2013/07/18 - 2013/07/18
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<行った所>
敦煌:莫高窟、鳴沙山・月牙泉。
★
東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、
シルクロード経由でユーラシア大陸を横断する旅行です。
11日目は、早朝、嘉峪関から敦煌に向かい
そのまま敦煌観光です。
その日の夜、寝台で敦煌を出発するので
敦煌では一泊しません。。
敦煌は世界遺産の莫高窟と
ザ・シルクロードなイメージ満点の鳴沙山・月牙泉
の2箇所をめぐります。
9-10日目 中国 嘉峪関
http://4travel.jp/travelogue/10796480
の続きです。
----------------------------11日目(2013/07/18)---
嘉峪関 <海抜約1,600m>
↓(電車)
敦煌 <海抜約1,100m>
・莫高窟
・鳴沙山・月牙泉
敦煌
↓(電車) ≪車内泊≫
トルファンへ続く
<写真は鳴沙山>
全体のルートはGoogle mapで↓
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI
(※)
敦煌でも、嘉峪関から続くシャッターボタンの不具合のため
写真が一部歪んでいたりピントの甘いものがあります。
ひどいと思われるものは適宜補整しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11日目(2013/7/18)
3:45
嘉峪関駅です。
だから朝早いっての。。
2:30起き
↓
3:30チェックアウト
↓
3:37ホテル前
↓(タクシー)13元
3:45嘉峪関駅
という行程でした。。 -
嘉峪関駅の待合室です。
こんな朝早いので寝ている人もわずかにいますが
人民達は基本起きていて、
元気のよさに圧倒・・・というかやや呆れます。
私もこのときは頭が冴えて
元気な方でしたw -
4:42
すでに電車がスタンバっていました。
改札が遅いというより
電車が予定より早く来ている感じです。
西安/蘭州発 敦煌行の電車のようです。
電車 K591
4:48 嘉峪関駅→9:27 敦煌駅
軟臥 152.5元 -
この電車は奇跡的に
軟臥チケットがゲットできたんですよ!
朝早すぎるので
うとうとできるかも!
軟臥車両はこんな感じ。
各部屋にはドアがついており
締め切ることで灯りを断ち切って
寝ることが出来る仕様になっています。 -
暗くてわかりにくいですが
ここが座席番号でした。
すでに誰か前の駅で降りた客がいたようで
布団はぐちゃぐちゃでした。
やや抵抗ありますが
布団をひっくり返して
そのまま横になってしまいます。。 -
この角度だと全体像がわかりやすいかも。
軟臥は、基本、
1部屋4つのベッドがあり、
部屋にドアはついていますが
ベッドには仕切りはありません。
ベッドは、横の大きさも縦の大きさも
日本人の標準体形だと
微妙に小さく感じるかもしれません。
下段が人気で一番高いチケットなのですが
上段の方がプライバシー的にはいいのかも?
電車が走り出したら揺れが気持ちよくて
乗ってすぐうとうとしてしまいました。。
一旦おやすみなさいzzZ -
8:33
4時間ぐらい寝てたみたいです。
やっぱり静かで暗くて寝やすい!
次からこれにしなきゃ。。
起きたらこんな景色が!
植物が一切生えていない!
どこなんだろう。。
↓
この電車は
4:08 嘉峪関駅
6:18 玉門鎮駅
8:06 瓜州駅
9:27 敦煌駅
ということは瓜州をでたところっぽいですね。
まだ甘粛省なんですよね。。
甘粛省の景色の移り変わりはすごい! -
9:19
やや早く敦煌駅に到着しました。
うひゃあーすごい晴れてるー
陽射しが痛いくらいです。 -
駅を降りると
タクシーの呼び込みがすごい!
カートをもっている彼は
この後すぐ肩をひっぱられて
半ば強引に連れて行かれていました。。
私はほとぼりが冷めるまで
駅の写真を撮り(ふりが殆どでしたが。。)
落ち着き始めてからタクシーの運ちゃんと
料金交渉をしました。 -
9:28
交渉の末、莫高窟まで35元で合意!
