☆カンボジア『シェムリアップ』Vacation☆ 『クメールの微笑み』に癒やされて。。 ~ こだわりの「アンコールワット」【前編】 朝焼け・入口部分(参道・中央西門・経蔵・聖池)・第一回廊編 ~
2015/01/10 - 2015/01/14
739位(同エリア8626件中)
kuritchiさん
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アンコールワット遺跡といえば。。
聖池に映る「アンコールワット」、、そして真っ赤な朝焼けをバックした「アンコールワット」をイメージしていたkuritchi。。。
実際に訪れてみると、、
それだけではない、深~~い「アンコールワット」。。
【前編】は朝日の「アンコールワット」と『第一回廊』をメインにアップしました。
特に『第一回廊』の壁画(レリーフ)とデヴァター達には、
すっかり魅惑され、フラフラになるまでのめり込ん見ていました。。
掲載写真枚数も90枚を超えてしまいましたが
渾身の「アンコールワット」こだわり編です。。
【ダイジェスト編①】
1日目 シェムリアップ到着
2日目午前中の「アンコールワット」の朝日と「アンコールトム」観光
http://4travel.jp/travelogue/10974542
【ダイジェスト編②】
2日目
「タプローム」「アンコールワット」観光
“クメールの微笑み”の一日を〆くくる『アプサラダンス』と
「レッドピアノ」に「パブストリート」
http://4travel.jp/travelogue/10974644
【ダイジェスト編③】
3日目
東洋のモナリザ「バンテアイ・スレイ」「ベンメリア」
最終日 ホテルでゆっくり&お買い物… etc …
http://4travel.jp/travelogue/10974657
「アンコールトム」“こだわり編”
【前編】http://4travel.jp/travelogue/10981837
【後編】http://4travel.jp/travelogue/11024446
「タプローム」“こだわり編”
http://4travel.jp/travelogue/10981838
「バンテアイ・スレイ」“こだわり編”
(近日アップ予定)
「アンコールワット」“こだわり編【後編】
http://4travel.jp/travelogue/10999664
「ベンメリア」“こだわり編”
http://4travel.jp/travelogue/10981840
「シェムリアップ」&「ホテル ソフィテル アンコール プーキートラー ゴルフ & スパ リゾート」編
http://4travel.jp/travelogue/10981841
「シェリムアップ」レストラン編
http://4travel.jp/travelogue/11006976
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- カンボジア・アンコール航空 ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
朝5:30分。。
「アンコールワット」の“サンライズ(朝日)ショー”スタート。。。
この時季は「アンコールワット」の建物の向かって右側より朝日が昇りますアンコールワット 史跡・遺跡
-
実は、、
聖池も真っ赤に染まるイメージだったのですが…
聖池にはスイレンの葉がぎっしり。。
聖池のまわりには世界中から朝日を見る為に集まった観光客がぎっしり。。。
因みに… 点々と写っている灯りは携帯電話やコンパクトカメラの液晶画面の光…。
(“自撮り棒”で高く掲げている人も…) -
『やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる』
まさに、清少納言が「枕草子」で語った通りの朝日。。。 -
鳥が2羽、、
その朝日の「アンコールワット」の横を飛んで行く、、、 -
イチオシ
≪ ほぉ〜〜〜♪ ≫ -
どうしても聖池に映る朝焼けが撮りたくて…
スイレンの葉のない所を求めて、、 パチリ! -
いつまでも見惚れているとガイドのBさんが手招き…。
言われるままに その方向へ行くと… -
「アンコールワット」の THE 朝日。。。
-
聖池には、色鮮やかな熱帯スイレンの花が咲き、、、
-
明るくなった聖池を振り返ると…
朝日お目当ての人で びっしり!!!!
ここまで、人が多かったとは…(@@;
もっとびっくりしたのはガイドのBさんのひと言、、
「今日はまだ少ないよ…」
二度びっくり!!!! -
そのまま「アンコールワット」観光を続ける観光客も多い中…
kuritchi達は朝食をいただくために一度ホテルに戻りました、、、アンコールワット 史跡・遺跡
-
イチオシ
ホテルで朝食後、、
一日(8時間)日本語ガイド&セダン車チャーターの特権?
