2015/12/30 - 2015/12/30
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mistralさん
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12月30日、午前中に奈良ホテルの館内ツアーに参加し、歴史のある
ホテルを味わい
午後は山里歩きに出かけた。
目指したのは当尾。
近鉄奈良駅から浄瑠璃寺までバスが出ているようだ。
浄瑠璃寺と岩船寺の間には石仏が点在しているようで、そこを
巡る散歩コースがガイドブックに紹介されていた。
この旅行記を書くまで、歩いたコースは奈良だと思っていたが、
初めてそこは京都府にあったことを発見した。
(表紙写真は大門石仏群)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルを出て北上
春日大社の参道にいたる一の鳥居前を
通り過ぎて
近鉄奈良駅へ向かった。 -
今回は
春日大社にも寄らず
興福寺、東大寺にも
わき目もふらず
近鉄奈良駅へまっしぐら。 -
近鉄奈良駅にある
バスターミナル112系統のバスにのって
終点の浄瑠璃寺までやってきた。
バスは頻繁には出ていないので
あらかじめホテルで出発時間を調べていただいた。
乗客は3人だけ。
観光シーズンはとっくに終わっているようだ。 -
-
-
上がって来た参道を
振り返る。
時期によって馬酔木、紫陽花などが
咲き競うようだ。 -
-
-
藤原時代、京都を中心に多く建立された
九体阿弥陀仏を祀るための横長のお堂が
すぐ目の前に飛び込んできた。
その形式で現存している唯一のお堂。 -
堂内の
一体一体の如来の前に
板扉がある。 -
以前
その扉が開け放され
その奥に
一体一体の如来様のお姿が見える
写真を見た事があった。 -
多分、此岸(しがん,三重塔)から
彼岸におられる阿弥陀仏を
池越しに臨んだのが
その写真のイメージとなったのだろう。
九体の阿弥陀如来像がずらりと並ぶ。
堂内は撮影禁止の為,パンフレットからの
写真を載せます。 -
同様に
不動明王三尊像 -
鐘楼を通り
-
池を中央にして
-
東側には
-
薬師如来を祀る
三重塔が建っている。 -
灯籠から覗くと
西方にある本堂が見える。
この灯籠も重要文化財に指定されている。
貞治5年(1366年)の銘があるようだ。 -
-
国宝の三重塔。
平安末、京都一条大宮から移築。
東方本尊の薬師仏を安置している。 -
三重塔前の石段を上る。
浄土式の庭園と本堂が見下ろせる。
庭園は現在は改修中。 -
-
このあと
まっすぐ岩船寺へは向かわずに
山里に点在する石仏巡りのために
周遊コースを歩く予定。 -
この地図を見たことから
石仏巡りをしてみようと思った。
浄瑠璃寺からまっすぐ岩船寺へ
上がっていかずに
左側をぐるっと迂回するコースを
とってみようと思った。 -
浄瑠璃寺から歩き始めてまもなく,
このような立て看板が立っている。
(加茂町観光協会によるもの)
当尾には、浄土信仰で栄えていた鎌倉時代に
刻まれた石仏が点在しているようだ。
世俗化した奈良仏教に嫌気がさした僧侶たちが、この地に
庵をかまえて修行していたようだ。 -
「長尾の阿弥陀」
-
まもなく
道沿いには小さな石像が
びっしりと並んでいる
西小(にしお)無縁地蔵群を通り過ぎる。 -
-
前面に景色が開けたところで
-
加茂プラネタリウム館への
標識が現れたら
右折。
同時に大門仏谷(ほとけだに)磨崖仏の
標識もでている。 -
「仏谷 阿弥陀磨崖仏」
銘文はないが
鎌倉初期の作か?と看板にある。
約2.5mの坐像。 -
6mの花崗岩に彫られている
当尾の磨崖仏では最大のもの。
(阿弥陀?釈迦?弥勒?)如来に
ついては諸説があるようだ。
製作年代も奈良〜鎌倉時代にかけてとのこと。
かすかな笑みが見られるような?感じがするが
かなり遠くにあって、はっきりとはわからない。
近くまで降りていける小路があるようだ。 -
この間、ず〜っと上りが続く。
大門 石仏群へとやってきた。 -
表紙写真の石仏群。
竹藪や細い道に散在していた石仏や
石塔を集めて
置き直したようだ。 -
-
春日大明神がすぐそばにある。
今はお社だけがひっそりと残っているが
かっては大きな神社だったようだ。 -
目印となっている火の見櫓の近く
「首切石仏」までやってきた。
阿弥陀石仏
1262年作と立て看板にはある。
当尾の石仏の中では
銘があるものとしては
最古のもののようだ。 -
首切とは
首のくびれが深くきれて見えるためとも、
また処刑場にあったためとも
言われているようだ。
一時姿を消し、都会に出ておられた?とのこと。
村人によって元の場所へ戻された。 -
そばにあるのは
十一面観音像か? -
多少広い街道に出てきた。
つきあたりには
藪の中三体仏の立て看板が。 -
石仏が遠くからでも
見えてきた。 -
-
正面の石には
十一面観音と地蔵菩薩が
左手の石には阿弥陀如来像が
彫られている。 -
所々に
無人の販売所があって
漬け物や野菜などが
ぶら下がっている。 -
更にバス道ではない細い道をたどって
歩いていくと
「あたご灯篭」が見えてきた。 -
当尾では、お正月に
ここからおけら火を採り
雑煮を炊く風習があったという。 -
こんな平坦な道もしばらくあったりして
その間に息も整えられる。 -
再び上りがつづく。
阿弥陀如来坐像の右には
燈明が供えられるように
火袋が彫られている。
(写真では写っていないが地蔵菩薩像が
90度の対面で刻まれている。) -
柔和な笑顔に
癒される。 -
唐臼(からす)の壺という立て札の
ある,鳥の水飲み場のように
穴のあいている石が。 -
あとすこしで岩船寺との
標識があったが
ここからが一番辛い上りとなった。 -
息をきらしながら上り,
途中にある石仏はパスして,
やっと平坦な道に出て
ぐるっと回りこんだところに
岩船寺の山門が見えてきた。 -
-
-
室町時代の三重塔は
最近修復が終わったばかり
とのことで
朱塗りの赤が鮮やかに映える。 -
重要文化財
十三重塔 -
-
本堂の中で
御朱印をいただく。
ご住職が堂内にいらっしゃる
数々の仏像の説明をしてくださった。
あいにくバスが一時間に一本程度しかなく
予定していたバスの時間が迫っていて
そこそこにお暇したのが心残りだった。 -
-
-
石段を降りた所にあるのは
かつて修行僧が身を清めたという
石風呂。 -
お寺近くにあるバス停から
木津川市コミュニティバスに乗って
JR加茂駅まで向かった。
帰りも乗客は二人だけ。 -
JR奈良駅まで揺られて帰った。
今までに味わったことのない奈良(実際は京都)を歩き、
権力者の造った造形物でないものにふれた、
良い午後となった。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- わんぱく大将さん 2016/02/04 08:23:56
- 顔も色々
- mistralさん
仏さんのお顔もいろいろですね。 見てて面白いです。まあ、こちらで言ったらイエス様やマリアさんの顔がいろいろ、聖人の顔がいろいろって感じですかね。
大将
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