海外 de ニューイヤーカウントダウン in 香港＆マカオ★2014-2015　06　5-6日目【香港⇒名古屋】

2014/12/27 - 2015/01/01

旅行5日目。
今日は2014年の大晦日で、初めて海外で新年を迎える特別な日。
プロムナードで行われる新年を祝う花火観賞をメインに決めていたけど、それまでの時間はどう過ごすか全然考えていなかったので、香港の美味しいものを食べ歩くことに。
飲茶ランチをしたあとはSOHOのBarでまったり過ごし、トラムを利用して夜景散策を楽しんでから、男人街の冬の名物：土鍋ゴハン屋台で遅めの夜ゴハンを。
プロムナードの花火観賞は予想以上に大混雑で…花火が見れないまま2015年を迎えるかもしれないと心配したけど、カウントダウンに参加することが出来た。

エリア 香港(香港)

大晦日の朝。
雲一つない晴天で部屋から対岸が良く見える。
今日は１日中出掛けるし明日は早朝チェックアウト予定なので、夫がHOTEL隣店で朝食＆何度目かの先達広場へタブレットを探しに出かけてる間に、私は部屋で大まかなパッキングを済ませた。

イビス ホンコン ノース ポイント ホテル

HOTELの外観。　
香港らしい細長い建物で、入口はスルーしちゃいそうになるくらい目立たない。

イビス ホンコン ノース ポイント ホテル

希望商品が入荷せず肩を落として戻ってきた（結局帰国直後にINETで購入した）夫と合流して、HOTELら歩いて10分ほど先にある…

“添好運點心專門店”へ。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

北角以外にも割と交通の便がいい場所に店舗を構えているチェーン店。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

お手頃な値段ながら見事ミシュラン入りを果たした店なので、外には20人くらいの列が出来ていた。
この列にただ並ぶだけじゃ駄目で…

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

時々出てくる外カウンター担当の女性に人数を告げて、オーダー表をもらって初めて待機リストに入れる仕組み。
ただ座席の人数関係上、順番通りではなく開いた座席数に合う人から入店させてもらえる。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

こちらがオーダー表。
食べたい物にチェックを入れてスタッフに渡す。
お茶代1人：3HNドルは別途必要だけど、大きなポットで飲み放題になっている。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

席に案内してもらえたので早速オーダーしようとしたら、隣に座ってた若い香港人グループが片言の日本語で「ニホンジンデスカ？コレ、オイシイ」と、この店で頼むべき料理をどんどん指さして教えてくれた。
郷に入っては郷に従え♪)地元の人のお勧めを頼んでみることに。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

【古法糯米鶏】25HNドル
蓮の葉で包まれた蒸しおこわ。
どのテーブルも必ず頼んでいた人気Menu。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

おこわの中に中華ソーセージと、甘辛コッテリ味の鶏肉がぎっしり詰まっていてかなりのボリューム。
モチモチして食べにくいけど超美味しかった。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

【鮮蝦焼売皇】22HNドル
黒酢っぽい少し酸味があるタレにつける。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

【陳皮牛肉球】17HNドル
大きくてふわふわの牛ミートボールは、肉々しくてジューシー。
湯葉とパクチーが練り込まれているので良いアクセントになって箸が進む♪

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

【酥皮○叉燒包】
絶対自分では頼まないであろう人気Menu…簡単に説明すると、チャーシュー入りメロンパン。
子どものこぶし程度の大きさ外皮はメロンパンそのもの。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

とろとろの餡はバーベキュー味で甘くて、メロンパンも甘いものも苦手な私には微妙だったけど、メロンパン好きの夫が喜んで2個食べた。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

【杞子桂花糕】12HNドル
デザートどうしよう…と迷っていたら、反対側の香港人カップルが英語で「絶対これ、美味しいから」と香港人のさりげなく助けてくれる親切心がとても嬉しかった♪
水菓子でありそうな、上品な甘さと香り高い冷たいデザート。
花とクコの実が入っていてとても好きな味。
合計：103HNドル。

