2度目のアンコールワット ３. アンコールワット、タプロームと大回りコースの遺跡観光

2017/02/24 - 2017/03/01

6年ぶりにシェムリアップに行きました。前回はスルーガイド付きのツアーでガイドの説明が終わったら、さっさと先に進むためゆっくり観光出来ず消化不良に終わりました。またそのツアーで、行けなかったベンメリアやプレアヴィヒアにも行きたかったので再度訪問することにしました。
1月初めに急に思いついて予定を考えたのですが、2月、3月のベトナム航空のチケット価格はスカイスキャナー等で調べたら結構高くなっていました。そのため、航空券+ホテル付のフリーツアーをいろいろ検索しました。そこで、今回のツアーを見つけました。ベトナム航空のビジネスクラスと5つ星ホテルが4泊付いている（空港～ホテル送迎付き）フリープランのツアーが一人15万円弱でありました。当初はエコノミーでもう少し安くする予定でしたが、最新のビジネスクラス（A350)にも乗りたくなったのでそのツアーを申し込みました。
プレアヴィヒア等はベルトラで申し込み、クバール・スピアン等は4トラベルで知り合ったチュムチュムさんのガイドのプライベートツアーにしました。後の2日間はチュムチュムさん紹介でトゥクトゥクを2日で25ドルでチャーターしました。

スケジュール
2月24日　関西国際空港発10:30⇒VN321⇒14：00ホーチミン16；25⇒VN813⇒17：30シェムリアップ空港⇒送迎⇒ソカアンコールリゾートホテル（泊）
2月25日　ホテル6：35⇒（現地ツアー）プレアヴィヒア⇒昼食⇒コーケー⇒ベンメリア⇒夕食⇒ホテル
2月26日　ホテル8：00⇒クバール・スピアン⇒昼食⇒バンテアイスレイ⇒ホテル　　ホテル⇒パブスリート界隈（マッサージ、夕食、買い物）⇒ホテル
2月27日　ホテル⇒アンコールトム⇒タブロム⇒昼食⇒アンコールワット⇒ホテル　ホテル⇒パブスリート界隈（マッサージ、夕食、買い物）⇒ホテル
2月28日　ホテル⇒大回りコース⇒昼食⇒小回りコース⇒パブストリート⇒ホテル　　ホテル18時⇒送迎⇒シェムリアップ空港20：30⇒VN834⇒22：15ハノイ
3月1日　ハノイ0：30⇒VN330⇒6；40関西国際空港

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

2月27日　アンコールトム⇒タブロム⇒昼食⇒アンコールワット⇒ホテル　ホテル⇒パブスリート界隈（マッサージ、夕食、買い物）⇒ホテル

アンコールトムを後にしてタブロムにむかいます。

タプロームに到着です。
ジャヤヴァルマン７世が王位について最初に手掛けた寺院です。
アンジーが主演した「トゥームレイダー」の撮影場所です。

タ プローム 寺院・教会

カジュマルの木が遺跡に絡みついています。

第二回廊

回廊の壁にはさまざまなデヴァーターが施されています。

回廊に覆いかぶさるように根をのばしているスポアンの木。キラーツリーと呼ばれている。

タブロムを後にします。

タブロムは前回来た時と今回とだいぶ感じが変わっていました。前は、ロープ等等が張られていなく、もっとのんびり観光出来ていました。
西洋の観光客は日陰でのんびりしていたのをはっきり覚えています。今回はフリーの観光だったのでそれを楽しみしていたのですが、人の多さにがっくり。コースも一方通行になってとてもゆっくり観光してる余裕は無かったです。

