気ままにパリ、ちょこっとロンドン10日間　9日目・10日目　（ポンピドゥー・センター、帰国）

2016/04/01 - 2016/04/10

9日目はパリ最後の日、ホテルにレイト・チェックアウトをお願いして、またまた街歩きに出ます。
ブリュッセル行きをやめたので、当初は予定外だったポンピドゥー・センターの国立近代美術館へ向かいます。
個人的な感想としては、国立近代美術館＞オランジュリー美術館＞オルセー美術館＞ルーブル美術館の順で良かったと思います。やはり時代の新しい絵画の方が馴染みがあり、親近感が湧きます。

なお、今回の旅では、ユーロスター往復（2回）、TGV2回、TER2回、パリ郊外へのRER往復（2回）、市内RER/メトロ16回（カルネ3セット+切符2枚）と、移動手段として鉄道を多用しました。いろいろ評価の分かれる鉄道ですが、私たちの経験ではとても快適かつ便利に利用できたと思います。さらに、日本の鉄道に比べ省力化が進んでおり、労働生産性が高いと実感しました。

また、RER/メトロや市内の治安（スリや詐欺）についても、事前に聞かされていたほど危険を感じませんでした。たまたま運が良かっただけかもしれませんが、過度に警戒することはないと思います。まして、テロのリスクは、スリや詐欺被害に遭う確率よりさらに小さいのではないでしょうか？

パリは、ヨーロッパの過去と現在を理解するのに最適の場所の一つだと思います。機会があれば、ぜひ訪問されてはいかがでしょうか。

〈旅程〉
１日目（2016年4月1日）HND→CDG (NH215)、Hotel d'Orsay泊
２日目（4月2日）モンマルトル散策、ロンドンへ移動、ibis London Wembley泊（妻はHotel d'Orsay泊）
３日目（4月3日）パリに帰着、シテ島散策、オルセー美術館、Hotel d'Orsay泊
４日目（4月4日）ルーブル美術館、パレ・ロワイヤル界隈、オランジュリー美術館、Hotel d'Orsay泊
５日目（4月5日）ヴェルサイユ、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ散策、Hotel d'Orsay泊
６日目（4月6日）モン・サン・ミッシェル、Mercure Mont Saint Michel泊
７日目（4月7日）ル・マン、シャルトル、Hyatt Paris Madeleine泊
８日目（4月8日）マドレーヌ、パレ・ガルニエ、ヴァンドーム広場界隈、Hyatt Paris Madeleine泊
９日目（4月9日）ポンピドゥーセンター、CDG→HND（NH216）
１０日目（4月10日）帰国

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリ最後の9日目、朝食を食べにホテルを出ます。

市内の地理はもう頭に入っています。
何回目かのカプシーヌ通りです。

そういえば、パリに来てまだカフェには入っていません。
昨日、ヴァンドーム広場のお店で教えてもらった、カフェ・カプシーヌを訪れます。

カプシーヌ カフェ

私はシトロン（レモン）ジュース。妻はカフェオレ。

私はサンドイッチ。味はなかなか、ハズレなし。

妻はオムレツにクロワッサン。フランスといえばこってりといったイメージですが、これもあっさりとして、妻好みだったようです。
全部で32.70ユーロ（4,100円）、人気店のようです。

サルバトーレ・アダモのミュージックホールがありました。フランスのサブちゃん。

今日は土曜日。マドレーヌ駅近くで骨董市が開かれていました。
妻がどうしても見たいというので、いったん戻ります。

マドレーヌ駅 駅

食器やカトラリー。

骨董品。

銀食器。

毛皮。小規模なマルシェです。

プランタンとラファイエットに向かいます。何度目でしょうか。
娘が目新しい化粧品ブランドをメールで指示してきました。しかし、どちらの店にも売っていませんでした。

パリではバイクをよく見かけます。ヘルメットを抱えたビジネスマンもいます。
でも、東南アジアで見かけるバイクとは全く違います。
大型のBMWです。

これは前輪が2つの3輪バイク。

ハーレーダビッドソンかな。バイクに乗るのはステータスシンボルのようです。

贖罪教会を抜けて、いったんホテルに戻り、荷造りをします。

贖罪教会 寺院・教会

マドレーヌ駅からメトロ14号線でシャトレ駅に向かいます。
一番新しい路線でしょうか？安全のためスクリーンドアも設置されています。

シャトレ駅 駅

立派な構内です。
駅はRERシャトレレアール駅の地下でつながっています。周辺は巨大ショッピングセンターとして再開発され、出口に迷います。

地上に出るとベルジェ通りの賑わい。

イノサンの泉。フリーマーケットが開かれているようです。

イノサンの泉　 散歩・街歩き

ポンピドゥーセンターの前に出ます。長い行列がいく筋もあり、どれに並んだら良いのか迷います。
とりあえず一番長い列に妻を並ばせ、私が様子を伺いに行きます。長い列は図書館の列、近代美術館は真ん中の短い列でした。
20分くらい並んだでしょうか、セキュリティチェックの列でした。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアム・パスはすでに失効しているので、窓口でチケットを買います。
企画展を含め1人14ユーロ（1,800円）でした。

透明チューブのエスカレーターからの眺め。

企画展を見るため最上階の5階まで上がります。長い列は図書館の列です。

モンパルナスタワーも見えます。
ちょうど私の好きなパウル・クレーの企画展でしたが、長い列が全く進みません。諦めて常設展に向かいます。

いきなりピカソ。マティスもあります。

マグリット。

ポロック。

アンディ・ウォーホル。

ジャコメッティ。好きな作品がこれでもかと並びます。
パリの美術館で、やはりここが一番好きです。

モンマルトルの丘。

エッフェル塔。本当にこれが最後です。

ホテルに戻り、午後4時前にタクシーを呼んでもらってシャルル・ド・ゴール空港に向かいました。
土曜日のためか、さほど大きな渋滞もなく、予想より早く到着です。定額料金54ユーロ（7,000円）でした。
空港では大事な作業、免税手続きがあります。

このPABROと言う端末機に免税書類のバーコードをかざすだけです。日本語表示もあります。

その後、書類原本を封筒に入れここに投函します。
店で教えられたPABROの近くの黄色いポストに入れようとしたら、スタッフのような人から「こっちだ」と連れて行かれました。大丈夫かな？

やがてチェックインです。

スターアライアンスのラウンジに入ります。

シャルルドゴール空港 スターアライアンス ビジネスクラスラウンジ 空港ラウンジ

さほど広くはありませんが、お洒落な内装です。

まだ閑散としていますが、やがていっぱいになりました。

ワインが豊富です。

食べ物はそうでもありません。

搭乗前ですので軽く腹ごしらえです。

NH216便に搭乗します。
羽田到着は日曜日の午後、行きとは違ってビジネスクラスもほぼ満席です。

帰国便も和食をチョイス。

着陸前の軽食はオムレツ。

スターウォーズのR2-D2ジェットでした。
思う存分パリを楽しみ、充実感いっぱいで帰国しました。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港