2015/05/19 - 2015/06/09
1026位(同エリア1478件中)
haneさん
ヘルシンキは素敵な街だけど、北欧の物価はとにかく高い。長く滞在したいところだけれど、後ろ髪ひかれつつエストニアの首都タリンへ。
フェリーで2時間ばかり、あっという間に到着です。
タリン旧市街はほんとに小さくて、中世の雰囲気を残した素敵な街。とくに私が滞在した時期はお祭をやっていて、中世の服装をしたひとたちや、音楽があふれていて、よりその雰囲気を楽しむことができました。
ヘルシンキから日帰りする方が多いようですが、お時間があればぜひ宿泊して中世の雰囲気に浸ることをおすすめします♪
以下、恒例(笑)の、滞在中にメモしてた日記もどきです。
つらつらと長いので、興味ない方は読み飛ばしちゃってください!
5/31 日
朝早く数人が出発するものの、日曜の朝はゆっくりする人が多い。通りに人も殆どいない。ホステル内で夜さわぐひとも居らず、静かでよかった。若者というより、落ち着いた大人の宿泊者が多かった印象。まだ夏休みには早いしね。
ベッドリネンをはがしてバスケットに片ずけて。身支度して、9時半過ぎに出発。鍵は全て共用で、特にチェックアウトにレセプションに寄ることもない。そのままふらっと出るだけ。
今朝もいい天気だけど、遠くにもくもくと大きな雲がたってる。明日は崩れるらしいからな。タリンも午後から雨予報。土砂降りじゃなきゃいいけど。
リンダラインのチェックインは出発30分前からの予定。だけど、まだ船が来てない。予定時間を10分くらい過ぎて、ボーディング開始。チケットはプリントしなくてもよかったみたい。スマホやタブレットにバーコード保存してあればそれでOKで、ゲートにもプリントしなくていいと書いてある。けど、ゲートに書いてあっても、予約時には何も表示されなかったからわざわざプリントしてきちゃった(´Д` )
ともあれ、チケットとパスポートを見せて搭乗。いつもは赤い船体の高速艇だけど、現在一部整備にはいっているらしく、違う船で運行。高速艇ではないので、スピードも速くない。高速艇じゃないから安く…というわけには行かず、どの船、どの時間帯に乗っても料金は一緒。日帰りで行き来する人が多いから、朝イチは混むらしい。10:30発はガラガラ。おかげて荷物置き場も余裕♪(´ε` )
出航すると、ヘルシンキの代表的なランドスケープ、大聖堂や市庁舎、ウスペンスキー聖堂などが見えてきれい。やがて世界遺産スオメリンナの横を抜け、バルト海へ。
船も小さいし、けっこう揺れる。
リンダラインのタリンの港は小さいし、雰囲気が微妙。周りには何もない。とりあえず人の波についていくと、ふとっちょマルガリータが見えてきたので旧市街へ。
宿に荷物を置いて街の散策に出たけど、急激に気温が下がって、突然の雹。寒いよー(´Д` ) エストニアのひとだけじゃなくヨーロッパのひとは、ちょっとやそっとじゃカサ差さないひとが多いけど、さすがに雹は痛いから軒下に避難。わたしも城壁の門のかげに避難。
そのあとも晴れたり雨になったり、不安定。教会の雨樋に溜まった雹が下に溜まって冷たい。
市庁舎近くの聖霊教会では、パイプオルガンのエキシビション。弾いてるところ間近で見られたり、すぐ近くて音がなるからすごい迫力。空気が振動してるのがわかる。しかしパイプオルガンがある教会は久しぶり。ロシア正教の教会は素晴らしいイコンやモザイクで埋め尽くされてるけど、基本は声楽だから楽器はない。
市庁舎のある広場では、タリン・オールドデイのイベント中。中世の服装のひとが街をあるいてたり、お祭りムード。でも何度も雨降るし、残念。
ふらふらしてたら新市街のほうに出たので、宿で教えてもらったショッピングモールのスーパーへ。お惣菜とか、レディミールが充実♪(´ε` ) しかも高くない。ビールはヘルシンキの半額くらいだし、ロシアと同じくらい。宿代とか全般的なことを考えれば、やっぱり物価は安い。
天気回復してたのに、またまち一転、雨。けど、ちょっと待つと雲が切れて青空。バスターミナルを見に行こうとしてたけど、途中でけっこうな雨(つД`)ノ しばらく待って、小降りなところで再開。旧市街がこちゃこちゃしてるせいか、方向感覚が狂う(´Д` ) ラディソン・ブルとスイソテル、ストックマンを過ぎて真っ直ぐ、やっぱりけっこうある。しかたない。場所が分かって良かった。そして帰り道、旧市街に差し掛かったくらいにまた雨。
宿に戻ったら7時過ぎ。その後は天気良好。日は長いけど、腰も限界だし今日は終了。午後はめまぐるしい天気だった(´Д` ) 寒いし。
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エストニアのタリンへ!
