2014/07/20 - 2014/07/23
58位(同エリア4523件中)
あの街からさん
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- 旅行記266冊
- クチコミ172件
- Q&A回答3件
- 1,145,969アクセス
- フォロワー252人
ドロミテへの基地(レンタカーに乗換えた街)
をベネチアと決めそこから航空券を検索したところ
イスタンブール経由便が目に止まりました。
ドロミテへ向かう前に3泊4日
ドロミテの帰りにまた寄ってと
都合3泊5日でイスタンブールを旅してみました。
3泊の日程は全てイスタンブール滞在と決め
初日の世界遺産の「イスタンブール歴史地域」の
街歩きから始まってボスボラス海峡クルーズでは
丘の上の城塞跡から黒海を眺めたり
静かで美しい「スュレイマニエ・ジャーミー」
「リュステム・パジャ・ジャーミー」の2つジャーミーや
「モザイク博物館」等それほどメジャーではない所も
取り入れ悠久の都イスタンブールの魅力を存分に
楽しんできました。
2014年・夏旅より
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田発の夜間飛行便で12時間のフライト。
4人様一行での旅は久しぶりなので
楽しいフライトとなりました。 -
イスタンブール(アタテュルク空港)に
着いたのが午前4時。
早速空港内で両替をしました。
20,000円でTL395.71
1トルコリラが50.54円でした。
先ずはタクシーでスルタンアフメット地区に
あるホテルへ向かいました。
タクシー料金TL40(約2,020円) -
空港から海辺の街道を
がんがん飛ばすタクシー
およそ25分程でホテルに着きました。
☆この時はまだ真っ暗闇でホテルの外見の画像はありません。
チエックインカウンターに着いたのが
早朝の5時半。荷物だけでも預かって
もらおうとしたところ
「8時になったら部屋の準備が出来るので
それまでロビーで休んでいてください」
とのこと。 -
この時「4日目の朝(ベネテア行き便)は
早朝出発なので朝食を今日と交換して
もらえませんか?」と聞いてみたら
思いのほかあっさりと「もちろん良いですよ」
との嬉しい回答をもらえました。
7時からペントハウスにあるレストランで
朝食が始まるとのこと。
レストランは屋外と屋内両方在って
ブルーモスクやアヤソフィアが目の前に
見え最高のロケーションでした。 -
この時はまだ夜間飛行の疲れと
ブルーモスクやアヤソフィアを
目の前にしたやや興奮状態で
食べることより
テーブル席からしばし風景を眺めて
いたいところでしたが -
それでも、まだ他のお客さまが
ほとんどいないこの時にと
豊富なバッフェの一部を撮ってみました。
リュウベックのホテル以来久しぶりで
蜂の巣ごとの蜂蜜の提供をみました。 -
朝食を終えてフロントに戻ると
チェックインをしてくれ
部屋でシャワーを浴びて
しばし休息することができました。
9時過ぎ頃にホテルを出発。
楽しい街歩きが始まりました。 -
ホテルから歩いて10分程で「アヤソフィア」
の前を通ってその隣
この日、いの一番にと
やって来たのが
混雑が予想される「トプカプ宮殿」
☆トプカプとは、
トプ=大砲・カプ=門
大砲の門という意味なのだそうです。 -
「トプカプ宮殿」
1453年にイスタンブールを陥落させた
メフメット2世が1460年代ここに
トプカプ宮殿を着工。
1478年には完成しその後歴代のスルタンが
当時の建築様式に従って増築を重ね
現在の型となったと言われています。
1853年にスルタンの宮殿が対岸の
ベシクタシュ地区にあるドルマバフチェ宮殿
に移転するまでの間宮廷として使用されたということです。
