2016/04/25 - 2016/04/26
1423位(同エリア5411件中)
クッシーさん
JRのCMで春日大社を見て久々に奈良の友人に会いたくなり、1泊の奈良旅行を敢行。
友人が仕事をしているため、1日目はかつて修学旅行で訪れた長谷寺と室生寺を懐かしさに浸りながらカメラ片手に一人で散策、2日目は友人との待ち合わせ時間まで今回の旅のきっかけともなった春日大社と東大寺詣。
混雑を避け、早朝の奈良の街と今年式年造替を迎える春日大社をゆっくり見学してきました。人がほとんどいないのをいいことに写真を撮りまくったので、同じような写真が続きますがご容赦を!
- 旅行の満足度
- 4.5
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朝6時にホテルをチェックアウトし、早朝の春日大社へ向かいます。
清々しい空気の中、一之鳥居をくぐって参道へ。春日大社 寺・神社・教会
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この時間、参道にはまだ人の姿はなく、出会うのはシカだけ
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こちらは親子?
カメラを向けたら見つめられてしまいました(^^) -
参道沿いに立つ洋館風の建物は旧奈良県物産陳列所、現在は奈良国立博物館が管理し仏教美術資料研究センターとして使われています。
昨日、観光案内所でホテルから春日大社までにあるお薦めフォトスポットを聞いたら教えてくれた場所です。仏教美術資料研究センター 美術館・博物館
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正面から良く見ると和風にも洋風にも見える建物
設計者の関野貞氏は建築史学者で宇治平等院の研究もしていたそうで、西洋建築の技術を取り入れながらも屋根の形式や左右対称の優美な外観は平等院鳳凰堂に範をとったものと思われる ― と案内に記載がありました。
なるほど〜! -
窓も凝っていてステキ!
毎週水曜日と金曜日に公開されているそうですが、こんな早朝には開いているわけもなく外観だけ楽しませていただきました。 -
再び朝日の木漏れ日が清々しい参道を歩きます。
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参道に面した飛火野
古くは春日野とも呼ばれ御蓋山を仰ぐ古代祭祀の地でした。 また万葉の昔には貴族たちが打球(ポロ)をしたことが知られ、平安時代にも王朝人のあこがれの名所で、 特に若菜摘み、花見など春の遊びの名所でした。(春日大社HPより)春日大社 寺・神社・教会
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紅葉とシカならぬ、桜とシカ
遅咲きの桜をバックにシカくん達はお食事中 -
飛火野の大楠
明治41年の陸軍大演習後、飛火野で催された饗宴の際の明治天皇の玉座の跡に、記念植樹されたもの − と案内にありました。
遠くからみた時は1本の大木に見えたのですが、良く見ると3本の木でした。 -
一之鳥居からかなり歩き、やっと神社の境内らしくなってきました。
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緑の中で赤い鳥居が目を引きます。
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どれくらい前からここに立っているのか… 石灯籠の苔が時間を物語っていますね〜
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二之鳥居が見えてきました。本殿まであともうちょっとです。
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着きました〜!
世界遺産、春日大社の南門春日大社 寺・神社・教会
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この時期、自由参拝は6時からOKなのでさっそく入ってみます。
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まずはお目当ての「砂ずりの藤」へ
春日大社 寺・神社・教会
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砂ずりの藤は樹齢800年、花の穂が地面にすれるほど長いことからこの名があるそうですが、実際には花ははるか頭上にありました(^^;)
でもちょうど満開です! -
朝早くに来た甲斐あって、境内にはカメラを持った人が2、3人ほどいるだけ。
好きなだけ写真が撮れそうです。 -
やっぱり、春日大社の鮮やかな朱色と藤を一緒に写したい!
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場所を変えてもう1枚
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今度は釣灯籠をバックに
しつこくてスミマセン! -
藤もさることながら、この釣灯籠も圧巻!
