ストラホフ修道院、ロレッタ教会～チェコ&ブダペストの旅９

2015/04/30 - 2015/04/30

プラハ＆ブダペストの旅
　１～Yクラスだけどラウンジ利用　http://4travel.jp/travelogue/11008583
　２～早朝のカレル橋で　http://4travel.jp/travelogue/11011379
　３～旧市街をぶらぶら　http://4travel.jp/travelogue/11014483
　４～ヴｧルトシュテイン宮殿、ホテル･アウロス、ぶら下がる男発見！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11021978
　５～プラハ城で？衛兵交代式？　http://4travel.jp/travelogue/11017421
　６～ちょこっと編 カンパ島散歩　http://4travel.jp/travelogue/11040984
　７～ﾁｪｽｷｰ･クルムロフ城とフルボカー城　http://4travel.jp/travelogue/11035452
　８～新市街、教会コンサート、ユダヤ人地区　http://4travel.jp/travelogue/11040014
★９～ストラホフ修道院、ロレッタ教会　　
　10～市民会館、旧市街をぐるぐる、夜行寝台でブダペストへ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/11011201

エリア プラハ(チェコ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

11：00　マロストランスカー Malostranska から22番トラムに乗って、4つ目のポホジェレツ Pohorelec で下車

街灯の道路標識で、この通路が“ストラホフ修道院”になっていたので入って行きました。

1140年創建、“ストラホフ修道院”。　　知識や勉学を重んじたプレモンストレ派の男子修道院で、社会主義共和国成立までの約800年以上、カトリックの戒律が守られていました。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

ストラホフ修道院

“哲学の間”。　ナポレオンの2人目の妻マリア･ルイーザから送られた百科事典もあるらしい。

天井高14ｍ、2階のバルコニーにも蔵書がぎっしり。　
天井のフレスコ画は、“真の知恵の認識を求める人類の戦い”。

哲学の間の近くにあった､1440年の聖書。
他にも魚や奇妙な標本がたくさんあり、ルドルフ2世（黄金小路に錬金術師を住まわせた､変わり者の王）時代の物だったかもしれませんが、うまく撮れなかった。

陳列棚が並んだ廊下。　　

その廊下の奥のほうに仏像が並んでいて、人が集まっていると思ったら、

“神学の間”。　 こちらは2階は無いけど、天井が化粧漆喰とフレスコ画で豪華。　
地球儀や天球儀も置かれています。

神学の間：1671〜79年、前期バロック。18000冊以上。
哲学の間：1794〜97年、後期バロック。42000冊以上。32ｍ×22ｍ×H14ｍ。

中には入れないので、撮った天井画を180度回転してみると、地球を測量？　
天井画のテーマは“学問礼賛”。　

ガラスの奥に、綺麗な教会がありました。

ストラホフ･ギャラリーへ

ストラホフ･ギャラリー。　この部屋だけ古めかしかった。

幽霊っぽい。　（失礼！）

（左）1440〜50年ボヘミア、“聖ウルスラ” 〜フン族の首長に弓で射殺されて殉教したので矢を持っています。
（右）15世紀後半ボヘミア、“聖ドロテア” 〜園芸・ビール醸造業者の守護聖人

17世紀初期ギリシャ、聖霊降下と使徒たち。　正教会にはルネッサンスが来なかったようです。

ストラホフ修道院付属の“聖母昇天教会”（1743〜1752）

“クラシュテルニ･ピヴォヴァル･ストラホフ”のテラス席でビールと昼食を食べました。

13：20　ストラホフ広場。　左の道をロレッタ教会へ

ロレッタ教会の向いにある “チェルニーン宮殿”。　ファサードの幅150ｍ、30本の円柱が並ぶ巨大な建物です。

チェルニーン宮殿は現在、外務省。　　

第2次世界大戦直後も外務省だったら、“第３次プラハ窓外投擲事件”の現場ですが。
〜外務大臣ヤン･マサリク （第1次世界大戦敗戦でオーストリア･ﾊﾝｶﾞﾘｰ帝国から独立したチェコスロバキア初代大統領マサリクの息子） が、1948年共産主義者から暗殺されたと言われている。

13：30　ロブコヴィッツ家の命によって建てられた“ロレッタ教会”（1626年完成）。　
十字軍が終わった（十字軍国家が全滅） 1291年、聖母マリアと幼いキリストが住んでいた小屋を、天使たちがパレスチナのナザレからイタリアの“ロレッタ”村に運び、聖地を占領した異教徒たちから守った、という伝説に由来する。

ロレッタ教会 寺院・教会

中庭の回廊

中庭の回廊。　天井画も施されています。

“サンタ･カーサ（聖なる家）”
1620年代にボヘミアのプロテスタントが敗北して（30年戦争の白山の戦い）以後、カトリック勢力拡大のため、サンタ･カーサを模した35の教会がボヘミアに各地に建てられた。　ロレッタ教会は、その中で最も古く最も美しいと言われる。

サンタ･カーサをアップ。　金色の百合の花を持って、受胎告知。

サンタ・カーサの銀の祭壇

回廊2階の宝物庫へ

ダイヤ、珊瑚、真珠、サファイア、ルビー ・・・・キラキラの聖体顕示台がたくさん。

14：15　チケットを購入している 15：30の市民会館ガイドツアーまで、まだ時間があるので、散歩しながらトラムの停留所へ向かいます。 　チェルニーンスカー Cerninska 通りを下る。

ノヴィー･スヴィエト Novy Svet 通り。　　ブルスニツェ Brusnice 停留所からトラムに乗り、旧市街へ。

マロストランスカーで5番トラムに乗換えて、共和国広場まで行こうと思ったのですが、停留所に5番の表示がない！？　　他の停留所を探す時間がないので、18番に乗ってもう1駅、スタロムニェスカーで降りて旧市街広場へ歩きました。

15：00　カプロヴァ（鯉）通りの建物には、“乙女と鯉”のレリーフ。 乙女の両腕に鯉が4匹ずつぶら下がっています。

旧市街広場とパリ通りの角にある カルティエ。

旧市街広場

旧市街広場から、ツェレトゥナー通り（写真左）へ

ツェレトゥナー通り

ツェレトナー通り 散歩・街歩き

火薬塔

15：10　火薬塔と市民会館。　市民会館のガイドツアーに間にあいました。　(;^ω^A

火薬塔 (火薬門) 建造物