後にマルマラ海沿いにあるこの城壁の門に
礼砲用の大砲が取りつけられていたことから
この名で呼ぶようになったのだそうです。
☆スルタン〜権威を意味するアラビア語。
11世紀以後イスラム王朝の君主の称号。 -
送迎の門の右横に入場券の売り場があります。
自動販売機もありますが私たちは窓口に並んで
「ミュージアムパス」
(1枚TL85およそ4,292円)を買い求めました。
あっと言う間に列ができてゆきます。
「ミュージアムパス」
このパスで「トプカプ宮殿」の他に
「アヤソィヤ」「国立考古学博物館」
「モザイク博物館」「カーリエ博物館」
等最初の入場から72時間有効です。
これら全部に入場出来なければ
TL85およそ4,292円は少し高いなぁ。
と思いますが、まぁ並ばないで入場できる特典料かな。 -
送迎の門(ガイドブックによっては
表敬の門とあります。スルタン以外は
ここで馬から下ろされたといいます。) -
手荷物検査を出たところに
70万m2という広大な敷地をもつ宮殿
の全体が把握することができる模型があります。
開館時間:
9:30〜19:00(ハレムは17:00)
定休日:火曜日
音声ガイド各20TL
※ハレムのチケットは別途宮殿内部で
購入しますが「ミュージアムパス」
があればそのまま入場できます。 -
イズニック・タイル
とアラビア文字に促され
イズニックタイルで装飾された
部屋を進みそして「宝物館」
別料金の「ハマム「と進んでゆきました。 -
音声ガイドを聞きながら
イズニック・タイルで
埋め尽くされた
部屋を進んでいきます。 -
音声ガイドのイヤホンを
耳にあてながら
イズニック・タイルで
埋め尽くされた部屋を巡りました -
イチオシ
音声ガイドのイヤホンを
耳にあてながら
イズニック・タイルで
埋め尽くされた部屋を巡りが続きます。 -
さて、「イズニック」は
トルコのブルサ県イズニク郡に在り
イズニック湖西岸の地方都市ですが、
オスマン帝国時代の初めには
ブルサと並び帝国領内の重要な都市のひとつで
トルコ人によってイズニックと
呼ばれるようになったということです。 -
その頃西アジアに盛んに輸入されていた
中国の染付けの影響を受けた
白地の美しさを生かした陶器やタイルは
スルタンの 庇護の下、精緻で華麗な
植物文様・幾何文様等 様々な模様が施され
15世紀以降はターコイズブルーや
緑、紫、赤などの多色着彩を行うようになって
ついには模倣を越えた独自の発展を成し遂げ
16世紀に最盛を迎えたといいます。 -
イチオシ
オスマン帝国宮廷社会でもてはやされ
トプカプ宮殿をはじめとして
この時代にイスタンブールで建設された
宮廷やモスクは壁面をイズニック製のタイルで美しく飾られ、
イズニック陶器の生産地として名を馳せました。 -
しかし17世紀以降衰退をたどりましたが、
現在は地元出身の若い陶芸家によって
新しいイズニック陶器を作り出してゆこうとする
運動も試みられ始めているということです。 -
閉塞感が漂う
こういった部屋で
どんな夢を抱いて暮らして
いけたのだろうか? -
ドームにも色彩が施されていています。
ハレムには全部で300室ほどの部屋があるそうですが
そのうち観光客が見学できるのは20室ほどに限られて
いるのだそうです。 -
イズニック・タイルで
埋め尽くされた
部屋が続いています。 -
イズニック・タイルで
埋め尽くされた
部屋が続いています。 -
-
-
皇子の間
青を基調としたステンドグラスと
幾何学模様のイズニック・タイル。 -
イチオシ
皇子の間
-
皇子の間
ブルーのイズニック・タイル
がきれいでした。 -
第三の中庭に入って右側(マルマラ海側)の建物は
宝物館になっています。内部撮影禁止なのですが
