2015/08/14 - 2015/08/15
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ぱんスキュさん
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2015年8月7日~24日
中国~ウズベク、シルクロード天山北路横断の旅7
羽田→ソウル→ウルムチ(⇔トルファン)→アルマトイ→ビシュケク【→ボコンバエバ】→ベルタム&ボズ・サルクン→ビシュケク~シムケント(⇔トルキスタン)→タシケント→ブハラ→サマルカンド→タシケント→成田
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8月14日 AM10:00
朝にビシュケクを発ち、国の西側にあるイシク・クル湖の南岸にあるボコンバエバという小さな町へ向かいます。目的はここで開催されるローカルのイベント【鷹狩祭り】="Birds of Prey Festival"を見ること。
ビシュケク~イシク・クル湖~東岸のカラコルというルートはとてもメジャーな観光ルートで、普通は北岸のチョルポン・アタというリゾート地に行きます。しかし今回はボコンバエバが南岸のため、ややレアな南回りルート。
現地の旅行会社CBTボコンバエバに予約を頼むも返事が来なかったり軽くあしらわれたりと、行くまではとっても不安でしたが、そこはキルギス。行ってしまえばなんとかなるものなのだ!
現地でトントン拍子に決まったキャンプ地は、なんと次の日に行われる鷹狩祭りの会場!そしてそこには、遊牧民の暮らしをしているタシュタンベク家がありました。明日の準備の見学をさせて頂きつつ、遊牧民の暮らしや家の様子、そして遊牧民族の刺繍布であるトゥスキーズなど、様々な独特の文化様式に大盛り上がりで大興奮のホームステイとなりました。
翌日の鷹狩祭りも最高だったのですが、まずはホームステイ先での様子を紹介します。いやあ、牧民文化って本当に良いなあ!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ウズベキスタン航空 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月14日 10時
ビシュケクのバスターミナルから、イシククル湖南岸経由のカラコル行きのマルシュに乗ります。ここから約4時間、目指すは南岸の町・ボコンバエバ。
運賃300キルギスソム=約600円 -
ボコンバエバまでは山と草原に囲まれた、比較的変化の少ない道を走ります。途中で比較的大きい山道を抜けたりもする。
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途中で草原に文字が書かれているのを見かけた。いいのか…。
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2時間ほどしてАк-Жол=アク・ショルという町に到着。ここで小休憩。
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キルギス遊牧民の移動式テント・ユルタを使った店舗。中ではクムズ=馬乳という、この一帯独自のお酒が販売されていた。これは次の日に味見する機会ができたので後の旅行記でお伝えします。
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パン山盛り。キルギス人たちは米もパンも良く食べるようだ。
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ここで気温をはかると21度…とても肌寒くなってきた。夏の砂漠仕様で涼しい格好しか持ってきてないのだけど、これは失敗だったなあ…。
この日は朝から天気が悪く、小雨までパラついてきた。ちょっと先行き不安だ。 -
アク=ショル出発。山道をほどなく行くと、渋滞が起きていた…。どうやら土砂崩れがあり、車道をふさいでいるらしい。幸いにも対応が始まっており、30分ほどで渋滞解消。よかったよかった。
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山を越えると、イシククル湖畔に沿って平坦な道が続く。基本的に景色は良いが、あちこちにソ連時代の置き土産=共産チックなモニュメントが建てられていた。
こういったモニュメントはキルギス各地で残されており、共産マニアな銅像やオブジェスキの心をくすぐりまくりますw …ってイカンイカン!今回はあくまで鷹狩祭りがメインです。寄り道せずにボコンバエバへGO! -
14時半過ぎ
少々遅れてボコンバエバの町に到着。のんびりした田舎町といった感じですが、この一帯では一番主要な町らしい。ここまでくると町中にfree-wifiなど皆無で電波難民状態です。 -
まず目指したのは、ボコンバエバのCBT=コミュニティ・ベースド・ツーリズムという観光協会の代わりとも呼べる組織の建物。ここで今日の宿のあっせんと、鷹狩祭りの情報をもらわなくては始まりません。マルシュの停留所の向かいの食堂の建物にあった。
※CBTとは…?
