2015/08/10 - 2015/08/11
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ぱんスキュさん
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2015年8月7日~24日
中国→ウズベク、シルクロード天山北路横断の旅4
羽田→ソウル→【ウルムチ(⇔トルファン)→アルマトイ】→ビシュケク→ボコンバエバ→ベルタム&ボズ・サルクン→ビシュケク~シムケント(⇔トルキスタン)→タシケント→ブハラ→サマルカンド→タシケント→成田
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8月10日
この日の夜、烏魯木斉から国際バスに乗ってカザフスタン・アルマティへと向かいます。このルートはシルクロードを旅する人間にとってはとてもポピュラーですが、いかんせん情報が少ない!というわけで、たっぷりと実録レポを。
ローカル客のウイグル人カザフ人ロシア人漢民族の中に旅人がまるで間借りするかのように乗り合わせているこのバス。この他民族まじりあったシルクロードのリアルさ、面白くないわけがありません!
夜19時に出発したバスは、山あり国境あり事件あり…の珍道中!結局アルマトイに着いたのは次の日の夜22時という、2時間の時差を含めると約30時間の長旅になったのでした…(ちなみに公式には24時間で着くという話だけど、絶対無ー理ー!)
この旅行記を読み終えるころには、このカオスなバスに乗ってみたくなる…のか?まあ楽しんでお読みいただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ウズベキスタン航空 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ウルムチからアルマトイへと向かう国際バスは、烏魯木斉の市街地の南方面にある国際バスターミナルから出発します。青い看板を目印に。
バスチケットの買い方は前の旅行記を参照ください。
http://4travel.jp/travelogue/11050521 -
バスターミナル入口。一度建物内に入り、荷物検査を受けてから駅構内へと向かう形式です。
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烏魯木斉の国際バスターミナル構内。ここでもチケットを買うことができるっぽい。それからちょっとした売店もあり、飲み物などを買うことができる。
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バスターミナル構内。ウルムチから近隣諸国へと向かうバスがズラリ。
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手前に見える緑色のバスが今回乗ったアルマトイ行きのバス。この日は2台出ていたようで、2号車の表示が見える。
ちなみにチケット売り場のにーさんに確認してみたところ、日によって1号車だけだったり、2号車も出る日があったりと、なんか変動する仕組みみたいです。旅人には読みづらいなぁ…。 -
バス表示の近影。中国新疆:烏魯木斉→阿拉木冬(←冬に囗)=アルマトイ、と読む。上の漢字ははカザフスタンと書かれているのと合わせ、なかなかのインパクト!
途中経由地にドゥラータという地名が出てましたが、それはどこかは分からず仕舞...カザフ国内だというのは分かったんだけどなあ。 -
バス下部の荷台。ここにカザフ族のおばちゃんがいて、乗客リストと預け荷物のチェックリストを作っていました。多分関税の関係だと思います。
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隣には荷物計あり。
どうやらこのバスは中国⇔カザフスタン間の行商人ルートになっているようで、ローカルの人々が大量の品を持ちこもうとしていました。1人2個は当たり前、みたいなノリ。
ここでもメン・ヤポンルック!(=日本人だよ!)とアピールをしておくと、かなり好感をもって迎えられた。このことが後で悪名高きワイロの回避へと繋がってくる。 -
バス車内。上下2段の寝台バスです。中国の長距離バスはどれもこんな感じの仕様みたい。通常の座席タイプよりもかなり快適。
ただしこの寝台は150cmちょっとしかないので、身長の高い男性にとってはあまり快適でなく疲れるんだそうです。なるほど。 -
各座席にはこのように席番がふってあります。【4下】=前から4番目の下の座席、という意味です。
上席が440元、下席が460元と下席の方がちょっと高い。 -
今回は最も最前列で入口に近い2下という席。ここはすべての席の中で一番いい場所みたいです。エアコンがつかないときにも風が入ってくるし、外が眺めやすいし。同じ料金ならやはりいい席の方がイイね!
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さて出発時間の19時。いよいよ出発か〜…と思いきや、荷台のところで色々な人たちがモメてて出発する気配なし…。
どうやら荷台がギッシリになってしまい、なんとか載せようと皆の荷物を出してあーでもないこーでもないとやってる模様…って、そんなことやってたらいつまでたっても出発できないっつーの!はあぁ。
のっけから先が思いやられます…。 -
10日 19:15
15分ほどモメたのち、ようやくバスは出発。今回の乗客はご覧の通り、ウイグル人カザフ人ロシア人漢民族、そして旅人数名な構成…。座席が狭いのか、床に布団を引いて過ごすおばちゃんが…。
ほどなくして、この前列にいたおばちゃんが皆からお金を徴収し始めた…噂に聞いていたワイロ集めだ。このバスは行商ルートで荷物が多く、国境でまともに通関手続きをすると膨大な時間がかかる。そこで中国側の国境で手数料(という名のワイロ)を手渡し、通関手続きをスムースにしてもらうのだ…。
おばちゃんが下を指さして『スムカ?(荷物ある?)』とわたしにも聞いてきた。そこでロシア語わからないふりをして、『えへへー、よくわかんなーい』みたいな顔すると、みんなが笑って『彼女は日本人だから分かんないって〜』みたいな空気になり、なんとか徴収を免れました。やった作戦勝ち!