直径が3Cmから4Cmの大きなエメラルド3個
がはめ込まれている「短剣」や86カラットの
ダイヤの周りに49粒のダイアをちりばめた
「スプーン職人のダイアモンド」等が展示
されていてトプカプ宮殿の1番人気の展示室です。 -
突然! スコールのような
ものすごい量の雨が降ってきました。
傘を持っていた人も
隣接する部屋に行くことも出来ない
くらい豪雨です。 -
やがて雷も鳴り
皆さん見学を中断して
雨宿りです。 -
雷が鳴る程
この日の気温は
それほど高いとは
感じなかったのですが
この間30分程降り続きました。 -
さてやっと雨が上がったので
宮殿の最も奥にある
バーダット・キョシュキュに行ってみました。 -
バーダット・キョシュキュは
オスマン帝国第17代スルタンの
ムラト4世が、1638年にサファヴィー朝から
バグダッドを奪還したことを記念に建てられたもので
金角湾と新市街が一望のもとに見渡すことができる
絶好のビューポイントです。
新市街の美しい街並み。
小高い丘の中腹にそびえる
「ガラタ塔」が正面に見えます。
新市街のランドマークとなっていて
高さ67mの塔ですが周りの建物から
突き出ていて眺めも良さそうです。 -
建物の細部まで
綺麗な装飾が施されています。 -
-
雨が上がった
中庭を歩いてみたら -
あちらこちらにある大きな樹に
落雷の跡と思われる形跡がありました。
小高い丘の上に建つトプカプ宮殿の
中庭に高くそびえ立つ樹々は
雷の絶好の標的なのかもしれない。
雷が聞こえたなら注意をしてください。 -
みずみずしい
雨上がりの風景も
清涼感があって綺麗でした。 -
トプカプ宮殿へきたら
楽しみにしていた
もう一つの場所に行って
みましょう。 -
「トプカプ宮殿は、マルマラ海を眼前に
ボスポラス海峡をも望む小高い丘に建てられている。」
ということが実感できる
コンヤルレストランへやってきました。 -
「15世紀の半ばから20世紀初頭にかけて
強大な権力をもっていたオスマン朝の
支配者の居城として建設されたトプカプ宮殿。
金角湾を隔てた新市街側から眺めると
重要な位置に建てられていることが
手に取るようにわかる。」といわれますが
こちらからの眺めもまさに絶景が広がっています。 -
イチオシ
「コンヤルレストラン」
絶景レストランにふさわし
風景です。ヽ(´ー`)ノ -
「コンヤルレストラン」
絶景レストランにふさわし
風景です。 -
雨の影響?なのか
パンやスイーツのみの提供で
ランチメニューにはまだ少し
時間がかかるとのことで -
この絶景を眺めながら
珈琲タイムとしました。 -
目の前にマルマラ海が
広がっていて行き交う船舶を
眺めながら旅情感を楽しみました。ヽ(´ー`)ノ -
トプカプ宮殿を出口に
向かう頃になると
混雑のピークをむかえていました。 -
「国立考古学博物館」への道すがら
「ギュルハーネ公園」を通りました。 -
「国立考古学博物館」
コンスタンティノープル時代の遺物や
トロイアなどのトルコ国内から
シリア、レバノンなどの近隣諸国の
出土品まで揃っています。
中でも現在のレバノン・シドンで
発掘された紀元前4世紀の制作と推定されている
アレクサンダー大王の石棺が有名です。
実際には大王ではなく将軍の石棺であると
考えられていますが、その側面のレリーフには
ペルシャと戦うアレクサンドロス大王の
勇ましい姿が描かれています。
☆画像下2枚は「リキヤの石棺」 -
トプカプ宮殿の敷地内
第1庭園の北側 にありますが入口は別になっています。
1881年に館長に就任した
トルコ考古学の父、オスマン・ハムディによって
現在の本館がオープンの運びとなりました。
☆はて、ベルリンのペルガモン博物館で見たような。
と思ったら何と!
