上海英租界の河南中路・歴史建築

2014/12/20 - 2014/12/20

初期の英租界の西の端は河南中路で、英租界と仏租界の境界は延安東路です。河南路は虹口（日本人街）、英租界、仏租界、上海県城（華人街）を南北に貫いている主要道路です。河南中路は南の延安東路から北の蘇州河の河南路橋まで歩きました。主要道路の両側はビルが建ち並んでいます。南京東路歩行街の交差点は再開発が進み間も無く日本の大丸百貨店が入るビルが完成します。所々に歴史建築も残っています。

1842年、清がアヘン戦争に敗れたのをきっかけに、イギリスが中国から上海に土地を租借し、1845年から英租界が始まる。最初は外灘を中心に北は北京東路、南は延安東路、東は外灘、西は河南中路の区域です。今尚、当時の建築物が外灘を含め数多く残っている区域です。その後1848年第一次拡張を北は蘇州河、西は西蔵中路、南は仏租界との境界線の延安東路まで拡大しました。1863年美租界と合併し共同租界として1893年虹口地区拡張、1899年再拡張、国際共同租界になりました。日本租界の名称はありません。虹口の日本人街は武力による占領となっています。初回の英租界に残る建築物を中心に英租界を歩いて見ました。
上海優秀歴史建築は３軒です。
第４回 恒利銀行　永利大楼 黄浦区河南中路495、503号，天津路100号
第４回 美豊銀行　美豊大楼/上海強農集集団　黄浦区河南中路521-529号，寧波路180号
第２回 吉祥里 吉祥里 黄浦区河南中路531、541号

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初期の英租界の西の端は河南中路で、英租界と仏租界の境界は延安東路です。河南路は虹口（日本人街）、英租界、仏租界、上海県城（華人街）を南北に貫いている主要道路です。

河南中路の街並み。道幅の広い主要道路です。

河南中路のクリスマスツリー。

広東路を越えて行きます。

長屋住宅の商店街です。

河南中路脇の泗涇路。

住宅街です。

南京東路が近くなると観光案内表示が増えます。外灘４５０ｍ。豫園１.２ｋｍ。

漢口路を越えて行きます。河南中路はビルが並んでいます。

九江路を越えて行きます。河南中路はビルが並んでいます。

南京東路歩行街を越えて行きます。

上海優秀歴史建築　　１９３２−３３年建。第４回 恒利銀行　永利大楼 黄浦区河南中路495、503号，天津路100号。

南京東路幼稚園の入口。天津路100号。

恒利銀行　永利大楼の建物、脇の道は天津路。

上海優秀歴史建築、１８７６年竣工。第２回、吉祥里 吉祥里,黄浦区河南中路531、541号

石庫門住宅「吉祥里」１８７６年竣工。１番古い住宅です。

上海優秀歴史建築、プレートが見えません。第４回 美豊銀行　美豊大楼/上海強農集集団　黄浦区河南中路521-529号，　　　寧波路180号

古い建物は角が丸く成っています。脇の道は寧波路。

河南中路５２１号。強農大楼。入口。

角の老鴻興で昼食です。

人気店は食券を買って席の空くのを待ちます。食べ終わりそうな人の脇に立って待ちます。

２人の係員が食券を販売します。

厨房が良く見えません。

青椒肉絲麺です。麺とおかずは別別にでます。

蘇州河に架かる河南路橋が見えて来ると終わりです。

2016年1月17日
上海優秀歴史建築に第５回目の追加認定がありました。細かい内容は不明です。まだ表示プレートは着いていません。住所も違っているものもあります。
上海優秀歴史建築
第5回 五洲大楼 河南中路220号 10階

上海優秀歴史建築、河南中路220号の入口。

上海優秀歴史建築、河南中路220号建物全景。

上海優秀歴史建築、河南中路220号建物全景。

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