2015/09/01 - 2015/09/01
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きゆうさん
2015年8月〜9月に、LCCと鉄道(青春18きっぷ及び北海道&東日本パス利用)で三陸と北海道を巡った旅行記、2日目です。
1日目はこちら→http://4travel.jp/travelogue/11087934
2日目は仙台から三陸海岸沿いに北上していきます。発生から4年以上経っても未だ残る震災の爪痕と、人々の復興への想いを肌で感じることになる1日。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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よく眠れないまま2日目の朝を迎えました。慣れないベンチでの就寝に加えて、隣で中国人客のグループがオールナイトで喋っていたのも辛かったです。それも含めて野宿の醍醐味と言ってしまえば、そうなのかもしれませんが…
シャワールームで手短に体を洗い、第2ターミナルへバスで移動します。こちらはLCCのピーチが主に発着する所で、倉庫のような造りが特徴。搭乗手続きを済ませ、歩いてピンク色の機体に乗り込みました。関西国際空港 空港
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1時間ちょっとのフライトの後、仙台空港に降り立ちます。近代的な設備で活気も有り、かつての津波被害を感じさせる点は全くありません。
仙台空港 空港
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仙台空港駅からいよいよ鉄道&バスでの旅が始まります。
仙台空港鉄道 仙台空港駅→仙台駅 約25分
JR東北線 仙台駅→小牛田駅 約45分
JR石巻線 小牛田駅→柳津駅 約40分仙台空港 空港
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仙台駅周辺の混雑とは対照的なローカル線に揺られ、終点の柳津駅に到着。
鉄道が走るのはこの駅までで、ここから先はBRT(バス・ラピッド・トランジット)というバス専用道+路線バスとしての復旧となっています。制度上は引き続きJRの路線として、18きっぷなどの鉄道の乗車券で利用可能です。柳津駅 駅
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ここまで乗車した列車。途中の区間は自分1人しか乗客がいない区間も有り、1両編成で十分そうでした。
柳津駅 駅
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JR気仙沼線BRT 柳津駅→志津川駅 約30分
駅前でBRT専用の赤いバスに乗り込み、北上再開です。一般道と線路跡のバス専用道を交互に進み、利便性や定時性はなかなか良さそうでした。
柳津駅の観光案内所で話を聞いた女性いわく「今後鉄道としての復旧は難しいだろう」とのこと。
※2015年12月、正式に復旧断念とBRTの恒久化方針が決まったようです。柳津駅 駅
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しばらく進むと、南三陸町の志津川地区に入ります。甚大な被害に見舞われた志津川ですが、震災直後に比べほとんどの建物は解体され、土地の嵩上げも随分と進んでいました。確かに復興は進んでいるようです。
しかしそれはまるで造成途中の団地のようにも感じられ、そこに人々の暮らしがあったとはとても思えません。果たして人々の生活が戻るのはいつになるのでしょうか…志津川駅 駅
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BRT志津川駅から10分ほど歩くと、あの防災対策庁舎は変わらずそこにありました。当時の惨状を少しでも感じられたように思います。
南三陸町 震災復興祈念公園 公園・植物園
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来た道を戻り、志津川駅横の「南三陸さんさん商店街」を訪れます。名物?のキラキラ丼を昼食に頂きました。
南三陸さんさん商店街 市場・商店街
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ボリュームたっぷりで新鮮な刺身はもちろん、揚げたてのタコの唐揚げの美味さたるや、これまで味わったことのない味でしたね。
バスの出発時間ギリギリまでかかって完食。南三陸さんさん商店街 市場・商店街
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JR気仙沼線BRT 志津川駅→気仙沼駅 約1時間30分
再び赤いバスに乗り込み北を目指します。道中はリアス特有のアップダウンを繰り返す地形でしたが、印象的だったのは多数設置された「ここから過去の津波浸水区間」の看板でした。
