1997/06/21 - 1997/06/24
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nksssさん
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1994年のTavurvur火山(旧日本軍が居たころの日本名は「花吹山」らしい)とVulcan火山(日本名は「西吹山」とのこと)のラバウルを挟んだ二つの火山の同時噴火でラバウル市内の半分は、火山灰が数m積り、ラバウル空港(旧日本軍が使用していた空港とそれまで民間機が使用していた空港)も火山灰の中に埋もれてしまいました。
その廃墟と化した、街、空港、日本軍慰霊碑をたずねました。
合掌・・・
当初の記述に多々、誤りが有りました。
ご指摘ありがとうございました。
まだ、あるかもしれませんので、ご指導よろしくお願いします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
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ラバウル市街の裏手の山にある、日本人慰霊碑へ続く道。
火山灰に埋もれた上に、雨で削られて、何がなんだかわからない状況です。 -
うかつに近づくと道ごと落下します。
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慰霊碑です。
噴火後も遺族の方や、旧日本軍の関係者の方、厚生省の方などが慰霊に来ていて、比較的きれいです。 -
ラバウルには日本海軍の航空部隊がいました。
日本のエース、坂井三郎氏もここを基地に闘ったり、ガダルカナルまで出撃したり、ラエ基地(ポートモレスビーへ出撃)に行ったりしていたそうです。
ゲゲゲのキタロウの作者、水木しげる氏もこの近くのココポという街にいたそうです。現地人に助けられて、食べ物には不自由しなかったそうです。
(キタロウに出てくる妖怪は、ラバウル辺りの精霊をモデルにしているとも言われてます) -
街の中に、旧日本軍の司令基地らしき塹壕を発見?
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中には落書き等もあり、全く放置状態です。
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おそらく山本五十六元帥も、この建物中に居たこともあるでしょう。
山本元帥は、戦場視察のためにラバウルを訪れて、ガダルカナル方面に1式陸攻に乗って向かいましたが、山本元帥が来ていることを暗号解読で知っていた米軍のP38に迎撃されて死亡しました。
スケジュールに1分の狂いもなかったため(米軍はそのあたりも熟知)、待ち伏せしていた戦闘機に撃墜された模様。
⇒当初記述に誤りがありましたので訂正いたしました -
坂井三朗氏が搭乗したかもしれない、ゼロ戦?(かもしれません)
当時、搭乗機というのは決まっておらず、迎撃時には一番近くのゼロ戦に飛び乗って行ったそうです。だから足の遅い奴は、飛べなかったそうです・・
【海底に朽ちることなく鎮座しているゼロ戦】
ココポとラバウルの間の海岸から100mほど離れた水深30mの海底には、ほとんど無傷のゼロ戦が沈んでいます。ラバウルのクラウロッジの主のピーターさんがスポットを知っています。コックピットは空いた状態ですので、パイロットは無事脱出したのでしょう。(写真は有りません) -
戦後65年経ちますが、ラバウルではいまだ戦争の跡は、そのまま残されてます。ラバウルは、強力な航空隊がいたので、いわゆる「うさぎ跳び作戦」で米軍による攻撃と占領は避けられました。ニューギニア本島では、作戦ミス/補給無しで、存亡率が90%を超える部隊も有りましたが、ラバウルでは比較的多くの方がこの地で終戦を迎えたようです。
戦火に火山に、ラバウルは多くの人災・災害は被っていますが、パプアの中では比較的治安もよく、現地の方の表情が比較的明るいが印象的でした。
(パプア本土の治安最悪/凶悪なラスカル達のイメージがあるほど、ラバウル良いとこ・・・と思えてしまいます)
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