タブロム傍のレストランで昼食です。
野菜たっぷりのヌードルを食べました。
ただ、この麺はどう考えてもインスタント麺ですね。
それでも値段は観光地価格でした。

レストランを後にしてこれから、アンコールワットに行きます。

午後1時位にアンコールワットに到着しました
西参道です。
この時間帯のアンコールワットは空いているので狙い目です。

西参道から入ります

アンコールワット 史跡・遺跡

中央西塔門です。

聖池から見るアンコールワット。水面に映っています。

十字のテラスと大塔門

第一回廊に来ました。

第一回廊西面のレリーフ

沐浴池です。

千体仏の名残り

十字回廊

十字回廊の中心の床面

十字回廊の中心天井

第二回廊

第二回廊正面の破風

今から第三回廊に登ります。
この時間帯は空いています。待たずに上がれます。

階段で写真を撮る余裕もありますね。

下に第二回廊見えます。

第三回廊です。

中央祠堂

涅槃像

景色がいいです。

第二回廊内部です。

第一回廊の南面のレリーフ

お土産店を覗きながら聖池まで戻って来たら、先程よりアンコールワットが綺麗に水面に映っていたので再度パチリ。
聖池の水面に映るアンコールワット

アンコールワットの観光を終えホテルに戻ります。

3時位にホテルに戻ってきました。
このエレベーターの扉にも遺跡が描かれています。
しばらくホテルで休憩します。

夕方また散策に出かけます。
今日はちょっと疲れたので、ホテルそばで別のトゥクトゥクを拾ってオールドマーケットへ行きます。2ドルでした。

オールドマーケットに来ました。
マーケットをぶらぶらします。。

オールドマーケット 市場

オールドマーケット後にしてシェムリアップ川周辺を散策します。
オールドマーケット橋です。

シェムリアップ川
あまり綺麗ではないです。

シェムリアップ川 滝・河川・湖

パブストリートに戻ってきました。
今日もフットマッサージを受けました。
昨日に利用した「テンプルマッサージ」の隣にある「プーラヴィータ」にしました。60分で６ドルでした。（ここも30分は4ドル）

プーラ ヴィーダ エステ・スパ・マッサージ

今日のマッサージ師さん

店の外観です。

お客がたくさん居て流行ってます。

パブストリートも暗くなってきました。
今から夕食を食べに行きます。

パブ ストリート 散歩・街歩き

「アモック」という店に来ました。

アモック 地元の料理

まずビールをいただきます。0.5ドルで飲めます。

「アモック」を食べました。

店の外観です。

ナイトマーケットやアンコールマーケットで土産等を買ったりして、歩いてホテルに戻りました。

アンコール ナイト マーケット 市場

ソカアンコールホテルの夜景です。

ソカ アンコール リゾート ホテル

夜のホテルのプールです。少ですがしライトアップもしてます。

2月28日　ホテル⇒大回りコース⇒昼食⇒小回りコース⇒パブストリート⇒ホテル　　ホテル18時⇒送迎⇒シェムリアップ空港20：30⇒VN834⇒22：15ハノイ
3月1日　ハノイ0：30⇒VN330⇒6；40関西国際空港

今朝もトゥクトゥクの運転手のマットさんが8時にホテル迎えに来てくれました。

今日はトゥクトゥクで大回りコースを中心に観光します。

まず最初はアンコールトムを通り抜けプリアカンへ

プリアカンに到着しました。
ブリアカンはジャヤバルマン7世がチャム王に勝った地に建造し、父の菩提寺として祀ったとされます。
西塔門

プリヤ カーン 史跡・遺跡

3大神を象徴するリンガ台

ラーマーヤナ物語のレリーフ

内部回廊、中央祠堂近くにあるリンガ

中央祠堂にある仏塔

ギリシャ神殿風の列柱殿

ガジュマルが寺院に聳え立っています。

プリアカンは環濠で囲まれています。

プリアカンを後にしてニャックポアンに来ました。

大池と四方の四つの小池からなる沐浴場で元々はプリアカンの貯水池の中心に位置していました。

ニャック ポアン 史跡・遺跡

中央池の中心には祠堂と神馬像があります。

クロルコーに来ました。ニャックポアン近くにある小遺跡です。

クロル コー 史跡・遺跡

廃墟ならではの魅力がありますね。

タソムです。
ジャヤタターカ(北バライ）の東土手に位置する小寺院で、東西の塔門に観音菩薩の四面仏が刻まれている。東塔門の四面仏には高木リエップの根が絡みついてます。

