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東京・堀切菖蒲園のハナショウブが4分咲きくらいになったと、テレビのニュースが伝えていたので、館林の花菖蒲園はどのくらい咲いただろうと、見に行ってきました。<br /><br />結果、2〜3分咲きでした。でも、全体が2〜3割開きかけている、ということではなく、咲いている花は十分に開いていて見頃ですし、開いていない株はまだまだということで、花種毎、株毎の差がとても大きく感じました。<br />枯れ始めている花がほとんどなかったので、全体的にはこのくらいの時期が綺麗だと思います。

つつじが岡第二公園のハナショウブ_2016(1)__咲き始めで花数少だが綺麗(群馬県・館林市)

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2016/05/31 - 2016/05/31

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minaMicaze

minaMicazeさん

東京・堀切菖蒲園のハナショウブが4分咲きくらいになったと、テレビのニュースが伝えていたので、館林の花菖蒲園はどのくらい咲いただろうと、見に行ってきました。

結果、2〜3分咲きでした。でも、全体が2〜3割開きかけている、ということではなく、咲いている花は十分に開いていて見頃ですし、開いていない株はまだまだということで、花種毎、株毎の差がとても大きく感じました。
枯れ始めている花がほとんどなかったので、全体的にはこのくらいの時期が綺麗だと思います。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
  • 「館林花菖蒲園」の入口、交差点の角です。この左の階段を降りると左側に駐車場があり、右側に花菖蒲があります。 

    「館林花菖蒲園」の入口、交差点の角です。この左の階段を降りると左側に駐車場があり、右側に花菖蒲があります。 

  • 花菖蒲園は車道の南側にもあります。写真は、車道の南側に咲き始めているアジサイです。

    花菖蒲園は車道の南側にもあります。写真は、車道の南側に咲き始めているアジサイです。

  • 車道の南側には「旧秋元別邸」があります。アジサイの向こうに門が見えます。<br /><br />

    車道の南側には「旧秋元別邸」があります。アジサイの向こうに門が見えます。

  • ここは館林城の「八幡郭」があったところで、明治維新の廃城後は民間に払い下げられました。その後、旧藩主である秋元家の所有となり、明治末期に建てられたこの屋敷を別邸として使用しました。<br />昭和36年に県有財産となり、つつじが岡公園に編入されました。<br />(説明板による。以下同)

    ここは館林城の「八幡郭」があったところで、明治維新の廃城後は民間に払い下げられました。その後、旧藩主である秋元家の所有となり、明治末期に建てられたこの屋敷を別邸として使用しました。
    昭和36年に県有財産となり、つつじが岡公園に編入されました。
    (説明板による。以下同)

  • 門を入って左へ進むと、アジサイが咲いていました。

    門を入って左へ進むと、アジサイが咲いていました。

  • ほとんどのアジサイは未だ蕾ですが、ここは早く開いています。

    ほとんどのアジサイは未だ蕾ですが、ここは早く開いています。

  • 未だ蕾のアジサイの隣に、ツツジが咲いていました。

    未だ蕾のアジサイの隣に、ツツジが咲いていました。

  • 蕾のアジサイの向こうは「旧秋元別邸」の庭です。<br /><br />「旧秋元別邸」の庭には、東京駿河台の秋元家屋敷から移した石燈籠や庭石、「秋元春朝投網像(毛利教武 作)」「藤牧義夫の版画碑」などがあります。

    蕾のアジサイの向こうは「旧秋元別邸」の庭です。

    「旧秋元別邸」の庭には、東京駿河台の秋元家屋敷から移した石燈籠や庭石、「秋元春朝投網像(毛利教武 作)」「藤牧義夫の版画碑」などがあります。

  • 庭の南側に「花菖蒲園」があります。まだ、ほとんど咲いていません。<br />でも、咲いている花は綺麗に開いています。<br /><br />写真は、左側が花菖蒲園、右奥が旧秋元別邸で、東側から見ています。

    庭の南側に「花菖蒲園」があります。まだ、ほとんど咲いていません。
    でも、咲いている花は綺麗に開いています。

    写真は、左側が花菖蒲園、右奥が旧秋元別邸で、東側から見ています。

  • 昭和30年に明治神宮から贈られた花菖蒲の種を植えたことが、この花菖蒲園の始まりです。<br /><br />写真は、南側の花菖蒲園を、旧秋元別邸側から見ています。

    昭和30年に明治神宮から贈られた花菖蒲の種を植えたことが、この花菖蒲園の始まりです。

    写真は、南側の花菖蒲園を、旧秋元別邸側から見ています。

  • その後、昭和34年の現天皇皇后両陛下のご成婚を記念して、花菖蒲園の造成が計画されました。<br /><br />写真は、南側の花菖蒲園を、南側から見ています。

