2015/05/18 - 2015/05/18
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YAMAJIさん
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お風呂(bath)の語源になったことで知られている町バースには、今でもその様子を伝える「ローマン・バス」という遺跡が残っています。ローマ時代の遺跡の大部分は、中世に埋もれてしまいましたが、18世紀のミネルヴァ胸像の発見によって、再び日の目を見ることになります。その発掘と復元は19世紀末までかかり、今は博物館として保存されています。大浴場や聖なる泉、東の浴場、冷浴場などの施設や温泉の取水口、ミネルヴァ神殿の中庭などが一般公開されています。また、発掘された神殿の壁や彫像、陶器、モザイク、コインなどが多数展示されています。
ストーン・ヘンジは、円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界でも最も有名な先史時代の遺跡です。直立巨石が造られたのは、紀元前2500年から紀元前2000年の間で、それを囲む土塁と堀は、紀元前3100年頃まで遡るといいます。ストーン・ヘンジの建造目的は、太陽崇拝の際霊場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂など、さまざまな説が唱えられています。新ビジターセンターは、2013年12月にオープンしています。新ビジターセンタとストーン・ヘンジは約2km離れており、10分間隔でランドトレインが送迎しています。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ローマン・バス(古代ローマ浴場跡)です。お風呂(bath)の語源になったことで知られている町バースには、今でも当時の様子を伝える「ローマン・バス」という遺跡が残っています。
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コンコース(切符売り場)です。料金は12.25ポンド(約2,450円)でした。ローマ時代の遺跡の大部分は、中世の間に埋もれてしまいました。18世紀のミネルヴァ胸像の発見によって、再び日の目を見ることとなります。その発掘と復元は19世紀末までかかり、今は博物館として保存されています。
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まず通路から大浴場(Great Bath)を覗きます。
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イチオシ
大浴場は、長さ25m幅16mあります。2階部分が地上階で大浴場は地下1階に相当します。
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プールを囲む彫像達です。石像はローマ皇帝や代官で、復元時に創られ設置されています。
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プールを囲む彫像です。ジュリアス・シーザーの像もあります。
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聖なる泉です。ローマ時代には、この泉にコインを投げ入れると、願い事が叶うと信じられており、「聖なる泉」からは総数12,000枚ものローマ時代の貨幣が発掘されています。
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ローマン・バスの復元模型です。遺跡の中には、天然温泉の熱さをさますため、お湯を流す3つのプールや、床暖房、スチームバス、マッサージルームを設置した跡が残っています。ゲーム場や賭博場、商談室といった付帯施設も完備していました。
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遺跡からの発掘品をまず見学です。浴場に併設された、スリス・ミネルヴァ神殿からの発掘物も多数展示されています。
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男性の頭部の彫像です。
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女性の頭部の彫像です。上流階級で流行したヘアスタイルのようです。
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狩りの様子が描かれています。
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ローマ時代の戦士の棺です。
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人骨の展示も。
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温泉に投げ込んだコインです。
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壺や食器の展示です。
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モザイクタイルです。
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まだまだ遺跡から発掘された彫刻などが並んでいます。
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スリス・ミネルヴァ神殿の中庭です。 占いのための生贄の儀式が行われていた所です。
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温泉の取水口です。今も大量の温泉水が浴場に導水されています。
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大浴場です。お湯の色が薄緑色なのは元々のお湯の色ではなく、内部で繁殖している藻の色なのだそうです。
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東の浴場です。浴槽に入りやすいように階段があり、湯船の中には腰掛け用の石が置いてあるのが判ります。
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ローマ時代の服装のおねえさんも。
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西の浴場です。冷水浴のための浴場で、サウナで火照った後はここで身体を冷やします。
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バースの街並みです。
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バース・アビーです。676年に修道院として創建され、973年に史上初のイングランド王となるエドガー王の戴冠式が行われています。現在の建物は、中世に荒廃した修道院を取り壊し、1499に再建されたものです。
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イチオシ
教会正面のファサードの両側には、天と地の間にかけられた梯子を上り下りする天使が彫られ、「天国への梯子」と呼ばれています。
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身廊です。パーペンディキュラー(垂直)様式で、柱がアーチに影響されずに天井まで真直ぐなのが特徴です。「ランタン・オブ・ザ・ウエスト」と呼ばれていたほど、窓が大きく、とても明るい教会です。
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天井に咲く「石の花」は、16世紀の建築家ヴァーチューの設計による、ファン・ヴォールト(扇状天井)と呼ばれる建築様式です。見事です。
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祭壇です。
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祭壇上の東窓のステンドグラスです。キリストの生涯の56場面が描かれています。大聖堂の壁の80%が、ステンドグラスで埋め尽くされ、別名「イングランド西部の灯火」と呼ばれています。
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説教壇です。
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パイプオルガンです。
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マリアを描いたステンドグラスです。
