2014/06/01 - 2014/06/03
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sanaboさん
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この旅行記のスケジュール
2014/06/03
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【セビリア・前編のあらすじ】
セビリアの2大観光はカテドラルとアルカサルですが
アルカサル見学後にカテドラルに入ろうとすると
警備員さんに「3:30 Close!」と制止されました。
(ガイド本によると11時から5時までオープンのはずなのに…)
翌日はマドリードへの移動日で11:45発のAVEのチケットを
すでに購入済みなので、もうカテドラル見学の時間はありません。
セビリアに2泊もしたのに、なんともお粗末な事態に…(>_<)
☆☆☆ 旅程 ☆☆☆
5/22(木) (午前)羽田発JL043⇒ロンドン・ヒースロー(乗り継ぎ)JL7841(by BA)
⇒(深夜)マドリード着《泊》
5/23(金) 空港にてレンタカー・チェックアウ →セゴビア《泊》
5/24(土) セゴビア→トレド《泊》
5/25(日) トレド市内観光《トレド泊》
5/26(月) トレド→コンスエグラ→プエルト・ラピセ
→カンポ・デ・クリプターナ→アルカサル・デ・サン・ファン《泊》
5/27(火) アルカサル・デ・サン・ファン→グラナダ《泊》
5/28(水) アルハンブラ & グラナダ市内観光《泊》
5/29(木) グラナダ→フリヒリアナ→マルベーリャ《泊》
5/30(金) ミハス観光《マルベーリャ泊》
5/31(土) マルベーリャ→カルモナ《泊》
6/01(日) カルモナ→セビリア空港でレンタカー返却
→(タクシーで)セビリア市内へ《セビリア泊》
★6/02(月) セビリア市内観光《セビリア泊》
★6/03(火) セビリア→(AVEで)マドリード《泊》
6/04(水) マドリード市内観光《マドリード泊》
6/05(木) (午前)マドリード市内観光→(午後)マドリード発JL7840(by IB)
⇒ロンドン・ヒースロー(乗り継ぎ)JL044⇒(機中泊)
6/06(金) (夕方)羽田空港着
(旅行時 1ユーロ ≒¥139)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【セビリア・前編】の最後の写真がこちら
もうクローズだと警備員さんに門前払いされて
茫然自失となって撮った写真です(笑)
『ヒラルダの塔』先端の女神像のレプリカが
カテドラルの入口に展示されています。
本来ならば入場者の長蛇の列がこの周りを取り囲み
周囲は人、人、人、のはず。
こんな写真が撮れたのは怪我の功名でした(^^ゞ
*** セビリア ***
レコンキスタを完了させたイサベル女王の援助を受け
1492年にコロンブスが新大陸を発見しました。
新大陸との交易独占権を得たセビリアは、16世紀には
人口20万人のスペイン最大の商業都市として発展し
スペイン黄金世紀の文化の中心でした。
ところが17世紀に欧州を襲ったペストで人口が激減。
また、1717年にブルボン王朝により貿易特権が廃止され
港町としての繁栄が失われて商業の中心から外れ
その後はアンダルシア地方の行政・文化の中心としての
役割を担っていきました。 -
カテドラル見学が出来ず、ドッと疲れて近くのバルで作戦会議です。
翌日のAVEのチケットは日本でネットで購入済みで
キャンセル・変更は不可!