ちなみにワイーロのお値段は50元(約1000円)。旅行者には関係ない、甚だ迷惑な慣習であることよ。 -
バスはひたすら高速を走る。中国の道は広々としていて快適です。
運転手は2人おり、2人ともカザフ系。途中で交代しながらバスは進む。 -
20:30
石河子市という町の近辺のSAで下され夕食タイム。とんでもない田舎に来たなあという感じ。 -
ウイグルおなじみラグメンなどのお店が立ち並ぶ。
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その中でオープンエア―で調理している一軒が目にとまり、ここで夕食を取りました。ここでもヤポンルック!と可愛がってもらいました。
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茹で羊に花巻に五香粉を巻き込んだような食べ物を添えて。
この花巻、店員さん曰く【モモ】って名前だそうです。でもネパール辺りのモモとはまったく形状も中身も違うし…謎。茹で羊は実に羊々しくガツンとしたお味で、濃いスープと共に頂き大満足!お値段は忘れてしまったけど安かったです。 -
そして棗茶アゲイン。トルファンが飲んだお茶がふんわり甘く懐かしく、なんだろうなぁと思っていましたがここで判明。いかにもシルクロードらしくてGOOD!
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1時間ほど休憩のちに出発。
22:30
はたまたトイレ休憩でPAに停止。うーん、休憩が多すぎるなあ…。電灯もろくにない中トイレへと向かう。途中で同じバスの足の悪いカザフ人ばあちゃんを助けたりする。長時間のバスに乗り合わせると、他人なのに連帯感が芽生えてくるから不思議だ。
そして満員と思われたバスに、突如ロシア人4人家族が乗り合わせてくる…。2人の子供が不安に思ったらしく、『Папа,КаКои Номер?(パパ、座席番号は何番?)』と連発している。隣のカザフおばちゃんは、『何番なんだろねぇ...』と深いため息。
でもなんとか後方座席を融通しあってなんとか乗り込めたようだ。何とかなるもんなんやねぇ。再びバスは出発。 -
中国の高速道路は夜でもそこそこ街灯があるので安心です。道も空いていて車はビュンビュン飛ばす。
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日付変わって11日 午前3時
またもやトイレ休憩。ここで運転手が交代、いつの間にか床にいたカザフおばちゃんの座席に寝転がり就寝…。
写真はこのPAに泊まっていた別のバス。同じくカザフに向かうことは分かったけれど、都市名が漢字表記で謎のままでした。 -
朝6:00
おはようございます。空が白みはじめ夜が明ける。天気は雨が上がったあとの曇り空。バスはぐんぐん進んでいく。 -
と、急に高速道路が渋滞、後に完全に動かなくなる…。
周りの様子から察するに、どうも前方で事故があり道路が封鎖されたそうだ。えーっ!国境の街ホルゴスからあと1時間くらいのとこまで来たのにそんな…。
やることがないので道に出てブラブラ。あんまり遠くに行くなよと運転手の声。分かってるけどさあ、ただでさえ遅延が多いとの噂のバスだし、いつ復旧するかわからないしヤキモキしていてもたっても居られない。 -
車が停まる=空調も停まる、ということで現在気温32度/湿度33%。バス内なので表示より蒸し暑い気がする。
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他の乗客もやることなくてブラブラ。何もないところで止まってしまったので、トイレに行きたい場合は勿論オープンエア―でなのでした。
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皆諦め顔。このまま復旧が遅れ、今日中に着かなかったらどうしよう…との不安がよぎりまくりました。
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と、道の向こうから公安のパトカーとレッカー車が現れ、復旧作業が完了。
9:15
待つこと2時間半、ようやく車列が動き出す。 -
事故現場と思しきガードレール。グンニャリと曲がっている…。
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そして事故の正体判明!なんと砂を積んだダンプカーの横転事故でした…。うわあ、これは大事故だ。応急処置後、この後も復旧作業は続けられていました。
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ようやく高速の終点、そして国境の街・霍爾果斯(コルガス)の表示が見えてきた。ここまで約14時間の道のりでした。すでに山あり事故あり…。
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10:00
霍爾果斯のバスターミナルへと到着。遅れたものの、なんとかたどり着けて良かった〜と一安心。 -
バスが到着したのを見計らったように、露店がポツポツと開きだした。
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煙草やら蛇酒やら謎の飲料やら、怪しさ満点の品揃え。
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キリル文字で見える看板に『レストラン・フレンド』。ここで朝ごはんをとります。
またここで中国元→カザフスタン・テンゲの両替商がいたので替えてもらいました。100CY(約2000円)=3000KZT。日本円から替えるのとレートは大体同じくらいだった。人によってレートが異なったので、いろいろ聞いて一番条件の良い人と替えました。 -
レストラン横の水道で顔を洗ったり歯を磨いたりする人たち。生活感あふれた風景でスキです。
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食堂。青色と紫色のペイントがもはや中国じゃない感が満載。そして注文はロシア語で取りにきました。
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中央アジア名物料理:マントウにチャイ。これで5元(約100円)ほどでした。お茶はまだ中国茶だったので、中国meetsカザフな雰囲気満点。楽しいなぁ!