    その後、昭和34年の現天皇皇后両陛下のご成婚を記念して、花菖蒲園の造成が計画されました。

    写真は、南側の花菖蒲園を、南側から見ています。

  • 花菖蒲園の造成を進めるため、館林草花クラブを中心に市民にツツジの苗木を頒布し、その利益金でこの花菖蒲園に貴重品種を植え付けました。

    花菖蒲園の造成を進めるため、館林草花クラブを中心に市民にツツジの苗木を頒布し、その利益金でこの花菖蒲園に貴重品種を植え付けました。

  • 後に見える「旧秋元別邸」は、明治時代に、上毛モスリンによって建てられました。<br /><br />

    後に見える「旧秋元別邸」は、明治時代に、上毛モスリンによって建てられました。

  • 上毛モスリンは、20世紀の初めに創立されたモスリン製造会社で、館林城二の丸跡地(現市役所付近)に大きな工場を持っていました。全国でも有数の大モスリン会社だったそうです。(ネット情報。以下同)<br />

    上毛モスリンは、20世紀の初めに創立されたモスリン製造会社で、館林城二の丸跡地(現市役所付近)に大きな工場を持っていました。全国でも有数の大モスリン会社だったそうです。(ネット情報。以下同)

  • モスリンとは単糸平織の布地で、明治期にはウールモスリン(毛織物)の人気が高かったそうです。綿よりも暖かく、絹よりも安いことが、人気の要因だったようです。

    モスリンとは単糸平織の布地で、明治期にはウールモスリン(毛織物)の人気が高かったそうです。綿よりも暖かく、絹よりも安いことが、人気の要因だったようです。

  • 第二次世界大戦前は輸出も行われていて、モスリン製造は日本の主要産業だったと言えそうです。

    第二次世界大戦前は輸出も行われていて、モスリン製造は日本の主要産業だったと言えそうです。

  • しかし、第二次世界大戦で、原材料のウールの輸入が止まり、モスリン製造は大幅に縮小しました。

    しかし、第二次世界大戦で、原材料のウールの輸入が止まり、モスリン製造は大幅に縮小しました。

  • そして、戦後になると合成繊維が登場して、モスリンの需要は減少しました。合成繊維は安価で大量生産でき、天然繊維のウールと違って虫に食われることもなかったため一気に普及しました。

    そして、戦後になると合成繊維が登場して、モスリンの需要は減少しました。合成繊維は安価で大量生産でき、天然繊維のウールと違って虫に食われることもなかったため一気に普及しました。

  • 後方の樹の間に見える建物は、旧秋元別邸の洋館部分です。洋館部分は、昭和初期に秋元氏によって増築されたものだそうです。

    後方の樹の間に見える建物は、旧秋元別邸の洋館部分です。洋館部分は、昭和初期に秋元氏によって増築されたものだそうです。

  • 開花している花が少ないので、

    開花している花が少ないので、

  • 咲いている場所で、

    咲いている場所で、

  • 咲いている花を、

    咲いている花を、

  • 大きく写すことで、何とか取り繕っています。

    大きく写すことで、何とか取り繕っています。

  • 南側の花菖蒲園の南東側の一段低いところに、大きな花菖蒲園があり、こちらには木道が整備されています。<br /><br />写真は、中央西から南方向を見ています。

    南側の花菖蒲園の南東側の一段低いところに、大きな花菖蒲園があり、こちらには木道が整備されています。

    写真は、中央西から南方向を見ています。

  • こちらは、北方向を見ています。

    こちらは、北方向を見ています。

  • 中央奥に、上の花菖蒲園から下の花菖蒲園へ降りてくる階段が見えます。<br /><br />茶色の柱は、木道を支えている柱です。

    中央奥に、上の花菖蒲園から下の花菖蒲園へ降りてくる階段が見えます。

    茶色の柱は、木道を支えている柱です。

  • 黄色の花菖蒲は、他の色よりは開花が早いように感じます。

    黄色の花菖蒲は、他の色よりは開花が早いように感じます。

  • こちらの薄紫の花は、一部は開花している株でそ、蕾の方が多く見られます。

    こちらの薄紫の花は、一部は開花している株でそ、蕾の方が多く見られます。

  • この紫の花も、まわりは蕾です。

    この紫の花も、まわりは蕾です。

  • 花びらが細いので、違った花に見えます。

    花びらが細いので、違った花に見えます。

  • 黄色の花菖蒲は、他の色よりも賑やかです。

    黄色の花菖蒲は、他の色よりも賑やかです。

  • これは花弁が6枚です。

    これは花弁が6枚です。

  • こちらは3枚です。

    こちらは3枚です。

  • 下の花菖蒲園から旧秋元別邸の方向を見ています。

    下の花菖蒲園から旧秋元別邸の方向を見ています。

  • 下の花菖蒲園でも、北東側はほとんど咲いていません。

    下の花菖蒲園でも、北東側はほとんど咲いていません。

  • 下の花菖蒲園の東側は「城沼」です。ここは「城沼」の西端です。<br />ここから「尾曳の渡し」に乗って、つつじが岡公園へ行かれます。<br />ネットによれば、渡しが運航されるのはつつじが岡公園有料期間中だそうです。