政府のツーリストインフォがないキルギスに、スイス系の支援団体が作ったゆるい観光協会のようなNGO、らしい。キルギス全土に支店があり、各地の観光資源とのつながりがあるため、キルギス国内でもっとも観光資源の情報が集まってくるようです。ビシュケクのCBTには日本人のスタッフさんもいるので(2015年夏現在)、キルギス観光に困ったらCBTにアクセスしてみてください。
http://www.cbtkyrgyzstan.kg/en/ -
中に入ると、スタッフさんが明日の鷹狩祭りに向けて絶賛準備中で題字を手書きしていました…。
て、手書き…めっちゃ手作り感にあふれた祭りになりそうな予感w これからプログラムを作るそうだ。とりあえず明日開催で間違いない模様。よかったー!
このボコンバエバCBTのスタッフはとても少ない人数で運営しているようで、細かいところまで手が届いていないというのが現状。道理でメールしてお返信がなかったわけだ…。
CBT BokonbaevaのHP
http://www.cbtkyrgyzstan.kg/en/cbt-groups/cbt-bokonbaevo
https://www.facebook.com/cbtbokonbaevo/ -
CBTボコンバエバのオフィス。ガランとしてやや殺風景気味である。
-
続いて宿のあっせんをお願いする。ボコンバエバにもゲストハウスがあるそうだが、せっかくなので遊牧民のテント、ユルタに泊まりたーい!と希望する。山側か海側のキャンプ場、どちらにする?と聞かれ、海側をと言ったのに何故か山側のキャンプ場をあっせんされていたw
しかしそれで大正解!なぜなら山側のキャンプ場=Jaichy(ジャイチー)は、明日の鷹狩祭りの会場だったからです。スタッフさんナイス!そして海側キャンプにも、このあと偶然にも宿泊することになるのだった…
宿泊代金=1泊2食付き900ソム=約1800円と破格! -
CBTボコンバエバに置いてあった、Birds of Prey festivalのチラシ。これをHPに載せればいいんじゃないかなーと思ったり。
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CBTのオフィスにあった、ボコンバエバの地図。小さな町で観光地もないため、30分もあれば十分に周れます。
ボコンバエバはじめ、イシククル湖南岸〜カラコルまでの地図や観光案内は、JICAボランティアさん作成のこちらのページが役立ちました。必見!
http://www.kg.emb-japan.go.jp/2012Kyrgyz_Issyk-Kul_Guidebook_Japanese.pdf -
さて小雨がぱらつく怪しい天気の中、ボコンバエバの街を散策。マルシュの停留所は町の中心部にあります。そこにあった野菜バザール。おじちゃんおばちゃんたちで賑わっていた。
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バザールから対面を臨む。正面の緑色の建物にCBTなどが入っています。そのすぐ左脇に別のバザールの入口が…。
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バザールの間口。こっちの方が生活雑貨などがあり混沌としている。
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バザールの奥にあった【アイスルー】という名の食堂に入りました。後で確認すると『月』という意味だそうです。
メニューを見ると、ショルパにボルシチといった汁物から、ガンファン、マントゥ、サモサなどの中央アジア定番料理などあり。 -
こちらは飲物と食事メニュー。コーヒーにチャイにサラダなど。
当然ですがオールロシア語です。キルギスの田舎ではこれがデフォルトなので、キリル文字が読める&片言のロシア語が話せるだけで旅がぐっと楽になります。事前に勉強していって良かったなあ…としみじみ思いました。
もっともキルギス人はホスピタリティ溢れる人々&国なので、結局どうにかなっちゃうんですが笑 -
ここではガンファン=汁かけごはん、マンティ、チャイを頼みました。とてもローカル感あふれるご飯で美味でした。
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食堂のおねいさんの笑顔とホスピタリティが素敵だったので、一声かけて取らせて頂きました★
かわいい…! -
食後にトイレを借りたら、外にある小屋に案内された。ここは公共WCのようでしたが、かなり原始的でビックリ…でもキルギスの田舎はほぼ全てこんな感じでした。キルギスに不満はほぼないけれど、唯一これは改善してほしい点だ。
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ボコンバエバの街散策に戻ります。道沿いに旗が建っていたりして、何やら共産主義のニオイがします…ということでウロウロ。
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すると…
ありますあります、いかにも共産主義の名残的な謎像&謎モニュメントの数々が!これとか本当に意味不明…。 -
何かの折に亡くなった方の名前が刻んであります。多分戦争系。
しかしそのソ連マークはなんとかならんのか… -
怪しい国旗?掲揚広場。何に使われてるんだろう…。
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極めつけはレーニン像&ホール!なんか町の集会所がレーニンホールとか言うらしいです。
