北陸新幹線で行く 富山湾～宇奈月温泉～黒部ダム 70代の母を連れて （２泊３日） Vol.4

2015/06/25 - 2015/06/27

２泊目は、宇奈月温泉 杉乃井ホテルに宿泊。
食事等、サービス面でかなり残念なところが目についてしまいましたが、何とか気を取り直して、最終日のハイライト、黒部峡谷トロッコ列車へと旅は続きます。

エリア 宇奈月・黒部峡谷(富山)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

18:20

宇奈月杉乃井ホテルに、チェックインしました。

黒部 宇奈月温泉 やまのは 宿・ホテル

フロント

こちらでは、お部屋までの案内はされず、鍵をもらってそのままお部屋へ。

今回、じゃらんのプランの中では一番良い、別館「飛鳥」のお部屋にしてみました。

別館は、本館からは通路を歩いて少し遠くなりますが、大浴場は別館にあるので、お風呂へ行くのは近いです。

お部屋の前に着きました。

玄関と上がり口。

お部屋です。

うーん、昨日の延楽さんのお部屋に比べたら、ちょっと狭いかな・・。

まあ、そこまで悪くもないけれど、昨日と比べてしまうからそう思えるだけでしょうか。

２人だから、これくらいでちょうどいいかな。

反対側から。

窓辺へ寄ってカーテンを開けてみると・・・

まず一つめのがっかりがこれ。

川側の眺望、って頼んでおいたのに。

たしかに、川側にはちがいないのですが、ほとんどが本館の屋根ビュー。

川はたったのこれだけ。

別の窓からは、駐車場が見えます。

これは圧倒的に、本館の眺望のほうが良かったはず。
完全に自分のリサーチ不足でした。。orz

冷蔵庫とポット、給茶セット。

ここでは、お部屋係もいないので、お茶も自分たちで煎れます。

冷蔵庫は、持ち込みしても沢山入ります。

母もなんだか、昨日の延楽さんチェックイン時より、テンション低い？

とりあえず、洗面所は悪くなかったです。

別館「飛鳥」のお部屋には、なぜか、トイレが２つ。

これは事前にクチコミを読んで知っていたので、驚きはしませんでしたが（母は驚いていた）、実際に目にすると、不思議な光景です。でも意外と便利かも。大家族で泊まるにはいいかもしれませんね。

アメニティ。洗面所のは必要最小限。

浴衣と帯。

さて、まずは温泉へ。

大浴場は別館の１階なので、そのままエレベーターで降ります。

１階で下りて、通路を奥まで進みます。

こちらが大浴場入口。このホテル館内でのお風呂は、ここ１箇所だけで、他にはありません。

入ります。

脱衣所

脱衣カゴが２種類あって、四角いカゴの他に、この大きなザルみたいなのもありました。これは底が不安定でぐらぐら、くるくる回るし、使い勝手が悪かった。四角いのだけでいいのでは。。

大浴場です。

こちらは、横に長い浴槽で、41℃、42℃、43℃と、お湯の温度が三段階に分かれていました。ぬるめが好きな私は41℃のところに入りましたが、それでもまだちょっと熱く感じたかも。(^_^;

宇奈月温泉一の大きさ（長さ）を誇るという、この杉乃井の大浴場なんですが、そのわりには、あんまりこれといった特徴がないお風呂で、のっぺりしていて、なんかちょっとつまらないかなと感じました。

露天風呂は、この写真の左奥のドアの外に１箇所だけ。

露天風呂。

これもいまいち、面白みがなく。。（あくまで私の主観です）

普通っていうか。。無難っていうか。。

目の前は薄暗い土手で土がむき出しになっていて、目の前に小木が雑然と生い茂っているだけ。

川なんてほとんど見えません。。(-_-;

洗い場でさらにびっくり！

シャンプー類は、資生堂ＴＳＵＢＡＫＩもあったのですが、コンディショナーが空っぽ。

私のところのだけじゃなくて、他のもすべて、ＴＳＵＢＡＫＩは空っぽだったんです。

これには驚きました。。

一抹の不安をおぼえつつ、食事の時間になったので、レストランへ向かいます。

別館と本館の間にある、こちらの階段を下りていくと・・

リニューアルされたばかりの、レストラン「Seeds」があります。

入口はオシャレでとってもきれい。いい感じです。

中も広々としていて、いい感じでした。

窓側のテーブルをアサインされ、さっそくお料理ブースへ。

オシャレな水槽の中を、魚が泳いでます。

生魚いろいろ。

ひととおりお皿に盛ってテーブルに戻り

乾杯♪
いただきま～す

・・と、食べた途端、母が 「味がしない」と・・。

自分も食べてみて、一瞬、味覚障害にでもなったのかと思ったくらいでした。

３つめにして最大のがっかりは、このバイキング料理。さすがにひどすぎる味でした。明らかにどれも、調味料をケチっているのが分かります。

お寿司のシャリなんて、酢の味が全く感じられず、ただの濡れた白飯を固めたもの。

見た目は普通にきれいだし、美味しそうに見えるのに、口に運ぶとがっかり。。

昨日の延楽さんのあのすごい料理と比べて不味いと言ってるわけではありません。この日は一日観光して温泉に入って、お腹がぺこぺこだったのに、その状態ですら不味いと感じました。