その多くは海岸線など見えない山道のような場所。数十メートルの高さまで遡上した津波の威力は凄まじかったに違いありません。
また、目立つのが県外ナンバーのダンプカーの多さ。沖縄ナンバーもいたほどです。集まっているのは数が足りないからか、ここに持ってきた方が儲かるからなのか。あるいは両方かもしれませんね。
やがて市街地にはいり、終点の気仙沼駅に到着。ここで乗り換えです。気仙沼駅 駅
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気仙沼駅からは3方向へ列車が出ていましたが、現在は内陸への1本のみ。沿岸部はBRTとなっています。
気仙沼駅 駅
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駅のホーム。こちらには列車が停まっていますが…
気仙沼駅 駅
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反対側にはバスが。BRT区間の線路が埋められ、同じホームで乗り降りできるようになっています。
気仙沼駅 駅
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JR大船渡線BRT 気仙沼駅→奇跡の一本松駅 約30分
雨がぱらつく気仙沼から盛行きに乗り込み、30分ほどで陸前高田市の奇跡の一本松駅(バス停)に着きました。さらに歩くこと数分。
海岸沿いに、確かにあの松が立っていました。
周辺ではかさ上げ工事が進んでおり、頭上に土砂を運ぶ巨大なベルトコンベアが張り巡らされている風景は震災当時と異なるものの、一本松と全壊したユースホステル、それに水門と岸壁が当時の状況を今に伝えてくれています。奇跡の一本松 名所・史跡
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街中を覆うように張り巡らされたベルトコンベア群。この後役目を終えて解体されるらしいです。
奇跡の一本松 名所・史跡
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この大きな橋も土砂運搬専用。トラックで運ぶと10年近くかかるところ、1年半で終えたというから驚き。
奇跡の一本松 名所・史跡
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戻ってきたバス停の隣にある物産館で購入した「マスカットサイダー」。陸前高田ではロングセラーの地サイダーとのことです。あっさりとしたマスカットの風味がして、ずぶ濡れで疲れ気味の体にも心地よいものでした。
あ、もちろん無果汁です(笑)一本松茶屋 お土産屋・直売所・特産品
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JR大船渡線BRT 奇跡の一本松駅→盛駅 約1時間
最後のBRT乗車となる盛行きに乗り、大船渡方面へ雨のリアスをひた走ります。土砂の山、仮設のコンビニや未だ撤去されてない被災建物を横目に、バスは夕刻の盛駅へ滑り込みました。
この駅も気仙沼駅と同じように、駅構内に直接バスが入る形となっています。盛駅 駅
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三陸鉄道南リアス線 盛駅→釜石駅 約50分
ここからは三陸鉄道南リアス線に乗車。途中で降りて見たいものもありますが、時間の都合上終点まで乗り通します。また次回の訪問までお預けということで(汗)
車内は学校帰りの高校生たちが大半を占めます。乗車の際に運転士さんが1人1人と挨拶をする姿が印象的でした。盛駅 駅
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辺りもすっかり暗くなり、終点の釜石に到着。駅前に降り立つと、雨の夜ということもあってか寒く、吐く息も白くなったことを覚えています。
釜石駅 駅
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駅にはイルミネーションが施されていました。関空から始まり、長かった今日の移動もここで…
終 わ り ま せ ん 。
日程の都合で今日中にさらに北上しないといけないのです。駅前からバスを乗り継いで宮古を目指します。
元々はJR山田線が釜石と宮古を結んでいましたが、沿岸部が津波で被災。復旧においてBRT化が拒否され、紆余曲折を経て鉄道復旧後に三陸鉄道の運営とすることが決まり、工事が行われています。
そのため、この区間は並行する通常の路線バスを乗り継ぎます。
岩手県交通 釜石駅→道の駅やまだ 約50分
岩手県北バス 道の駅やまだ→宮古駅 約1時間
宮古に着いてホテルに入ったのは21時過ぎ。これで本当にこの日の旅は終了です。大浴場に浸かった時の気持ちよさは、本当に疲れた時にしか味わえないものでした。
(続く)ホテルルートイン宮古 宿・ホテル
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