(AVEは時速約300キロで走るスペイン版新幹線)
そのチケットを無駄にして、翌日カテドラルを見学するか否か。
(その分マドリードの滞在時間も短くなりますし)
「どうする~?!」 -
まるで芸術品のように専用の台にセットされたイベリコ豚の
生ハムが、一切れ一切れ丁寧に薄く削り取られていきます。
*ハモン・イベリコはイベリコ豚の後ろ脚の生ハムで
肉厚の最高級品
*パレタ・イベリコは前脚で、重量もハモン・イベリコの
約半分程度だとか。 -
窓ガラスの上部(外側)から冷たいミストが噴き出して
道行く人たちの頭上に降りかかる涼しい演出が☆彡
それを見つめながら悩む私たち・・・ -
売り物のブレスレットを頭の上に乗せて歩く女性を目撃。
「わぁ、アフリカみたいね~♪」 と感激し、そしてまた悩む・・・ -
そして、ようやく出た結論は
「やはりカテドラルは見ないで、予定通りのAVEに乗る!」
「ビデオを撮り損なって見たかったテレビ番組を見られないと凄く悔しいけど、再放送で見たら全然大したことなくて見なくても良かったって思うことがよくあるし」 とは、私の発言。←暴言、に訂正(カテドラルへの敬意をこめて)
カテドラルの中を見られないならせめて外からの姿を
写真に収めよう、と再びカテドラルへ。 -
入口の門はやはり今は完全に閉まっています。
「○○の歩き方」には11:00~17:00と書いてあり
なぜ今日は15:30クローズなのか全くわかりません。
先ほど「スリーサーティ・クローズ (3:30 Close)」と言って
私たちを制止した警備員のオジサマは英語を話さず、私たちも
スペイン語は出来ないので理由を聞くことも出来ませんでした。 -
(カテドラル南側)
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に
次ぐ世界で3番目の規模を誇り、スペインでは最大とのことです。
(ゴシック様式の大聖堂としては世界一だそう)
でも、トレドの人たちはトレド大聖堂が最大だと言っているとか(´艸`*) -
(カテドラル南側)
「後世に見る人々が狂気の沙汰と思うほどの巨大な聖堂を建てよう」
と、1401年の教会参事会で大聖堂建設が決定されました。
翌年着工され、約120年の歳月をかけて1519年に
後期ゴシック様式のカテドラルが完成しました。
12世紀に建てられたイスラムの大モスクを基礎にしているため
奥行き116m、幅76m、高さ56mと、大聖堂にしては
幅広の特異な形をしています。 -
(カテドラル西側)
中に入れないので、やけっぱち気分で外側の写真を撮りまくる! -
(カテドラル西側)
バラ窓も見え、この部分だけでも十分見ごたえがあります。 -
タンパンに描かれているのは『聖母の被昇天』のようです。
-
聖人たちの彫像も一体一体が見事です。
-
コンスティトゥシオン通りに面した出入口から
西側の礼拝堂に入ることが出来ました。
祈りを捧げたい地元の信者さんたち(もしくは私たちのような
可哀そうな人たち)のために、このチャペルはあるようです。
とても嬉しかったのですが、この祭壇とは反対側にガラス扉があり
その向こう側に3時半前に入場した人たちの姿が見えました@@
ガラス扉の手前には柵があり、もちろん私たちはそこから
カテドラル内へは入れません。
内部を見学している人たちをガラス扉越しに恨めしく見つめる
私たちでした…(^▽^;) -
(西側の礼拝堂)
でも礼拝堂のひとつに入れたことに感謝しましょう。 -
(カテドラル西側の礼拝堂)
タダで見せていただくのが申し訳ないほど荘厳な祭壇です☆彡
キリストが弟子たちの手で十字架から降ろされる場面が
彫刻で描かれています。
その手前には光り輝くマリア像が。 -
(カテドラル西側の礼拝堂)
内部の彫刻も大変素晴らしいものです。 -
(カテドラル西側の礼拝堂)
ステンドグラスも美しい~☆彡
(ステンドグラスが大好きです) -
(西側の礼拝堂)
色彩豊かで複雑な絵柄です。 -
(西側の礼拝堂)
ステンドグラスの背景はやはり黒のほうが映えるかしら… -
個性的な色合いですね。
-
(西側の礼拝堂)
こちらはシックな色合い☆ -
一見モダンな印象で高層ビルのように思えたのですが
よく見ると「ヒラルダの塔」がモチーフでした。
美しいステンドグラスも見ることができ
(壮大なカテドラルのごく一部分ですが)
この礼拝堂に入ることができてよかった~(^^♪
では、これから歩いてスペイン広場まで行きます。 -
わぁ、双子ちゃんとお姉ちゃんを乗せた人力自転車で~す!