添好運点心専門店 (北角店) 地元の料理

いつも行く倫敦大酒樓とは味も雰囲気も全然違った点心だったけど、大満足で大通りへ。
トラム駅が見えたので、MTR駅まで戻るよりも近いからここから乗車。

今回の旅ですっかり気に入ってしまったトラム。

待ち時間もほとんどなくて渋滞も無縁だし、道路の中央を堂々と横切って走るこのアングルは爽快。

霧がかるビクトリアピークを見ながら…

中環辺りで下車。

SOHOへ向かう途中に見かけた香港人の生活を描いたウォールアート。

スカイウォークから見下ろす香港の下町。
この辺りは昔ながらの小さな生鮮食品露店が多く立ち並び、いつもにぎやか。

ヒルサイドエスカレーターを利用してSOHOを目指す。

ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物

ずんずんエスカレーターを乗り換えて…

ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物

この辺りまで来ると店の数がぐっと減って、ほぼ住宅街になる。
調子に乗って登りすぎると、下りは徒歩なのでご注意を。

ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物

転げ落ちそうな急坂が待っていて、足底筋膜炎の足には負担が大きい。

ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物

ランチの点心でまだお腹いっぱいだし、夜ゴハンには早過ぎる時刻なので休憩がてらBarに立ち寄ることに。
SOHOのエスカレーター途中にある“PEAK CAFE BAR”へ。

ピーク カフェ バー (ソーホー店) バー

店は左右２箇所に入口が分かれていて、ここでは飲むだけの予定なのでBarカウンターがある入口から入ってみた。
クラシカルな調度品で落ち着いた素敵な雰囲気。
手前の大きな蓋の鍋にはホットワインが入っている。

ピーク カフェ バー (ソーホー店) バー

Menu。
ちょうどハッピーアワーの時間帯だからワインを飲もうかな♪

ピーク カフェ バー (ソーホー店) バー

【グラスワイン】68HNドル
【ギネスBeer】65HNドル

ピーク カフェ バー (ソーホー店) バー

まったり過ごして外に出たら、日が沈んでて辺りは真っ暗。
SOHOを歩いている人の姿も増えてきた。

ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物

スカイウォークから下を覗いたら、昼間とはまた違ったにぎやかさが感じられた。
路地に屋台テーブルがたくさん出ていて気になり行ってみることに♪

どの屋台も混んでいて、食べたかったけど席が空くのを待ている人もいたからまたの機会に。

高層ビルや富裕層が住む住宅街のすぐ近くに、こんな懐かしい光景が突然広がる香港。
様々な生活スタイルが入り混じり、それがエネルギッシュな香港らしさに繋がっていると思う。

さっきの屋台街からSOHO方面に伸びる細い坂沿いにも、八百屋や花屋の露店が続いている。

香港の本番：旧正月はまだ先だから普段通りの日常が広がっていて、今日が大晦日なのを忘れてしまいそうになる。

坂を下ってメイン通りに近づくにつれ、警察官の姿が目立ち始めた。
こんなに集まっているってことは、プロムナードの花火会場も厳戒態勢だろうなと頭を過ったけど、ダンナさんの「あそこは広いし大丈夫でしょ？」という何の根拠もない言葉に後押しされる。

ちょうど走ってきたトラムに乗車し、向かったのは…

こちら。

隠れ夜景スポット：中国銀行の43階から見る夜景。
このためにパスポートも持参した。

中国銀行大廈 建造物

大晦日で仕事上がりが早いのか、この辺りを歩く人の姿はほとんど無い。
派手に飾られた入口から入って奥のエレベーターを探していたところ警備員からストップが。

中国銀行大廈 建造物

年末なので今日の開放は無いらしい…ショック！
仕方が無いから、超巨大で豪華なツリーを観賞した。

中国銀行大廈 建造物

歩いてMTR駅まで来たのに、夫が「これってGoogle mapでみると中環駅の端に当たるから、１つ先の金鐘駅まで歩いたほうが便利だと思う」と言いだした。
坂続きで足底筋膜炎が痛いから深夜まで外出するし温存したいと、歩きたくないと訴えてみるもガン無視される。

中環駅 駅

Google mapを見ながら歩いているのに途中で迷うし、いつまで進んでも駅の案内表示が見えてこないので、2008年の“ピークトラム駅を探して山道を彷徨う事件”を思い出した。
香港×夫の「大丈夫、歩ける範囲」論は本当に鬼門！！
唯一良かったのは香港らしい光景が写真に収められたこと。
三脚が無かったので欄干に直置きして、長時間露光で光の道を撮ることが出来た。

