市内＆サウンド・オブ・ミュージック・ツアー<br />タクシーを呼んでもらってミラベル宮殿へやってきました。遠くの丘の上はホーエンザルツブルク城です。<br /><br />5/11　直行便でウィーンへ<br />5/12　ウィーン市内観光とオペラ<br />5/13　ドイツ語の「マイ・フェア・レディ」<br />5/14　ザルツブルグへ移動、途中下車してメルク修道院見学<br />★5/15　サウンド・オブ・ミュージック・ツアー<br />5/16　ザルツブルグ市内観光<br />5/17　帰国へ

ウィーンでオペラ-６

4いいね！

2010/05/11 - 2010/05/18

968位(同エリア1437件中)

#街歩き

エリア

ザルツブルク(オーストリア)

同行者: 友人

旅行の手配内容: 個別手配

遠くはホーエンザルツブルク城

お城だ宮殿だといったところでザルツブルクに王様がいたわけじゃなく、キリスト教の大司教の城塞と愛人の家なんです。カトリックのお坊さんは結婚はできないですから、愛人ということになります。16人も子供のいる愛人 !!（笑）
ミラベル宮殿

ミラベル宮殿は結婚式場として人気が高く、日本人の結婚式も多いんですって。でも土日は現地の人に限られているそうです。
●薔薇のアーチを通り抜け

写真の●印が映画に登場した場所です。
幸せなカップルがあちこちで写真を撮っていました。プロのカメラマンに頼んで、いろんな場所でいろいろなポーズでというのがこちらのやり方のようです。
●階段でドミミ、ミソソ・・・

午前中に2時間の日本語市内ツアーに参加しました。映画「Sound of Music」はザルツブルグが舞台です。
●ペガサスの泉の回りをぐるぐる

映画の裏話も伺いました。まず、あの映画をザルツブルクの人は見ない！エーデルワイスの歌なんて知らない！だってあれはアメリカの映画だもの・・・
●レオポルズクローン宮殿

レオポルズクローン宮殿に住んでいるという設定、池で子供達の船がひっくりかえりました。
●もうすぐ17歳

「もうすぐ17歳」が歌われた円形の建物は、映画ではセットです。
●フローンブルク宮殿

フローンブルク宮殿は玄関だけが使われました。
ツアーの集合・解散場所

Sound of Music 事実の話／前編
マリアのトラップ家の家庭教師の仕事は1年契約でした。その1年が終わろうとする時、彼女と離れたくなかった子供達はある計略をめぐらし、彼女に聞きました。「うちのお父さんを好き？」
25歳も年上なんですよ、でも生徒にこう聞かれて嫌いだとは言えません。「ええ好きですよ」と答えたら、子供達は父親に言いました。「先生がお父さんを愛してるって！」
それでトラップ大佐（実際は少佐）はマリアに聞きました。「僕と結婚してくれるそうですね」　
えっ？・・・
マリアは修道院へ行って相談しました。「それがあなたの定めなんでしょう」と言われてトラップ家に戻り、彼に言いました。「私はあなたと結婚しなければならないそうです」
修道院へ入ったら生涯独身で結婚はできませんが、マリアはまだ見習いだったからOKだったのです。（家庭教師になった時点で修道院を離れたという説もある）この時トラップ家の子供は7人、結婚後マリア自身も3人の子供を産みました。
Cafe Fingerlos

ザルツブルクで一番美味しいというケーキ屋さんは、コンクールで優勝したこともあるらしいですよ。
小さなサンドイッチは一人分、大きなサンドイッチは半分こして、ケーキとメランジェでお昼にしました。
モーツァルトの2番目の家
ドップラー博士の生家
カラヤンの生家
バイオリンを弾く幼いモーツァルト像

お昼を食べて再び同じ会社の日本語バスツアーに参加、ザルツカンマーグート地方へ4時間の旅です。案内人は音楽家のT氏に代わりました。今、モーツァルトの父親が息子の音楽教育のために作った指導書を翻訳しているとのことでした。
ザンクト・ギルゲンの町
湖畔ににジャグジーが！
モーツァルトの母と姉が住んだ家

ザンクト・ギルゲンにあるモーツァルト・ハウスにモーツァルトは住んだことはなく、彼の母親が生まれ姉が嫁いだ家です。つまりこの家は裁判官の官舎で、母親の父が裁判官で姉が嫁いだのが後輩の裁判官だったというわけです。
ヴォルフガング湖

モーツァルト・ハウスの前に船着き場があります。船が運航されるのは5月に入ってからなので、それ以外の月はバスでザンクト・ヴォルフガングへ向かいます。
ザンクト・ヴォルフガング、湖から見える教会は教区教会。
ザンクト・ヴォルフガングの町
モントゼー

再びバスに乗ってモントゼーに向かいました。メインストリートには1軒1軒デザインの違う、カラフルな塗装の家が並びます。
●教区教会

教区教会では「Sound of Music」で大佐とマリアが結婚式をあげました。でも実際のトラップ大佐はザルツブルクの修道院で結婚式をあげています。
岩の中の酒場-1

ザルツブルクへ戻り、食事の前に酒場でワイン。
岩の中の酒場-2

偶然に見つけた店ですが、崖をくり抜いて作られていて趣があって良かったです。
モーツァルト・ディナーのレストラン

モーツァルトの音楽を聴きながら食事を楽しむものです。コンサートは8時半開始、レストランへは7時半から入れます。
7時半少し前にレストランの前で待っていると、日本人の団体さんが来て添乗員さんが「あとどれくらい待つのか」と聞きに来ました。係りの人が「あと3分」と答えると、添乗員さんはお客さんに「あと5分だそうです」と言うではありませんか！すごいテクニックですね。3分待ってもレストランに入れなかったらお客さんは怒るけど、5分が3分になったら喜ぶでしょう？（笑）
右の二人は歌手

誤算がありました。7時半にレストランに入ったら、すぐに食事になると思っていました。何と、別料金のお酒を飲みながら全員が着席するまで待たないとならないのです。
ヴォリュームのあるメインはチキン

8時半にスープが出て食事開始、全員のお皿をさげて「ドン・ジョヴァンニ」から1曲。メインが出て全員が食べ終わってから2曲目の「フィガロの結婚」。この時点で10時半！になっていました。
もう限界・・・　この調子じゃ終わるのは11時半になりそうなので、デザートをパスして帰ってきました。テーブル担当のボーイさんが送りにきて、タクシーを呼んでくれました。小学生の子供もいたけど大丈夫なのかしら？ちなみに聞かなかった3曲目は「魔笛」でした。(^^ゞ

続きはこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/11038329