私もいろんなホテルでディナービュッフェ、これまでに食べてきたけど、ここまでひどいのは初めてでした。

やっぱり延楽さんで２連泊するんだった。いまさらあとのまつりではありますが。(>_<)

母と二人で、もう２皿目を取りに行く気力もなく、ビールだけ飲んで、早々に店を出ました。
外へ食べに行こうかと思ったくらいですが、そんな日に限って、外はどしゃ降りだったので、

あきらめて、お部屋へ戻ってきました。

自分ももちろんひどくがっかりだけど、それ以上に、楽しみにしててくれた母をもがっかりさせてしまったなぁというダブルのショックで、そしてまたゆうべの延楽さんがあれだけ良かっただけに、このあまりにもはげしい落差に、ただただ打ちひしがれるばかりでもう、何をする気もなく、ぐったりしてしまいました。。(^_^;

今も、こちらの４Travelはじめ、じゃらん、トリップアドバイザー、あちこちの口コミを読み直してみても、バイキングが美味しいと書いてる人たちばかりで、自分には納得がいきません。クチコミというものは、まったく当てにならないものだと、あらためて思い知らされました。

外はどしゃ降り。
一晩寝れば気分も変わるでしょう、ということで、ひとまず今夜はこれで寝て、明日挽回を図ろうと思います。おやすみなさい。

5:00 AMごろ

そして、朝になりました。

ローカルテレビを見ていたら、ニュース番組で、黒部ダムの観光放水が始まったと報じられ・・

私たち映り込んでないかしら？ と、食い入るようにテレビを見つめる母。
残念ながら、映っていませんでした。(^_^)

6:30 AM

さて・・・、これから、今朝はもうひとつの・・・

これが・・・・・！！ (@o@;; ｵﾛｵﾛ...

ゆうべと同じ、バイキングレストランです。

はぁ。。
行く前から憂鬱なため息(>_<)

朝食バイキングです。。

母いわく、夜の和食はダメでも、洋風朝食のほうはまだマシなんじゃないかと・・・

言ってたんですが・・・

やっぱり、だめでした。（笑）

なんとか食べることができたのは、左のサラダとフライドポテト。それにオレンジジュースとコーヒーだけ。

他は全滅。。。(-_-;

スクランブルエッグは砂糖が大量に入ってるような甘い味。
クロワッサンやデニッシュは何日前に焼いたの？という感じの固くてパサパサなもの。

こうして写真で見る限りでは、美味しそうなんですけどね。写真ってこわいよねｗ

ロビーエリア。

こんなにきれいな表向きの顔と、サービス内容があまりにちぐはぐで、母と二人、残念だったね～と。(^_^;

まあ、もちろん、全部が全部悪いわけではなく・・

良い所を挙げるとすれば、この売店は品揃えも豊富だったし

新幹線の駅まで、無料のシャトルバスがあるとのことで、便利だし、

お部屋のこのドライヤーは、パワフルで、よく乾いたし。

とりあえず、まあ、あんまり文句ばっかり言うのもやめましょうということで、チェックアウトして荷物を預け、これからいよいよ最後のハイライトのトロッコ列車に乗りに行きます。

9:00 AM

チェックアウトして、宇奈月温泉駅まで来ました。

今日もお天気がちょっと心配。午前中いっぱいもってくれるといいのですが。

駅の階段を下りたすぐたもとに、観光案内所があります。

その道沿いにまっすぐ歩き、トロッコ列車の駅舎のほうへ向かいます。

宇奈月温泉街を歩くと、なぜかいろいろな銅像が目に留まります。
こんなところに「森の王者」。

王者の後姿はピーンと伸びたまっすぐな尻尾。

さらにずっと歩くと

道沿いに見えてくるホテル、「フィール宇奈月」。

こんなところに、ブルーシールアイス！

まさか宇奈月で沖縄を感じられるとは (^o^; 笑

線路沿いに歩いて２～３分、もう目の前がトロッコ列車の駅舎です。

黒部峡谷鉄道と書いてあります。

こちらが、黒部峡谷鉄道 宇奈月駅 駅舎の正面です。

宇奈月駅 駅

少し時間があったので、川沿いのほうへ行ってみました。

ほんとは、駐車場の少し先に、山彦橋を眺められる展望台があり、手前の旧山彦橋の上を歩いて渡ったりもできるのですが、そこまでの時間はなかったので、ここから眺めるだけにしました。

ここからでも、素晴らしい渓谷美を堪能できます。

今から、あの赤い橋をトロッコ列車で渡るんですね♪

さて、駅へ戻って乗車の手続きをします。

駅の中は、とてもきれいです。右側が改札。左の奥が切符売り場。

明るい駅構内。

宇奈月 ⇔ 欅平往復のチケットです。

往復で使用する「乗車券」と、往き帰りそれぞれの「乗車整理券」に分かれています。

私はあらかじめ、公式ＨＰからネットで予約購入していたので、氏名が刻印されています。
（予約の場合は、クレジットカード払い。予約票をプリントして窓口で乗車券に引き換え）
当日に窓口で切符を買うことももちろん出来ます。

駅構内には、おみやげ屋さんやレストランもあります。

さぁて、時間になったので、いよいよホームへ

ホームに降り立ちました。

これから乗車するトロッコ列車が目の前に (^0^)


⇒ Vol.5に続く