イギリスの旅（２）・・スコットランドの文化・芸術の中心都市グラスゴーと、駆け落ち結婚で有名なグレトナグリーンを訪ねて

2015/05/13 - 2015/05/14

グラスゴー大聖堂は、１２世紀の創建で、幾度も増改築を重ね、１５世紀に現在の姿になっています。１６世紀の宗教改革の際にも破壊から免れた貴重な建物です。ゴシックの重厚な造りが特徴で、大聖堂には珍しく船底の形をした木造天井を持っています。

グラスゴー大学は、1451年に創立の国立の総合大学で、学生数約２万人、留学生が１５％を占め、世界ランキング５５位につけています。構内は広く、イギリスのゴシック建築としては、ウェストミンスター宮殿（イギリスの国会議事堂）の次に大きな建物だといいます。

駆け落ち結婚で有名なグレトナグリーンは、スコットランド南部の、イングランドとの国境にある町です。イングランドでは、1753年に婚姻法が成立し、両親の承認を得た２１歳以上の男女に制限されました。スコットランドでは、この法律が適用されず、親の承認なしに男性１４歳、女性１２歳以上であれば結婚できたのです。

エリア グラスゴー(イギリス)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

エジンバラからグラスゴーに戻ります。

リンゴの木です。

このリンゴは白い花です。

カササギです。

グラスゴー大聖堂です。１２世紀に建てられ、幾度も増改築を重ね、１５世紀に現在の姿になりました。１６世紀の宗教改革の際にも破壊を免れた貴重な建物です。

身廊です。ゴシックの重厚な造りが特徴で、大聖堂には珍しく船底の形をした木造天井です。

祭壇の横にはエリザベス女王の席も用意されています。

祭壇には「最後の晩餐」の彫刻が施されています。

説教壇です。

パイプオルガンです。

ステンドグラスは新しいものです。

側廊も重厚な造りです。

側廊の半地下にも礼拝堂がありました。柱や壁は白で統一され、ステンドグラスは美しく、こじんまりして素敵です。

この礼拝堂のステンドグラスは聖母マリアを描いたものが多いです。

ステンドグラスから零れた光が床に射し込んでいます。

地下の礼拝堂には、墓が並んでいます。中央にグラスゴーの守護聖人（６世紀にこの地に教会を建てたと伝えられています）、聖マンゴーの墓があります。

グラスゴー大学です。1451年に創建された国立の総合大学で、世界大学ランキングで５５位につけています。学生数は約２万人で、留学生は１５％以上を占めています。

グラスゴー大学の南キャンパス案内図です。ゴシック建築の重厚な建物が並びます。

蒸気機関の発明者のジェームズ・ワット、経済学の祖であるアダム・スミス、物理学者のウィリアム・トムソンなど、歴史上の重要人物を多数輩出しています。

日本からの留学生も多く、薬学者の高峰譲吉、ニッカの創業者の竹鶴政孝、男爵いもの導入者の川田龍吉、三菱財閥の岩崎隆弥、物理学者の田中舘愛橘などが学びました。

リンゴの木です。

このリンゴは赤い花です。

正面の建物は大学の礼拝堂です。

構内は広いです。イギリスのゴシック建築の建物としては、ウェストミンスター宮殿（イギリスの国会議事堂）の次に大きい建物だといいます。

新キャンパスが見えます。

グラスゴーからグレトナグリーンへ向かいます。イギリスの道路は日本と同じ左側通行で、高速道路は無料でよく整備されています。

丘の放牧地は、ヘザー（カルーナ）などの大群落が生い茂るヒースの大地です。

駆け落ち結婚で有名な、グレトナグリーンに到着です。イングランドでは1753年の婚姻法の成立で、両親の承諾を得た21歳以上の男女のみに結婚が制限されるようになります。スコットランドではこの法律は適用されず、男性は14歳、女性は12歳以上ならば親の承諾なしに結婚できたのです。

御土産屋やレストラン、カフェテラス、結婚グッズ店などが整備され観光地化されています。

こんな彫刻も。現在でもグレトナグリーンで結婚式を挙げる人が、世界中から集まります。

農機具の展示もあります。

周りには牛の牧草地が広がっていました。

ヘザー（カルーナ）です。

このヘザーは赤紫の花です。

ヘザー（カルーナ）です。

このヘザーは白色の花です。

結婚式のカップルのために、ホテルも用意されています。披露宴やパーテイも出来ます。

両腕を組む彫刻です。

こちらも牧草地が広がっています。

クロウタドリです。

エニシダです。

エニシダの花です。

道路沿いのブルーベルです。

ブルーベルの花です。

民家の庭には、青や白・ピンクのブルーベルが咲いていました。