2014年4月　桜求めて山梨の旅

2014/04/07 - 2014/04/07

信州に帰省中、花を求めて母親連れて実家の車でドライブに行きました。
実家周辺ははまだ咲いてないけど、山梨なら電車の窓から満開の桜が見えたから、と山梨へ向かいます。
高速に乗れば一時間ちょっとで着けます。

エリア 山梨

• 旅行の満足度: 5.0

最初の目的地は韮崎です。
いい桜があるらしいので。
「わに塚の桜」という一本桜。

わに塚のサクラ 花見

樹齢320年のエドヒガン桜だそうです。
途中から道に案内看板も出てて臨時駐車場もあり、迷わずやって来れました。
我が家の車にはカーナビなんてものは無いので、自分で地図を覚えて運転しなければならない。
でも私は地図大好き人間なのでその方が楽しくていいです。
愛読書は昭文社の「県別マップル道路地図」。

木自体はそれほど大きくなく、すぐ横に鉄塔が建っててロケーションも意外と悪く、遠くに見えた時は「ん？あれが・・・？？」って思ったけど、木の近くのあぜ道に展望スポットが特別に作られていてそこから見たら良さがすごく分かりました。

背後には雪をのせた八ヶ岳。
きれいだ！！
素晴らしい。
　　　

鉄塔と高圧線はもうちょっと別の場所に出来なかったのだろうか…。
まあ八ヶ岳方面に向かって見れば全然視界に入らないから別にいいけど。
まさに見頃でした。

木を真下から見ると花一つ一つは小さめでとても可憐でした。
大雪にも負けずちゃんと春が来たら花を咲かせているのだね。

感動するわ。
どうぞいつまでも元気で。

わに塚を後にし、そこからしばらく行くと桜並木があるのを発見しました。

桜の向こうには富士山。

並木の横には果樹園があっていろんな花が咲いてました。

桃の花はまだ咲き始めです。

桃の花アップ。

なんていい所だ。

モンシロチョウを見つけた大チビが「♪ちょうちょ〜」と歌いながら追いかけていきました。
それを見て小チビ大うけ。
春って素敵。

富士山が静かにこちらを見下ろしてました。

山梨という所は本当に山の眺望が良く、小淵沢から韮崎に向かっていく辺りでは右手に南アルプス左手に八ヶ岳が見えます。
きれいだなーとそれらの山々を見ていても、正面に視線を移すと富士山がどぉーんとあって、それを見てしまうともう黙るしか無くなります。
とにかく雄大で。
手前に山があって裾野までは見えないけれど、上半身だけをぬぅっと出してる感じで、それがまた余計に圧倒的な存在感というか妙な威圧感を醸し出しています。
常に見下ろされてる気分。
富士山ってすごい山だ。
雪の白い形が残像になってしばらく頭から離れませんでした。

花を見るだけでは子供達は不満なので、遊具のある公園に寄ってお弁当タイムにしました。
すごく高い滑り台があります。
２階よりまだ高いんじゃないかってくらい高い。

ちょっとした展望台でした。
富士山の頭も見えるし遠く八ヶ岳も、南アルプスの一部も見えました。

滑り台も面白くて、私も三回くらい滑りました。
こんな公園近くにあったらいいな。

さてさて更に欲張ってもうちょっとドライブ。
せっかくいい天気だからもっと近くで富士山を見たくて、富士五湖まで行きました。
本栖湖に行ってみたかったんです。
好きな歌のPVに本栖湖の風景が出て来るので。

最初に現れた湖は精進湖。
富士山大きい！！

精進湖 自然・景勝地

写真じゃ伝わらないけど、本当に大きな富士山でした。

精進湖はそこそこに見て、最終目的地の本栖湖へ向かいました。

1000円札の裏の絵のモデルとも言われるこの風景。
感動です。

本栖湖 自然・景勝地

ほんとは湖岸の砂浜まで下りたいとこだったけど、駐車場からけっこう距離がありそうでやめました。

本栖湖で一番感動したのは道端の公衆トイレ。
えらいきれいな建物だなあと入ると有料トイレでした。50円也。
別に「番台」の人がいるでもなくお金入れなきゃ開かないというわけでもなく料金箱が設置されてるだけで強制的ではないけど、ここは協力して払います。

洗面台の前面はガラス張りになっていて、まるで額縁の絵を見るようでした。
これを見ただけでもこのトイレに入った価値があったわ。

富士山を堪能し、日帰り温泉に寄って帰りました。
行ってみたかった眺望のいい「みたまの湯」。
いい温泉だった〜。
お湯が赤かったので小チビは警戒して入りたがらず、子供達は水風呂ばっかり入ってたけど。

東京から山梨旅行に行くと勝沼周辺ばかりで甲府より西へはあまり足を伸ばさないので、たまには南アルプス市とか小淵沢周辺にも行きたいなあーと思いました

みはらしの丘みたまの湯 温泉