ちょっとゆっくりスタート(8:30)。。
午後から「アンコールワット」へ。。
写真は「アンコールワット」入口のナーガ(蛇神)像 背中の文様。。
ガイドのBさん:完全な状態ではないですが、数少ない保存状態のいいナーガ像です、、 -
「アンコールワット」西参道
ガイドBさん:この参道は日本の援助で修復されたんだよ、、
「アンコールワット」への入口、、
巾190m環濠に掛けられた参道で
最初は右側の部分のみでしたが、日本の上智大学の援助により左側の部分も修復されました。アンコールワット 史跡・遺跡
-
「アンコールワット」西参道
190mの長い参道の真ん中、、アンコールワット 史跡・遺跡
-
イチオシ
「アンコールワット」西参道
環濠を眺めるように『シンハ(獅子)』像、、、
後姿にばかり惹かれているkuritchi?(笑) -
参道の正面には「アンコールワット」『中央西塔門』
アンコール遺跡のうち、この「アンコールワット」だけが
西向きに建立されています。
(他の遺跡は東向き)
王の墳墓の為(ヒンズー教では西は死者の向かう方向)とも言われていますが
これには諸説あり、、、 -
「アンコールワット」『中央西塔門』
この中央にある門は王の為の通路だったそうです、、
王が通る門に相応しく 破風、柱、屋根にも彫刻が施されています、、
この『中央西塔門』の横に2箇所『象の門』と呼ばれる通路もあります、、、アンコールワット 史跡・遺跡
-
「アンコールワット」
『中央西塔門』の左右にはそれぞれ約235mの回廊
塔及び回廊には『連子窓』やデヴァターやアプサラス像が刻まれています。
壁や柱だけでなく屋根にも、ナーガ(蛇神)やカーラ神の彫刻も。。 -
「アンコールワット」
『中央西塔門』から向かって右側(南側)の建物には、、 -
ヒンズー教の三大神にして最高神「ヴィシュヌ」が祀られています。。
アンコールワット 史跡・遺跡
-
このヴィシュヌ神像は高さ約4m。
10の化身を持つヒンズー教の三大神にして最大神
叙事詩「ラーマーヤナ」では魔王ラーヴァナから人類を救った英雄ラーマ
叙事詩「マハーバーラタ」では英雄クリシュナ
「アンコールワット」を造ったスーリヤヴァルマン2世も
ヴィシュヌの化身であったと言われています、、
※ヒンズー教 三大最大神※
ブラフマー(宇宙の創造担当)、シヴァ(宇宙の破壊担当)、ヴィシュヌ(宇宙の保持担当) -
「西塔門」より入り、、
アンコールワット 史跡・遺跡
-
イチオシ
回廊を進みます。。。
-
イチオシ
『連子窓(れんじまど)』から見える眺め。。
-
壁に刻まれたデヴァターやアプラサスのレリーフ。。
(『中央西塔門』のまわりだけでも約120体のデヴァターやアプサラス像があるそうです…)
-
生き生きとしたその美しい姿。。
-
≪ ここにも、デヴァター達がいる〜♪ ≫
この後もkuritchiはダンナに呆れかえられながらも
『第一回廊』『第二回廊』『第三回廊』で“デヴァター探し”〜♪
≪ ムッチャ、、しあわせ〜♪ ≫ -
イチオシ
ガイドのBさん : このデヴァターは、特に有名なんだよ。。
kuritchi : 確かに、髪飾りといい、、衣装の布の繊細な描写もいいね…。 -
ガイドのBさん: それだけでなく、
歯を見せて微笑んでいる 珍しいデヴァターですね…。
≪ な〜るほど、、、 ≫ -
「アンコールワット」
『中央西塔門』から見えるこの景色も有名な撮影スポットのひとつ。。
真っ直ぐ続くナーガ(蛇神)の欄干のある参道、、
見えてくる『中央祠堂』の3つの塔、、
シンメトリー(左右対称)の美しい「アンコールワット」、、、アンコールワット 史跡・遺跡
-
「アンコールワット」 『経蔵』
参道を進んで行くと左右にそれぞれ『経蔵』が見えてきます。
当時『経蔵』には、聖典や書物が収められていました。 -
「アンコールワット」『経蔵』
(現在は、何も『経蔵』には保管されていません) -
イチオシ
更に進んで行くと 聖池と『中央祠堂』。。
(朝焼けを眺めたのも、この場所から…)
