駆け足で巡る欧州10ヶ国 ベネルクス・北欧4ヶ国・バルト3国 周遊1人旅 その15：ヴィリニュス編②+シャウレイ編 トゥラカイ城と十字架の丘と北部リトアニアの中心地

2016/07/01 - 2016/07/22

梅雨の日本を飛び出し，日が長く，気候も過ごしやすく，晴れ渡る空の北欧方面へ20泊22日で行ってきました．20泊とはいえ訪れた国は10ヶ国，さすがに詰め込み過ぎた感はあり，かなりの駆け足で巡ります，1ヶ所で3泊以上したところはありません．訪れたのはオランダ(アムステルダム，ロッテルダム，キンデルダイク，デン・ハーグ)，ベルギー(アントワープ，ブリュッセル，ブルージュ)，ルクセンブルク(ルクセンブルク)，スウェーデン(ストックホルム)，ノルウェー(オスロ)，デンマーク(コペンハーゲン，ロスキレ)，リトアニア(ヴィリニュス，シャウレイ)，ラトビア(リガ)，エストニア(タリン)，フィンランド(ヘルシンキ)．毎日青い空というわけには行きませんでしたが，それほど暑くもなく旅行日和な日々でした．都市間の移動には飛行機，鉄道，バスを利用，都市内の移動には地下鉄，トラム，バスを利用しました．
ルート概要は 関空→ヘルシンキ(乗継のみ)→アムステルダム→ロッテルダム→キンデルダイク→デン・ハーグ→ロッテルダム→アントワープ→ブリュッセル→ブルージュ→ブリュッセル→ルクセンブルク→ストックホルム→オスロ→コペンハーゲン→ロスキレ→コペンハーゲン→ヴィリニュス★→シャウレイ★→リガ→タリン→ヘルシンキ→関空 です．

その15：ヴィリニュス編②+シャウレイ編 16,17日目
16日目：(その14から続き)ヴィリニュスからトゥラカイへバスで向かいます．トゥラカイバスターミナル到着後，トゥラカイ城へ徒歩で向います．トゥラカイ城を観光後，バスでヴィリニュスに戻り，ホテルへ帰りました．
17日目：ヴィリニュス駅から鉄道でシャウレイ駅へ向かいます．駅からバスターミナルへ向かい，荷物を預け，その後観光案内所へ．観光案内所でタクシーを呼んでもらい十字架の丘へ向かいます．ちなみに往復+30分の滞在で21euro，往復+60分の滞在で25euroです．十字架の丘から帰ってきて，シャウレイの街中を観光しました．最後にシャウレイバスターミナルから，日本で予約していたollexバスでリガへ向かいます．
観光ルートは下記の通り．

16日目：(その14から続き)ヴィリニュスバスターミナル→トゥラカイバスターミナル→トゥラカイ城→半島の城址→トゥラカイバスターミナル→ヴィリニュスバスターミナル→ホテル．
17日目：ホテル→ヴィリニュス駅→シャウレイ駅→シャウレイバスターミナル→観光案内所→十字架の丘→観光案内所→射手の像→聖ペテロ&パウロ聖堂→シャウレイバスターミナル．

表紙は十字架の丘．

その1：往路+アムステルダム編① http://4travel.jp/travelogue/11152794
その2：アムステルダム編② http://4travel.jp/travelogue/11152834
その3：アムステルダム編③+ロッテルダム編① http://4travel.jp/travelogue/11152838
その4：キンデルダイク編+デン・ハーグ編+ロッテルダム編② http://4travel.jp/travelogue/11153012
その5：アントワープ編 http://4travel.jp/travelogue/11153018
その6：ブリュッセル編① http://4travel.jp/travelogue/11153532
その7：ブルージュ編+ブリュッセル編② http://4travel.jp/travelogue/11153944
その8：ルクセンブルク編 http://4travel.jp/travelogue/11154536
その9：ストックホルム編① http://4travel.jp/travelogue/11155195
その10：ストックホルム編② http://4travel.jp/travelogue/11155197
その11：オスロ編 http://4travel.jp/travelogue/11155231
その12：コペンハーゲン編① http://4travel.jp/travelogue/11157495
その13：ロスキレ編+コペンハーゲン編② http://4travel.jp/travelogue/11157499
その14：ヴィリニュス編① http://4travel.jp/travelogue/11158829
その15：本旅行記
その16：リガ編 http://4travel.jp/travelogue/11158839
その17：タリン編 http://4travel.jp/travelogue/11158840
その18：ヘルシンキ編+復路 http://4travel.jp/travelogue/11160505

