要時間をお聞きすると、10分もかからないとのこと。
高齢の女性の足でそのくらいの距離ならすぐに着くわ!と思っていたのですが・・・
教えてもらった道のりを行くと着いたのは線路・・・ -
もーー
山道を上がったり下ったり!!
「どうして自転車で来ようなんて思ってしまったのだろう」と大後悔の嵐。
ホント泣きそうになりました。
どうにか畑仕事をしている男性を見つけ、再度駅までの道をお訊きすると、「自転車か〜。歩いてなら線路をずっと行けばすぐなんだけどねぇ」とのこと。
なぬ?
線路を歩く??
そう言えば、トラベラーmomotaさんの旅行記にも「飯給駅から地元の人は線路を歩いていてビックリ」みたいなコメントがあったことを思い出す。
もしかしたら先ほど道をお訊きしたおばあちゃんたちも、線路を歩いて向かうこと前提で教えてくれていたのか。。 -
月崎駅を出てから、まさかの1時間半。
ようやく隣駅・飯給(いたぶ)駅に着きましたー!
もはやボロボロの状態です。
ところが、飯給駅に着くと、大きな観光バスが1台停まっていて、更に駅周辺には多数の撮り鉄さんがカメラを構えていました。 -
なんか珍しい電車でも通るのか・・・
大きなレンズを付けた一眼レフ集団の脇で、私も恥ずかしながら小型カメラを構えてみました。
来たのは上総牛久駅から下って来た里山トロッコ3号でした。 -
里山トロッコは、ボルボ製のエンジンを搭載し、倉庫に眠っていた大正時代の汽笛をそのまま使用しているんだそうです。
因みに停車駅は、上総牛久、里見、養老渓谷。 -
朝のトロッコよりも乗車率は上がっていた。
撮り鉄のおじさんも、子どもたちに向かって手を振っていました。 -
-
トロッコが行ってしまうとカメラを持った方たちはサーっと引いていきました。
では私はこれから世界一のトイレを見学したいと思います。 -
因みにこのトイレは女性専用。
-
でもね、この空間で用を足せるかって・・・
-
今の季節、とっても暑そうです。
-
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中からの景色。
色んなトコから見られそうで怖いわ。 -
飯給駅舎を見学してみます。
-
この駅も上総大久保と同じように可愛い絵が描いてありました。
-
ホームからは仮装した案山子の集団が見えます。
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-
駅待合室からま正面の位置に鳥居が見えます。
列車に乗っている時から気になっていたんだぁ。 -
体力が無くなって行くのを諦めたのですが、大友皇子を祀っているという白山神社。
創建は672年とも言われる古い神社のようです。
言い伝えでは、
「壬申の乱に敗れた皇子一行がこの地に逃げた時に、地元の人がご飯を差し上げた。飯を給うたことから、『飯給』というようになった」のだそう。 -
12:15
今度は里見駅に向かって自転車を漕ぎます。 -
-
今度は慣れないグーグル地図を使って進みます。
飯給の信号を左に曲がる。 -
流れているのは養老川。
淀んでいるのは普段からなのか、台風のせいなのか。 -
船で渡っている人がいます。
魚釣り? -
清澄養老ラインを走っています。
写真は熊野神社。 -
線路発見!
カーブの先に見えるのが里見駅です。
今度は順調にいって良かった。 -
そしてこの神社、大山祇神社と言います。
養老渓谷駅の撮影スポット付近にあった神社と同じ名前ですね。
おそらくもともと参道であった所を線路が横切っているのだろうとのこと。
線路に向かって鳥居が建っている とても珍しい風景です。 -
線路を渡って近くまで行ってみることに。
-
鳥居には『文化十一 甲戌(きのえいぬ)』の文字。
文化11年は江戸時代、徳川家斉が将軍だった時。
その時に建造された神社なのかな? -
階段の向こうにはお社が見えました。
クモの巣が凄いので行くのは断念。
(こればっか) -
鳥居を挟むように立っているのはイチョウの木。
黄葉の時季は見事なんだそうですよ。 -
12:45
里見駅到着〜
飯給駅から写真を撮りながらでも30分で来れました。 -
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-
里見駅はトロッコも停まり、駅員さんも常駐しています。
-
-
駅の隣には軽食の販売所がありました。
そう言えば小湊鉄道の駅の中に、焼き芋などを車内販売するところがあると聞いたことがあったけど、それが里見駅なのかしら!?