持ち去られたペルガモン博物館に展示されている
イシュタル門ほどの規模ではありませんが
遥か古代メソポタミア文明への想像をかき立て
てくれます。
新バビロニア王国(BC625−BC539年)
が最も栄えていたネブカドネザル2世の時代に
その首都バビロンにあったという
イシュタル門から続く行進の道の“ライオンのレリーフ。
大きなリレーフです。
肥沃な三日月地帯と言われる平野地帯で
建設に適した石材産出には適しておらず
土の文化が発達したメソポタミア文明の
伝統のレンガを組み合わせて作ったもので
当時交易で手に入れたと思われる鉱石の
ラピスラズリを使った青い色彩が復元されています。
《イシュタル》とは後のギリシャ神話の
アテナに転化した戦争の女神であったことから、
この門や行進の道は王の権力を誇示する
軍事パレード用に使われたのだろうということです。 -
トルコの遺跡はオスマン朝時代に
英・仏により盛んに行われた発掘調査
でその発掘品の大半が持ち去られて
両国の博物館に収められているそうです。 -
オスマン・ハムディはそれまで欧米列強によって
国外に持ち出されていた発掘品の散逸を防ぐため
その収蔵施設としてこの博物館を整備したのだそうです。
そして、1881年以降の出土品は
すべて集められているとのことです。 -
「国立考古学博物館」の展示品
-
「国立考古学博物館」の展示品
-
「国立考古学博物館」の展示品
-
中庭をはさんだ向かい側に建つ
「装飾タイル博物館」
建物正面を彩っている -
イチオシ
イズ二ックのタイル
が美しいかったなぁ。 -
以上の様に
現在の収蔵品は古代メソポタミアから
ヒッタイト・ギリシャ・ローマを経て
オスマン帝国時代のものまで10万点余りにも及び
建物自体も、博物館を目的に建設されたものとしては
トルコ最古となる歴史的建造物となっています。
私たちが訪れた時には、建物の一部が改装中と
なっていました。 -
国立考古学博物館を出て
今度は「地下宮殿」へと
向かいました。
途中
ドーナツ型のパン
「スィミット」売りや
トルコアイスの店を眺めながら -
ちょっとした広場のような
一角に在るこの建物の
向かい側に -
何やら人垣が出来ていました。
事前の情報では
入口を見つけるのが難しと
ありましたが、この人垣で
直に見っけることができました。
入場券は現金のみ。TL20(およそ1,010円)
開館時間:9:00〜18:30 -
「地球の歩き方イスタンブールと
トルコの大地」2014年〜15年版
によりますと『イスタンブールの旧市街では
地下の貯水池が数ヵ所発見されており
なかでもこの貯水池は、4世紀から6世紀、
コンスタンティヌス帝からユスティニアヌス帝の
時代に造られたものだといわれているそうです。
イェレYereとは「地に」
バタンbatanは「沈んだ」
という意味のトルコ語ですが
ここはまさに地下の大貯水池。 -
ビザンツからオスマン朝時代にかけ、
ここは周辺地域の主要な水がめとなっていました。
水はアタテュルク大通りAtaturk Bul.にかかる
ヴァレンス水道橋からここへ引かれ、
後にトプカプ宮殿のスルタンたちの
のどを潤したという。
全体は縦140m、横70m、高さ8mほどで、
内部はコリント様式の柱で支えられています。
当初はこの柱も28本の円柱が12列で
合計336本あったが、南西側が19世紀末に
型として塗りつぶされた際に、
90本の柱がなくなったそうです。
今でも地面には水がたまり、
発見されるまで、人々は地下宮殿の上に家を建て
床下に穴を開けては水を汲んだり
魚を釣っていたそうです。 -
さて、地下宮殿の一番奥に人だかりできています。
1984年の大改修で泥が取り除かれた際に発見された
毒蛇の髪の毛を持つギリシャ神話の怪物の首です。
ドゥサの首はすぐ近くにもうひとつあります。 -
いずれの首も逆さまになったり横を向いたりして
上から柱で押さえつけられるような格好になっています。
これには、メドゥサの顔を直視すると
石に変えられてしまうことからわざと
顔の向きを逆さまや横向きにしたとか
ローマ帝国がギリシャ文明を征服したことを
表しているのだとか、諸説があるようです。
が果たして真相のほどは? -
今回の旅の航空券を手にして
間もないころタイミング良く
読むことになった
ダン・ブラウン著越前敏弥訳
『インフェルノ』(上下巻)を
読んでみてからここに来るのを
楽しみにしていました。
☆参照/旅行記『春の日 うまい珈琲生豆と
翻訳者・越前敏弥氏(ダン・ブラウンの著書等)
に魅せられて』
http://4travel.jp/travelogue/10873822 -
『インフェルノ』下巻〜
生化学者の××はこの地下宮殿の
どこかに危険なウイルスを隠している。
主人公のラングドンはウイルスの拡散を
防ごうとやって来る。「案内板には方向を示す
矢印ともに恐るべき怪物の名が記されていた。
メドゥ−サ・・・それを見たラグドンは鼓動が
早まるのを感じた。毒蛇の髭をはやし目を合わせた者
全てを石に変える恐ろし妖怪であるだけではなく
ギリシャ神話に出てくる地下の住民の代表でもあり
地底世界の怪物・・・』と物語は終盤を迎え
ますます面白さを加速させてゆきますが
なぁるほど。このおどおどしい雰囲気は
あのシーンにピッタリ!
