2016/07/15 - 2016/07/16
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walkingmanさん
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バルト三国を北上中。最後の国エストニアの首都タリンに入りました。
7月15日:バスでリガからタリンへ移動。到着後市内散策。
7月16日:タリン市内観光。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月15日、昨夜の雨がようやくやんだリガの町。バックパッカーは雨が苦手。大きなバッグを背負うので傘では対処できない。タクシーを使えばいいと思われるかもしれませんが、そんな贅沢ができるならバックパッカーなんてしていません。
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リガからエストニアのタリン(Tallinn)へバス移動。今回のバスは豪華でした。2×2列のゆったりシートでモニター付き。コーヒー無料。足元広々です。21ユーロ(2,529円)
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ここがタリンの宿の入口。いつものようにネットで予約をとったのだけれど、備考欄に赤いドアが目印と書いてありました。該当の住所の建物に着くとたしかに赤いドアがあるけれど複数ある。各ドアのまわりをキョロキョロ。どこにもホテルの名前がありません。少し躊躇したけれど、ここしか考えられないという赤いドアを開け、階段を上がりました。するとホステルはこっちという矢印があって、それが導くのがこの飲み屋の入口なのです。怪しさ満点なのです。
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中に入るとロック系のバーでした。で、中のお兄さんに「ホステルを予約したんだけど…」と切り出すと「なんて名前のホステル?」って逆に聞かれました。なんでホステルのお兄さんにホステルの名前聞かれるの?。
わけがわからなかったけど予約していたホステルの名前を言うと、お兄さんがパソコンで予約を確認したようで、ここに泊まることになりました。“でも、ここバーだし”と思ったら、この急な鉄階段の奥が部屋でした。バックパックを背負って上り降りするには不安定な階段です。 -
写真で見るとまあまあきれいに見えるけれど、陰気な部屋です。しかもバーの音がうるさい。音楽とか客の話し声とかが夜中でもする。水回りを含め建物は古くてメンテナンスが悪い。今回の旅では、50ヶ所以上の宿を泊まり歩いたけれど、ここが最低でした。2泊で37.3ユーロ(4,753円)。
そもそもタリンはドミトリーが少ないようで、買い手市場です。僕が予約したサイトでも予約を入れたときにベッドがあったのはここだけだったから選択のしようがなかったのだけれど、この設備でこの値段はあきらかに足元見られてます。
驚いたのは、隣の奴と話していたら、彼が泊まっているのは別の名前のホステルだったことです。つまり、ひとつの宿が複数の名前で営業していたというわけ。“だからチェックインの時に、僕が予約したホテルの名前を聞かれたってわけね”と納得した。複数の名前を使い分ける宿なんて、ロクなもんじゃない。 -
タリンの中心。タリンは小さい町。そしてリトアニアのヴィルニュスに似ていました。一方は内陸で一方は海沿いという大きな違いはあるけれど、建物の感じとか町の大きさとか、これといった見学ポイントがないところとか、よく似ています。
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観光案内所で手に入れた地図。僕はほとんどの町の観光案内所で町の地図を手に入れてきたのですが、タリンのはデキが良いです。中国語におされて日本語の地図が用意されている所が少なってきているなか、こちらのは観光スポットのミニ解説が日本語のちゃんとした文章で書かれており、しかもおすすめの場所には『必見』と印がついている。
『必見』マークがついている地図はそうお目にかかれません。なぜなら、観光案内所が観光スポットの優劣をつけるのにためらいがあるようで、大体の地図では優劣はつけないのです。主要スポットだけイラストをいれたりするちずはあるけれど、『必見』とまで書いてあるのは初めて見ました。 -
オラヴ教会(Oleviste Kirik)。とっても高い塔がシンボルの教会です。2ユーロ払えば塔に昇れるそうですが、町を見下ろしてもしょうがないと思うので僕はパス。聖堂内だけ見学しました。
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内部はスッキリしています。木の床は珍しいです。
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タリンのシンボルといえば太っちょマルガレーテ(Paks Margareta)と呼ばれるこの建物。今は博物館になっているそうですが元々は砲台だそうです。
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アレクサンドルネフスキー寺院(Aleksander Nevskki Katedraal)。東方教会系の聖堂だというのは姿を見ればわかります。チョコレートケーキを連想しました。
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ここは約600年前に創業された薬局だそう。木製のショーケースは古いものですが、販売されているのは現在の薬です。
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店内は半分は博物館のようになっていました。昔の薬や天秤はかりなどが展示されていて楽しめました。
大勢の観光客が店に来て何も買わずにでていってしまうので、少し気の毒に思いました。 -
この他にも教会や城壁、ショッピングセンターなど、むちゃくちゃに歩いたけれど、あまり面白いものには出会えませんでした。タリンは小さな町で、時間を持て余してしまいました。
日本人観光客に人気の高いタリンだけれど、僕にはそれほどいいとは思いませんでした。
考えるに、日本の観光客はヘルシンキを目的にやってきてついでに日帰りでタリンにやってくるというパターンが多い。船で入国というシチュエーションに旅心が躍るし、コンパクトで雰囲気がヘルシンキとは違うタリンが魅力的にうつるのかなあと思いました。でも僕はバルト三国を下から北上したので、最後に訪れたタリンに新鮮味が感じられなかったのでした。
バルト三国の首都を比較すると、僕の評価は、リガ>>>ヴィルニュス>タリンの順。圧倒的にリガの勝ち。 -
ヨーロッパではボックス式の無人公衆トイレを見かけることが多い。タリンの町が見渡せる展望台のそばにもありました。使おうとしたら、トイレは故障中でした。
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で、その公衆トイレに貼られていたのがこれ。公衆トイレが0.2ユーロなのに、お土産屋でトイレを借りたら1ユーロ。くやしいのでこういった店のトイレには意地でも入りません。
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バルト三国やフィンランドでよく見かけたのがヘスバーガーというチェーン。ダブルバーガーのセットが4.6ユーロ(585円)。
この店にはトイレを借りたくて入りました。ところがトイレは有料で、ドアを開けるためには注文とは別にお金が必要でした。それならトイレだけ借りて、ハンバーガーなんかたのまずに別のものを食べればよかった。
ファストフードチェーンでも店によってトイレの扱いが違って、無料の店、レシートに記載された数字を入力して鍵を解除して使う店、有料の店と様々。同じヘスバーガーでも扱いが違ったりするので入ってみるまでわからない。統一してほしいよね。 -
ザクロのジュースは日本ではなかなかお目にかかれない。さらっとしていますが甘いです。1.25ユーロ(151円)。
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中華のテイクアウトもここ数年でヨーロッパ中に広まりました。東洋系の人だけでなく、白人も普通に食べてました。味付けも中華風、照り焼き風、タイ風などいろいろ。6ユーロ(763円)。ケバブや寿司のようにメジャーになる日がくるかもしれません。
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