タ ソム 史跡・遺跡

タソムをでたら、子犬が昼寝してました。人懐っこい犬でした。

次は東メボンに来ました。
王朝初期に造られた巨大貯水池東バライ（東西7km、南北2km)中心に建つ平面型寺院です。

階段を登り、中央祠堂へ

2重の周壁の四隅に象の彫刻が置かれています。

最上壇には５つのテラスがあり、真ん中に中央祠堂、４隅に４つ祠堂が建ちます。

東メボンを後にしてプレループに来ました。

三層基壇の重なるピラミッド型寺院で、最上段にはアンコールワットと同様に五基の塔を備えている。

プレ ループ 寺院・教会

中央祠堂

中央祠堂からの見晴らしが最高です。夕陽が綺麗な所です。

プレループ観光後、昼食に行きます。

スラスランの手前にあるレストランに来ました。

ココナッツジュースです。

タマゴ麺（焼きそば風ですが麺はどう見てもインスタント麺）

カンボジア風焼き飯
これが比較的美味かったです。

値段はどれも観光地価格でした。

昼食後バンテアイクデイに行きます。

バンテアイクデイです。（ここからは小回りコースです）

バイヨン同様、東西の塔門には四面仏が刻まれています。
意味は「僧の砦｣。東西700ｍ、南北500ｍ程あります。

バンテアイ クディ 史跡・遺跡

上智大学調査チームが寺院修復を行い2001年3月には274体以上の石仏等を発掘したことで有名。

アブサラダンスのレリーフ

美しいデヴァターのレリーフ

西塔門から見る祠堂群

バンテアイクデイ出てスラスランに来ました。

「王の沐浴の池」
東西700m、南北約350mの池と、それを東向きに臨むテラスで構成された神聖な空間です。

スラ スラン 史跡・遺跡

タケウに来ました。

緑砂岩を使ったピラミッド型寺院で、周壁は東西122m、南北106mある。
建造途中で放棄された為、彫刻等はほとんどされていない

タ ケウ 史跡・遺跡

ここも結構階段を登ります。

中央塔です。
最後の階段がすごく急でした。

中央塔からの景色

かなり疲れたので、シェムリアップの街に戻ります。

プラサットクラヴァンです。
街に戻る途中にありました。
運転手のマットさんが気を利かせて止めてくれました。

基壇の上にレンガ造りの5つの塔堂が並びます。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

遺跡観光を終えて街に戻ります。
パブストリート近くにある「ブルーパンプキン」まで送ってもらいます。

運転手のマットさんです。ここでお別れです。
2日間お世話になりました。
遺跡観光後ごとに頂いた冷たい水、有難かったです。

「ブルーパンプキン」の店内です。

ブルーパンプキン カフェ

フカフカのソファーもあります。

カフェを後にして、少し付近をぶらついた後、トゥクトゥクを拾ってホテルに戻りました。2ドルでした。

出発までシャーワーを浴びる等、ホテルでくつろぎました。

予定通り18時ピックアップしてもらってシェムリアップの空港に来ました。
チェックインカインターはすごく混んでいました。

ただ、ビジネスクラスのカウンターは、空いていてすぐにチェックイン出来ました。

シェムリアップのベトナム航空のラウンジに来ました。

夕食を食べていなかったので、フォー等いろいろ頂きました。

ハノイまでのA321のビジネスクラスのシートです。

飛行時間が短い割にしっかりした食事ですね。
ただ、あまり美味しくないし、ラウンジで食べていたので、残してしまいました。

デザートもありました。

ハノイに予定通り到着、手荷物検査も受けてハノイのベトナム航空のラウンジに来ました。手荷物検査場も混雑していましたが、ファーストレーンが使えたので早かったです。
ただ、お腹がいっぱいだったので、ラウンジではあまり食べなかったです。

VN330便に乗ります。

A330のビジネスクラスのシートです。
シートピッチも長く（180㎝以上ありそう）フルフラットになります。
出発前に調べた時はライフラット仕様だったのですが、新しいシートに取り換えたようですね。縦4列から3列に変更、座席数も24席から18席になっています。

往路に乗ったA350のシートより広く、中央の列はA350のように半個室になります。
横との座席の間は頭側にシェードがあり、スイッチで閉める事ができます。

ハノイから大阪までは時間が短すぎてこのシートは勿体ないですね。
ちょっとウトウトしてたら、もう朝食時間です。
もっと寝たかったですね。

朝食を食べ終わってしばらくしたら、関空に到着しました。


実はこの旅行に利用した旅行社が、この旅行記を書いてるに時に破産した会社でした。まさか破産するとは思わなかったです。１か月前だったので、無事に旅行出来て助かりました。ビジネスクラスを使ったツアーにしては、格安だったので初めてこの会社を利用しました。しかし今後はあまり安いツアーは注意が必要ですね。