これこそよく目にする「アンコールワット」遺跡。。。
≪ これこれ、 この景色よ。。。 ≫ -
「中央祠堂」まで歩いてくると、、
ガイドのBさん:中に入る前にちょっと周りを見てみましょう
「中央祠堂」の前にはナーガ(蛇神)の欄干のある『十字型テラス』がありますよ、、
丸みを帯びた欄干がナーガ(蛇神)の胴部分だそうです。
(一部欄干が落ちている部分もあり)
「アンコールワット」は「中央祠堂」に近づくにつれ、どんどん高くなっていきます。
この『十字型テラス』へも数段階段を上ります。 -
更に階段を上り、『第一回廊』へ。。。
アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』に入ってすぐに目に付いたのは、、
またもや美しいデヴァター達。。。 -
デヴァター像だけでなく、壁や柱にも美しい花や女神のレリーフ。。
≪ 全てに うっとり〜♪ ≫ -
『第一回廊』
ガイドのBさん : この柱を見て下さいね! まだ未完成の彫刻ですね、、 -
『第一回廊』
な〜るほど、、
柱にはレリーフの図案の輪郭は刻まれているけれど、
中のレリーフが刻まれていない、、、
≪ 珍しい、、、 ≫ -
ガイドのBさんがその『第一回廊』で最初に案内してくれたのは…
正面西面の古代インドの大長編叙事詩「ラーマーヤナ」の壁画(レリーフ)。。
「ラーマーヤナ」とは、コーサラ国のラーマ王子(ヴィシュヌの化身)が、
さらわれた妻シータをラークシャサの王ラーヴァナから奪還する物語です。
全長50mのこの壁画は、その「ラーマーヤナ」最大の見せ場である“最後の大激戦”(第6巻)の場面が描かれています、、
※「ラーマーヤナ」※
成立は紀元3世紀。サンスクリットで書かれ、全7巻、総行数48,000行に及ぶ。
ヒンドゥー教の聖典の一つであり、「マハーバーラタ」と並ぶインド2大叙事詩の1つである
(Wikipediaより) -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
振り回される刀、木の棒、杖、、、
噛みつきあり、、
全軍入り乱れての戦い、、、アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
ラーマ王子(ヴィシュヌの化身)を助ける猿族ハヌマーンをはじめとする猿の兵士達と、、
シータ姫をさらった魔王ラークシャサのラーヴァナ軍の兵士、、
ラーマ王を助ける猿軍達の得意ワザ?は“がぶり”噛みつき攻撃!!
馬であろうと、、 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
相手が何であろうと、、
噛みつき、、飛びかかり、、 引っ掻き、、キック!!
何でもあり、、(笑)
そのユーモラスで強力な戦いっぷりに目が釘付けです。。(^^ -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
こちらは、、
ハヌマーン将軍(猿族)の肩の上に立ち 矢を射る ラーマ王子
ヒンズー教三神一体の最高神ヴィシュヌの生まれ変わりのラーマ王子の顔は
「アンコールワット」を造ったスーリヤヴァルマン2世
(こちらも最高神ヴィシュヌの生まれ変わり)だそうです、、 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
一方、こちらは魔王ラークシャサ、、
魔王ラークシャサは、20本の腕と10の頭を持っていたとか、、
これは 手強そうな相手ですね、、、 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
壁画の下の部分には、亡くなった戦士を悼む人の姿も描かれています、、 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
壁画は手が届く所にある人気の?兵士はよく触られていて黒光り(^^;
この猿の兵士はラーヴァナ軍の兵士の兵士に噛みついている?