エリア シャウレイ(リトアニア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

(その14から続き)ヴィリニュス2日目(全行程16日目)．
本旅行記はヴィリニュスバスターミナルからスタート．

バスターミナル (ビリニュス) バス系

バスターミナル前にはネコがいました．

こちらがバスターミナルのチケット売り場です．

こんなドリンクを買いましたが，正直イマイチでした．

14:40発こちらのバスでトゥラカイへ．

約30分でトゥラカイバスターミナルに到着．
ここからトゥラカイ城まで黙々と徒歩で向います．

トゥラカイ バスターミナル バス系

バスターミナルから城まではほぼ一本道です．

一本道の途中には3つの窓が並ぶカラフルな家が並んでいます．
これはカライメと呼ばれる少数民族の伝統的住居で，彼らは15世紀初めにクリミアから傭兵として連れてこられたトルコ語系の人々だそうです．

トゥラカイ城の手前に観光案内所があります．

観光案内所 (トラカイ) 散歩・街歩き

トゥラカイ城は湖上の島に築かれた城で，橋を渡っていきます．

トゥラカイ城に到着．
トゥラカイ城は14世紀後半にチュートン騎士団の侵略を防ぐために，キェストゥティス公とヴィタウタス大公により建設された．ヴィタウタス大公の死後，権力がポーランドに移り城は荒れ，廃墟となったが，1961年から修復が始められ，1987年にほぼ15世紀の姿を取り戻したとのこと．
地球の歩き方には，バスターミナルからトゥラカイ城まで約1.5kmと書いてありますが，おそらく2.5kmぐらいはあると思います．

トラカイ城 城・宮殿

トゥラカイ城の本丸．

こちらから城内に入っていきます．

城内は博物館として使用されています．

The Great Hall．

昔の武器や防具が展示されています．

3階建てで各部屋が展示室になっています．

当時の衣装なども展示されています．

戦争画なども飾られています．

城壁にも博物館が入っています．

トゥラカイ城の模型．

当時の木彫などもあります．

当時の部屋の様子の再現．

なぜか動物の剥製も置いてありませした．

トゥラカイ城を出ていきます．

少し離れると，より湖上の城感が強く出ます．

小腹が空いたので，このキビナイと呼ばれる釜で焼いたパイをいただきます．
中にはミンチ肉とパスタみたいなものが入っている不思議なパイです．
これはカライメの民族料理だそうです．
これでバスターミナル方面に戻っていきます．

こちらは一本道途中のキエネサと呼ばれる礼拝所．

礼拝所 (キエネサ) 寺院・教会

こちらは半島の城址．
トゥラカイ城ができる前は，ここに城があったようです．
城壁跡が見えています．

こちらは聖品芸術展示館．
城址内のドミニコ修道院跡だそうです．

聖品芸術展示館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらのバスでトゥラカイからヴィリニュスへ戻ります．

トゥラカイ バスターミナル バス系

ホテルに戻ってきました．
夕食？としてアイスとスムージーをいただきました．
この日はこれでおやすみなさい．

Comfort Hotel LT ホテル

ヴィリニュス3日目(全行程17日目)．
この日はホテルをチェックアウトして，ヴィリニュス駅からスタート．

ビリニュス駅 駅

ヴィリニュス駅構内の様子．

6:45発クライペダ行きの鉄道で，シャウレイへ向かいます．

プラットホームには変なおじさんの像がありました．

こちらの機関車がシャウレイまで連れて行ってもらいます．

車内の様子．
この時点ではあまり乗っていませんが，最終的に8割ほどの乗車率でした．

前日に購入していたサンドイッチを朝食にいただきました．

シャウレイ1日目(全行程17日目)．
途中ウトウトしたりしつつ，ほぼ定刻通り9:20頃にシャウレイ駅に到着．
駅からバスターミナルに徒歩で向かいます．

駅からバスターミナルの途中には教会もありました．

歩いて10分ほどでシャウレイバスターミナルに到着．

バスターミナル (シャウレイ) バス系

こちらでスーツケースを預けます．
ここからさらに観光案内所に向かいます．

こちらがシャウレイの目抜き通りである，歩行者天国のヴィリニアウス通り．

観光案内所はヴィリニアウス通りにあります．
こちらで十字架の丘へのタクシーを呼んでもらいました．
往復と観光がセットになっていて，往復+30分滞在で21euro，往復+60分滞在で25euroというセット料金になっています．
今回は往復+30分でお願いしました．

