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ポーランド観光で一番楽しみにしていた場所が、<br />ヴィエリチカ岩塩坑でした。<br /><br />1978年に初めて世界遺産登録された12個所の中に<br />含まれている、最も古い世界遺産の一つです。<br /><br />商業採掘は中止されていますが、現役の岩塩坑としては、<br />世界最古の岩塩坑で、九層の坑道のうち、三層部分の<br />地下135M部分まで観光可能になっています。

ポーランド旅行⑦(ヴィエリチカ岩塩坑Ⅰ)

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2014/08/15 - 2014/08/23

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赤い彗星

赤い彗星さん

ポーランド観光で一番楽しみにしていた場所が、
ヴィエリチカ岩塩坑でした。

1978年に初めて世界遺産登録された12個所の中に
含まれている、最も古い世界遺産の一つです。

商業採掘は中止されていますが、現役の岩塩坑としては、
世界最古の岩塩坑で、九層の坑道のうち、三層部分の
地下135M部分まで観光可能になっています。

旅行の満足度
5.0

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  • ヴィエリチカ岩塩坑の入り口に当たる建物です。<br />建物自体は大きくありませんが、地下には壮大な地下世界が広がっています。

    ヴィエリチカ岩塩坑の入り口に当たる建物です。
    建物自体は大きくありませんが、地下には壮大な地下世界が広がっています。

  • ヴィエリチカ岩塩坑周りの観光スポットの看板です。

    ヴィエリチカ岩塩坑周りの観光スポットの看板です。

  • 看板の両側にのみと金槌のマークが記されていますね。

    看板の両側にのみと金槌のマークが記されていますね。

  • ユネスコの標識も単純な形の石碑ではなく、変わった形をしています。

    ユネスコの標識も単純な形の石碑ではなく、変わった形をしています。

  • 縦に3連ぐらいの小さな鉄製の箱が並んでいて、そこに9人ずつ人が乗り込みます。(9人は無理だろというぐらい、隙間なくギュウギュウに詰められます。)<br />その後、ゴーゴーと音を上げながら、真っ暗闇の中をガタガタ揺られて地下に降りて行くので、結構スリルのあるエレベーターでした。

    縦に3連ぐらいの小さな鉄製の箱が並んでいて、そこに9人ずつ人が乗り込みます。(9人は無理だろというぐらい、隙間なくギュウギュウに詰められます。)
    その後、ゴーゴーと音を上げながら、真っ暗闇の中をガタガタ揺られて地下に降りて行くので、結構スリルのあるエレベーターでした。

  • 地下深い坑道に到着しました。<br />エレベーターが縦に連なっている形式のため、乗る時も降りる時も他の箱から人が乗り降りするのを、暗いエレベーターの中で少し待つ必要があります。

    地下深い坑道に到着しました。
    エレベーターが縦に連なっている形式のため、乗る時も降りる時も他の箱から人が乗り降りするのを、暗いエレベーターの中で少し待つ必要があります。

  • 当時の採掘風景が、再現されています。<br />重しを利用して、下から鉱石を引き上げている所ですね。

    当時の採掘風景が、再現されています。
    重しを利用して、下から鉱石を引き上げている所ですね。

  • フラッシュを焚くと、手前にもマネキンが現れました。

    フラッシュを焚くと、手前にもマネキンが現れました。

  • 丸太が何重にも組み合わされて、しっかりと補強されていますね。

    丸太が何重にも組み合わされて、しっかりと補強されていますね。

  • 2月に訪れた石見銀山を、もう少し大きくしたぐらいのイメージで訪れたのですが、あまりにも規模が違いすぎるので驚きました。<br />観光ルートという事で、しっかりと追加で補強された部分も多いと思うのですが、それを考慮しても大きな鉱山です。

    2月に訪れた石見銀山を、もう少し大きくしたぐらいのイメージで訪れたのですが、あまりにも規模が違いすぎるので驚きました。
    観光ルートという事で、しっかりと追加で補強された部分も多いと思うのですが、それを考慮しても大きな鉱山です。