乗り心地が良いのか、双子ちゃんの一人はお昼寝中~ -
反対方向からは、前後2台の自転車の間にカートが取り付けられた
不思議~な乗り物が!(横から写真が取れなくて残念~)
カートの中には女の子がふたり。
パパの足の間から、可愛い顔が覗いてます(*´▽`*)
後ろの自転車担当は、もちろんママ。
今日はオモシロ自転車大会でもあるのかしら~?! -
路上の自転車専用レーンのマークです。
ヨーロッパは自転車専用レーンが整備されている
町が多くていいですね。 -
”ザ・スペイン土産 ”
ついつい行く先々でマグネットを買ってしまい
我が家の冷蔵庫の扉はマグネットだらけです。 -
スペイン広場への道をお聞きした女子学生の一人が
独学で日本語を勉強しているそうでペラペラでした。
そしてそのきっかけは日本のアニメとのことで
実はこのパターン、凄く多いのです。
日本人と日本語で話せて嬉しそうでした^^ -
途中、公園で大量のオレンジが落ちているのを目撃。
酸っぱくて食べられない品種だそうで、美味しかったら
みんなに食べられてますよね。 -
15分ほどでスペイン広場に到着しました。
1929年に開催された万国博覧会『イベロ・アメリカ博覧会』の
会場として造られたそうです。
会場施設となった建物はスペイン広場を取り囲むように
直径200m近くの半円形の形をしています。
(写真は建物の中央部分)スペイン広場 広場・公園
-
建物の左半分がやっと写真に収まる大きさです。(写真右手が中央部分)
セビリア出身の建築家アニバル・ゴンサレスの設計で
両端に塔が聳えたシンメトリーの美しい建物です。
スペイン広場は『スター・ウォーズ エピソード2』や
『アラビアのロレンス』のロケ地になったことでも有名です。 -
(ここからはわかりづらいのですが)建物に沿って
運河のような水路が張り巡らされています。
暑かったので、噴水の水しぶきが気持ちいい~♪ -
水路を渡るための橋が数か所に架けられています。
-
足元を見ると、チロリアンテープのような私好みのタイル模様☆
-
陶製の手すりやタイル絵がとても美しい橋です。
-
色彩も絵柄も素敵なタイル絵☆
-
橋の欄干も凝っています。
-
橋の欄干のタイル絵
-
橋を渡ると、ムデハル様式の建物が
伸びやかに半円形の弧を描いています。
その建物が広場と接する部分に、スペイン各県の特徴や
歴史的な出来事をタイル絵に描いた58のベンチが並んでいます。
そのタイル絵を見るのを楽しみにしていました。 -
知っている地名を探したり
綺麗な絵柄のものを眺めながら見ていきます。 -
最も気に入ったのがこちら、パレンシア県のタイル絵です。
どちらの県(※)も上から、紋章(丸い部分)、タイル絵、
ベンチ、地図で構成されています。
※現在スペインには50の県(Provincia)があり
いくつかの例外を除いて県名のほとんどは
その県都と同じ名、とのこと。 -
《パレンシア県のタイル絵》
王に謁見している場面のようですが、詳細はわかりません。 -
《パレンシア県のタイル絵》
色彩が鮮やかで絵柄の美しさに引き込まれてしまいます。 -
《マドリード県のタイル絵》
戦いの様子が描かれています。 -
《マドリード県のタイル絵》
天使なども描かれ、色鮮やかな美しいタイル絵です。 -
《マドリード県のタイル絵》 (足元の地図のタイル絵)
黄色い部分がマドリード県で
隣接するトレドやセゴビア県も表示されています。 -
《パンプローナ県のタイル絵》
-
《パンプローナ県のタイル絵》
戴冠の場面が描かれています。 -
地元、セビリア県のタイル絵を見つけました。
なぜか、他の県のようなベンチは置かれていません。 -
《セビリア県のタイル絵》
カテドラルとヒラルダの塔が描かれています。
17、8世紀頃の情景でしょうか… -
《セビリア県のタイル絵》 (足元の地図のタイル絵)
『セビリア県の家畜』と題され
地図上に牛や豚、羊などの動物が描かれています。 -
《セビリア県の地図のタイル絵》
県都セビリアの表示の東側に
昨晩泊まったCARMONAの表示も見つけました。
(広大なひまわり畑を見つけた辺りです)
羊飼いや牧場主らしき人物も描かれており
