2014/11/23 - 2014/11/23
2870位(同エリア8872件中)
ぶどう畑さん
2014.11.23(日)アンコール・ワット(第一回廊〜第三回廊)
朝食後、再び、アンコール・ワットへ。
物語を描いたレリーフを見たり、急な階段を上がって第三回廊も見学。
乾季の天気に恵まれ、空は真っ青。どこもかしこも、クッキリときれいに見えました!
(旅行期間:2014.11.22〜2014.11.26)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
-
ホテルの窓を開けると、すでに暑い!
-
-
しっかり日焼け対策をして、ロビーに下りる。
-
ガイドのBさんが迎えに来て、8:30、ワゴン車に乗り込むと、車にはYさん若夫婦が乗っていた。初めまして!
別のホテルに寄って、昨日、一緒に夕食を摂ったKさん夫妻をピックアップ。これから3日間、この6人で観光するようだ。 -
8:50、再び、アンコール・ワットを囲む濠の前にやってきた。
-
車を降りる時、双眼鏡を1組に1つ渡される。
ツアーでは、冷えた水のペットボトルを1日1本もらえることになっているし、傘も用意されているしで、至れり尽くせり。
双眼鏡を肩に、早速、水を1本もらって見学開始! -
アンコール・ワットは、カンボジアの国旗の中央に描かれているように、カンボジアの象徴ともいえる建造物。
アンコールは“都”、ワットは“寺院”を意味し、12世紀前半、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神に捧げるために、30年を超える歳月を費やして建立された。 -
濠に架かる橋道の欄干は、ほとんどが崩れて濠の中に沈んでしまったそうだが、ヘビの胴体をイメージしている。
-
西山門をくぐって、いざ都の寺院へ!明るい日の光の下で見るワットは、感動ひとしお!
参道には、掃除をしている人たちがいた。遺跡は、こういう人たちのおかげできれいに保たれているんだ。暑い中、ありがとうございます。夕日に染まるワットを見たかった by ぶどう畑さんアンコールワット 史跡・遺跡
-
この参道、確か日本人の石工が、現地の人たちに技術を伝えて修復したはず。NHKの番組“プロジェクトX”で取り上げられていたことを思い出す。
大手スーパーのイオンは、アンコール・ワットの保存・継承を目的として“シハヌーク・イオン博物館”を寄付している。
日本もワットを支えていると思うと、なんだかとても嬉しかった。 -
朝日観賞の時に凄い人だかりだった、逆さアンコール・ワットの池の前は、ほとんど人がいなかった。
アンコール・ワットをバックに、ガイドさんが「参道から見える塔は3本ですが、アンコール・ワットの塔は実は5本です」と言った。
その言葉に、またもやテレビのドキュメンタリー番組の説明を思い出す。 -
イチオシ
アンコール・ワットは周壁でさえぎられ、外から寺院の全貌は見えないようになっている。
濠の手前では広がっていた視野は、西山門で狭められ、門をくぐると一気に広がる。
まず目に飛び込んでくるのは、まっすぐに続く参道、その奥に寺院というように、視覚的な効果を狙っているということだった。 -
イチオシ
そして、3本に見えていた塔は、角度が変わると5本になるという、サプライズも仕組まれていると。今、その光景を目の当たりにしながら池まで来て、5本の伽藍を眺めているのだ!