ユーモアあふれるコミカルな表現に、ついつい笑みがこぼれます、、 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
ともあれ、、「ラーマーヤナ」の一番の盛り上がりどころ、、
魔王ラークシャサのラーヴァナ軍の兵士と -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
さらわれた美しい妻シータを奪還するための
コーサラ国のラーマ王子(ヴィシュヌの化身)と猿軍との戦いは… -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
全軍入り乱れて大激戦の末、、 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
何度もラーマ王子を助けた猿族ハヌマーン将軍の尽力もあって
次第にラークシャサ軍を圧倒し、ラーヴァナを討ったラーマは無事シータを奪還、、
そして、この略奪され奪還した妻シータこそがアプサラダンスに登場するシータ姫、、
「ラーマーヤナ」は演劇やラプサラスダンスなどで上演される事の多い人気の叙事詩なのです。。 -
『第一回廊』「ラーマーヤナ」レリーフ
大活躍の猿族ハヌマーン将軍、、
どこかで見かけた事がありませんか?
後にハヌマン神(猿神)となり、中国に伝えられ『孫悟空』の元となったそうです、、 -
『第一回廊』でも、美しいデヴァター像とたくさん出会えますよ。。。
(「アンコールワット」全体で約2000ものデヴァター像があるそうです)
デヴァター達は上半身はほぼ裸、、
頭には冠、装飾品で身を飾り、腰は柔らかな布を纏い、、
今にも壁から出て踊り出しそうな姿で微笑んでいます。。。 -
『第一回廊』 デヴァター像
おっと、、
このデヴァター、、豊かな胸が… 変色してる、、(^^; -
『第一回廊』 デヴァター像
どのデヴァター像も、ひとつとして同じものはありません、、
デヴァター像のモデルとなった女官や踊り子達がいたと言われています、、
≪この手に花を持った優美なデヴァターはkuritchiのお気に入りのひとつ。。。≫ -
『第一回廊』 デヴァター像
すべでのデヴィター像が完全な形で残っている訳ではありませんが…
それでも、見る人の目を楽しませてくれるデヴァター達。。 -
『第一回廊』 デヴァター像
美しいデヴァターを求めて、かなりの枚数の写真を撮ったつもりですが…
まだまだ写し切れていません。。
≪このデヴァターも高貴で美しい。。。 ≫
アプサラダンスのシータ姫そのもの。。。 -
「ラーマーヤナ」のレリーフと「マハーバーラタ」レリーフの間には
『第一回廊 大塔門』
ここから『十字型テラス』、『西塔門』と一直線の参道、、、 -
「アンコールワット」『第一回廊』正面西面
「ラーマーヤナ」の次は、「マハーバーラタ」の壁画(レリーフ)、、
「マハーバーラタ」
神々をもまき込んで展開するこの壮大なカウラヴァ軍とパーンダヴァ軍の王位継承をめぐる天下分け目の戦いの叙事詩
そのクライマックスの戦闘場面が94mに渡る壁画に描かれています。。
※マハーバーラタ※
世界3大叙事詩の1つとされる(他の2つは、イーリアス、オデュッセイア)
「ラーマーヤナ」と並び、インド2大叙事詩の1つでもある。
原本はサンスクリットで書かれ、全18巻、100,000詩節、200,000行を超えるとされる。
これは聖書の4倍の長さに相当する。
(Wikipediaより)アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』 「マハーバーラタ」の壁画の横には長い回廊が続き、、
柱などに施されているレリーフも見応えがあります、、、 -
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
(コーサラ国バーラタ族の王位継承をめぐる天下分け目の戦いの壁画)
壁面に向かって左側から進軍しているのがカウラヴァ軍
-
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
カウラヴァ軍の楽士が“ドラ”を鳴らしながら進軍中、、 -
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
勇ましく(左側から)進軍してくる カウラヴァ軍 -
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
右側から進軍してくる「マハーバーラタ」の主役アルジェナ王子率いるパーンダヴァ軍、、
一緒に進軍している象もいきり立っています、、、 -
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
両軍がぶつかり合い「クルクシュートラの決戦」が始まります、、 -
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
迫力ある戦闘を描いたレリーフ、、、 -
『第一回廊』 「マハーバーラタ」レリーフ
kuritchi:カンボジアの人達は、この「マハーバーラタ」をよく知っているの?
