2014/08/15 - 2014/08/23
22位(同エリア79件中)
赤い彗星さん
ポーランド観光で一番楽しみにしていた場所が、
ヴィエリチカ岩塩坑でした。
1978年に初めて世界遺産登録された12個所の中に
含まれている、最も古い世界遺産の一つです。
商業採掘は中止されていますが、現役の岩塩坑としては、
世界最古の岩塩坑で、九層の坑道のうち、三層部分の
地下135M部分まで観光可能になっています。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ヴィエリチカ岩塩坑の入り口に当たる建物です。
建物自体は大きくありませんが、地下には壮大な地下世界が広がっています。 -
ヴィエリチカ岩塩坑周りの観光スポットの看板です。
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看板の両側にのみと金槌のマークが記されていますね。
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ユネスコの標識も単純な形の石碑ではなく、変わった形をしています。
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縦に3連ぐらいの小さな鉄製の箱が並んでいて、そこに9人ずつ人が乗り込みます。(9人は無理だろというぐらい、隙間なくギュウギュウに詰められます。)
その後、ゴーゴーと音を上げながら、真っ暗闇の中をガタガタ揺られて地下に降りて行くので、結構スリルのあるエレベーターでした。 -
地下深い坑道に到着しました。
エレベーターが縦に連なっている形式のため、乗る時も降りる時も他の箱から人が乗り降りするのを、暗いエレベーターの中で少し待つ必要があります。 -
当時の採掘風景が、再現されています。
重しを利用して、下から鉱石を引き上げている所ですね。 -
フラッシュを焚くと、手前にもマネキンが現れました。
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丸太が何重にも組み合わされて、しっかりと補強されていますね。
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2月に訪れた石見銀山を、もう少し大きくしたぐらいのイメージで訪れたのですが、あまりにも規模が違いすぎるので驚きました。
観光ルートという事で、しっかりと追加で補強された部分も多いと思うのですが、それを考慮しても大きな鉱山です。 -
こういう通路を歩いているとワクワクしてしまいます。
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手動・・・と言っても全身を使って回すタイプですが、太い綱の先は乗降機と繋がっています。下層との岩塩や荷物の昇り降りに活躍した事でしょう。
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ポーランド出身の地動説を唱えた天文学者:コペルニクスの像です。
こちらの地球を掲げている像も岩塩で作成されています。
コペルニクス自身、ヴィエリチカ岩塩坑を訪れた事があるそうです。 -
ヴィエリチカでの岩塩発見に繋がったという、キンガ姫伝説の1シーンです。
ハンガリー出身のキンガ姫が、ポーランド王子のボレスワフ5世と結婚する事になりました。一生を信仰に捧げるつもりだったキンガ姫は、結婚に乗り気ではなく、婚礼にむかう途中、婚約指輪を泉に投げ入れて、家来に掘り出させました。
すると泉の中から、岩塩と共に指輪が発見されたという伝説が伝わっています。
この伝説から、キンガ姫はヴィエリチカ岩塩坑の守護神とされています。
キンガ姫は、結婚後も純潔を守り続け、亡くなるまで貧者救済や病人介護等の慈善活動を行ったことから、聖人として列せられています。 -
石灰石の鍾乳洞みたいになっていますが、塩の結晶が坑内で固まっています。
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いやあ〜、この通路もいいですね〜。
探検している気分になってきます。 -
観光ルートを表す看板です。王様も指を指していますね。
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坑道を掘り進める中で恐れられていたものの一つが、
可燃性ガスの爆発です。
鉱夫が火のついた松明をかざしながら、ガスの有無を
確認していた様子が、マネキンで再現されています。 -
辺りが真っ暗になって、ガス爆発してしまった様子が、
大きな爆発音と共に再現されるアトラクションです。 -
???坑道に謎の卵が。
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鉱夫が何かを引っ張っています。何だったけか?
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当時の作業風景が再現されています。
リヤカーのようなもので物を運んだり、樽に何かを詰めている?
様子が現わされています。 -
当時は人力だけではなく、馬も労役に利用されていました。
馬丁マネキンは、鉱山内とは思えないほどの正装ですね。 -
柱や壁の塩がすごいことになっています。まるで雪のようですね。
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お馬さんたちは、一度鉱山内に入ると、一生外には出られなかったそうです。
走り回ったり、日の光を浴びる事が出来なくなるなんて、馬にとっても過酷な環境だったんですね。 -
人力用と違って、馬力を利用する掘削機は、かなり大きめの造りです。
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当時の鉱山内の様子が、ミニチュアになっています。
大がかりな工場のような造りで、効率よく岩塩が運び出されていたのが分ります。 -
ポーランド王国を大国に育て上げた、偉大な王であるカジミェシュ3世の胸像です。
もちろんこちらも岩塩で造られています。 -
坑道の壁には、ノミの跡も残っています。
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なんのジオラマか分りませんが、この地域の古代の生活風景を現わしているのかな?
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ずーっと下まで階段や通路が続いているのが、良く見えます。
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馬用と比べてかなり小型の人力用です。
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上の写真の人力用昇降機を回すと、下層から荷物を引き揚げる事が出来ます。
ぶら下がっているロープの先にある重りを、実際に動かす事が出来ました。 -
観光コースは、比較的天井も高くスペースが広いですが、当時の坑道はこんな感じだったんでしょうね。
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何の作業風景だろう?
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岩塩で造られた小人像です。写真には写っていませんが、
何体か飾られていました。 -
こちらも人力の機械ですね。水をくみ上げているようです。
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会議室のようです。今後どのように坑道を掘り進めていくか、作戦会議でもしているんでしょうね。
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坑内には、ドワーフ像が飾られた部屋があります。
ドワーフは、金属好きで地下に住んでいて、鉱脈を掘っているという伝承があるらしく、そのような伝承からこの部屋が造られたようです。 -
ここのキリスト像や祭壇は、岩塩ではなく木が用いられていますね。
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