予想以上に時間をかけてMTR：金鐘駅に到着。

金鐘駅 駅

MTRに乗車して夜ゴハンを食べるために向かったのは…

金鐘駅 駅

油麻地の上海街。

上海街 散歩・街歩き

男人街をウロウロして冬の名物：土鍋ゴハン屋台を探す。

廟街のナイトマーケット (男人街) 市場

男人街は、女人街と比べるとより簡易屋台が多くで規模も小さ目。

廟街のナイトマーケット (男人街) 市場

手前の土産物や服を売る屋台を抜けると…あった！
何店舗も並んでいて、行列が並びどこも激混みなので適当に店を選ぶ。

廟街のナイトマーケット (男人街) 市場

私たちは7-イレブン隣、“威記餐廳小厨”のちょうど空いた席に滑り込むことができた。

土鍋ゴハンに並ぶ人気サイドMenu：蠔餅（牡蠣入りオムレツ）をひたすら揚げる女性。
周りは頼んでいたけど、土鍋ゴハンの量も多いから今回はパス。

忙しいスタッフを捕まえるのは至難の業だけど、頼めば英語メニューも出してくれる。

【Beer】14HNドル

土鍋がテーブルに出されても、蓋をすぐに開けようとすると怒られるので1分以上蒸らして待つこと。

【臘腸排骨飯（豚)】28HNドル
【臘腸滑鶏飯（鶏)】28HNドル
どちらも骨付き肉で一口大にブツ切りしてある。
肉のうまみがギュッとごはんに溶け出しているので、テーブルに置かれた中国醤油を少し多めに回しかけるのが美味しい。
中華ソーセージから出る脂と独特の甘みが食欲をそそる。
合計：70HNドル。

ネイザンロードからバスでプロムナード方面に移動しようと思い、バス停で待機していたのに待てど暮らせど目的のバスは来ず。
どうやらカウントダウンに合わせて混雑を避けるために路線変更があったらしいので、MTRで向かうことにした。

ネイザンロード 散歩・街歩き

到着すると尖沙咀駅は封鎖されていて、その次の尖東駅まで地下道を歩かされた。
そして外に出てみると…

尖東站 駅

この大混雑！！！
前に進めないし、迷子になるかも。

どこで花火が上がるのか下調べ不足で場所がわからないので、海側へ向かう人の流れに沿って行くことに。
舞台も設営されていてイベントが行われてるし、花火の位置がわからず私たちみたいにウロウロする人ばかりで本当にどうしたらいいか…それに、この人混みではINET回線が激遅で役に立たなかった。

何のアナウンスも無く、突然上がり始める花火。
向かいのHOTELから優雅に観賞している人の歓声で、新年に切り替わったことに気が付く(笑。
2015年の0：00から8分間花火が打ち上げられた。

花火は想像していたよりも海からかなり離れた位置から観るので、遠い上に、スマホや自撮り棒を延ばす人多数で、小柄な私からの目線はカオス。

最後は大きくて立派な花火が上がって突然の終了。
日本の出来過ぎた花火大会を想像していると呆気ないかも。
終わるとまたぞろぞろとMTRの駅方面へ流れていく。

私たちとは別ルートの人は警察にバリケードされて閉じ込められてた。

その隙にMTR構内へ。
見事な交通整理のお蔭で、北角のHOTELに到着したのは0：45。
意外と早くて驚いた。
北角駅で逆方向からパーティーグッズ系を手にしたカウントダウン客らしき人と何十人もすれ違ったので、もしかしたら北角エリアでもカウントダウンがあったのかもしれない。

香港最終日。
HOTEL目の前のバスターミナルからエアポートバスに乗車する。

こちらが北角発の時刻表で、8：45のバスに乗る。

新年を迎えた香港は、街に人の姿が無くてどこか静かな印象。

本当はもう1日ゆっくりしたかったけど。

雲一つない晴天の中、橋を通り抜けて空港へ。

香港を発つのは昼便。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

中途半端な時間帯だけど機内食が無いので食べておかないと。
第二ターミナルのフードコートで早めのブランチを。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

【牛肉入り出前一丁（烏龍茶付)】33HNドル
麺なのにトーストが付いてくる謎のセット。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

【鶏おこわ】26HNドル
【大根餅】26HNドル
鶏おこわも大根餅も食べたくて2つ頼んだら、それぞれに烏龍茶がついてきた(笑。
ここの鶏おこわは手羽中入り。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

12：05発の香港エクスプレスでセントレアへ。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

香港エクスプレスの機体には、それぞれ点心の名前rが付けられているけど撮るのを忘れてしまった。
久しぶりの香港だったけど楽しかった♪

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

ただいま！

中部国際空港セントレア 空港