  • こういう通路を歩いているとワクワクしてしまいます。

    こういう通路を歩いているとワクワクしてしまいます。

  • 手動・・・と言っても全身を使って回すタイプですが、太い綱の先は乗降機と繋がっています。下層との岩塩や荷物の昇り降りに活躍した事でしょう。

    手動・・・と言っても全身を使って回すタイプですが、太い綱の先は乗降機と繋がっています。下層との岩塩や荷物の昇り降りに活躍した事でしょう。

  • ポーランド出身の地動説を唱えた天文学者:コペルニクスの像です。<br />こちらの地球を掲げている像も岩塩で作成されています。<br />コペルニクス自身、ヴィエリチカ岩塩坑を訪れた事があるそうです。

    ポーランド出身の地動説を唱えた天文学者:コペルニクスの像です。
    こちらの地球を掲げている像も岩塩で作成されています。
    コペルニクス自身、ヴィエリチカ岩塩坑を訪れた事があるそうです。

  • ヴィエリチカでの岩塩発見に繋がったという、キンガ姫伝説の1シーンです。<br /><br />ハンガリー出身のキンガ姫が、ポーランド王子のボレスワフ5世と結婚する事になりました。一生を信仰に捧げるつもりだったキンガ姫は、結婚に乗り気ではなく、婚礼にむかう途中、婚約指輪を泉に投げ入れて、家来に掘り出させました。<br />すると泉の中から、岩塩と共に指輪が発見されたという伝説が伝わっています。<br />この伝説から、キンガ姫はヴィエリチカ岩塩坑の守護神とされています。<br /><br />キンガ姫は、結婚後も純潔を守り続け、亡くなるまで貧者救済や病人介護等の慈善活動を行ったことから、聖人として列せられています。

    ヴィエリチカでの岩塩発見に繋がったという、キンガ姫伝説の1シーンです。

    ハンガリー出身のキンガ姫が、ポーランド王子のボレスワフ5世と結婚する事になりました。一生を信仰に捧げるつもりだったキンガ姫は、結婚に乗り気ではなく、婚礼にむかう途中、婚約指輪を泉に投げ入れて、家来に掘り出させました。
    すると泉の中から、岩塩と共に指輪が発見されたという伝説が伝わっています。
    この伝説から、キンガ姫はヴィエリチカ岩塩坑の守護神とされています。

    キンガ姫は、結婚後も純潔を守り続け、亡くなるまで貧者救済や病人介護等の慈善活動を行ったことから、聖人として列せられています。

  • 石灰石の鍾乳洞みたいになっていますが、塩の結晶が坑内で固まっています。

    石灰石の鍾乳洞みたいになっていますが、塩の結晶が坑内で固まっています。

  • いやあ〜、この通路もいいですね〜。<br />探検している気分になってきます。

    いやあ〜、この通路もいいですね〜。
    探検している気分になってきます。

  • 観光ルートを表す看板です。王様も指を指していますね。

    観光ルートを表す看板です。王様も指を指していますね。

  • 坑道を掘り進める中で恐れられていたものの一つが、<br />可燃性ガスの爆発です。<br />鉱夫が火のついた松明をかざしながら、ガスの有無を<br />確認していた様子が、マネキンで再現されています。

    坑道を掘り進める中で恐れられていたものの一つが、
    可燃性ガスの爆発です。
    鉱夫が火のついた松明をかざしながら、ガスの有無を
    確認していた様子が、マネキンで再現されています。

  • 辺りが真っ暗になって、ガス爆発してしまった様子が、<br />大きな爆発音と共に再現されるアトラクションです。

    辺りが真っ暗になって、ガス爆発してしまった様子が、
    大きな爆発音と共に再現されるアトラクションです。

  • ???坑道に謎の卵が。

    ???坑道に謎の卵が。

  • 鉱夫が何かを引っ張っています。何だったけか?

    鉱夫が何かを引っ張っています。何だったけか?