充分堪能することが出来ました。 -
次に訪れたのが『アヤソフィア』です。
ビザンツ帝国時代には
ギリシャ正教の総本山
「聖ソフィア大聖堂」として
オスマン帝国時代には
イスラム寺院に姿を変えながら
今日までイスタンブールを象徴する
建物として君臨してきました。 -
ここも「ミュージアムパス」で入場します。
手荷物の検査が受けてから入場となります。
開館時間:9:00〜19:00
(最終入場は18:00)
休・月曜 -
陳舜臣(ちん・しゅんしん)著
世界の都市の物語「イスタンブール」
文春文庫によりますと
ビザンチン帝国時代の360年キリスト教の
聖堂として建てられたアヤソフィアは
1453年5月29日『コンスタンティノープルを
征服したメフメット二世は聖堂の門前で馬から
降り徒歩で堂内に入りこのキリスト教の聖堂を
イスラム教の寺院モスクに改造するよう命じました。』 -
『モスクには一切の偶像的装飾はない。
メッカの方向「キブラ」を示す窪み
「ミフラーブ」があればよい。
だが偶像的装飾に満ちているこの
大聖堂からそれを消すのは容易ではない。
広大な堂内を見渡して若い征服者は己の
偉業に酔ったかもしれない。〜
-
〜メフメット二世に従ってきたイスラムの
導師が壇上に登り祈りを捧げた後
メフメット二世も祭壇に登り
額を床につけイスラムの礼拝を行ったという。
彼は世俗の首長スルタンであると同時
イスラムの教手カリフでもあった。
だが、彼はコンスタンティノープルを
完全なイスラムの世界にして
キリスト教を抹殺しょうとは考えては
いなかった。』
若きスルタンの粋な計らいによって
後世にアヤソフィアもこの姿を
見せてくれています。 -
さて、若きスルタン・メフメット二世によって
ジャーミィへと変革を遂げたアヤソフィアに
メッカの方向を示すミフラーブなどが作られました。
☆正面のアプスの上に聖母子
下にメッカの方向を示すミフラーブ
右側イスラム教の説教壇。
アヤソフィアならではの空間ですね。 -
イチオシ
「地球の歩き方イスタンブールと
トルコの大地」2014年〜15年版
によりますと皇帝はその威信をかけて
当時の最高の技術を駆使しその時代
最大級の建物を造ったのだといいます。 -
その後残されていたモザイクも
1700年代には漆喰で塗りつぶされ
1931年アメリカ人の調査隊により
壁の中のモザイク画が発見されるまで
日の目を見ることがなかったが
壁の中のモザイク画が発見され、
アヤソフィアはビザンツ時代の遺跡として
再び脚光を浴び始める。
これを見た初代大統領アタテュルクは
翌年ここを博物館として一般公開することを決定したのだそうです。 -
聖堂内のモザイクは、損傷の激しいものも多い
のですが、比較的よい状態のものは、
入口左側の傾斜した通路を上っていく
上の階の回廊に多く残っています。 -
☆玄関廊から見渡してみると
人・人・人でいつも混雑しています。 -
天井を見上げると高さ50m
直径31mの大ドームに圧倒されます。
アラビア文字の装飾がありますが
これらは、ロドス島で造られた
軽いレンガで出来ているそうです。 -
余談ですが、確か
映画「007/ロシアより愛をこめて」
にグランバザールと共に出てきたよなぁ。
とDVDを観てみました。
すると、この風景の下をイスタンブールの
領事館員に案内されジェイムス・ボンドが
歩いているシーンがあります。
そこで領事館員はこんな説明をしていました。
「2本の大円柱はエジプトから運ばれました。
その前の大理石の壷はイズミルに近い
歴史ある町ペルガマの製品であります。
アレキサンダー大王時代に作られたもので
1648年にスルタンのムラド4世が
持ち帰りました。」(字幕版)
さて、その大理石の壷を写していないし
あったのかどうか記憶にも残っていませんでした。(汗) -
余談といえば
2階ギャラリーにモザイク画の
パネル展示コーナーが設置されていますが
果たして本物が並んでいる堂内で
何故?と思わずにはいられませんでした。 -
イチオシ
それではしばし
この空間に佇んでみます。 -
それではしばし
この空間に佇んでみます。 -
それではしばし
この空間に佇んでみます。 -