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11:00
バスは国境へ向けて出発。バスターミナルから約10分ほど走ると見える白いゲート、そこには霍爾果斯口岸=国境の文字が。いよいよ中国側の国境です。 -
国境に到着すると、バスから降りて出国審査を受ける。手数料という名のワイロのお蔭か、荷物はバスに積んだままで良いとのことで面倒がない。
しかしここでトラブル発生…出国審査でスタンプを押してもらった後、何故か係員が上司らしき人を呼びだし、そのままパスポート没収の刑に。えーっ、なんも怪しいことしてないのにー!
とりあえず国境を越えたところで待っててと指示されるも、そのうち全職員がわたしのパスポートを取り囲んでゴニョゴニョ協議をし出す始末。ドキドキするも、20分ほどするとすんなりと返って許可が下りた。なんじゃらほい。同じバスのアメリカ人旅行者アダムもカザフビザが無いと言いがかりを付けられ、2人で足止めを喰らう。でも最終的に通してもらえてホッ。
後日、中国通の友人にこの話をすると、たぶん嫌がらせ5割・珍しい国のハンコがたくさん押してあるパスポートが面白くて皆で見てたの5割だと思う、と言われた…。中国公安ェ...。 -
ま、とにもかくにも国境通過!あとはバスの通関手続きが終わるのを待つのみ。ここでは国境間の緩衝地帯を走るミニバスの姿も見られた。
バスを待つ間、国境で記念撮影をするロシア人親子。なんだか微笑ましいな。 -
びっくりしたのは、ここにあった大型看板にグルジアワインのPRがデカデカと載っていたこと!なんと中国にもグルジアワインが!胸が熱くなる素敵な話だなあ。
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12:00に1号車が出発。遅れること30分、12:30に我らが2号車が通関を通る。皆で乗り込み、続いてカザフスタン側の入国手続きへ。
中国とカザフとの間の道は緩衝地帯となっており、直線距離なら500mほどで着く道が封鎖されており、グネグネと迂回させられる造り。カザフは明らかに中国を警戒してるなと思わされた。 -
13:00(カザフ時間11:00)
カザフスタン・ホルゴスの入国審査。バスを降り、今度は1人1人荷物を持って入国審査の列へと並ぶ。どうやら荷物検査もある模様。
そっけないコンクリート造りの旧共産圏的な建物に見えて、天井と床のイスラム的幾何学文様が印象的でした。
ここはカウンターが3つしか開いてない上に、1人ずつ顔写真を撮るので大変時間がかかりました。質問は『アルマトイに行くの?』くらい聞かれて終了、晴れてカザフスタンへ入国を果たす。
カザフと中国では時差が-2時間あるため、ここで時間を2時間遅らせます。 -
カザフスタンの入国カード。文字の記載がカザフ語/ロシア語/英語でしかない。ウイグル人たちはどこに何を書いていいのか悩んでいたためお手伝いしました。
他から来た中国人旅行者たちは団体旅行証明書のようなものを見せていたため、中国―カザフ間で何かの合意がなされているのかもしれません。
ちなみに日本人は2017年12月末までビザ免除されています。このイミグレにてスタンプが真ん中と右上に押されていたら、アルマティでのレギストリーツィア(滞在登録)手続きは不要です。
陸路では右上のスタンプは貰えないと聞いていましたが、今回の旅でカザフに2度入国して2度とも貰えました。ルール変更になったのかな。 -
国境審査が終わると続けて荷物検査。ここまでで2時間ほどかかり、現在時刻13時半...