時代は21世紀なんだけどなあ…キルギスの取り残され感が半端ないです笑 -
そんな中、町唯一と思われるモスクを発見。ようやくイスラム諸国っぽくなってきました。
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中はかなり大き目で静かな空間でした。
キルギス人の大半はムスリムですが、中央アジアのムスリムの例にもれずお酒飲んだりするゆるムスリム。 -
モスクにほど近い商店。JICA作成の地図ではここに観光業者のオフィスが入っているとのことだったが見当たらず。どうやら引っ越したらしい。
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イシククル湖に近いこともあり、水着や浮き輪を売る店が目立ちました。
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ある商店にかかっていたビールの広告旗。ナーシェピーボ=我々のビールという意味で、かなり激安。
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我らのビール、2Lで60スム=120円。すごく激安!大丈夫なのかな…
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その他キルギス産のワインなどもありましたが、保存状態もよくなく澱だらけで誰が買うんだろう…という感じ。
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それから旧ソ連圏おなじみのウォトカ。現地産のものもあり、名前はすばり"イシククル"。
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またキルギスの団欒には欠かせないビスケット菓子が箱売りされていた。ホームステイ先でも大いにふるまわれました。
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16時半
そろそろキャンプ地に向けて出発。雨もすっかり上がり、空には綺麗な虹がアーチを描いていた。おお、幸先いいな! -
タクシー代400ソム=800円
そしてついでに…と言われ、CBTからキャンプ場までの明日の荷物を一緒に積みこんでいたw それならタクシー代まけてよー!笑 -
車で走ること10分ほど、どんどん田舎のあぜ道へと入っていく…道には何かの動物の落し物が。
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誰かと思いきや馬の物でした。周りに集落はなくなり、本当に田舎に来たなあと実感する。
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着きましたー!ここが今日の宿泊先"CAMP JAICHY" この母屋の裏側にユルタで宿泊できるキャンプ場があり、そこが明日の会場でもあります。
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庭にはアプリコットの樹。実がたわわになっていて豊かだ。
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家の外にあった洗面台。昔の日本のように屋外にトイレや洗面所がある造りで、初めて来たのになんだか懐かしい。おばあちゃん家に来たみたい。
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ここでホストのタシュタンベク家の娘さん・スルガさん登場。私を見かけると『日本の方ですか?』と流ちょうな日本語で話しかけてくれてビックリ!なんとビシュケク大学で日本語を学んでいるそうです。
彼女がこの家のことや文化などについて色々と説明してくれたおかげで、ここでの滞在がとても意義深いものになりました。偶然の出会いに感謝です★ -
まずはお宅の中へ入れさせてもらうことに。
驚いたことにこの家、ドアノブがすべて動物の角から出来ています。スルガさんいわくすべてお父様がハントしたもので手作りされているとのこと。すごーい! -
客間。すでに今晩の旅人をもてなす宴の準備がなされていました。
壁一面には遊牧民の暮らしを象徴するかのように、牧民の楽器や弓矢、ハントした動物の角=トロフィーなどが飾られていて圧巻です! -
パンにつけるアプリコットジャム、ベリーのジャム、バターは全て手作りだそうです。おおお!市販の物とは味が全然別物。
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アプリコット。これも庭で取れたものだそうで、とても素朴な味がしました。ヨーロッパ人ゲストが美味しい美味しいと食べていました。
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トロフィー。趣味としてのハントではなく、あくまで生きるために狩りをするという、遊牧民の足るを知る暮らしの中での記念物。だからこそ嫌味なくただただ尊敬の念が湧いてくる。
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トロフィーがズラリ並ぶ姿は圧巻です。土台の一つ一つに彫刻が施されており、これもお父様作だということでした。流石遊牧民、とっても器用なのである。
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ふと床の絨毯に目をやると…
!?!?
こ、この手前にある赤と青の文様は"トゥスキーズ"だー!えー!?