「春分・秋分の日には、真ん中の塔の後ろから朝日が昇るように設計されています」とガイドさんは続ける。
マヤの遺跡“チチェンイッツァ”も、春分・秋分を意識して造られ、ヘビもかかわっている。アンコール・ワットとマヤの遺跡の意外な共通点。 -
「ここでは、こんなこともできますよ」と、中央祠堂をつまむ仕草をする。
面白〜い!さっそく、真似して撮ってもらう。 -
(逆さアンコール・ワットの池にはたくさんのピンクの睡蓮)
-
池の所からは、寺院の全景を望める絶好のビュースポットなのだが、写真に撮ろうとすると逆光で暗くなってしまう。
ホリデーは「比較的空いている午前を狙って、第三回廊まで観光」をツアーのウリにしているが、「ワットは午後のほうが、きれいに見えるんですけどね…」ガイドさんは残念そう。私も残念。 -
では、いよいよ寺院の中へ。
-
北の角から内部に入る。
-
まずは十字回廊のエコーの間。
ここで胸をたたくと、日光の鳴き龍のように音が反響するので “エコーの間”と呼ばれている。
そこから外の回廊がきれいに見えていた。 -
-
次は十字回廊中心部へ。
-
4つの沐浴の場がある十字回廊の上部には、
-
かつての彩色が少し残り、
-
壁面には“アプサラス”など、細かいレリーフがあった。
アプサラスとはきらびやかな踊りで、神や人々を魅了する天女のこと。 -
回廊の中心部は、ぴたりと東西南北が一致するそうで、ガイドさんが携帯の方位磁石アプリを使って証明。
-
ここでまた、面白い写真の撮り方を教えてくれる。床に置いた携帯のシャッターを押すと、覗き込んだ顔の奥に中心部の天井が写る。携帯ならではの写真が撮れた。
-
回廊の柱には、森本右近大夫の墨の落書きもある。
文字はだいぶ薄れて読めないけれど、落書きには、嘉永9年(1632年)の日付とともに、12行にわたって4体の仏像を奉納したことが書かれている。
森本右近大夫は加藤清正の家臣の次男で、父の菩提を弔うために、日本からはるばる仏像を運び、アンコール・ワットに奉納した。
その頃は、アンコール・ワットが、お釈迦様が説法を行ったインドの“祇園精舎”と思われていたからだった。 -
ワットには、いたるところにデヴァター(女神)の彫刻があった。
デヴァターの胸を触ると幸せなれると言われているため、胸の部分だけテカテカ。
こういったレリーフに触れてはいけないはずなのだが…。 -
十字回廊を出た所は、第一回廊。
-
壁一面のレリーフに、古代インドの抒情詩「マハーバーラタ」にもとづいたカウラヴァ族とバーンタヴァ族の戦いの様子が描かれている。
-
左から進軍しているのはカラウヴァ族、右からはバーンタヴァ族。
-
続いて、南側の歴史回廊。
この部分のレリーフは、“スールヤヴァルマン2世の行軍”の様子。 -
たくさんの傘が掲げられ、頭に三角の帽子をかぶっているのが、ワットの創建者、スールヤヴァルマン2世。
(謁見するスールヤヴァルマン2世) -
(お妃様の輿)
-
(象に乗って進軍するスールヤヴァルマン2世)
-
傘がたくさんあっても、帽子をかぶっていなければ王様ではないそうだ。
-
イチオシ
(柱の続く第一回廊外側)
-
-
その先は、天国と地獄。
-
上段では輿に乗った王族の優雅な行進を、下段では地獄の責め苦に遭っている亡者たちを見ることができる。
-
水牛に乗った18本の剣を持つのはヤマ(閻魔大王)。罪の許しを請う人々もいる。
-
舌を抜かれたり、
-
お尻から串刺しにされたり、
-
針をたくさん打たり、責め苦の数々が彫られていた。
-
「日本語は上手ではありません」と謙遜していたけれど、Bさんのガイドはとっても上手!スラスラと説明が続く。
アンコール遺跡群に入れるのは、国家試験に合格した政府公認ガイドだけ。
腕にアンコール・ワットの刺繍が施されたオレンジ色のシャツに、紺色のズボンという制服を着たガイドさんたちが、英語、ドイツ語、フランス語、いろんな言葉で説明していた。 -
次はいよいよ東の回廊。ワットの壁画の中でも一番有名な“乳海撹拌(にゅうかいかくはん)”が描かれている。
初めて耳にした乳海撹拌は、ヒンドゥー教の天地創造神話の一部。物語は壮大だった。 -
ヒンドゥー教の神様たちは、あることがきっかけで“ドゥルヴァーサ”という賢者の怒りを買い、能力を奪われてしまう。
力を取り戻したい神様たちは、最高神のシヴァやブラフマーに助けを求めたが、彼らではどうすることもできず、ヴィシュヌ神に相談した。
すると、不老不死の霊薬“アムリタ”を飲めば失われた力を取り戻せると言う。
ヴィシュヌ神の化身である巨大亀クールマにマンダラ山を乗せ、大蛇ヴァースキを綱の代わりにして、海を撹拌すれば、“アムリタ”を作り出せる。 -
それを聞いた神様たちは、アムリタを半分与えることを条件にアスラ(阿修羅)の協力を求める。
神々は大蛇の尾の側を、アスラは大蛇の頭の側を持ち、互いに引っ張りあって山を回転させると、海がかき混ぜられた。
(アスラ) -
それを続けるうちに、海に棲む生物が細かく裁断されて、やがて乳の海に。
1000年間、攪拌を続け、ついに女神が“アムリタ”を持って現れる。神様たちは最初からアスラに不老不死の薬を与えるつもりはなく、アムリタをめぐって神々とアスラが争い、一度はアムリタをアスラに奪われた。
その時、ヴィシュヌ神が機転を利かせて美女に変身し、アスラたちを誘惑。“アムリタ”を取り返し、神様たちは元気を取り戻したという話だった。
(撹拌される海の生物) -
回廊では、亀を真ん中に、右側に神様、左側にアスラが描かれている。
神様にとっては、めでたし、めでたしでも、1000年も撹拌に付き合ったアスラがかわいそう…。最初から騙す気だったわけでしょ。ひどすぎない?と思ったり。 -
乳海撹拌は、このツアー中、遺跡のあちこちで遭遇することになる。
今までヒンドゥー教のことはほとんど知らず、アンコール・ワットがヒンドウー寺院ということも初めて知った。こうやって世界が広がるって、素晴らしい!