長閑で可愛らしい風景画です。 -
もう1ヶ所セビリア県のタイル絵があるのを発見しました。
(こちらもベンチは置かれていません) -
《もうひとつのセビリア県のタイル絵》
キリストの磔刑場面なのでしょうか。
セビリアとの関係がよく解りませんでした。 -
《もうひとつのセビリア県のタイル絵》(足元の地図のタイル絵)
SEVILLA ROMANA と題されています。
紀元前1世紀、セビリアは古代ローマの自治都市として
栄えていましたが、当時の様子が描かれているようです。 -
《もう1つのセビリア県の地図のタイル絵》
古代ローマの戦士などが描かれています。 -
こちらは《グラナダ県のタイル絵》
-
《グラナダ県のタイル絵》
タイル絵が劣化していて見づらいのですが
歴史的に重要な場面が描かれています。
*** グラナダの歴史 ***
1492年にイベリア半島における最後のイスラム国家、
ナスル朝グラナダ王国が陥落しました。
(800年に亘るイスラム支配の終焉とレコンキスタの完了です)
1492年1月、カトリック両王(カスティーリャ女王イサベル1世と
夫のアラゴン王フェルナンド2世)がアルハンブラの城外に待ち構える中
イスラム王朝最後のボアブディル王が百騎の廷臣を引き連れて現れ
城の鍵を手渡し立ち去って行った、と言われています。
(包囲され外部からの救援が得られずに降伏した無血開城でした)
*** タイル絵の場面 ***
タイル絵には、まさしくその場面が描かれているのです。
左側の青い衣装を纏い馬に跨った人物がボアブディル王で
アルハンブラの鍵を手にしています。
相対する人物がフェルナンド2世王で、鍵を受け取るため
右手を差し出しています。(隣で白馬に跨るのはイサベル女王)
場面の背後にはアルハンブラ宮殿が象徴的に描かれています。 -
タイル絵のオリジナル絵画がこちらです(ネットから拝借)
フランシスコ・プラディーリャ・オルティス作(1882年)
マドリードのスペイン上院議事堂 (Palacio del Senado) に
あるそうですが、グラナダの王室礼拝堂にもレプリカがあるとか。
グラナダで見ていれば感慨深かったことでしょう。 -
建物は直径200m近くの半円状に建てられているので
(200×3.14÷2で)端から端まで歩くと300m近くあり
炎天下でタイル絵を見ていくのは忍耐力を要しました^^; -
中央にはハプスブルク家紋章の『双頭の鷲』のレリーフが飾られ、
右下、左下にはカスティーリャとレオン王国紋章の城と獅子が
描かれた衣装を身に纏った像が立っており、
スペインの歴史と権威を誇示しているかのよう。 -
タイル絵やレリーフ装飾も美しい~
-
扇の売り子さんが見当たらないのですけど
階段に座ってた人かしら…? -
こちらの街灯も素敵です!
-
タイル絵は橋のタイル絵と統一されており
陶製の装飾部分も凝っています。 -
カテドラル近辺まで戻ってきて、ちょっと休憩です。
この界隈はどのお店もチュロスとホットチョコレートのセットが
3.80ユーロと書かれていて・・・
カルテルを結んでるのかしらん? -
こちらの雰囲気のあるバルでお茶することに
-
オーダーしたのはチュロスとホットチョコレート
揚げたてが出てきましたが、マルベーリャで食べたものと比べると
雲泥の差で、チョコレートの品質もかなりレベルが違い残念~(>_<) -
お夕食の時間まで、かつてのユダヤ人居住区だった
サンタ・クルス街を散策します。
アクセサリーショップの道沿いの外壁に
イヤリングのショーケースが飾られていました。
一応鍵はかかってるけれど、大丈夫?サンタ・クルス街 旧市街・古い町並み
-
タブラオの看板
(タブラオとはフラメンコショーを楽しめるバルやレストラン)
アンダルシアはフラメンコ発祥の地だそうです。 -
サンタ・クルス街は細い道が迷路のように入り組んでおり
詳しい地図もなく、自分たちのいる場所もよくわからなくなり
見るべき場所を歩いたのかはちょっと不明デス(^^ゞ -
看板のタイル絵がスペインらしいですね。
CERVECERIAとはビール(Cerveza)を提供する居酒屋のこと -
お夕食は今日も "La Azotea" で (2日連続です!)
