上海の虹口・舟山路・商店街

2015/11/15 - 2015/11/15

舟山路は上海市虹口区東南部の一本の道路で、南北に向かって、南は霍山路との交差点から北は岳州路に達します。舟山路は上海公共租界工部局により1907年以前に修建しました。舟山路商店街は昆明路から北へ東余杭路までの間に集まっています。東余杭路の商店街の真中に交差しています。百度百科に寄れば日本租界時代には「舟山路の沿道は商住混合区で、多くの中下層の市民の集まる石庫門長屋住宅が並んでいます」と書いてあります。現在も舟山路商店街は日本租界時代の商住混合の石庫門長屋住宅で日本の昭和を思い出させる生活を日々営んでいます。昭和にタイムスリップしたような風景をお楽しみ下さい。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 春秋航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

舟山路商店街は昆明路から北へ東余杭路までの間に集まっています。
東余杭路の商店街の真中に交差しています。舟山路279号から。

日本の太平洋戦争後バラックから始まった商店街が昭和３０年代に入り店構えが揃って来た頃の風景です。商品を陳列する什器や冷蔵ケース、冷凍ケースもありません。ダンボール箱や発泡スチロール箱を利用して床に並べています。

この商店の台はベッドを再利用しています。

ビニール袋のまま床に置いてます。

食堂です。ドラム缶を利用したコンロで調理しています。

懐かしい昭和の景色が思い出されます。

店の前の歩道は品物が置かれて歩けません。

品物は高級品は有りませんが豊富です。

1軒、1軒廻って必要な品物を揃えます。インターネットでの注文は受け付けていません。笑って下さい。

豆腐屋さん。

お正月用品が並んでいます。カレンダーは新歴ですので今売らないといけません。2016年の旧正月は2月8日です。

魚屋さん、プラスチックの箱に入れて床に並べています。

飲み物や、お菓子の店、子供相手の車があります。

八百屋さん、全て産直です。複雑な流通ルートは無さそうです。

電気屋さん、何でも直して使います。

上海蟹の専門店、太湖の蟹。

鶏は生きたまま売っています。鳩も売っています。昔は持って帰って食べる直前に絞めたそうですが、最近店頭で絞めて貰う人が多くなったようです。鶏インフルエンザが怖いので近寄らないで下さい。

八百屋さん、今栗のシーズンです。皆採りたてです。

2階建ての店舗兼住宅は租界時代から変わらない景色です。昭和の日本の景色でもあります。

英文の店は珍しい。

上海蟹の店、産地と価格別に分けられ、価格も表示されています。一寸見では何の店か解りません。

店先でゴミを取っているのでしょうか、お茶うけにいろんな種を食べます。

胡桃は人気です。

映画のロケ現場ではありません。そのまま昭和の映画が撮れそうです。