いくつかフェリー会社はあるけれど、料金の一番安いリンダ・ラインを選択。こちらもネットでチケットを買えますが、夏の繁忙期でもないかぎり満席にはならないと思うので当日でも大丈夫と思います。
リンダ・ラインは高速艇で、船も小さいです。なのでシケには弱く、あまりに風や波が高い場合は欠航になることも。そして小さい船ということは揺れやすいので、酔いやすい体質の方はバイキングラインやタリンクの大型客船のほうがいいかもしれません。
リンダ・ラインが出入港するのはヘルシンキ南港、マカシーニ・ターミナル(Makasiiniterminaali)。
ヘルシンキ大聖堂・元老院広場正面から真っ直ぐ道なりに行った先にあるので、市街にも近くて便利。道を挟んで小高い丘にある教会が目印。 -
マカシーニ・ターミナル内。
リンダ・ラインのカウンターが並んでますが、いつ行っても1ブースくらいしかオープンしてない(笑)
夏場の繁忙期はきっと混んでるんだとおもいますが・・・。
ウェブサイトなどで事前にチケットを買ってメールで受け取っている場合は、カウンターに寄る必要はなく、直接ゲートへ。(旅行会社などが発行するバウチャーの場合は、旅行会社からの指示に従ってください。)
ゲートが開いたら、チケットとパスポートを係員に見せて外へ。
チケットはプリントしたものでなくて、スマホやタブレットに保存したデータでも大丈夫でした。むしろ、紙(資源)のムダだからデジタルデータ推奨みたい。 -
リンダ・ラインといえば真っ赤な船体がシンボル。
ですが、たまたま繁忙期前のこの時期、定期メンテナンスのため交替でドッグ入りしているとのこと。そのため便によっては代替の船での運行になっていました。
代替の船は高速艇ではないので、通常より時間がかかります。特に時間がかかる便への割引はないですが、ウェブサイトを見れば何日のどの便が代替船なのかはわかります。
わたしが乗ったのは代替船。 -
船内に入ると、荷物置き場や軽食・飲み物の販売店などがありました。
代替船での運航なので通常の高速艇はどうなっているのかわからないですが、シートはかなり詰まっている感じだったので、大きな荷物は荷物置き場に置いておくのが無難です。
階段を上がって2階へ。自由席なので、やっぱり窓際がいい!