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キリストを描いたステンドグラスです。
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側廊です。
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司教オリバー・キングが、荒廃した修道院の再建を誓う場面でしょうか。
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司教ジェイムス・モンタギューの納骨所です。
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西窓のステンドグラスです。旧約聖書の場面が描かれています。
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今日の昼食は、ローマン・バス裏の「Sally Lunn's」です。
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バースで最も古い建物(1680年建築)を利用した、ティーハウスのサリー・ランズ(Sally Lunn's)です。
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店内風景です。ちよっと狭いです。
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イチオシ
ティーとサリ・ラン・バンです。セット料金は、6.98ポンド(約1,396円)でした。元祖サリ・ラン・バンは、シンプルで、とても美味しかったですよ、このお店はお勧めです。
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バース・アビー裏の、バス乗り場です。
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町を巡るツアーバスが停車しています。
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バス乗り場の東側下の公園です。
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エイヴォン川が見えます。
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バースからストーンヘッジへ向かいます。
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バスの駐車場からビジターセンターに向かいます。
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ストーンヘンジへの道が見えています。
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新ビジターセンターは、2013年12月にオープンしています。
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専用のランドトレインで移動です。
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ビジターセンターとストンヘンジを結ぶ、ランドトレインの専用道路です。
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ストーンヘンジ周辺には、放牧地が広がっていました。
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羊が草を食んでいます。
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西側のカーサス古墳群方向です。歩いて古墳群を見学する人もいます。
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イチオシ
ストーンヘンジに到着です。北西側から見ています。円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡です。考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えています。しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。
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ストーンヘンジの復元図です。
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ヒールストーンです。ストーンヘンジの入口に建てられており、この方向から夏至の日に太陽が昇ります。
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スローターストーンとサーセン石です。夏至の日に、ヒールストーンとスローターストーン、祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ります。
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中学生でしょうか。
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イチオシ
東側から見ています。直径約100mの外環には、高さ4〜5mの30個の立石が配置され、その上に横石が置かれています。
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東側方向です。A303号線が通っています。
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スートーンヘンジを、周回して見学しています。
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南側から見ています。
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南側のノーマントン丘陵古墳群方向です。
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内側には馬蹄形に配置された、高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)が5組配置されています。
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巨大なサーセン・ストーンです。ストーンヘンジは、主にサーセン・ストーンと呼ばれる砂岩と、ブルー・ストーンと呼ばれる玄武岩から構成されている。最大で50tにもなるサーセン・ストーンは、ストーンヘンジから30kmほど離れた場所にあるマルバラーの丘から運ばれたものです。ひとつ約4tながら82個はあったと見られるブルー・ストーンにいたっては、なんと250kmも離れたウェールズのプレセリの丘から運ばれたと考えられています。
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イチオシ
北西側に戻りました。遺跡の目的については、太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂など、さまざまな説が唱えられているが、未だ結論はでていません。
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ランドトレインポイントまで歩きます。
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ビジターセンターに戻って来ました。
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風が強いからでしょうか。筒の中に木の苗を植えています。
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帰りはA303号線を通ります。
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今日の夕食は、ロンドンの「LA LOC ANDA」です。
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スープとパンです。
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魚とポテト、野菜添えです。結構美味しかったです。
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