修復中のボダナートにて（親子旅第10弾 ネパール　05カトマンズ市内観光午後編その１）

2016/06/28 - 2016/07/02

二日目その４

ダルバール広場から北東方向に車で約一時間、ボダナートにやってきました。
カトマンズ最大級の大きさを誇るストゥーパも震災の被害を受け、現在修復真最中。
ドームには足場が組まれ、本来なら立ち入り可能な台座の上も作業場と化してました。
ただ、そんな状態であってもストゥーパの周りは信仰者や観光客が行き交い、周囲をぐるりと取り囲むレストランや土産物屋では客引きが賑やかしていました。
震災前の賑わいとまではいかないだろうけど、こんな時だからこそ信仰の場に人が集うのかもしれません。

因みに、ネパール行きのキッカケになった映画リトルブッダのロケ地のひとつが多分このボダナート。
「マニ車を回して来てもいい？」とはしゃぐジェシーに対し、
「ここは子供だけでも安全だから行って来なさい。私達はストゥーパビューで待ってるからね」とチベット僧侶ノルブが言う。
建築家であるジェシーの父・ディーンはストゥーパの台座部分に上がり、街を眺め写真を撮る。
そして偶然街角で、ラマ・ドルジェのもうひとりの生まれ変わり候補者である少年ラジュと出会うジェシー。
その一部始終をストゥーパビューから見ていた僧侶達が騒めく…
映像も、それまでの青いトーンから赤いトーンに代わり、凄く印象的なシーンのひとつ。

数時間の滞在でしたが、憧れだった地を訪れる事が出来て大満足でした。

エリア カトマンズ(ネパール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ダルバール広場からボダナートへ。
ラウンドアバウトに佇む方は…失念です笑

ボダナートに到着しました。

カトマンズで最大を誇るストゥーパ。
震災前の写真が看板に載ってました。

そして現在の様子がこちら。
ドームの上の造作を修復する為の足場掛けは一苦労って感じです。

観光前に、先ずはルーフトップからボダナートが見下ろせるレストラン「The Golden Eyes Restaurant & Cafe」で遅めのランチです。

地震の影響はここボダナートにも。
各所に足場が掛けられており、職人さんたちが作業中。

修復中だけどナカナカの眺め。
が、テント屋根のテラス席はあまりに熱く・・・泣
ここは建物の中で頂く事にしました。

ネパールビール♪
昼間っから失礼して…と笑

スープと三角に切った食パン。
なんか遠い昔に食べた学校給食を思い出してしまった笑

おまちかねのモモ♪
近所のネパール料理屋で食べてたのは小籠包みたいな丸いタイプだったのですが、このお店のは餃子に似た形です。
イロイロなタイプがあるんですねー！

お腹も満たされ、改めてボダナートを見学する事にしましょう。

ストゥーパの天辺から放射線状にタルチョが掛かっていたであろう姿を、映画で観た記憶を頼りに想像します…

ストゥーパの周りにはベンチもあって、このエリア全体に何だかのんびりムードが漂っています。

ストゥーパをぐるりと取り囲む様に建つのはホテルやレストラン、土産物屋。

正面から撮るのは何気に躊躇してしまい、後ろ姿だけ…笑

ボダナートにも鳩がたくさんいました。
社寺仏閣と鳩って、何か密接な繋がりでもあるのでしょうか？笑

最初のゲート的なところから丁度半周した辺りに大きな鐘がありました。
渋谷のハチ公前みたいな感じだったりするのでしょうか？

ん？空の色がなんだかヤバくなってきたぞ。

ブッダアイを拝めなかったのは正直残念。
「いつか」ではなく、興味がわいた「その時」に行かなきゃダメだなぁと本気で思いましたね…

ボーダナート 寺院・教会

…それにしても、空の色が益々怪しくなって来ましたねー。

フリータイム終了直前、突如どちゃーっと雨が降ってまいりまして・・・
これが雨季のネパールなのね。

通り雨のような降り方でした。
これからホテルに戻り、夕食迄の小休止。