月曜日の今日から週替わりメニューが新しくなっており
昨日食べた最高評価のフォアグラのタパスがなくなっていて
凄く残念~!! -
まず、昨日食べて美味しかったタパスを今日もオーダー
上から:エビとチーズの入った春巻き風
ポテトブラバス
タコのガリシア風
『タコのガリシア風』は今日はタパスサイズではなく
もっと食べたいと倍のサイズでオーダーしました^^ -
お肉料理も評判なので、サーロインのステーキもオーダー
(熟成肉だそうです)
"Solomillo de buey"(12ユーロ)
とても美味しかったのですが
やはりタパス的なものをトライすべきだったかも…。 -
お腹はいっぱいだったけれど、どうしても "La Azotea" の
デザートも試したくてオーダーしたのがこちら
"Coulant de chocolate con salsa de naranja y helado de vanilla"
(5.5ユーロ)
オレンジソースとバニラアイス添えのフォンダンショコラ
*フォークを入れるとチョコレートケーキの中から
チョコレートソースが流れ出てきます。
とにかくお腹がいっぱいで食べきれず、半分ほど残してしまいました。すると、アントニオ君(昨日勝手に命名)が心配顔で「美味しくなかったですか?」と聞いてくれて、お会計の時には「2日続けて来てくれたから、デザートは店のおごりです」と言ってくれたのです。優しい心遣いに感激し、デザート代は勿論お心付けに上乗せしてきました。
アントニオ君、美味しいお食事と楽しい思い出をありがとう~(^^♪ -
ホテルへ戻る途中の午後10時過ぎ
旅行者や地元の人たちでバルが大いに賑わっています。 -
(写真上)テラス席だけでなく外の立食用のテーブルで
大盛り上がりしてる人たちも。
夜の喧騒は深夜過ぎまで続きます。
(写真下)翌朝10時過ぎの同じ場所の光景ですが
昨晩の喧騒が嘘のような雰囲気。
旅行者がのんびりと朝食を食べていて
魔法が解けて現実世界に戻ったような感じです。 -
同じ一角の道路をはさんだ反対側にも
立ち飲みしてる人たちが。 -
お水を買いにスーパーに立ち寄ると
5ヶ国語で「人生は素敵」と書かれていて
アジア圏代表は日本語でした^^ -
(翌朝)ホテルの朝食ビュッフェ
スペインではレストランのディナータイムのスタートが
午後8時から8時半と大変遅く、ホテルの朝食も
大抵11時までと他の欧米諸国よりもゆっくりです。
私たちもスペインへ来てから、ホテルの朝食は
いつも9時半頃とのんびりしていました。 -
ところが今日は、少し早目の朝食です。
昨晩「お休みなさ~い」と一旦消灯したものの、カテドラルのことが頭から離れず、やはりセビリアまで来たのにカテドラルを見ないで帰ったら絶対に後悔するのではないか、と思い始めたのでした。
その結果、主人ともう一度相談し、やはりカテドラル見学をしてから
午後のAVEでマドリードに移動することにしたのでした。 -
ちっちゃくて可愛らしいゴミ収集車を目撃
これならどんな狭い路地でも入って行けますね。
「○○の歩き方」によると、カテドラルは11時オープンです。
カテドラルに向かう途中にRENFE(スペイン国鉄)のオフィスがあるので
日本でサイトから購入済みのキャンセル・変更不可のチケットのことを
ダメもとで聞いてみましたが・・・やっぱりダメ。
午後のAVEのチケットを新たに購入し、二人分で163ユーロの
予定外の出費となりましたが仕方ありません。 -
ヌエバ広場にあるフェルナンド3世の銅像
1248年に500年以上続いたイスラム支配から
セビリアを奪還したカスティーリャの国王です。ヌエバ広場 (セビリア) 広場・公園
-
バルで出勤前の朝食をとるビジネスマン
スーツ姿のいかにも都会のビジネスマン、という感じの
スペイン人を今回初めて見た気がして新鮮でした。
(ずっと、地方の町や村ばかり巡っていたからかも。笑) -
こちらの建物はカテドラルやアルカサルとともに
セビリアで世界遺産登録されている『インディアス古文書館』