(神様たち) -
イチオシ
第一回廊から第二回廊へと進む。第二回廊は第一回廊より8mも高い。
-
イチオシ
(第二回廊から第三回廊の階段)
-
(回廊に祀られていた仏様)
-
(首のない像も)
-
(第二回廊)
-
イチオシ
回廊を抜けて、第二回廊よりさらに13m高い第三回廊へ。
-
イチオシ
その階段の急なこと!
-
-
今は木の階段ができて、上りと下りに分かれているけれど、2001年第1版発行の旅名人ブックス“アンコール・ワット”の写真には、昔のままの階段を、手をつきながら登っている観光客の姿が写っている。
-
第三回廊にも、十字回廊のように沐浴の場らしきところがあった。
-
そこから見上げる祠堂の壁面にもデヴァターの彫刻。
-
顔が猿のマヌハーンも。
-
-
では、回廊をぐるりと回ってみよう!
-
-
-
回廊から見るワットの周りには、密林が広がっていた。ユカタン半島のマヤ遺跡から見た景色を思い出す。
-
東側に回ると、一直線に伸びる樹木に囲まれた参道。
-
西側、山門の遠く先には気球が見えた。
-
第三回廊の階段の下で待っているガイドさんと合流。
-
(第二回廊)
-
(第二回廊)
-
(細かい彫刻)
-
イチオシ
第一回廊へと下る。
-
-
空がきれい!
-
-
10:40、東側に下りて来る。
-
東山門に続く参道には、
-
野生のサルがいた!
-
蔓で遊ぶ子ザルがいたり、可愛い〜!なんて喜んでいたら、ペットボトルを入れたレジ袋に飛びつかれてしまった。
-
食べ物が入っていると思ったのだろう。危ない、危ない。
-
イチオシ
(東山門)
-
東山門の脇を抜けた所に待っていたワゴン車に乗り込む。車の冷房にホッ。
炎天下をずっと歩いたわけでもないのに、腕がヒリヒリするようで、日焼け止めを塗る。
クール感のある汗拭きウェットティッシュが、ひんやりして心地いい!持ってきて正解。 -
次の遺跡に向かう途中、トイレ休憩。一見、トイレには見えない建物だった。
-
トイレの近くに店を出していたオネエサンは、ズボンを買えとしつこいのなんの!やっと振り切って、車に乗り込んだ。
-
(アンコール・ワット来訪証明書)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
アンコール遺跡の旅2-1 アンコールワットで朝日を見る!
2014/11/23~
シェムリアップ
-
次の旅行記
アンコール遺跡の旅2-3 巨木に飲み込まれるタプローム寺院
2014/11/23~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅1 ハノイで乗り継ぎ、夕焼けが迎えてくれたシェムリアップ
2014/11/22~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅2-1 アンコールワットで朝日を見る!
2014/11/23~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅2-2 にゅうかいかくはん?ワットでヒンドゥーに触れる
2014/11/23~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅2-3 巨木に飲み込まれるタプローム寺院
2014/11/23~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅2-4 東洋のモナリザに出会った!バンテアイスレイ
2014/11/23~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅2-5 バケン山で夕日観賞、体の柔らかさに驚きのアプサラダンス
2014/11/23~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅3-1 観音菩薩の微笑みに包まれたアンコールトムのバイヨン、子隠し寺、象のテラスを見学
2014/11/24~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅3-2 植樹に協力、軍手で菓子作り体験、驚きのオールドマーケット
2014/11/24~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅3-3 ロリュオス遺跡群の3つの静かな寺院を巡る、トゥクトゥクでナイトマーケット!
2014/11/24~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅4-1 ベンメリアでインディー・ジョーンズ体験!?
2014/11/25~
シェムリアップ
-
アンコール遺跡の旅4-2 締めくくりはアンコール博物館、シェムリアップ~成田
2014/11/25~
シェムリアップ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ アンコール遺跡2014.11:アンコールワット・トム、タプローム、バンテイアイスレイ、ベンメリア他
0
88