観光案内所 (シャウレイ) 散歩・街歩き

ほぼ何も無い道を15分ほど走って，十字架の丘に到着．
ちゃんと駐車場もあるのですが，タクシーは路肩に停めていました．

十字架の丘 史跡・遺跡

歩いて十字架の丘のメイン部分へ．
道沿いにも十字架が立てられています．

教会型の十字架も立てられています．

こちらの碑は，おそらく1993年9月7日教皇ヨハネ・パウロ2世がこの地を訪れたことを記念したものだと思います．

本来，駐車場からはこの道を歩いてきます．

十字架の丘前の広場に到着．
初めてこの地に十字架が立てられたのは，1831年のロシアに対する蜂起の後，処刑や流刑に処された人々のために立てられたと考えられています．

十字架だけではなくキリストの受難像なども立っています．

ソ連時代にはブルドーザーを使って何度も十字架をなぎ倒し，焼き払ったが，そのつど人々は新たな十字架を立てたそうです．

十字架の丘の風景1．

この地には無数の十字架が立てられており，正確な数はわかっていないが約50000を超えると推測されているそうです．

普通の十字架だけではなく，様々な形のものが立てられています．

少し離れると膨大な数の十字架であることを，より感じます．

十字架の丘の風景2．

十字架の丘の風景3．

木にかけられたロザリオなどもありました．

日本人が立てたものもありました．
ほとんど見つからなかったですが…

中国人が立てたものも，たくさんありました．

簡易教会のようなものも建てられています．

時間になったので，タクシーに戻りましょう．
滞在時間としては60分では長いと思いますが，30分では微妙に短い気もします．40分ぐらいがベストかと．

このタクシーです．

道中の景色．
周りにはほぼ何もありません．こんな景色が約15分続きます．

約15分で観光案内所に到着．
リガ行きのバスまでは，まだまだ時間があるので，シャウレイ市内を観光します．
ヴィリニアウス通りにはオブジェが幾つかあります．
この靴のオブジェもその1つです．
多くはお店の前にあり，その店を象徴しているようです．

観光案内所 (シャウレイ) 散歩・街歩き

鳥のオブジェ．

レストランの前にはロブスター？のオブジェ．
次は聖ペテロ&パウロ聖堂へ向かいます．

聖ペテロ&パウロ聖堂に到着．

Siauliai Saint Disciple Peter and Paul Cathedral 寺院・教会

聖堂敷地内にはキリストの受難像がありました．
この時，聖堂内ではミサ中だったので，シャウレイのシンボルである射手の像を見に行きます．

日時計の広場に到着．
ここに射手の像が立っています．

こちらが射手の像．
そろそろミサも終わっただろう，ということで聖ペテロ&パウロ聖堂に戻ります．

聖ペテロ&パウロ聖堂に到着．

Siauliai Saint Disciple Peter and Paul Cathedral 寺院・教会

聖ペテロ&パウロ聖堂内部の様子．
ちょうどミサが終わった直後でした．

主祭壇．

主祭壇側から後ろを見た様子．

パイプオルガン．

この聖堂にはいくつか礼拝所があります．
こちらもそのうちの1つです．
そろそろバスターミナル方面に向かいます．

こちらもヴィリニアウス通りのオブジェの１つで，時計台です．

バスターミナル併設のショッピングセンターで少し時間を潰します．

昼食はバルト3国のハンバーガー屋さんであるヘスバーガーで．
バスターミナルにあります．

ヘスバーガー (シャウレイ ミエスタス店) ファーストフード

ライ麦パンのバーガーのセットをいただきました．

こちらの13:45発のollexバスでリガへ向かいます．
このバスは始発クライペダからのバスのため，予約をしておいた方が良いということで，日本で予約していきました．
このバスの荷物入れが，かなりパンパンで，最初スーツケースが入らなくて焦ったことを覚えています．最終的には無理矢理詰め込みましたが．

本旅行記はここまで．続きは↓
次→その16：http://4travel.jp/travelogue/11158839

バスターミナル (シャウレイ) バス系