1572年にルネッサンス様式で建造された建物で
新大陸発見や征服当時の貴重な資料が保存されており
コロンブスやマゼランの自筆文書なども見られるとか。
でも屋根好き人間の私としては、屋根の上の風見が気になる~インディアス古文書館 建造物
-
インディアス古文書館の風見
レオン=カスティーリャ王国紋章の獅子とお城が
目を引きます。
そして十字架が球体(地球?)に突き刺さっているのですが
16世紀に黄金期を迎えたスペイン帝国が世界を制覇したと
いうことを示唆しているのでしょうか? -
11時オープンのカテドラルに15分ほど前に着きましたが
もうすでに長蛇の列
でも意外と列は早く進み、11時5分過ぎ頃
この像の所まで来ました。
(像の後ろ側に入場の列が出来ています)セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会
-
(こちらはレプリカですが)これと同じ、高さ4m、重さ1288kgの
女神像がヒラルダの塔の上で風を受けて回転するというのは
ちょっと驚きです。
ヒラルダとは風見を意味し、ヒラルダの塔は
セビリアのランドマークとなっています。
女神像はブロンズ製で右手に盾、左手に椰子の葉を持ち
『信仰の勝利』を表わしているのだとか。 -
入場料は8ユーロ
カテドラル内に入ると、その壮大さと荘厳さに圧倒されました!
聖歌隊席の両側に18世紀バロック様式のパイプオルガンが
聳えています。
手前の鉄柵上部のアイアンワークが美しく
金色に輝く天井との対比が素晴らしいです。 -
18世紀バロック様式のパイプオルガン
(左右合わせて?)7000本ものパイプから構成されているとか。 -
鉄柵の隙間にカメラを入れて撮った、15世紀の聖歌隊席
バラ窓から差す光が明るいので、聖歌隊席が暗くて
わかりづらいですね…。 -
聖歌隊席に焦点を合わせると、バラ窓からの光が眩しい~~
聖歌隊席の正面にはマリア像が飾られています。 -
バラ窓の下にはキリストの磔刑像
-
15世紀ゴシック・ムデハル様式の聖歌隊席は
荘厳かつ絢爛です☆彡 -
アンダルシア地方、特にセビリアは
マリア信仰の篤い土地柄なのだとか。 -
憂いを湛えたマリア様の足元に描かれているのは
天使たちと雲でしょうか? -
鉄柵の向こう側に必見の『祭壇衝立』があります。
写真の下に沢山の人の頭が見えていますが、その大きさから
いかに祭壇衝立が大きいかがお解りいただけるかと。
(人が多すぎて近づけません) -
祭壇衝立の最上段にはキリストの磔刑像が飾られています。
-
人が少なくなったのを見計らい、鉄柵の中央下部の
オープンスペースから見た『祭壇衝立』です。
高さ20m、幅13mの世界最大の祭壇衝立で
制作に80年を要したとか。
主祭壇の中央にはマリア像が飾られています。 -
『祭壇衝立』にはキリストと聖母マリアの生涯を表した
45の場面がレリーフ彫刻で描かれています。
金で塗装された木製祭壇ですが、使用された金の総重量は
2.5トンとも言われています。
大航海時代に新大陸からセビリア港を通じ
18万トンの金、160万トンの銀が持ち込まれ、
セビリアの造幣局では金貨や銀貨が鋳造されました。 -
45の場面の中には1000体以上の彫像が登場しているそうです。
左下は『受胎告知』の場面ですね。 -
カテドラルはコロンブスのお墓があることでも知られています。
コロンブスはジェノヴァ生まれのイタリア人ですが
レコンキスタを完了させたイサベル女王の資金援助を受け
1492年に新大陸を発見しました。
新大陸との交易は莫大な富をもたらし、その功労者である
コロンブスの棺が当時スペインを構成していたカスティーリャ、
レオン、ナバラ、アラゴンの4人の王により担がれています。 -
4人の王たちはそれぞれの国の紋章を描いた
ローブを身に纏っています。
その紋章から手前の二人は
左がカスティーリャ(語源はcastillo=城の紋章)
右がレオン(=ライオン、獅子の紋章)の