羊の角を模した文様=繁栄のシンボルとして飾る文化がカザフ族の遊牧民にあると聞いていましたが、キルギスの遊牧民にも同じ文化があるとのことです。うわー、ここでトゥスキーズに出会えるとは思っていなかったので大興奮!一人でギャーギャーと盛り上がっておりました…。スルガさんもびっくり。
※トゥスキーズについて、くわしくはこちらの"カザフ情報局ケステ"のHPに詳細が書かれています。
http://www.kazakh-mongol.com/index.php/2012-03-16-00-03-36/2012-03-16-10-44-29 -
気を取り直して…天井には蠅取り紙がぶら下がっていました。やっぱり昔の日本を感じさせる。
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お湯を沸かすサモワール。茶碗もどこか可愛らしくて素敵。
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今度は一度屋外に出て調理風景を見学させてもらう。右側の建物が炊事場です。半屋外なのが昔の日本家屋と同じ。
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室内には竈が。本当に昔ながらの炊事場のイメージです。
手前に見えるのが先ほど頂いた羊のスープ。これが祭りの参加者にふるまわれるらしい。超楽しみ! -
お勝手仕事をするお母さん。大家族だし今日は客人も多いから大変!
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明日の祭りに出すお料理を作っているようで、ご厚意によりスープを味見させてもらいました。こ・れ・が、クラクラするくらい濃厚な羊スープでとっても美味!いやあー素晴らしい!
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そして別の部屋ではひたすら羊を細かく切り刻む男性が2人。これも明日のお料理でふるまわれるとのこと…。
これらの羊は先ほどお父様たちが捌いたばかりで、とても新鮮なんだとのこと。わー、これぞ遊牧民! -
そんなこんなしているうちに、次々と旅人や祭関係者が集まってきた。
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弓矢をつがえるおじさん。明日に披露してくれるそうです。和弓とつがえる矢の位置が同じなのが興味深い。
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家の裏にあるキャンプ場の方に行ってみよう。
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そこでは明日の祭りと今日の宿泊者に備えてユルタを組み立てている最中でした。組んでいるところってなかなか見学できないので面白かったです。
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そしてユルタのフェルトでできた外壁には、またもやトゥスキーズ!羊の角をモチーフにした文様が。
この遊牧民の装飾文化、本当に豊かで美しいと思う。 -
入口のドアまでフェルト製。厚さがありずっしりしています。
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中を見せてもらいました。内壁は花の模様が美しい布で覆われていました。これからさらに地面にフェルトの絨毯が敷かれて完成。
ちなみにユルタないといえど結構寒く、この時は16℃くらいまで下がっていました。布団をかぶってしまえば大丈夫なんだけど。冬は暖かく夏は涼しい、機能的な造りなんです。 -
すでに出来上がったユルタの中にお邪魔しました。ここにはフランスから来た年配女性旅行者3人がステイ中で、色々と話をする。
1人がは日本在住経験のあるユダヤ人の方だったため、『もしかして…このラビを知ってますか?』と日本は大森のベンヨミンさんの写真を見せると、『おー、わたし彼を知っているわ!CHABAD HOUSEの方でしょう?』とのお返事が!なんと世界は狭いんだー!お互いにビックリしてしまった。
このキャンプ場に来てから、ずーーーっと驚きっぱなしの盛り上がりっぱなしで興奮が止まりませんでした笑。まだ祭りの本番は来てないのに、すでにこのお腹いっぱい感ったら! -
東京・大森在住の噂のラビ・ベンヨミンさんの写真。まさか遠く離れたキルギスの地でご自分が話題になってるとは思うまい笑。
帰国後にラビに会った際、『キルギスであなたを知ってる人に会ったよ!』と報告すると、目をまーるくして驚いておられました笑。いやー、それにしてもビックリエピソードばかりだったな、キルギス。 -
キャンプ場の片隅にはトイレと並んでバーニャ=風呂場が。これもお父様手作りだとのこと…!なんとお風呂までも手作りとは、凄いなアタ(=キルギス語でお父さん)!