乗船すると、スタッフが飲み物のオーダーに回ってきます。2時間くらいの船旅なので私は頼みませんでしたが、ヨーロッパのひとって、けっこう有料でもあったかいコーヒーとか頼むんですよね。日本だと自販機やコンビニで暖かい飲み物とか安く手に入る生活に慣れてしまってるので、ついついケチっちゃいます(笑) -
座席はこんなかんじ。
けっこうキツキツだけど、小型・中型のフェリーってこんなものかと。
大型客船で運航するバイキングやタリンクはソファなんかもあって優雅みたいですね〜。 -
振り返るとヘルシンキ港
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船尾にはエストニアの旗
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世界遺産スオメリンナの横を航行
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タリンクの大型客船とすれ違い。
船体が大きいせいか、すごくゆったりと進んでいるように見える。 -
遠くに見えてきたタリン
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船上から見たタリン旧市街。
リンダラインの発着場は、市民ホールの裏手に当たる桟橋。
ほんとにちっちゃい港です。 -
市民ホール港から、旧市街の入口までは徒歩10〜15分くらい。
どっちが旧市街方面なのか港には表示もなく、なんとなく歩いていったら大きな道に出る、といった感じです。広い芝生やトラムの線路になっているところを突っ切ると、太っちょマルガリータこと海洋博物館が見えてきます。
スマホやタブレットに、オフラインでも使えるGPS地図をダウンロードしておけば迷わずに行けます。 -
旧市街の入口のひとつ、スール・ランナ門。
市民ホール港からここまで、ゆっくり歩いて10分程度。 -
スール・ランナ門から旧市街中心部へ続くピック通り。
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ピック通り
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レリーフのきれいなドア
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ピック通りから、市庁舎広場方面
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聖霊教会
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聖霊教会内部
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聖霊教会のパイプオルガン。
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なかなかパイプオルガンの演奏席を間近で見るのは珍しい♪( ´▽`)
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特別にデモンストレーションで弾いてくれた♪( ´▽`)
指で鍵盤とその横のパネル、足はペダル。ほんとオルガンを弾くのは大変。両手足が全然別の動き。 -
鍵盤と横のパネル
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こういう中世のデザインて、ちょっと笑っちゃったりするけど、かなり好み♪(´ε` )
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タリンでは中世祭りが開催中。
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市庁舎広場ではコーラスやオーケストラの演奏も。
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旧市街中心部のレストランでは、スタッフも中世の衣装で盛り上げてくれる
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5月も末日、日本では梅雨でジメジメと暑くなる時期だというのに、カフェにはもくもくのあったかい膝掛けが。
日差しは暖かいけど、風がつめたい! -
日差しはギラン、風はつめたい。
聖ニコラス教会の公園でもストールが出て賑やか -
真っ青に澄んだ空と白い中世からの建物
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こういうやつ、やっぱりあるんだ♪( ´▽`)
タリン旧市街は小さな街だから徒歩でどこでも行けるけど、石畳がツルツルぼこぼこな所も多いから、子供とかご年配の方にはオススメ。 -
旧市街に車両は入れるんだけど、中世からのほんとに古い街並みだから狭い路地がいっぱい。なので自転車ツアーも便利。
ただ、けっこうなスピードで狭い道を走り抜けてくから、ちょっと怖かった(´Д` ) -
カタリナの路地。
たくさんのアーティストや職人さんがアトリエを構える狭い通路。
残念ながら日曜日だったのであまり開いてなかったけど、作品も買えます。 -
ヘルマン塔と城壁
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旧市街への入口のひとつ、ヴィル門。
マクドナルドがすぐそばにあって、wifi飛んでいるので便利 -
ヴィル門から新市街へ出てすぐにあるショッピングモール。
ここの地下にあるスーパーは、ベーカリーやお惣菜・デリも豊富でバックパッカーにはありがたい存在♪(´ε` ) -
ピック通りのどんつきにある門。
この先は坂になっていて、展望台が幾つかある丘の上エリア。
タリンでの宿泊は、この門のすぐ横にあるTabinoya。広場まですぐだし、便利な立地。 -
ゆるゆると坂を上っていく。
これ、真冬は雪が凍りついて大変だろうな… -
アレクサンドル・ネフスキー聖堂
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丘の上の街
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丘の上の展望台から。
展望台はいくつかあります。 -
天気が変わりやすい…
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塔の広場方面
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ライ通り
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聖オレフ教会
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聖オレフ教会内部
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聖オレフ教会の鐘楼内部。
この塔が旧市街で一番高い建物。 -
細い階段を上って、鐘楼の屋根へ。
ほんとに、屋根の斜めの部分に無理やり細い通路を作っただけの、かなりおしりキュンキュンするスポット。
足元不安定だし、すれ違いも大変なくらい狭いし、高いし、風強いし、高所恐怖症でなくてもドキドキする(´Д` ) -
塔の上から。
エントツのすこし先にあるのが、リンダラインが発着する市民ホール港。
大型客船が停泊できる港はずっと遠い -
カラフルな家
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下を覗くとひやっとする
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タリン旧市街
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おみやげやさん
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エストニアのポストは緑色
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ほんとにめまぐるしく変わる天気。
大粒のヒョウが降ってきた! -
雨どいに溜まったヒョウ。
降ってた時間はほんの僅かだったのに、あっという間にこの量(´Д` )
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