ポーランド旅行⑫（ワルシャワⅡ）

2014/08/15 - 2014/08/23

ポーランド最後の夜は、ワルシャワで過ごし、
最終日はワジェンキ公園を見学して帰国です。

ワルシャワは、観光名所があまり離れていないので、
それほど時間を掛けずに、廻る事が出来そうです。

王宮も見学出来るんですね。
時間が合えば、見学したかったな。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

治安の良かったポーランドでは、恒例になった夜散歩です。
こちらは大統領官邸ですが、ピンクのライトアップはなかなか珍しいですね。

お洒落？派手？な旧式の車が。現役なんだろうか？

ザムコビ広場(王宮広場)にやってきました。

王宮のライトアップです。
こちらはピンクじゃないですね。

遠くに見えるワルシャワ国立競技場も、ライトアップされていました。

ザムコビ広場と旧市街広場の途中にある、聖ヨハネ大聖堂です。
建物上部の装飾が、特徴的な建物です。
14世紀に建てられたワルシャワ最古の教会の一つで、創建以来多くの改装が加えられ、ゴシック・リバイバル様式の建物として有名だったそうです。
戦争で9割の壁が破壊されてしまい、戦後に再建されましたが、17世紀に描かれたスケッチを元に再建されたため、17世紀当時のゴシック様式の建物となったそうです。

旧市街広場です。
ポーランドは、8月でも夜になるとぐんと気温が下がり、15℃まで下がる日もあったりでかなり寒いのですが、大勢の人で賑わっていました。

人魚像も静かに佇んでいます。

小さな広場ですが、ほんとにかわいくて綺麗な広場です。

ワルシャワのバルバカン内部です。
旧市街の通りに面していて、要塞というより、円形の城壁といった感じです。

クラクフのバルバカンと比べると、かなり小ぶりなのが分かりますね。

幼い蜂起兵と呼ばれるモニュメントです。
ワルシャワ蜂起の際に亡くなった少年兵達を、追悼するために建設されたそうです。

ザムコビ広場と旧市街広場の間の通りです。
飲食店や土産物屋が、店を開けていました。

通りから見た王宮です。教会のようにも見えますね。

遠くに見えるこの紫のライトアップは、初日に見た「文化科学宮殿」ですね。
ホテルが初日とは違うため、見える距離や角度も変わっています。

サスキ庭園の前に建てられている無名戦士の墓です。
ドイツ軍に破壊されたサスキ宮殿の一部を使用しているそうです。

無名戦士の墓は、衛兵が警備をしています。
微動だにしない衛兵の体力・精神力は、共に凄いものがあります。

夜のサスキ庭園です。噴水が、ライトアップされていました。

ポーランド最終日、午後の帰国まで時間があるので、朝散歩でワルシャワの街も見納めです。
まずはポーランドの最高学府ワルシャワ大学にやってきました。
ポーランド国内では、日本語学科のある数少ない大学の一つです。

ちょっと校内を散策。

銅像もベンチでくつろいでいました。

うーん、本当に重そうな姿勢をした彫刻ですね。
見ているだけで、肩が凝りそうです。。

1818年2月24日、8歳のショパンが、公の場に初めて登場した事に関する説明が書かれた銅版のようです。

朝の大統領官邸です。
昨夜のピンクのイメージが強く残っていますが、本来は白壁の建物です。

何回旧市街に来ているのかというぐらい、ワンパターンの散歩です。

雲一つない青空。
何がいいって天気がいい！

18世紀末、ロシアの支配に抵抗した英雄ヤン・キリンスキの像です。

夜の喧騒が嘘のように早朝の旧市街広場には、人がいません。

聖ヨハネ大聖堂です。
昨晩は、教会上部がライトアップされていましたね。

いい雰囲気の路地ですねえ。
こういう路地裏歩くのは楽しいですね。

この通りにも人がいない。

旧市街にある、手作りのお菓子屋さんの看板です。

ワルシャワのオペラ座です。
他のヨーロッパ諸国の例にもれず、重厚な建物です。

朝の無名戦士の墓です。
交代制とは言え、衛兵は24時間勤務かもしれませんね。

朝のサスキ庭園です。

ポーランド最後の国王スタニスワフ・ポニャトフスキーが、造園したワジェンキ公園に建つショパン像です。
像の造形については、賛否両論があったと聞きました。
ワジェンキ公園は、ヨーロッパ有数の美しさを誇る公園だそうです。

公園内にある給水塔です。バルバカンではありません。

孔雀が歩いていました。南国の鳥なので、野生ではないでしょうね。

旧オランジェリーと呼ばれる、中世に流行った温室を兼ね備えた建物です。

建物内部には、劇場も設けられていて、想像以上に大きな建物でした。

ここが恐らく温室部分でしょうね。
スペースも広く、大きな窓を備えていて、陽当たりも良好です。
かなり大きな植物も育てる事が出来たでしょうね。

廊下にも多くの彫像が飾られています。

建物内には、多くの美術品が雑然と並べられていました。

建物の片側は、床面がまだ砂利のままでした。
これから整備されるのかもしれません。

ポーランド最後の国王スタニスワフ・ポニャトフスキーが、夏の離宮として造園したワジェンキ公園内の池の畔に建つ、ワジェンキ宮殿です。
現在は国立博物館分館として、17〜18世紀の美術品が展示されているそうです。

夏の離宮という事で、公園内には大きな池が備わっています。

ケンタウロスではなくて、サテュロスかな？
彫像が街灯を抱えていますね。

公園内の彫像を修復している最中でした。
パテで補修して、ドライヤーを使って乾かしています。

池の畔に建つ、ポーランド国王ヤン3世ソビェスキの像です。
軍才に恵まれ、数多くの戦果を挙げただけではなく、近隣諸国からの侵略や内戦で荒廃した王国の建て直しを図った事から、国民からの人気や信頼を集めた王様だそうです。
1683年にオスマン帝国の15万の大軍に包囲されたウィーンを救助するために、強力な騎兵をもってオスマン軍を打ち破り、トルコ人から「レヒスタンの獅子」と呼ばれて怖れられたと伝わります。

ワジェンキ宮殿です。
別名水上宮殿と呼ばれているだけあって、水に浮かんでいるように見えます。