敦煌駅(もしくは敦煌空港)から
莫高窟までは40元が相場のようなので
健闘したほうではないでしょうか。
タクシー
敦煌駅→莫高窟
約20分、35元(要交渉) -
駅から莫高窟に向かう道路です。
すげー。。なんもない。。 -
9:49
タクシーは切符売り場の比較的近くに
停まってくれました。
莫高窟ではガイドツアーでしか見回れません。
中国語であれば、来た順に25人程度で
1グループとして見回るそうですが
某歩き方によると外国語ガイドの場合
9:00、12:00、14:00の3回のみなんだとか。
なんか中途半端な時間だったので
中国語ガイドだったとしても
とりあえず中が見られればいいかな
と思っていました。
窓口の方では英語が通じなかったのですが
パスポートを見て日本人だとに気付いたためか
5分ほど電話したりどこかに行ったりした末
日本語ガイドの手配をしてくれました。
ありがとうございました!
中国とは思えないサービス。。
なんか恐縮です。。
※莫高窟は2015年から予約しないと入れなくなっています。
ネット予約も中国の電話番号等を要求されたりと事実上不可能っぽいので
現地旅行会社等で1か月前あたりに手配をした方が無難です。 -
これが外国語ガイドのチケット。
ちゃんと「外語導遊費」とあります。
莫高窟
入場料(外国語ガイド) 180元 -
のそのそ入口までやってきたら
荷物の預け場が!しかも無料!
ロッカーではなく
窓口で預けて番号札を受け取るスタイルなので
大きな荷物でも大丈夫です。
なお、莫高窟内は写真・ビデオ撮影禁止なので
入るときに、ここに預けろといわれます。
この後、無事日本語ガイドに落ち合えて
まわってもらいましたが、
なんとガイドさん+日本人+私の3人だけ!
しかもその日本の方は先に見ていたため
途中で抜けてしまい、後半はマンツーでした。。
聞くと、日本人観光客は
減りまくっているらしいです。 -
莫高窟の洞窟はこんな感じです。
それぞれにドアがついており、
さながらマンションのようです。
ちょっとドゴン族の断崖住居を思わせます。
さて、莫高窟ではガイドの独断で選んだ
10個の洞窟しか見られません。
自分で好きな番号を指定することはできません。
見学時間は1時間30分でした。
私が見たのはこの10個。★は良かったもの。
259番(北魏)覚えてない・・・
130番(盛唐)
★莫高窟で2番目に大きい大仏。でかさに感動!
148番(盛唐)★寝てる仏。保存状態がよい。
103番(盛唐)水墨ではなく珍しい青緑山水図の絵
71番(初唐)ウイグル族っぽい釈迦如来
61番(北宋)七曜×4像で一ヶ月を表す絵
25番(晩唐)
★舎利弗vs労度叉の絵。忠孝思想を説く。
23番(初唐)
★三宝(仏・法・僧)の絵と黒い仏像。
もとは鉛丹で赤かったらしいが鉛の酸化で黒に。
16番・17番 17は隠し洞窟。案外大したことない。
★16は入口に鐘と太鼓があり、西安を思い出す。
中はかなり大きく、金の像が壁一面に貼られ
なかなか見ごたえありでした。
ちょっと仏教の伝説などをかじっておくと
より楽しめると思います。
1番大きな仏像がある96番目には
連れて行ってもらえませんでした・・・ -
外に出て、その96番目の窟にあたる
一番有名な楼閣「九層楼」を見に行ったら
まさかの工事中w
なんという間の悪さww -
外に外観と中の大仏の写真がありました。
まぁ・・・これで見たということにします・・・ -
12:13
続いてチケット売り場付近にある
博物館に行ってみました。
莫高窟陳列館
入場料 無料(莫高窟に含まれる) -
中は莫高窟の解説や
大仏のレプリカなどがありました。 -
館内には莫高窟の洞窟内部を再現した
部屋もありました。
見にいけなかった洞窟が見られるのはありがたい!