国王であることがわかります。 -
手前のレオン国王が手にする槍の矛先が
丸い物体を突き刺さしているのですが・・・ -
この丸い物体はザクロで、スペイン語でザクロを意味する
グラナダ(最後のイスラム王朝)を陥落させたことを
象徴しているのだとか。 -
天井が金色と銀色に輝き、幽玄な雰囲気を醸し出しています。
-
非常に高い所にもステンドグラスがあります。
-
ずっと天井を見上げていましたが、なんと足元に
大きな鏡が置かれていました。
(鏡の向こう側に沢山の人たちが立っています)
鏡には上を向いて写真を撮る人の姿も(*´▽`*) -
写真下部に写っている人たちと比べると
パイプオルガンの巨大さが解ります。 -
パイプオルガン上部に飾られた木彫りの天使像が素敵です。
-
列柱の森に迷い込んだかのよう・・・
-
カテドラルはムリーリョ、スルバラン、ゴヤなどの絵画を
所蔵していることでも知られています。
写真は「サン・アントニオ礼拝堂」にある
ムリーリョ作『聖アントニウスの幻視』です。
絵画右下に描かれている人物が
幼子イエスの幻視を見たと言われている聖人アントニウス
かつてこの絵の右下の聖アントニウスの部分が切り取られ
1年後にニューヨークで発見されましたが、今でもその傷跡が
残されています。
ちなみに犯人はアメリカへ移住したスペイン人で、アメリカの美術館に
切り取った部分を売りつけようとしたことから発覚したとか。
マドリードで宮廷画家として活躍したベラスケス同様
ムリーリョもセビリアの生まれです。
宮廷に呼ばれながらもセビリアに留まりセビリアで亡くなった
ムリーリョは、地元の画家としてセビリアで愛されているそうです。 -
「聖杯室」
キリスト教をテーマに写実的に描いた宗教肖像画が
展示されています。 -
中でも特筆すべきはカテドラルのために描かれた
ゴヤ作『聖ユスタと聖ルフィナ』(写真)で
殉教姉妹聖人が描かれています。 -
「聖具室」
スルバランやムリーリョの絵が飾られています。 -
「聖具室 」
クーポラ天井と壁面のレリーフ彫刻がとても素敵☆彡 -
レリーフで描かれているのは聖人や預言者たちでしょうか。
天使の姿も見えます。 -
「中央礼拝堂」の聖霊の降臨を描いたステンドグラス
*中央に描かれているのは聖母マリアと12使徒
*マリア様の上方で金色に輝いているのが聖霊です
(精霊とは異なります)
息を呑むほどの美しさに、すっかり心を奪われました。
写真が少しピンボケなのが悲しい…(涙) -
こちらも美しいステンドグラスで
マリア様と幼子イエスが描かれています。 -
(ズームで)
-
ヒラルダの塔がモチーフのステンドグラス
-
(ズームで)
-
(ステンドグラス)
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(ステンドグラス)
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(ステンドグラス)
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(ステンドグラス)
-
繊細なラインのアイアンワークが素敵~♪
-
カテドラルの「オレンジの中庭」
現在「オレンジの中庭」に面した『免罪の門』は出口として
利用されていますが、モスク時代はこの門が入口だったようです。
(モスクの手前には必ず中庭がありました)
写真は撮ってないのですが「オレンジの中庭」には
かつてモスクでの礼拝前に身体を清めるための水場であった
イスラム式の噴水もありました。
イスラム教徒にとって天国(=楽園)を象徴する中庭は
水路や噴水により水の豊かさが表現され(砂漠の民ですからね)
コーランに出てくるナツメヤシやオレンジ、ザクロなどの
実のなる木が好んで植えられたそうです。
「オレンジの中庭」にも文字通り沢山のオレンジの木が
植えられており、モスク時代の名残を感じさせます。 -
「オレンジの中庭」から望む『ヒラルダの塔』