現在も長い年月をかけて
堂内のあちらこちらが
補修工事が行われていますが -
堂内の細部にまで
見事な装飾が施されています。 -
広〜い堂内
-
イチオシ
二階を歩いている人たちの
姿を見て改めて堂内の大きさを
実感しました。 -
1700年の悠久の時の流れの中で
キリスト教とイスラム教双方を代表し
イスタンブールを象徴する建物で
あり続けた「アヤソフィア」を
満足感いっぱいで後にしょうと
出口に向かいました。 -
出口で皆さん立ち止まって
見上げているモザイク画に
聖母子その右にはコンスタンティヌス帝
左にユスティアヌス大帝が描かれていますが
二人それぞれの在位期間が
(306年〜337年)と
(527年〜565年)
大幅にずれているいるところが
興味を誘われます。 -
イチオシ
トプカピ宮殿・考古学博物館・地下宮殿
アヤソフィアと歩いたところで
この旅行記は次の旅行記へとバトンタッチします。
この画像は、ホテルの近くに並んでいた
絨毯とか陶器とかの専門店で見た
イズ二ックの陶板。
とても綺麗でした。
もちろん桁違いの価格がついていました( ̄ー ̄)が
この作品からも地元出身の若い陶芸家によって
新しいイズニック陶器を作り出してゆこうとする
息吹が感じられました。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- mistralさん 2015/02/01 17:04:09
- 読みでがある旅行記ですね.
- あの街からさん
こんにちは.
mistralです.
イスタンブールの旅行記,
たまたま3.から逆に拝見してきました.
読みでがありました.
お写真がとってもきれいでした.
実は5月に貯まったマイルをつかって
イスタンブールまで航空券を予約しています.
イスタンブール到着は早朝の4時すぎ,
同じ便かしら?
そんなに早く着いてしまうので
どうしようかな〜などと
漠然と考えていました.
これからまたお邪魔することと思います.
よろしくお願いいたしますね.
mistral
- あの街からさん からの返信 2015/02/02 23:11:30
- RE: イスタンブールへようこそ!
- 今晩は mistralさん
イスタンブールへようこそ!
身に余るお言葉ありがとうございます。
5月にいらっしゃるのですね。
旅にはとてもいい季節で美しい風景が待っていますね。
早朝の4時到着ということはおそらく同じ便だと思われます。
私は、荷物だけでも預かってもらえればと
直行しました。結果8時には部屋へ入れてもらえました。
国際都市なので、結構早い時間でもチェックインしてもらえる
可能性が大です。
もう1つは、イスタンブールの空港は凄いサービスと設備の整った
ラウンジがありますし、免税店や土産屋もかなり広いです。
また、フードコートも24時間で動いていますから
空港で数時間くらいは退屈せずに過せそうですよ。
1つの案として考慮みてはいかがでしょう。
それから、イスタンブールは日本と比べてタクシーが
格安ですしドライバーが日本人にフレンドリーなので
街歩きで疲れた時には、よく使いました。
「イスタンブールの旅行記」の続編にそのような
ところも載せる予定ですのでまた遊びに来てください。
私は、モロッコ方面は1度行ってみたいと思っているところ
なので今度は私が、mistralさんの旅行記に飛んでいって
いろいろ参考とさせていただきます。
よろしくお願いします。
あの街から
-
- satさん 2015/01/24 10:21:06
- 1と2どちらの陶板も素敵ですね
- あの街からさん おはようございます。
時間がないので、後ほどゆっくりコメントをしますね〜。
表紙の陶板があまりに素敵なので、それだけコメント!!
これからパスポートもって英会話に行ってきます。
夕方には帰ってくるので(笑)、またゆっくり拝見させてくださいー。
またね
sat
- あの街からさん からの返信 2015/01/24 12:59:31
- RE: 行ってらっしゃい(o^―^)ノ
- 久しぶり satさん
忙しい時間にありがとう!
> 表紙の陶板があまりに素敵なので、それだけコメント!!
