ポーランド旅行⑤（リゾート地：ザコパネ）

2014/08/15 - 2014/08/23

ザモシチの翌日は、ザコパネで一泊しました。

ポーランドは、平坦な地形が大部分を占めており、
高い山などの起伏が、ほとんどないそうなのですが、
スロバキア国境付近は珍しく山岳地帯です。

標高は2000M前後という事で、夏場は避暑地として、
冬はスキーリゾートとして、国内有数のリゾート地と
なっています。

エリア ザコパネ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 3.5

デンブノから、ザコパネに移動してきました。
すっかり夜になり、山賊風？食堂で夕食を頂きます。

山賊風というより、猟師の小屋をイメージしているのかも。

ザコパネは、「オスツィーペック」という羊のスモークチーズが特産です。
まず前菜として、チーズのタルトが出てきました。

メインは、色々な肉の盛り合わせでした。かなりのボリュームです。

デザートも結構なボリューム。

ホテルの横には、スキー場が併設されていました。
冬はスキー客で賑わっているんでしょうね。

旧木造教会(聖マリア教会)です。なぜ旧なんだろう？(鉄筋じゃないし）
元々は、聖クレメンス教会と呼ばれていたそうです。
ポーランドの聖地チェンストホーヴァの黒い聖母が、祭壇に祀られています。

旧木造教会は、ザコパネで一番古い教会です。
ザコパネスタイルと呼ばれる建築様式で建てられているそうです。

スタニスワフ＝ビトキエビッチという人が、ザコパネスタイルの創始者です。
アルプス地方の山小屋を参考にして、生み出された建築様式だそうです。

どこら辺がザコパネスタイルなのかは、素人の私にはさっぱり分かりません。。

教会には、墓地が併設されています。

墓には、独自のモニュメントが設置されています。
墓地には見えませんね。

墓地を観光するというのもバチあたりな感じですが、個性的なモニュメントのおかげで暗さや重苦しさをまったく感じません。

キリストが、考える人ポーズを取っていますね。

ザコパネに所縁のある作曲家の碑が、墓地の一番奥に掛けられていました。
左がザコパネに別荘を持っていた、カロル・シマノフスキ。
右がザコパネで暮らし、スキー事故で亡くなったミェチスワフ・カルウォーヴィチです。

墓地散策(何か変ですが）から戻ってきて、旧木造教会に入場しました。
正面の祭壇には、チェンストホーヴァの黒い聖母のイコンが飾られています。
チェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院が焼かれた際に、聖母の絵画に黒い煤がついてしまい、通称：黒い聖母と呼ばれているそうです。

教会入り口の天井に謎の飾りが。

山岳地帯のロッジといった感じの建物ですね。

独特のデザインを持っている、かなり年季の入った建物。

クルプフキ通りの入り口にある大きな教会です。

ザコパネのメインストリート：クルプフキ通りです。
まだ午前中のため人通りも少なく、店も開店準備を進めている状況です。

ザコパネ特産の「オスツィーペック」という羊のスモークチーズを売る屋台です。
「オスツィーペック」はEUに商標登録されており、タトラ山脈(麓の街がザコパネ)の羊のミルクから作られた物のみ、この名称を使用できるそうです。

ポーランドのソフトクリームは、日本のものより細長いですね。

郵便局の看板です。
ここで切手を購入し、絵葉書を投函しました。

ザコパネにもTHE NORTH FACEの店舗がありました。
マネキンが、クライミングしていますね。

8月中旬ですが、緯度が高い地域の高地の朝という事で、街行く人も厚着です。

店はまだ開いていませんが、ファッションストリートと書かれた、おじさんの木像が立っているので、店が開けばお洒落な人の集まる通りになるのかな？

まだ観光客も少ないので、馬車の御者も手持無沙汰です。

クルプフキ通りに並行して流れる小川に面して、土産物屋街も並んでいます。

スキージャンプ台も設置されていました。
ちょうどジャンパーが、夏季練習中でした。

複数のジャンプ台が用意されています。
ウインタースポーツが盛んな街ですが、競技用設備も本格的ですね。

デパートの屋上によく設置されていた(今もそうなのかな？）遊戯具が、並んでいました。