2013/10/03 - 2013/10/04
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naokiさん
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青森の旅の3日目は20数年前ぶりの津軽半島を再訪しました。前回訪れた時は青森駅から津軽鉄道で三厩まで行き、そこから路線バスで竜飛崎まで行きました。今回は青森市内から悠々とレンタカーで国道339号線を北上して竜飛崎を目指しました。懐かしい気分に浸りながらドライブしました。
日程
10月1日 徳島→青森
三内丸山遺跡、奥入瀬渓流
2日 十和田湖
3日 亀ヶ岡遺跡、太宰治記念館、竜飛崎
4日 青森→徳島
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- その他
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3日目はレンタカーを借りて青森市内から亀ヶ岡遺跡に向かいました。
ここは今回初めてで、まさか来ることができるとは思っていませんでした。 -
亀ヶ岡遺跡は江戸時代から知られていた遺跡で、昭和19年に国の史跡に指定されました。
宇宙人のような遮光器土偶が発見されたことで有名な遺跡ですね。
モニュメントの後方一体が遺跡の範囲のようです。 -
こんな感じのところです。
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モニュメントの前方は広大な風景でした。
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遺跡から約1.5キロ程離れた場所に出土遺物を展示している
木造亀ヶ岡考古資料室があります。 -
いろいろな石器が並んでいます。
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土器の横に発見者或いは所有者でしょうか、名前が書かれていました。
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綺麗な形の土器です。
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小さめの土器
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土偶の胴体ですね。有名な遮光器土偶は国の所有となっていて、上野の国立博物館に展示されています。
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いったい何に使ったんだろうか
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右側の器を伏せたような土器はなんだろう。
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土器の口のようです
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完全な形の土偶です。
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どうやら破片を繋ぎ合わせているようです。
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植物が付着していた縄文土器です。
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漆塗りの土器です。
亀ヶ岡遺跡出土物は古くから好事家の憧れの的になっているらしいです。 -
急須のような注ぎ口が付いている注口土器です。
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これも注口土器です。
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これでお酒でも飲んでいたんでしょうか
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亀ヶ岡遺跡から北東方向に車を走らせて、太宰治の生家があることで有名な金木町にやって来ました。22年前とは少し周りの様子が変わっていて、こんなに賑やかでなかったような気がしました。
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町は太宰一色です。奥は太宰の生家で斜陽館です。
戦後の昭和23年に津島家から角田唯五郎氏が買い取って昭和25年から旅館として使われていました。その後老朽化等の理由で旅館は閉館されて平成10年から太宰治記念館「斜陽館」となりました。 -
明治40年6月に当時4万円というお金を投じて落成しました。
総ヒバ造りで階下11室154坪、2階8室100坪と、とてつもなく大きな屋敷です。
当時の4万円は現在の価値に換算して7〜8億円だそうです。 -
プチ自慢ですが22年前にここで宿泊させてもらいました。
今となっては貴重な思い出です。 -
玄関です。全体が大きいので玄関が小さく見えてしまいます。
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玄関を入るとすぐ土間になっています。それにしても広すぎる。
これだけのスペースがあれば家が建ちそうです。 -
1階大広間です。宿泊したときはここで夕食を食べた記憶が残っています。
泊まった部屋は2階の洋間でした。 -
土間の奥にある吹き抜けです。
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1階の部屋です。
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仏壇が豪華すぎる・・・。
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価値がありそう〜。
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2階に上がる階段です。
荘重な感じです -
2階です。広いです。
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2階の1室です。よく分からないですが襖が高価そうです。