どうやら土日だけ営業する『駅喫茶 喜動房倶楽部』という喫茶店?のようでした。 -
月崎→飯給までの道のりがあまりに辛かったので、里見駅でサイクリングを止めようと思い列車の時刻表を眺めていたところ、喜動房倶楽部スタッフのおじ様方から声を掛けられました。
おじ①:「どこから来たの?」
へびお:「月崎からです。高滝駅まではどのくらいで行けますか?」
おじ②:「自転車なら20分くらいで行けるよ」
へびお:「本当ですか!?月崎から飯給まで迷っちゃって、1時間もかかったから・・・」
おじ①:「もしかして山越えてきた?」
おじ②:「手造りのトンネル通って来た?怖い・・・柿木の」
へびお:「通りました!」
おじ①②:「あ~あれは獣道だよ。地元の人でも通らない。そりゃ時間かかるわ!」
という会話が成されました。
なんだ、そうだったのか・・・
せっかくなので、高滝駅までの道を教えていただき、当初の予定通り自転車で行くことにします。
まずは1つ目の目印、市原市役所・加茂支社。 -
教えていただいた道はダム周辺のサイクリングコース。
-
良い天気です・・・
写真撮るだけなら最高の天気なんだけど、アクティブに動くにはかなり辛い。 -
-
2つ目の目印、赤い橋。
-
ここで案内板を発見。
高滝神社まで約1kmとのこと。 -
道は二股。
踏切があるので、駅に行くには左の道を進むべきなんだろうけど、下調べで見た中で高滝神社は確か結構立派な神社だったような。
今まで見た神社はちゃんとお参りできていなかったので、せっかくなので行ってみようと右の道を進むことにします。 -
先ほどの分岐点から自転車を走らせること5分。
高滝神社に着きました。
参拝客のためか、この周辺はお寿司屋さんなどの飲食店もあって賑やかでした。 -
高瀧神社のご祭神はニニギノ命と玉依姫。
玉依姫は海神の娘で、ニニギノ命の母。
更にニニギノ命は大山祇神の娘を妻にしており、その子らの中に山幸彦・海幸彦がいます。
古事記の中で、海系の神と山系の神が出会った話に通じます。 -
-
お手水。
冷たくて気持ちイイ。 -
今日初めて水に触った瞬間です。
顔も洗いたい・・・ -
表参道の狛犬さん。
ファニーフェイス。 -
-
拝殿。
高瀧神社は、もとは上賀茂社・下鴨社から分霊しており、賀茂明神と言われていましたが、明治に現在の名前に改められたそう。 -
-
拝殿の裏手には小さいお社が納められた建物もあります。
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拝殿を横から見たところ。
かなり立派な造りなんですね。
神社一帯は『高滝神社の森』と言われ、県の天然記念物に指定されているんだそう。 -
裏参道もありました。
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裏参道の狛犬さん。
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『阿』像はどうしても ひょうきんな顔になってしまうww
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神社を一周してきました。
思っていたよりも立派な神社で、お参りに来て良かったです。 -
神社脇の道路を抜けると、今度は下り坂。
今まで上るばっかりだったから風を切って下る坂道は気持ちいい〜
眼下に駅らしきものが見えました! -
13:30
高滝駅に到着!
次は最終目的地・上総鶴舞へ。
〜上総鶴舞駅から大原駅編につづく〜
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この旅行記へのコメント (3)
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- 乗り介さん 2018/03/21 11:22:20
- 小湊鐵道沿いをサイクリング
- 小湊鐵道沿いをロードバイクでサイクリングしてみたかったので、とても参考になりました。ありがとうございます。
- へびおさん からの返信 2018/03/21 18:23:46
- Re: 小湊鐵道沿いをサイクリング
- 平日ロードバイクどうでしょうさん
旅行記を読んでくださりありがとうございます。
スタートはどこからされるのですか?
道を間違うと地獄のサイクリングになってしまいますが、景色はとても良かったのでお勧めです。
お気をつけて行ってらっしゃいませ!(^.^)
- 乗り介さん からの返信 2018/03/22 10:38:33
- Re: 小湊鐵道沿いをサイクリング
- 自分は練馬住まいなので、スタートは輪行でJR蘇我まで行って、国道297号線(大多喜街道)を南下していき、高滝湖を過ぎ県道81号線(清澄養老ライン)
大多喜駅、船子交差点から国道465号線でJR大原駅から輪行で帰る予定です孤独のグルメで紹介された大原、お店「源氏食堂」にも寄れたらいいのですが・・・
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