が、巨大大仏は96番も130番もありませんでした。。
そして、中では撮影不可。。
残念ですが、行って実際に見るしかありません。 -
博物館をでたところにこんな看板が。
敦煌石窟文物保護研究陳列センターは
日本政府の協力で1994年にできたそうで
中華人民共和国と日本国の
「友好の象徴」なんですって!! -
12:40
駐車場の一角にある緑色のバスで
敦煌市内へ向かいます。
このバスは見つけにくくて、
切符売り場の前の車道を
来たときと逆に歩いていって
下り坂が見えたら
その右側に停まっています。
その手前にタクシーがたくさんいるので
ついそっちに乗ってしまいそうになります。。
お客さんがいっぱいになったら出発なのか
ちょっと待たされました。。
バス 敦煌市飛天客運有限責任公司
13:05 莫高窟→13:38 敦煌絲路賓館前
8元 -
バスはミニバンみたいなもので
狭い中19人が寿司づめ状態で乗ることになります。
空調がきいているのが幸いです。。 -
13:38
降りてすぐのところにあった
敦煌風情城という通りを歩いてみます。 -
まっ昼間であまり人はいませんが
お店が開けば路地は結構栄えている印象。
ここは商業一条街という通り。
露店があったりします。
夜市が並ぶそうです。 -
歩いていたらお寺が。
敦煌清真寺というそうです。
清真はイスラム教という意味なので
つまりこれはモスクです。
嘉峪関の中心地では
イスラムはあまり見かけませんでしたが
敦煌でついに本格的に登場なんですかね。 -
通りの看板は、
やはり漢字が目立ちますが
「清真」のお店が目に付くようになりました。
よく見るとアラビア語っぽい文字も!
一連の旅行では初登場です。 -
14:00
あまりにも暑くて
荷物も重たく感じてきたし
ちょっとお腹も空いたので
(というか昨日の昼のジャージャー麺から食べてないし)
カフェで一休みすることに。 -
レモンジュースとティラミスをオーダー。
どちらもおいしい!
なぜ敦煌まで来てカフェなのかというと
辺りのお散歩をしていたときに
カフェがあちこちにあることに気付き
一体どんなもんだろうと思って
寄ってみたくなったのでした。
タバコ可なのですが、
中国では基本どこでもタバコ吸っているので
苦手な方は我慢するしかありません。
レモンジュース・ティラミス
@墨縁街二号Cafe&Bar(敦煌風情城)
55元 -
15:09
まだ日が高くて暑いですが
そろそろもう一つの見所
鳴沙山・月牙泉に行く時間です。
タクシーで10元が目標でしたが
交渉の結果12元でまとまりました。
惜しい!
タクシー
敦煌清真寺前→鳴沙山・月牙泉
約15分、12元 -
走り出してものの5分で
こんな景色が!
超砂漠なんですけどー! -
15:21
鳴沙山・月牙泉に到着です。
ここからだと鳴沙山の後ろに月牙泉があります。
鳴沙山は眺めたり登ったり
月牙泉はその風景を楽しむ場所です。
後ろの建物の中にチケット売り場があります。
なんとカードが使えます!(私はAMEXを利用)
建物内にロッカーがあり
小さい荷物なら預けられます。
私のリュックは入らなかったので
お客様デスク的な所で相談したら
10元で預かってもらえました。
聞いてみるもんですね。
鳴沙山・月牙泉
入場料 120元
荷物預け料 10元 -
入ってすぐの砂漠の山が鳴沙山。
おぉー砂漠が目の前に!
ちなみに鳴沙山は黄色の砂のほかに
赤、黒、白、緑が混じっているんだとか。
うーん、、よくわからない! -
砂漠をみてキャッキャしていたら
ラクダの列が!
これこれ!
シルクロードのイメージ!! -
続いて月牙泉へ。
歩いてもいけるのですが
ちょっと暑いのでカートで。
ちなみにラクダに乗って移動も出来ます。
上で見たラクダの列は乗り物のラクダです。
カート
片道 10元 -
カートは砂漠の中を進んで行きます。
-
4-5分で到着。
カートを降りて月牙泉へ向かいます。 -
月牙泉へは舗装道路を歩いてもいけますが
砂の道を歩いてもいけます。
砂の方を行ってみます。 -
砂の道を歩くと靴に砂が入ってしまうので
靴カバーを貸してくれます。
入口にも貸出しがあったそうなのですが
気付かなかった。。
これ、あるとかなり楽に砂の上を歩けて便利!