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2階から津軽平野の広がりが少しだけ見えます。
この季節だとまだ明るい陽気です。
冬は一変して地吹雪になるんでしょうね。 -
2階から庭を眺める。
赤い屋根が特徴的です。 -
斜陽館を出て少し町を散策しました。
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太宰一色です。太宰治疎開の家「新座敷」の看板を発見しました。
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早速向かいました。
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太宰治疎開の家「新座敷」です。
大正11年に現斜陽館の離れとして建築されました。太宰一家は昭和20年に戦火を逃れてこの家で1年3カ月あまり暮らしました。
昭和23年太宰の死後に母屋から約90メートル曳き家移転されてこの場所に移りました。
これまでに2度所有者が変わり、現在の所有者が平成18年より一般公開しています。 -
車道側から中に入ると「ショップ太宰屋」となっていて太宰関連の本やグッズが販売されています。
その奥が当時の居住スペースになっていて見学させてもらえます。
ショップの店長でもある所有者の白川さんが親切に内部を案内してくれました。
疎開中太宰が執筆した書斎です。 -
ここで数々の名作が生まれたんですね。
机の前に座らせていただきました。 -
白川さんのお話によるとこの家は小説にも登場し、各部屋のエピソードを教えて頂き、まるで当時のその場所に居合わせたような気持ちになりました。
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先の写真の前で撮られた当時の写真です。左端の子供を抱いているのが太宰ですね。
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金木町にある芦野湖にやって来ました。
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太宰の文学碑です。
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太宰治の像です。
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レンタカーで北を目指しました。
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国道339号線をひたすら北へ進みました。
少し陽が傾いてきました。竜飛崎までまだ大分距離があります。 -
サル発見。
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権現崎です。
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小泊村にやって来ました。
太宰の小説「津軽」の一場面の銅像です。 -
タケさんと太宰です。
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更に北へ。
先端に竜飛崎が見えました。その先は津軽海峡と北海道が見えています。 -
竜飛崎到着。
風が非常に強かったです。 -
先端を覗きこもうとするも風が強くおまけに高い所は苦手なので、ここまでです。
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岬の灯台です。
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階段国道です。
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ほんとうに階段です。
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津軽半島西海岸から東側へは車で階段を降りて・・・はウソで・・・。
ちゃんと車道がありまして、
ここは太宰が友人Nさんと泊まった旧奥谷旅館です。
現在は竜飛岬観光案内所になっています。 -
竜飛漁港にある小説「津軽」の一節が書かれた文学碑です。
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竜飛の様子が描かれています。
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漁港の先には岬の断崖があります。
これよえい先は立ち入り禁止となっています。
ここで夕方になっていまいました。
この後、青森市内に着いた頃には真っ暗で、レンタカーも時間延長してもらいました。料金はそのままにしてくれました。 -
4日目最終日は青森空港から羽田に向けて出発。
観光中、見上げて眺めていた岩木山も飛行機の高度が揚がるにつれ眼下に遠のいていきました。 -
男鹿半島です。
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羽田乗り継ぎで徳島空港へ。
富士山が見えた時は嬉しくなります。
無事、家に帰り着きました。
ご覧いただいてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅人くんさん 2014/12/14 09:47:05
- 参考になりました。
- 初めまして。
昨年1月に五所川原から金木まで津軽鉄道に乗車しましたが地吹雪が猛烈で
斜陽館は断念しました。また再訪しようと思っていました。
詳細な旅紀行、大変参考になりました。ありがとうございます。
- naokiさん からの返信 2014/12/15 13:25:21
- RE: 参考になりました。
- 旅人くんさん、初めまして。
私の拙い旅行記をご覧くださりありがとうございます。
地吹雪の季節に行かれたんですね!
雪のない季節とは全く異なる風景なんでしょうね!
その時の旅行記を是非拝見したいです。
斜陽館は若いころの太宰の息使いが聞こえてきそうです。
是非行かれてみてください。
> 初めまして。
>
> 昨年1月に五所川原から金木まで津軽鉄道に乗車しましたが地吹雪が猛烈で
>
> 斜陽館は断念しました。また再訪しようと思っていました。
>
> 詳細な旅紀行、大変参考になりました。ありがとうございます。
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