  • 当時の作業風景が再現されています。<br />リヤカーのようなもので物を運んだり、樽に何かを詰めている?<br />様子が現わされています。

    当時の作業風景が再現されています。
    リヤカーのようなもので物を運んだり、樽に何かを詰めている?
    様子が現わされています。

  • 当時は人力だけではなく、馬も労役に利用されていました。<br />馬丁マネキンは、鉱山内とは思えないほどの正装ですね。

    当時は人力だけではなく、馬も労役に利用されていました。
    馬丁マネキンは、鉱山内とは思えないほどの正装ですね。

  • 柱や壁の塩がすごいことになっています。まるで雪のようですね。

    柱や壁の塩がすごいことになっています。まるで雪のようですね。

  • お馬さんたちは、一度鉱山内に入ると、一生外には出られなかったそうです。<br />走り回ったり、日の光を浴びる事が出来なくなるなんて、馬にとっても過酷な環境だったんですね。<br />

    お馬さんたちは、一度鉱山内に入ると、一生外には出られなかったそうです。
    走り回ったり、日の光を浴びる事が出来なくなるなんて、馬にとっても過酷な環境だったんですね。

  • 人力用と違って、馬力を利用する掘削機は、かなり大きめの造りです。

    人力用と違って、馬力を利用する掘削機は、かなり大きめの造りです。

  • 当時の鉱山内の様子が、ミニチュアになっています。<br />大がかりな工場のような造りで、効率よく岩塩が運び出されていたのが分ります。

    当時の鉱山内の様子が、ミニチュアになっています。
    大がかりな工場のような造りで、効率よく岩塩が運び出されていたのが分ります。

  • ポーランド王国を大国に育て上げた、偉大な王であるカジミェシュ3世の胸像です。<br />もちろんこちらも岩塩で造られています。

    ポーランド王国を大国に育て上げた、偉大な王であるカジミェシュ3世の胸像です。
    もちろんこちらも岩塩で造られています。

  • 坑道の壁には、ノミの跡も残っています。

    坑道の壁には、ノミの跡も残っています。

  • なんのジオラマか分りませんが、この地域の古代の生活風景を現わしているのかな?

    なんのジオラマか分りませんが、この地域の古代の生活風景を現わしているのかな?

  • ずーっと下まで階段や通路が続いているのが、良く見えます。

    ずーっと下まで階段や通路が続いているのが、良く見えます。

  • 馬用と比べてかなり小型の人力用です。

    馬用と比べてかなり小型の人力用です。

  • 上の写真の人力用昇降機を回すと、下層から荷物を引き揚げる事が出来ます。<br />ぶら下がっているロープの先にある重りを、実際に動かす事が出来ました。

    上の写真の人力用昇降機を回すと、下層から荷物を引き揚げる事が出来ます。
    ぶら下がっているロープの先にある重りを、実際に動かす事が出来ました。

  • 観光コースは、比較的天井も高くスペースが広いですが、当時の坑道はこんな感じだったんでしょうね。

    観光コースは、比較的天井も高くスペースが広いですが、当時の坑道はこんな感じだったんでしょうね。

  • 何の作業風景だろう?

    何の作業風景だろう?

  • 岩塩で造られた小人像です。写真には写っていませんが、<br />何体か飾られていました。

    岩塩で造られた小人像です。写真には写っていませんが、
    何体か飾られていました。

  • こちらも人力の機械ですね。水をくみ上げているようです。

    こちらも人力の機械ですね。水をくみ上げているようです。

  • 会議室のようです。今後どのように坑道を掘り進めていくか、作戦会議でもしているんでしょうね。

    会議室のようです。今後どのように坑道を掘り進めていくか、作戦会議でもしているんでしょうね。

  • 坑内には、ドワーフ像が飾られた部屋があります。<br />ドワーフは、金属好きで地下に住んでいて、鉱脈を掘っているという伝承があるらしく、そのような伝承からこの部屋が造られたようです。

    坑内には、ドワーフ像が飾られた部屋があります。
    ドワーフは、金属好きで地下に住んでいて、鉱脈を掘っているという伝承があるらしく、そのような伝承からこの部屋が造られたようです。

  • ここのキリスト像や祭壇は、岩塩ではなく木が用いられていますね。

    ここのキリスト像や祭壇は、岩塩ではなく木が用いられていますね。

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