ちょっと高いですけど。。
靴カバー
15元
※某歩き方には10-20元を目安に要交渉とありましたが
ここでは15元で交渉不可でした。 -
16:02
月牙泉に到着!
月牙泉は、鳴沙山の中にある池。
流れ入る川も流れ出る川も無く、
今でも水が湧き出ているんだとか。
ただ、湧き出る水量が昔に比べて
だいぶ減っているそう。
いかにも砂漠のオアシスという感じですね。 -
周囲は完全に砂漠です。
そしてこのタイミングで恵みの曇り(笑)
陽が差さないと涼しくて助かります。
この写真だと伝わらないかもしれませんが
よく見ると黒っぽい砂が確認できます。
雲っていたので影ではなく
しかもより黒が際立って見えます。
他の色はよくわかりませんでした。。 -
実は鳴沙山は山登りが出来ます。
体力に自信のある方はぜひどうぞ(笑) -
登山口以外の部分は
立入禁止になっています。
「山体移動の恐れがあります」だって!
砂漠は生きているんですね。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月26日にこんなニュースが。↓
統計データによると、甘粛省敦煌市にある鳴砂山の東山、南山の稜線は過去15年間で、月牙泉の方向へ8-10メートル移動、南北2つの山の間の面積は7%小さくなり、1970年代より月牙泉周辺の砂山の斜面も13-60メートル移動、「砂漠の奇観」と呼ばれる月牙泉が埋まってしまうという問題に直面している。
まじか!!
湧き出る量が減ってる上に砂漠が迫ってきたら
無くなっちゃうかもしれないじゃん! -
月牙泉の側まで来ました。
「月牙」とは三日月の意味だそうで、
確かに三日月の格好をしています。 -
月牙泉の隣には楼閣があります。
月牙泉は漢の時代から遊覧地として知られており
この楼閣も漢代の建築方式を再現したものだそうです。
砂漠を背に、逆さ楼閣も見られました。
綺麗! -
月泉古柳とよばれる柳が
月牙泉の奥の方にありました。
楼閣は復元されたものでしたが
この柳は1892年に植えられた当時の
ものなんだとか。
砂で弱らないように
幹の部分に補強がされています。 -
楼閣に到着。
この辺りは舗装されています。
やっぱり舗装道路の方が歩きやすい! -
楼閣の後ろ側。
月泉観音とかいって
小さなオブジェも飾ってあります。
楼閣内部や周囲の建物には
ちょっとした展示があったり
土産物屋だったり
トイレだったりします。 -
上の建物の後ろを覗くと
もう砂漠の山が迫っています。
やっぱり黒い砂がありますね。 -
ばいばい鳴沙山&月牙泉ー!
-
ちなみに入口付近に
敦煌民族博物館なるものがあるのですが
やっていませんでした。 -
17:25
出口でこの後の予定を確認。
そういえば今日はホテルなしで
電車で夜を明かすんだった。。
さすがにシャワーくらいは浴びたいなぁ。。
ということでタクシーで
シャワーを浴びられそうなホテルへ突撃。
交渉の結果、今度は10元でまとまりました。
合格!
タクシー
鳴沙山・月牙泉
→ 敦煌国際大酒店前
約10分、10元(要交渉) -
17:44
敦煌国際大酒店でシャワー浴びたいと
聞いてみたのですが
そういったサービスは無いらしく
代わりにシャワーを浴びられる場所を
教えてくれました。
敦煌国際大酒店の前の道路(鳴山路)を
南(鳴沙山)方面に5分ほど歩くと
東側にあります。
月映路を越えて公園を過ぎた先です。
某歩き方では地図がフレームアウトしています。
特に夜行移動が多い地域は
シャワー浴びれる場所とかを
ガイドブックに掲せてほしいですよねー。
百驪荘餐飲洗浴会所
シャワー(タオル等含)68元 -
シャワーを浴びたい!といったら
マッサージと勘違いされましたが
一生懸命訂正して
シャワー場に通されました。
シャワー浴びる場所はボロですが
スリッパを履いたまま浴びるので
あまり気になりません。
鍵のかかるロッカーもありました。
リュックがちょうど入る大きさです。
シャンプーとコンディショナーはありますが
ボディソープは備え付いて無かったです。
浴びる時にフェイスタオルを
終わった後バスタオルを
貸してもらえます。
ということで何も持ってなくても
とりあえず大丈夫です。
飛び込みで行っても受け付けてくれたので
砂漠の後、夜行列車やバスで移動する人は
ここで汗を流してみてはいかがでしょう。 -
18:23
シャワー後に軽く食べようと思い
驢肉夾餅をオーダー。
軽食
驢肉夾餅@敦煌風味餐庁
10元 -
じゃじゃーん!