これでも旅人は早く終わる方で、問題は行商の人々。大量の荷物に通関のための手続きを自分たちで行わなければならないため、遅れに遅れるのだ。バスは1人でもいないと待たねばならず、ここが辛いところ。 -
国境を越えた先にある待合所。たくさんの荷物を背負った人たち。それぞれのドラマを抱えて、皆異国を目指すのだ。
待合所の食堂や売店は昼休憩らしくクローズしており、バス乗客が全員揃うまで本当に暇な時間をもてあましました…。あまりに暇で行商の方の荷物運びとか手伝い、ヤポンルック株を無駄に上げてみたりして。 -
14:45
漢民族の一人の行商が通関に手間取り、1号車に遅れること1時間後にようやくバス出発。天山山脈の北側の道を行きます。
カザフスタンに入った途端、道が極端に悪くなったのがわかる。中国側の快適なバス旅とは一転、揺れたり跳んだりの道でスピードも控えめ。ガンバレ! -
17時
途中にあった食堂"Нурниса"で休憩。ちょうど1号車が出て行ったところでした。看板にもありますが、この食堂はなんとフリーwifiが飛んでいてビックリ。
地図を見るとタスカラスという町にあるらしいです。
https://ja.foursquare.com/v/%D0%BD%D1%83%D1%80%D0%BD%D0%B8%D1%81%D0%B0/5392a89f498eb0e46ce7b303 -
外ではフルーツを売る人が。カザフスタンらしく林檎=アルマが売られていた。
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またシャシリーク=串焼きは炭火焼で。こういうのは旧ソ連圏田舎の定番風景ですね。グルジアなどでも見かけました。
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食堂内部。ここで一緒に乗り合わせていた旅人・アメリカ人アダム君、ウズベク人エルダー君などと仲良くなり、WechatのID交換し合ったり。
中国人以外でフツーはWechatアプリなんて入れてないはず…なんですが、2人は中国に住んでいるとのことで納得。それよりも『どうして君は日本人なのにWechat入れてるのさ〜!』と驚かれた。中国人の友達がいれば必須アプリじゃん!って説明した。 -
ここではロシアの具だくさんスープ・サリャンカとナン=パンを食べる。お料理が一気にロシア風になって、ああ中央アジアに足を踏み入れたんだな、と実感。
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さらに道は進む。風景はこんな感じの荒野が延々続き、時折天山山脈が近くに見えてくる。
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やはり道は悪路が続く。カザフスタンは資源国なのにどうして道路がショボいのだろう…と思っていたけど、その他国内各地の幹線道路は非常に立派な道でした。
…ということは、たぶん中国を警戒してわざと悪路のままにしていると推察。最近AIIBでやっと新シルクロード経済協力を約束した2国だけど、この溝をどうやって埋めていくのかには興味があるな。 -
19時半
陽が沈みかけるころに、最後の休憩スポット到着。Магазин=商店という意味で、その通りこまごましたものが売られていた。 -
レストランのテラスの向こうに見えるのは、遊牧民の象徴・ユルタ(移動式テント)。看板にはシムケントスコエ=シムケント風と書かれていたので、シムケントにゆかりのある人がやっているお店なのかも。シムケントには後で行くので興味津々。
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ユルタ近影。実際に遊牧民が住んでいるわけではなく、観光用に建てられているようです。
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これまで走ってきた道とバス。なんかこの世の果て感ハンパない光景だ。
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20時
出発。これから行く道に日が沈む…アルマティの町まではまだまだ3時間ほどある。運ちゃんもうひと頑張り! -
地平線の果ての果てに日が沈む…日没は大体20時30分くらいか。この後はろくに街灯もない道を行く。
ここら辺からポツポツと乗客が途中下車しはじめる。最寄りの町に行く人・何もない道端で親族の出迎えを受ける人・自宅に帰る人etc...どこの国の人たちにも、それぞれの人生があるという当たり前のことを実感する瞬間だった。 -
23時
走りに走りようやくアルマティのバスターミナルに到着、実に30時間のロングトリップ!さすがに皆疲れた様子でしたが、妙な達成感と一体感のあるバス旅でした。ふうー。。。
この後、暗闇の中で土地勘もなかったため、元々予約していた宿をキャンセルし、アメリカ人アダム君と他の旅行者2名と共にタクシーをシェアして彼らが泊まるホステルに一緒についていきました。宿までタクシー代3000テンゲと結構な額だったので、この判断は正解。
こうして中国から無事にアルマトイまで何とかたどり着くことができました。中国→カザフ・アルマティはこのほかにも列車という手段がありますが、大回りで時間とお金がかかるため、今はバスの方がメジャーだそうです。
中国とカザフの間に経済協力関係ができると、最短距離で鉄道が走るようになるという話も出ています。そうなればこのバスも旅情も消えてしまうのでしょうか。
しみじみしつつも次の国・カザフスタンの旅へ。
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