ガイドのBさん:モチロン、みんな知ってるよ、、
子供の頃から聞いて知ってるよ、、、
kuritchiには長くて複雑なあらすじは、なかなか理解し難いものがありましたが…
カンボジアの人達には馴染みの内容だそうです、、
興味のある方はご参照ください
↓↓↓
Wikipedia「マハーバーラタ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%BF -
『第一回廊』南西角(隅塔門)レリーフ、、
『魔王ラーヴァナ』
シヴァ神と妻が遊んでいるカイラーサ山を通ろうとして
カイラーサ山を揺らして怒った魔王ラーヴァナ
(有名なヒンズー教の神さまのお話で、色々な遺跡でそのレリーフを目にしました)アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』 南西角(隅塔門)レリーフ
作られた時代時代で、レリーフの特徴も様々です、、 -
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
スーリヤヴァルマン2世の姿が描かれています
出陣前の玉座に座した王の謁見の姿から始まり、、
「アンコールワット」を造った王スーリヤヴァルマン2世の
勝利を治めた軍隊パレードのレリーフが南面94m続いています。。アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
女性の姿も、、
日傘に輿は身分の高いしるし、、、
日傘の花の模様、女性の冠の細工、背景の木々や植物、、同行する女性達の表情、、、
細かい所まで描かれています、、、 -
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
掲げられた傘の多さは、身分に比例するとか、、 -
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
象の上で宝剣を掲げるスーリヤヴァルマン2世の姿、、 -
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
パレードする軍隊は兵士の被りものによってどこの国の兵隊かわかる様になっていたといます。。 -
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
この軍隊はキョロキョロとよそ見しちゃってませんか?!(^^; -
『第一回廊』 南面には 国王スーリヤヴァルマン2世「歴史回廊」
前を向いて一心不乱に行進する軍隊の列、、
なかなか興味深い「王の歴史回廊」でした、、、 -
『第一回廊』には、屋根はあるのですが天井がそのまま、ほとんどむき出しの状態。。
ダンナは、何も手を加えられていない「アンコールワット」の天井に興味があった様で
kuritchiが壁画などの写真を撮っている間、
屋根の構造など、ガイドのBさんに色々と尋ねていた様です。。 -
『第一回廊』
一転、、 この天井を見るや否や怒るダンナ、、
「なんや、、 この“らしくない”天井は!!」
ガイドのBさん曰く、、
これは、補修工事を担当したフランスが良かれと思って施した“フランス風?”の天井だそうで…。
ダンナ:こんな無茶苦茶な補修をするんだったら、そのままの状態で残してくれた方がマシや!!
その人それぞれ見るところが違う??(^^; -
『第一回廊』 デヴァター像
-
『第一回廊』 南面の奥・東側の壁画(レリーフ)は「天国と地獄」
この壁画は上・中・下段と3段に分かれて描かれていました。
上段は善行を積んだ身分の高い人々が、、 -
『第一回廊』「天国と地獄」
中段にはこれから“最後の審判”を待つ人々、、 -
『第一回廊』 「天国と地獄」
死後“最後の審判”を下すヤマ神(エンマ大王)、、 -
『第一回廊』 「天国と地獄」
『第一回廊』 「天国と地獄」
どの時代の“天国と地獄図”も迫力をもって描かれているのは“地獄図”
kuritchiも撮った写真のほとんどが“地獄図”、、
裁きの結果、、 地獄に落とされる人々、、アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』 「天国と地獄」
地獄に落ち、逃げ回まどう人々、、、 -
『第一回廊』 「天国と地獄」
鞭(むち)打たれ、、