驢肉夾餅の登場ー。
肉夾餅とはハンバーガーのこと。
驢はロバ肉。
すなわち、ロバ肉バーガーということです。 -
まわりの白いのは
所謂パンなのですが
味が無い上に、ものすごい硬い!
顎が疲れる、というか壊れるわw
中はロバ肉のほかに
葱・大蒜などの野菜が少々。
中身はおいしかったです。 -
そろそろ駅に向かわなくては・・・
ということで再度行程表を確認すると
柳園駅出発とのこと。
実は柳園駅、敦煌から北に
120km程のところにあります。
一応バスもあるようですが
車内は狭いし、本数が少ない上に
もう今日の運行は終了しているので
タクシーで行きます。
柳園駅へのタクシーは
流しのタクシーは行ってもらえません。
↑某歩き方の編集者さん、ここ見てたら
この情報はぜひ記載しておいてください。
一度敦煌バスターミナルへ行きます。
バスターミナル前にいるタクシーが
柳園まで行ってくれるので、
料金を交渉して乗りましょう。
私の移動はこうでした↓
18:55 敦煌飛天賓館前
↓(流しのタクシー)1元
19:00 敦煌バスターミナル
↓(柳園行きタクシー)
20:49 柳園駅
乗り込むときの交渉で
200元で行ってもらうことになりました。 -
市内をでるとすぐにがたがたの悪路です。
それでも舗装されているのでまし。
途中、ガソリンスタンドに寄りやがって
10分ほど時間をとられ。
(しかもガススタは激しい混雑)
おまけに車内で、
21:30までに着いたら300元だ
などとのたまいやがる始末。
急いでるからスピード上げて急げ!
と急かしまくり、
21:10までに着いたら300元払うが
1分でも超えたら100元だと恫喝、
いえ、交渉しました。
どうなることやら。。 -
20:16
そろそろ日が暮れてきました。
荒野の夕暮れも癒されます。
・・・と思ったら
20:30頃、再びガススタへ。
どうもこいつ(運転手)は
50元分ずつしかガソリンを入れないっぽい。
おまけにガソリンスタンドから先は
道路工事中でダートを走ることに。。
おのずとスピードは落ちてしまいます。 -
20:49
あれ?着いたぞ?
え、もう?
8時台に到着するとは
なかなかやるのう。
というわけで
超感謝しまくって
きっちり300元払いました。
恫喝の成果ですかねw -
柳園駅は小さくて
待合室もここだけ。
思ったより早く着いたので
待ち時間が長いw -
駅でもウイグル語を発見。
柳園駅が初?
今まで気付かなかっただけかもしれませんが・・・ -
21:49
この駅では改札が早かったのか
電車はホームで待っていませんでした。
電車がやってきましたが、
時刻表よりちょっと早い到着。
(時刻表では21:53着)
中国の電車は遅く着くだけでなく
早く着いたりするので
やっぱり早めに駅についていないと
いけないわけです。
電車 T177
21:59 柳園駅→翌5:25 トルファン駅
硬臥 174元 -
今回乗る硬臥は中国人に一番人気とあって
大混雑!
ご覧のように軟臥との違いは
ベッドの部屋がパーテーションで
仕切られていないこと。
これが後々問題に・・・
自分の座席番号をチェックして
行ってみると
中国人妻が乳幼児を寝かしつけている!