ここだけでなく、境内のあちこちに寄進された灯籠が下がっており、美しい景観を作り出していました。 -
可愛いくユーモラスな鹿の絵馬
春日大社と鹿との縁は奈良時代にさかのぼります。平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建され藤原氏の氏神を祀る春日大社、神様が白鹿に乗って来られたとの言い伝えがあるそうです。
奈良で鹿を神様の使いとして大切にするようになったのは春日大社の創建に起因していたんですね。 -
ひとしきり藤を撮ったので、回廊を散策してみます。
ここにも沢山の釣り灯籠!春日大社にはなんと石燈籠約2000基、釣燈籠約1000基、合計約3000基もあるそうです。 -
人がいないうちに回廊を1枚
朱色のトンネルのようです。 -
連子窓から見えた黄金の灯籠
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御本社をぐるりと取り囲む回廊
ここ西の回廊は約57メートルあるそうです。
ちなみに回廊内はこんなカンジです。
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/index.html
(春日大社HPより) -
陽が高くなり藤に光が差してきたので、またまた撮影
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春日大社の社紋でもある藤
巫女さんの簪にも藤の花があしらわれています。 -
藤棚の下からも青空をバックに1枚
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南門正面の幣殿・舞殿
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東側2間を幣殿といい、西側3間を舞殿といいます。幣殿は天皇陛下のお供え物である 御幣物を一旦納める建物で、幣殿の天井板は格天井となっていて、舞殿と区別しています。
舞殿は宮中伝来の御神楽を行うための建物であり、また雨天時に神楽や舞楽を奉納する場所です。(春日大社HPより) -
今年は20年に一度執り行われる社殿の修築大事業、式年造替の年。
檜皮葺の模型で造替の様子がわかりやすく説明されていました。 -
本殿の前に建つ中門
春日大社の代表的な建物ですが、御本殿と間違っている方が多いようです。ご注意ください― とHPに書かれていました(笑) -
その後本殿、通常は幣殿からお参りするのですが、特別拝観で中門から参拝することができます。
ガイドブックには特別参拝は9時〜とありましたが、今はまだ7時20分。どこかで時間をつぶしてこようかと思っていたところ、境内をお掃除していらした方が「7時半頃には巫女さんが来るから聞いてみたら」と教えてくださったので、待ってみたところすぐに受け付けてもらえました。 -
誰もいない中門へひとりで参拝、まさに貸切状態 (^^)
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中門から左右に延びる御廊
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そしてびっしりと吊るされた灯籠
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中には宇喜多秀家、直江兼続といった名のある武将が寄進した灯籠もありました
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灯籠には神様の使い、鹿の飾りも!
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ご本殿は4つの社殿からなりそれぞれに神様が祀られています。
特別拝観の受付時、写真撮影の可否を聞いたら「神様の撮影はご遠慮ください」といわれたのでご本殿は春日大社HPの写真をどうぞ
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/map/k_map01.html -
これまたまばゆい!
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2月の節分、8月14日、15日には約3000基全ての燈籠に灯をともす万灯籠という神事が行われるそうです。さぞかし幻想的なんでしょうね〜、と思ってたら藤波之屋で再現をしているとのこと!
これは見なくてはと思ったのですが、本来の受付時間より早く入れていただいたせいか、灯りがともっていませんでした・・・
実際はこんなカンジだそうです。
http://www.kasugataisha.or.jp/guidance/map/k_map10.html
(春日大社HPより)春日大社 寺・神社・教会
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8時を過ぎたらひとりきりだった境内に人の気配。巫さんや巫女さんが境内のお掃除やら参拝の準備やらで出勤?されてきました。
邪魔にならないように境内を撮影させていただきます。 -
至るところに藤の花、朱色とのコントラストもキレイですね〜
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御廊を下から
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何度でも撮りたくなる美しい灯籠
万灯籠にも来てみたくなりました。 -
今度は東側に行ってみます。
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東回廊の外には山藤でしょうか
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良い香りが立ちこめていました。
ハチもブンブンいってましたが。。。(^^;) -
南回廊
最初に入って来た南門に続いています。 -
いや〜、ほとんど誰にも会うことなくゆっくり参拝と見学ができました。
やっぱり早起きして来てみるものですね (^^) -
最後に中門をもう一度パチリ
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社頭の大杉
周囲8.7m、高さ25m、樹齢約800年〜1000年だそうです。 -
特別参拝を終えて再び西回廊へ
タイムスリップしそうな静けさ -
巫女さんの姿発見
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春日大社のシンボル、藤の簪、ステキですね。
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最後に慶賀門を通して砂ずりの藤を1枚
ずいぶん長居をしてしまいましたがゆっくり参拝ができ大満足の春日大社詣でした。
このあとは東大寺へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jun1さん 2016/07/23 19:52:18
- しっとり女ひとり奈良旅☆
- クッシ―さん、こんばんは。
朝起きは3文の徳で、静かな綺麗な写真が撮れましたね。
飛火野の鹿さんの写真、桜と鹿の写真、好きです。
2年前のGWに奈良に行きましたが、クッシ―さんの藤の綺麗な春日大社の写真を見て、行けば良かったと思いました。
新緑が綺麗だし、藤はこの時期でしたものね。
大仏殿の柱くぐり、子供は楽々くぐってましたね。
私は遠慮しました。
jun1
- クッシーさん からの返信 2016/07/24 00:16:02
- RE: しっとり女ひとり奈良旅☆
- jun1さん
いつも旅行記を見てくださりありがとうございます(^^)
奈良は修学旅行で行ったつもりになっていましたが
大人になってから見た奈良の風景や仏像は印象が全く違いました。
今回は1泊で駆け足旅行だったので、またゆっくり時間をとって
行きたいと思っています。
jun1さんの広島、岩国の旅もお父様の想いをつなぐ
ステキなご旅行だったことと思います。
私は厳島神社まで行きながら弥山に登らなかったので
後悔しています。錦帯橋も行ったことがないので紅葉時期に
行ってみたいなと。。。
こうして行きたい場所がどんどん増えていきますね〜(笑)
また情報交換させてくださいね。
クッシー
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