はぁはぁはぁは〜!
うれしい♪♪♪ような ムズかゆいような。
あっそうだね。 陶板の美しさを言ってくれたンだね。(笑)
実物はもっと綺麗で一目惚れしました。
> これからパスポートもって英会話に行ってきます。
> 夕方には帰ってくるので(笑)、またゆっくり拝見させてくださいー。
難しいヒントだぁ(笑)!
パスポートが必要な英会話?
近場の外国で会議に出席かなぁ?
今頃は英会話力を駆使して
頑張ってるところ?かな。
私は今から「珈琲生豆」を買いに出かけてきます。
事後報告を期待しているね。
じゃあ 頑張って!
あの街から
-
- zunzunさん 2015/01/19 15:49:56
- 青が美しい!
- あの街からさん、こんにちは!
トプカピ宮殿のイズニックタイルに目を奪われました。
美しいですね。青が特にいいですね♪
そして、地下宮殿のメドゥサの顔が凄すぎです。
おもわず飛び退いてしまいそうです。
インフェルノ買いに行きますよ!
zun
- あの街からさん からの返信 2015/01/20 00:24:55
- RE: インフェルノの旅も楽しいですよ。
- 今晩はzun zunさん
> そして、地下宮殿のメドゥサの顔が凄すぎです。
> おもわず飛び退いてしまいそうです。
> インフェルノ買いに行きますよ!
『インフェルノ』を是非楽しんでみてください。
何しろ、zun zunさんが旅をしてきたばかりのフィレンツェが
出発点で「ピッティ宮殿」「ヴァザーリの回廊」
「ヴェッキオ宮殿」「サンジョバンニ洗礼堂」を
舞台になっていて ストーリーは先は?先は?早く読みたいと
読み続けるうち気がついたら地下宮殿へたどり着いています。
「インフェルノ」はsatさんからの受け売りなのですが。
面白さと同時に、容易には解決出来ないけれど
関わっていかざるえない深い問題提起もあり
充実した読後感が味わえます。
あの街から
-
- 天野川さん 2015/01/19 12:39:45
- イスタンブールの香り
- あの街からさん
こんにちは。
私も行くはずだったイスタンブール。
その香り、よい感じでした。
私もいつか訪れたいなぁ。
あのテロがあった日、私はちょうどイスタンブールにいるはずでした。そういうことも含めて、やはり気が乗らない旅はすべきではなく、勇気をもって止めるのも意味のあること、と肝に銘じました。。
素敵な旅行になるって、幸運なんですよね。
- あの街からさん からの返信 2015/01/20 00:04:06
- RE: イスタンブールの香りを届けることができましたか?
- 天野川さん その後マルタの後遺症から立ち直って
元気を取り戻せましたか?
> 私も行くはずだったイスタンブール。
> あのテロがあった日、私はちょうどイスタンブールにいるはずでした。
そういうことも含めて、やはり気が乗らない旅はすべきではなく、
勇気をもって止めるのも意味のあること、と肝に銘じました。。
素敵な旅行になるって、幸運なんですよね。
だよね。ほんとうに そう思うよ。
旅に出かけることが出来るだけでも
健康・知力そして行動資金とこの3つが揃わなければダメだし。
だからこそその機会が訪れた時には心弾む素敵な旅にしたいよね。
私も直前キャンセルした経験があります。
マリーナベイサンズのクラブルームを予約して
いざ、出発とその4日〜5日前でしたか
「シンガポール市内は史上最悪の煙害(東南アジア方面の焼き畑とか)」
というネット情報を得、YouTubeを見たら
煙害で高層ビルも霞んでいる状況でした。マリーナベイサンズの
屋上プールからの眺めを楽しみにしていたので、私には何度も行ける所では
無いのでベストな状況になった時にとキャンセルをしました。
そこのところは、天野川さんと同じ自分で決めたことでしたから
後悔はありませんでした。
> 私もいつか訪れたいなぁ。
私も、あの後シンガポールに行く機会がなかなか訪れませんが
いつかはきっと行こうと思っています。
天野川さんのイスタンブール行きが訪れますようにと
「あぁ やっぱり行こう!」とまた思うよう
願いをこめて続きをアップしますから見にきてください。
あの街から
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