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中は風呂というよりもサウナという趣。ボイラーを沸かす関係で、一度に何人か一緒でかつ早めの時間にしか入れないそうです。今日は間に合わなかったのでNO入浴。
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キャンプ場、明日のメインステージ前。ふと空を見上げると、とても美しい虹が。そばにいたツーリストみんなで『これはラッキーな時に来たねぇ』と言い合う。明日は晴れるといいなー。
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19時
ゆるーく晩餐のはじまり。ツーリストたちが一堂に会して食卓を囲む。内訳はフランス人、イタリア人、ポーランド人、スペイン人etc...フランス人が多かったのは休暇が沢山取れるからか。
確かにキルギスはのんびりゆったり回る旅が向いていると思う。 -
今日の夕食はこれまたガンファン!食堂で食べたものよりも優しい味付けで美味です。
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キュウリとパプリカのサラダ。これも塩を生かした優しい味付け。
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そしてパンにジャムにバターに果物に。品数は少ないけれど、心のこもった手作り感満載の自然で優しい献立に満足です。
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22時
ツーリストたちの宴会はお開きとなり、彼らはユルタに帰っていきました。わたしは軽装で来てしまったので、家の中で寝たほうが良いよと言われ屋内を間借りすることに。
とりあえず部屋を用意するからあなたも家の宴会に加わりなさい、と言われて私だけ晩餐第2部にお邪魔することにw -
一同キルギス語で話しまくる中、スルガさんがばっちり通訳してくれたので大変助かりました。そして質問攻めの嵐!
『何歳?』『結婚してるの?』『日本では何してるの?』『〜〜〜という文化は日本にはある?』などなど定番のやつが…。結構みんなノリノリwそのうちに『キルギスと日本人は兄弟なんだよ〜。だって蒙古斑があるのはキルギス人と日本人だけなんだよ』という定説が飛び出した。
そしてお父さんが続けて曰く、『昔のキルギス人は目が青くて金髪だったけど、モンゴル帝国に支配されてから目も髪も黒くなったんだよ』
お父さんがポロっと口にしたこの話に、大変興味を惹かれました。モンゴロイドとコーカソイドの交わる地点とは…とずっと考えてきたのですが、それはキルギスなのかもしれません。
写真は遊牧民の証であるナイフをドヤ顔で自慢してきた親族のおじさん。これぞ牧民の誇り! -
23時すぎ
宴たけなわで終了、部屋に案内してもらいました。多分一番良い客間をあてがわれたっぽいです。感謝!
大きな絵が飾ってあり、昔のタシュタンベク家の家族の絵だそうです。お父さんや兄弟たちが描かれているとのこと。これはキルギスの大家族では一般的な風習らしいです。 -
ふと部屋の隅に目をやると葛籠(つづら)にそっくりな物入れ発見!そしてさりげなくトゥスキーズも発見!ここでまた私のミーハー心に火が付き、キャーキャー盛り上がっていると…
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奥からお母さんがリアル・トゥスキーズを引っ張り出して見せてくれました!おおお、ちゃんとベッドカバー用の、上半分だけ刺繍してある本物の用途のものだ。一般家庭の物なんて見られる機会はなかなか無いのでとっても貴重!うわー、凄い凄い!もう大興奮でした。
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この刺繍は祖母から母へ、母から子へと、決して完成しないまま代々受け継がれていくそうです。それが繁栄の証とも。
左側に見える1959の文字は、1959年からこのトゥスキーズが作られ出したことを意味しています。55年物の貴重な家宝です! -
近くで見せてもらい、その繊細な刺繍にまたまた溜息…なんて美しいんでしょう。これを見るだけでもここに泊まった価値があるという位、素敵な素敵なお品でした。
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またこういった紐状のものを織り込んだ布など、本当に貴重なものを見せて頂きました。改めて感謝です。
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その他にも遊牧民ならでは、羊の毛を剥いで作った床敷きなど見せてもらいました。これまた遊牧民文化ならではの逸品!お子たちが毛づくろいしていますw
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さて大興奮の中、これまた可愛い色彩と文様の御布団を用意して頂き眠りにつきました。いいユメ見られそう!
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翌8月15日 8時
おはようございます。今日はいよいよ鷹狩祭り当日。どんな催し物があるのかな〜、ワクワク。 -
客間に行くと朝食が用意されていました。ブリヌイ的な温かいクレープ状のものにチャイにキュウリにトマト。シンプルだけどこれ位のもので十分です。
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外に出るとすでにお祭りムードが漂っていました。いよいよ鷹狩祭り当日です!
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ユルタがなかったツーリストたちは自前のテントを張って泊まっていました。そういうのもありかー、すごくゆるいなー!面白いからいいけどw
さあ次の旅行記では、笑いあり驚きありの大盛り上がり!の鷹狩祭りを様子をお届けします。乞うご期待!
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