ユーロラインズのバス＠バスターミナル/タリン/エストニア

1996/09/25 - 1996/11/13

1996年9月26日、フィンランドのヘルシンキから水中翼船でエストニアのタリンへと到着。
これから、エストニア、ラトビア、リトアニアとバルト三国を南下することになる。

タリンの鉄道駅で時刻表をチェックすると、タリンからリガ（ラトビア）行きは、午後５時１５分発のワルシャワ（ポーランド）行きの一本だけ。
リガ到着は深夜になるので、鉄道で行くのはちょっと無理だね。

タリンのバスターミナルへ行くと、ユーロラインズのリガ行きのバスは１日４本ある。
出発は９時４０分、１２時３０分、１５時、それから２３時４０分。


所要時間はだいたい６時間。
昼や午後出発のバスだと、リガへの到着が夕方だったり、夜だったりするわけで、土地勘のない旅行者としては避けたいね。

選択肢としては、朝一番で出るか、夜行バスになる。
しかし、たった６時間程度のバスに乗るために、深夜の出発まで時間を潰すのもおかしな話だ。

つまり、出来るだけ早くタリンを出て、リガへの到着を早い時間にした方がいいだろう。
ホテルも決めてないのだからね。

ということは、旅行者としては、一番早い午前９時４０分のバスに乗ることになる。
1996年9月29日、午前6時に目が覚めて、準備を済ませる。

民宿からバスターミナルへ、歩いて15分。
トラムに乗って一度、バスターミナルへ行ってるので、歩いても気楽だ。

バスターミナルに余裕を持って到着して、いろいろ見ていると、９時４０分のバスの前に７時発のバスもあった。
ただ、これはユーロラインではない別の会社のバスらしく、持ってた切符では乗れないとか。

つまり、国際バスは別にユーロラインだけではなくて、他の会社も走ってるってことだよ。
ま、考えてみれば当たり前のことなんだけどね。

ユーロラインズバスは快適な大型バスで、荷物を座席下のトランクスペースに入れる。
バスにはトイレも付いている。

このとき人数が少なかったせいか、座席は自由に座ってよかった。
９時４３分に出発して、エストニアの国境への到着が１３時。

エストニアの出国チェックはバスを降りて、出国審査を受ける。
再度バスに乗って進むと、ラトビアの入国審査は係官がバスへ乗り込んできて、スタンプを押してくれた。

この間ずーっときれいな森の中の完全舗装の道を、静かにスーッと走っていったので、とても気持ちよかったよ。
たまたま乗客も少なかったしね。

１５時４０分に、リガ鉄道駅近くにあるバスターミナルへ到着。
荷物を背負って、鉄道駅へ歩き、駅前の「Viesnica AURORA」へチェックインする。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 3.5

ユーロラインのバス時刻表