2015.8 蘭州・敦煌・西安～河西回廊を行く【12】～陽関

2015/08/13 - 2015/08/13

陽関へは、昼食に立ち寄った農園（レストラン）から車で５分ほどで到着しました。こちらは玉門関と違い陽関が存在したと思われる場所に、当時の関所を模したような陽関博物館が建っており、やはりテーマパークのようになっていました。
陽関から帰った後で夜光杯工場へ行き夜光杯を購入。
夜光杯は、唐代に活躍した王翰の「涼州詞」葡萄の美酒　夜光の杯・・・で有名な玉を研磨加工して作る杯です。

エリア 敦煌(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

陽関は漢代の烽火台が高台に朽ちた姿で残っている場所だったのですが、やはり、そこは中国、最近建てられたという「陽関博物館」というテーマパークになっていました。

陽関 建造物

博物館の正面にはひときわ大きい張騫の像が立っています。
博物館には、通行手形などの長城やシルクロード関係の収集品が陳列されていました。

陽関 建造物

数年前に建てられた城門の外壁には、漢時代の兵器の模型が並べてあります。

陽関 建造物

博物館の外には、陽関の駐屯地が、映画のセットのように再現されていました。

陽関 建造物

タマリスクの花が咲いていました。

博物館からかなり離れた丘の上に漢代の烽火台があるのですが、そこまではカートに乗っていきます。カート乗り場には唐の詩人・王維の像がありました。
ここ陽関は、王維の七言絶句の詩「送元二使安西」(西の方 陽関を出づれば 故人無からん)が詠まれたことで有名です。

陽関 建造物

漢代の烽火台ですが、かなり砂に埋もれています。

陽関 建造物

映画のセットのような砦も当然、最近のものです。

陽関 建造物

陽関は、漢代から魏晋南北朝時代を最盛期とし、10世記以降海路交易の発展などにより衰退し千数百年の間沙漠のなかに放置されてきました。

陽関 建造物

地平線が見えるこんな光景を見たかった。

陽関 建造物

ゴビ灘の地表には古銭などの遺物が見られることもあるとのことでした。

陽関 建造物

遠くにオアシス（昼食に立ち寄った農園の集落）が見えます。

陽関 建造物

砂漠（シルクロード）を歩く気分が味わいたく一人で少し歩いてみました。

陽関 建造物

真夏の炎天下でもあり、ほとんど人はいませんでした。

陽関 建造物

高台には展望台があり、そこから荒涼としたゴビが眺望できます。

陽関 建造物

砂漠感溢れる写真が撮れました。

陽関 建造物

映画「敦煌」の撮影の際に建てられた撮影用セットが、そのまま残され現在はテーマパークとして公開されているそうです。写真は道路高台から撮影したもの。

敦煌は「夜光杯」の生産でも知られており夜光杯工場 に寄りました。
どうしても欲しかった夜光杯、値段はピンキリなのですが最高級ランクのものを購入・・・かなりの値段でした。

夜光杯工場 専門店

途中、スーパーマーケットに寄りました。明日は丸一日、電車移動なのでお菓子などを買います。

敦煌、最後のディナーです。