泣きつく者あり、、、 -
『第一回廊』 「天国と地獄」
またある者は、、舌を抜かれ、、、 -
『第一回廊』 「天国と地獄」
張りつけにされ、、、 -
『第一回廊』 「天国と地獄」
火あぶりにされ、、、
と、恐ろしい地獄の様子が描かれていました、、、
“悪い事をしたら地獄に落ちるよ”と言われ
震え上がっていた子供の頃を思い出しました、、(++; -
『第一回廊』 奥の東面では
ヒンズー教の天地創造神話「乳海撹拌(かくはん)」が描かれています、、
全長49m。。
中央には最大神ヴィシュヌが舞い。。。アンコールワット 史跡・遺跡
-
『第一回廊』「乳海撹拌(かくはん)」
左側(上)には阿修羅、、
右側(下)には神々が、、
大蛇を引っ張り合いながら海を撹拌(かくはん)しています。。
その乳海撹拌は1000年もの間つづき。。。 -
『第一回廊』「乳海撹拌(かくはん)」
海を撹拌している際に生まれた『アプサラス』。。。 -
『第一回廊』「乳海撹拌(かくはん)」
海の生き物たちも描かれています。。。 -
『第一回廊』
外に目をやると、、
蛇神ナーガの胴の欄干、、、
う〜〜〜ん。。
「アンコールワット」はヒンズー教のワンダーワールドだ。。。
〜こだわりの「アンコールワット」【後編】『第二回廊』『第三回廊』編〜につづきます。。。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2015/04/03 12:50:19
- サンライズショー
- こんにちは、kuritchiさん
朝日の為に、皆早起きして
この美しいショーを眺める・・・・・
朝日って、お話しても息してもダメな気がするよね〜
皆が息を殺してその見惚れるようなショーに見入っているのが想像できるわ。
でも、じどり棒や液晶の灯りはちょっとNGかなぁ〜〜〜
それにしてもすごい人!!
京都の紅葉時期の東福寺の箸みたい(笑)
こんなサンライズ見たら人生観変わるだろうなぁ。
やっぱりカンボジアは一度は行っておかないといけない場所だよね。
たらよろ
- kuritchiさん からの返信 2015/04/15 11:35:51
- RE: サンライズショー
- たらよろさん、こんにちは。
ご訪問、そして書き込みいただきありがとうございます。
お仕事や実家に帰ったりで、お返事が すごーく遅くなってしまい申し訳ないです、、
m(。≧Д≦。)m
> 朝日の為に、皆早起きして
> この美しいショーを眺める・・・・・
> 朝日って、お話しても息してもダメな気がするよね〜
> 皆が息を殺してその見惚れるようなショーに見入っているのが想像できるわ。
> でも、じどり棒や液晶の灯りはちょっとNGかなぁ〜〜〜
でしょう。。。
せっかく、息を殺しながら“サンライズショー”に見入っているのに、、
自撮棒に液晶画面の灯りには ちょっと、興ざめ、、でした。。
なので、群集から少し離れた小高い丘で朝日ショーを見ていました(^^
それでも、ショーが終わる頃には、その小高い丘まで人でいっぱい!でした。。
> それにしてもすごい人!!
> 京都の紅葉時期の東福寺の箸みたい(笑)
そうそう、、まさにそんな感じ!
アンコールに観光で訪れているほとんどの人がやって来ていた?!と思うくらい、、(^^;
乾季なので翌朝も、大好きなトゥクトゥクでやって来て“サンライズショー”を見られたのですが、もういいや…という気分でした。
もっと人が集まると噂のアンコール遺跡の夕日“サンセットショー”はパス、、
それより、ホテルでゆっくり過ごす事にしました。。
> こんなサンライズ見たら人生観変わるだろうなぁ。
> やっぱりカンボジアは一度は行っておかないといけない場所だよね。
カンボジアというか、アンコール遺跡にシェは良かった〜♪
サンライズもよかったけれど、遺跡もよっかた〜♪ それに、ちょっとリゾート気分も味わえるしね(^^
それに、カンボジア人達も穏やかで常に笑顔で親切、、
訪問する国の“お国柄”って大切って再認識しちゃいました、、
正直、老後はシュリムアップに住みたい!と思ったくらい(爆!)
現地ガイドになって日本人を案内しようかしら…(笑)
でも、ダンナがお腹を壊しちゃうから無理かもね…(^^;
石造りの遺跡が大好きなkuritchi。。
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