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サレルノを出発すると途中から田舎道を走る事になりました。実は高速道路が工事中で通行止めになっていたのです。<br />カンパニア州からバジリカータ州に入ると風景が一変します。山塊の斜面に僅かな農地が広がり、起伏の多い農村地域をバスは進んでいきました。田舎道ですから春になれば草木が芽吹いて豊かな緑に覆われ、美しい山村の原風景が見られるのでしょうが経済的には以前から隔絶されてきた地域です。<br />特に今から行くマテーラの旧市街は、グラヴィーナ渓谷の斜面や崖に造られた洞窟住宅(サッシ)が数多く残る所です。<br />サッシは小作農民の住居であり南イタリアの貧しさの象徴でした。ここでは家畜と伴に暮らしてきた貧しい小作農民の生活を垣間見ることができます。<br />洞窟の中の生活は家畜と同居するという劣悪な環境でした。湿気と換気の悪い環境に加え衛生状態も極度に悪く、乳幼児の死亡率は50%を超えていたそうです。<br />彼らは経済的に貧しく、戸外に家を建てる事ができないため洞窟での生活を余儀なくされてきたのです。また周囲から隔絶されてきたため、マテーラの町そのものが忘れ去られた町になってしまったのです。<br />第二次世界大戦後はイタリアの恥といわれ強制的に他の地域に移住させられた結果、無人の廃墟の町となりました。<br />しかし、世界遺産になって以降は観光客の増加とともに経済的にも潤うようになり、現在は洞窟保存の観点からもサッシに帰還するよう政府から求められるようになりました。<br />ここでの昼食はサッシレストランで取りましたが、レストランの壁に各時代ごとの店の写真が掲示されていました。それを見ると年代を経る毎に店が立派になっていく姿がよく分かりました。<br />当初始めた頃の店内は岩肌がむき出しの状態になっていました。

再びのイタリア、今度は親子で南イタリアへ ( 世界遺産マテーラの洞窟住宅 ① )

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2016/01/26 - 2016/02/02

78位(同エリア424件中)

ポポポ

ポポポさん

サレルノを出発すると途中から田舎道を走る事になりました。実は高速道路が工事中で通行止めになっていたのです。
カンパニア州からバジリカータ州に入ると風景が一変します。山塊の斜面に僅かな農地が広がり、起伏の多い農村地域をバスは進んでいきました。田舎道ですから春になれば草木が芽吹いて豊かな緑に覆われ、美しい山村の原風景が見られるのでしょうが経済的には以前から隔絶されてきた地域です。
特に今から行くマテーラの旧市街は、グラヴィーナ渓谷の斜面や崖に造られた洞窟住宅(サッシ)が数多く残る所です。
サッシは小作農民の住居であり南イタリアの貧しさの象徴でした。ここでは家畜と伴に暮らしてきた貧しい小作農民の生活を垣間見ることができます。
洞窟の中の生活は家畜と同居するという劣悪な環境でした。湿気と換気の悪い環境に加え衛生状態も極度に悪く、乳幼児の死亡率は50%を超えていたそうです。
彼らは経済的に貧しく、戸外に家を建てる事ができないため洞窟での生活を余儀なくされてきたのです。また周囲から隔絶されてきたため、マテーラの町そのものが忘れ去られた町になってしまったのです。
第二次世界大戦後はイタリアの恥といわれ強制的に他の地域に移住させられた結果、無人の廃墟の町となりました。
しかし、世界遺産になって以降は観光客の増加とともに経済的にも潤うようになり、現在は洞窟保存の観点からもサッシに帰還するよう政府から求められるようになりました。
ここでの昼食はサッシレストランで取りましたが、レストランの壁に各時代ごとの店の写真が掲示されていました。それを見ると年代を経る毎に店が立派になっていく姿がよく分かりました。
当初始めた頃の店内は岩肌がむき出しの状態になっていました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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