テーブルには何に使ったのか
謎のティッシュが散乱!
えー -
ベッドに何かもれてたらやだなと思い
日本から持参したアルミシートを敷いて
布団をセッティング。
(布団は使われていませんでした)
まさか本当にシートが役に立つ日が来ようとは・・・
西安-嘉峪関の16時間の硬座の件しかり
空いているベッドが勝手に使われる件しかり
やはり途中乗車は避けたほうが良いですね。 -
22:14
係員が巡回してきて
紙の切符を渡し
プラカードに引き換えます。
降りる駅が近付くと係員が再度来て
紙の切符と交換するため
なくしてはいけません。
プラカード交換制度は
ベッドの空き状況を把握するのと
キセルを防ぐ目的と思われます。
事前情報では毎回引き換えると
聞いていたのですが
今回の列車旅行では初めてでした。 -
23:00すぎに消灯になりました。
(硬臥は強制消灯。軟臥は自分たちで消灯)
ですが
足元用のライトはずっとついています。
これがなかなか明るい!
ゆえに眠れない!
&
消灯しても人の動きは止まりません。
起きている人は起きています。
暗くてわかりにくい写真ですが
この二人、ずっとしゃべっていました。
気が散って眠れない!
&
隣のコンパートメントの人の
いびきがかなり大きく
仕切りが無いため、もろ聞こえ。
うるさくて眠れない!
というわけで横になったはいいものの
結局一睡もできませんでした。。
★☆★車中泊★☆★
まとめます。
<敦煌>
莫高窟
・必見。石窟内の保存状態がいいものは
つい見入ってしまう。
・仏教の知識が少しでもあると
より楽しめるはず。
・日本語ガイド、今回は飛込みでOKだったが
一応ガイドブック記載の時間に
行ったほうが無難でしょう。
敦煌市内
・栄えているのは商業一条街周辺の
かなり狭い範囲。
・欧米式のカフェに寄るのも悪くない。
・モスクもあるが特に非中国感はない。
・夜市見たかった・・・
鳴沙山・月牙泉
・必見。シルクロードのイメージそのまま。
・ラクダに乗ったり鳴沙山登りもよさそう。
・砂でカメラがやられないように注意。
そして、中国の電車で、
長距離または夜行に乗るときは
必ず始発列車&軟臥にすべし!
まあ、一度くらい硬座に乗るのも
話のネタとしてはありかもしれませんが
おすすめしません。。
---------------------------
12日目 中国・ウイグル トルファン
http://4travel.jp/travelogue/10797889
へ続く→→→
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この旅行記へのコメント (2)
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- メディアさん 2013/11/16 21:55:35
- はじめまして
- こんにちは。
私が敦煌へ行ったのは10年も前のことでした。
(ツアーでした。)
なつかしく旅行記を拝見しました。
莫高窟で見た絵は忘れられません。
部屋一面に飛天が描かれていました。
しかも皆が同じ顔で、そんな部屋がいくつもありました。
不気味を通り越して、恐怖しました。
あれが極楽浄土なのかと思うとぞっとしました。
個性のすばらしさを実感した瞬間でした。
鳴沙山ではラクダに乗りました。
ラクダの首についている鈴がにぶい音を出して
夕暮れの世界に響きました。
シルクロードの雰囲気を味わえて、
思ったよりもよかったですよ。
砂山にも階段から登りました。
降りるときは砂の中を歩くのですが、
靴の中に砂が入ってくるので
靴を脱いで滑るように下ったのを覚えています。
- worldhusiastさん からの返信 2013/11/18 20:53:28
- RE: はじめまして
- こんにちは。書き込みありがとうございます。
敦煌は、まさに西遊記のイメージですよね。
(西遊記は携帯CMのしか見たことないですがw)
鳴沙山はいかにもテーマパークだったし
らくだにも乗っていませんが
気軽にシルクロードの雰囲気を楽しめて
おっしゃる通りとても良い所でした。
10年前にツアーで、とのことですが
最近では河西回廊への日本人ツアー客が
めっきり減っているようです。
現地人の寂しそうな顔が印象的でした。
もしよければまたいらしてくださいね。
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