山下公園の散策

2015/11/29 - 2015/11/29

横浜で最も有名な公園で、関東大震災のがれきを埋め立てて作られました
横浜市は「日本最初の臨海公園」としていますが自信がないのためか碑はありませんでした。
何回も訪れている山下公園ですが園内に点在する碑を求めて散策しました。

エリア 横浜(神奈川)

山下公園側通りから見たマリンタワー、右側に山下公園です。
丁度、銀杏が紅葉していたので一枚。

横浜山下公園通り 名所・史跡

山下公園通りは山手本通りと共に「日本の道１００選」に選定されています。

山下公園へは港の見える公園からのフランス橋を渡って山下公園に入ります。

山下公園 公園・植物園

フランス橋と山下公園は横浜人形の家前の通路で繋がっているので喧騒を気にすることはありません。

「世界広場」と呼ばれている広場です。
この下は駐車場とポンプ室があります。

石のステージから横浜を代表するビル群を望みます。

石のステージ
中心には水が流れてせせらぎを演出しています。

４トラの地図は微妙に場所が違います。

石のステージ 名所・史跡

石のステージの下です。

山下公園のこの通路は山下臨海鉄道の撤去跡です。
この先の大桟橋から先は山下臨海線プロムナードとして遊歩道と再利用されています。

山下公園もこの写真と全く同じ高架橋がありました。

像の鼻テラスから大桟橋付け根までは旧鉄道線路跡の高架橋を山下臨海線プロムナードとして遊歩道に利用されています。
撤去するまでは山下公園側の高架橋はホームレスがたむろしていてイメージが悪かったのですが今では大きな空間が生まれ空が見えるようになりました。

まず、最初の碑はリカルテ将軍記念碑です。

リカルテ将軍記念碑 名所・史跡

リカルテ将軍記念碑
アルテミオ・リカルテは、1866年10月20日フィリピン共和国北イロコス州バタック町に生る。1896年祖国独立のため挙兵、1915年「平和の鐘の鳴るまで祖国の土をふまず」と日本に亡命、横浜市山下町149に寓居す。1943年生涯の夢であった祖国の独立を見しも、80才の高令と病気のため1945年7月31日北部ルソンの山中に於いて波乱の一生を終わる。リカルテは真の愛国者であり、フィリピンの国家英雄であった。茲に記念碑を建て、この地を訪れる比国人にリカルテ亡命の地を示し、併せて日比親善の一助とす。
　　昭和46年10月20日
財団法人フィリピン協会　会長　岸 信介

山下公園と言えば氷川丸です。
氷川丸にも碑が設置されていて英文も併記されています。

氷川丸 名所・史跡

氷川丸は日本郵船のシアトル航路の新鋭船として１９３０年に三菱重工業横浜造船所で製造されました。
太平洋戦争中は病院船、戦後は引き揚げ船として従事の後１９５３年我が国唯一の外航客船としてシアトル航路に再びデビューしました。
本船は戦前戦後を通じて２４８回太平洋を横断しています。
１９６１年５月横浜開港１００年記念事業の一つとして係留されて以来、マリンタワーと共に山下公園のそして横浜のシンボルとして市民に親しまれています。

氷川丸の錨のロープにはカモメが羽を休めています。

花壇の工事中だったのでバリケードの隙間から撮った日米友好ガールスカウトの像です。

日米友好ガールスカウトの像 名所・史跡

氷川丸の後ろにはかもめの水兵さんの碑があります。

かもめの水兵さんの碑 名所・史跡

ろにはかもめの水兵さんの碑
作詞者・武内俊子さんは　昭和８年のある日このメリケン波止場から船で布教のためハワイへ旅立たれる叔父さんを見送りにこられました　
それはよく晴れた日の午後のことで桟橋一帯に白いかもめがたくさん飛びまわり　それが折からの夕陽に映えてとても美しく印象的でした　この童謡はこのときの光景を描いたもので　横浜港は「かもめの水兵さん」の発祥地であります。

水の守護神像
どこの公園にもあるありふれた噴水だと思ったのですがサンディエゴ市からの寄贈された像でした。

水の守護神像 名所・史跡

水の守護神像
「美わしのサンディエゴ」の歌碑です。

公園そのものの景色です。

公園と言えば草花です。

きれいな植え込みの背後には横浜を代表する高層建築が見えます。

こちらは突堤から

公園と言えば一般には鳩ですが、ここでは鳩ではありません、カモメです。

西洋理髪発祥の地
赤い靴はいてた女の子像の後ろ側にありますが注目度は全くありません。

西洋理髪発祥の地 名所・史跡

西洋理髪発祥の地
ザンギリ頭をたたいてみれば
　　　　　　　　　　　文明開化の音がする
安政の開港とともに, 生活様式の洋風化が進むなか, 政府の「断髪令」に先がけ, 明治2年(1869年)横浜に我が国初の 「西洋理髪店」が開業され, 欧米風「ザンギリ頭」 は文明開化の一翼を担うこととなった。
　　　　　　平成元年11月

　　　　彫刻名　　「ザンギリ」
　　　　彫刻制作　木村 賢太郎
　　　　寄贈　　　神奈川県理容環境衛生同業組合
　　　　　　　　　全国理容環境衛生同業組合連合会

赤い靴はいてた女の子像
横浜と言えば山下公園、山下公園と言えば赤い靴はいてた女の子の歌を誰もが歌った主人公です。

叶わなかったアメリカでの暮らしを夢見て遠く海を見つめるようです。

赤い靴はいてた女の子像 (山下公園) 名所・史跡

観光客の皆さんが触るので光沢があります。
特に赤い靴は光っています。

赤い靴はいてた女の子像
大桟橋に停泊中の飛鳥?とワンショット

大桟橋には飛鳥?が停泊中でした。
象の鼻の突堤から一枚。

山下公園の唯一の建物となるレストハウス（ハッピーローソン）と、その横にあるインド水塔

４トラの地図は山下埠頭となっているため全く場所が違います。
山下埠頭は立ち入り禁止されています。
クチコミは各人違って当たり前ですが場所は一点だけです。

インド水塔

インド水塔 名所・史跡

インド水塔の天井には東洋を連想させる模様が描かれています。

インド水塔
関東大震災の際に、横浜がインド商人を初めとする外国商人の救済措置を積極的に講じた返礼としてインド商組合から寄贈されてたものである。

華麗なモザイク模様のドームのイスラム建築をはじめ、その意匠は様々な要素がたくさん組み合わされています。

山下公園通りと紅葉

この銀杏並木があるので「日本の道１００選」に選定されているのだと察します。