    下の花菖蒲園の東側は「城沼」です。ここは「城沼」の西端です。
    ここから「尾曳の渡し」に乗って、つつじが岡公園へ行かれます。
    ネットによれば、渡しが運航されるのはつつじが岡公園有料期間中だそうです。

  • 西端から見た「城沼」です。<br />ネットによれば、東西約3.8km、南北約0.2kmの細長い沼で、水深は約1.5mとのことです。

    西端から見た「城沼」です。
    ネットによれば、東西約3.8km、南北約0.2kmの細長い沼で、水深は約1.5mとのことです。

  • 城沼の西端にある「入園券・渡船券売場」です。

    城沼の西端にある「入園券・渡船券売場」です。

  • 売場の壁に「花ハスまつり」のポスターがありましたが、これ、今年のものでしょうか??<br />花ハスまつりは7月10日から、と記されていますが、ポスター自体はかなり色あせています。去年のものとか、それ以前のものが、そのまま放置してあるとすると、観光館林としてのやる気を疑われます。<br />情報は常に最新のものを提供する、ということは基本の「キ」ですよね。

    売場の壁に「花ハスまつり」のポスターがありましたが、これ、今年のものでしょうか??
    花ハスまつりは7月10日から、と記されていますが、ポスター自体はかなり色あせています。去年のものとか、それ以前のものが、そのまま放置してあるとすると、観光館林としてのやる気を疑われます。
    情報は常に最新のものを提供する、ということは基本の「キ」ですよね。

  • で、これが花ハスでしょうか。城沼の北岸です。

    で、これが花ハスでしょうか。城沼の北岸です。

  • 入園券渡船券売場のすぐ裏手に、花菖蒲園の北エリアがあります。<br />写真中央奥の、車が駐まっているところが駐車場です。<br /><br />この北側の花菖蒲園は、平成五年の拡張工事で造成されたものです。

    入園券渡船券売場のすぐ裏手に、花菖蒲園の北エリアがあります。
    写真中央奥の、車が駐まっているところが駐車場です。

    この北側の花菖蒲園は、平成五年の拡張工事で造成されたものです。

  • 北側エリアが造成された結果、花菖蒲園の広さは約五千平米になりました。

    北側エリアが造成された結果、花菖蒲園の広さは約五千平米になりました。

  • 花菖蒲園全体では、約270品種、約40万本の花菖蒲があるそうです。

    花菖蒲園全体では、約270品種、約40万本の花菖蒲があるそうです。

  • 270種類の花菖蒲があるといっても、

    イチオシ

    270種類の花菖蒲があるといっても、

  • 見ているだけでは、

    見ているだけでは、

  • とても区別がつきません。

    とても区別がつきません。

  • たしかに、細かいところまで見ると、

    たしかに、細かいところまで見ると、

  • いろいろと違いはあるような気がしますが、

    いろいろと違いはあるような気がしますが、

  • 明らかに違うというものでなければ、

    明らかに違うというものでなければ、

  • 同じ種類なのか、

    同じ種類なのか、

  • 別の種類なのか、

    別の種類なのか、

  • 同じ種類の変種なのか、

    同じ種類の変種なのか、

  • 分かる術がありません。

    分かる術がありません。

  • でも、そんなこと気にせずに、

    でも、そんなこと気にせずに、

  • それぞれの花を、

    それぞれの花を、

  • 楽しめればよいのではないかと、

    楽しめればよいのではないかと、

  • 思っています。

    イチオシ

    思っています。

  • イチオシ

  • 花びらが二重になっているような花です。八重ということでもなさそうです。

    花びらが二重になっているような花です。八重ということでもなさそうです。

  • 花菖蒲の根元に咲いていたのですが、これも花菖蒲なのでしょうか。

    花菖蒲の根元に咲いていたのですが、これも花菖蒲なのでしょうか。

  • 花菖蒲の向こうには、ツツジがまだ残っていました。

    イチオシ

    花菖蒲の向こうには、ツツジがまだ残っていました。

  • 北側の花菖蒲園を、東(城沼側)から西へ歩いてきました。<br />写真は、西端から見た北側の花菖蒲園です。<br /><br />花の数は、1割咲いているかどうか、という程度でしたが、咲き始めの活力を感じさせられました。<br /><br /><br />(おしまい)

    北側の花菖蒲園を、東(城沼側)から西へ歩いてきました。
    写真は、西端から見た北側の花菖蒲園です。

    花の数は、1割咲いているかどうか、という程度でしたが、咲き始めの活力を感じさせられました。


    (おしまい)

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