高さ97.5mの『ヒラルダの塔』は
元はモスクに付随するミナレット(尖塔)だったそうです。
モスクは取り壊されて現在の大聖堂が建てられましたが
尖塔はそのまま大聖堂の鐘楼として残されました。
その後、16世紀にルネサンス様式の鐘楼が付け加えられましたが
展望台のある70mの高さまではほぼ12世紀ムワッヒド朝時代のままで
アラベスク模様の壁面と窓の配列が美しいイスラム建築様式の姿で
残されています。
ヒラルダの塔に階段はなく、なだらかな坂道になっているそうですが
これはイスラム時代に馬に跨って頂上まで行き
お祈りの時刻を告げるためだったとか。
大航海時代には『ヒラルダの塔』は、新大陸から大西洋を渡り
グアダルキビル川を遡って来た帆船の良き目印にもなっていたそうです。 -
セビリア・サンタ・フスタ駅
日本でネット購入しておいたAVEのチケットは無駄になりましたが
カテドラルは圧巻の素晴らしさで、見学できて本当に良かったです^^
では、13:45発のAVEでマドリードに向かいます。
*** 後日談 ***
ところで、カテドラルがあの日なぜ3時半クローズだったのか
ずっと疑問だったのですが
海外旅行現地情報を提供するOTOAのサイトによると・・・
月曜 11:00~15:30(最終入場)
火曜~土曜 11:00~17:00(最終入場)
日曜 14:30~18:00(最終入場)
要するに月曜のみ3時半クローズで、旅のバイブルと仰いでいた
「○○の歩き方」の表記が違っていたのでした。
バイブル信仰は見事に崩れ去り、今後の良い教訓となりました(^^ゞ
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この旅行記へのコメント (16)
-
- ニコニコさん 2016/10/08 15:11:58
- セビージャのカテドラル
- sanaboさん
カテドラル、入場出来て良かったです^^
損失はガックリだけれど、それ以上の満足感が得られたのでは
ないでしょうか?
私、全く気が付かなかったのですが、コロンブスの墓の
槍の突き刺している丸い物はザクロで、スペイン語でザクロを
意味するグラナダ(最後のイスラム王朝)を陥落させたことを
象徴している、ってこと初めて知りました。
ちゃんと調べてみておくべきだったなぁ‥。
こういう後悔、いっぱいです^^;
ニコニコ
- sanaboさん からの返信 2016/10/08 16:57:11
- RE: セビージャのカテドラル
- ニコニコさん、こんにちは
> カテドラル、入場出来て良かったです^^
やっぱり、セビリアまで行ったんだから見るしかないですよね〜(笑)
> 損失はガックリだけれど、それ以上の満足感が得られたのでは
>
> ないでしょうか?
仰るとおりです^^
鉄道のチケットも予め購入してしまうとフレキシブルに
動けなくなるから考えものですね。
今後はよほどのハイシーズンでない限り、現地対応で行こうと思いました。
> ちゃんと調べてみておくべきだったなぁ‥。
>
> こういう後悔、いっぱいです^^;
私もそういう類の後悔、たくさんありますよ〜!!!
でも事前に調べるにも時間に限りがありますし、調べても
(または4トラの旅行記を拝見していても)現地ではすっかり
そのことを忘れていたりもして^^;
またお伺いしますね♪
sanabo
-
- ドロミティさん 2015/11/14 11:32:41
- やはり、、、!
- sanaboさん、おはようございます。
カテドラル見学をどうされたのか気になって、一日1冊の誓い!?を破ってしまいした^o^~
やはり想像通り、見学されましたね!
AVEの163ユーロは勿体なかったけれど、後々のストレスを考えたら安くすんだと思います!
主祭壇とステンドグラスの写真がとっても綺麗で、何度も見直しました。
セビリアに行き、実物に対面したいです。
あっ、アントニオ君にも〜^^V
遅くなってしまいましたが、拙い旅行記を読んでくださるだけで十二分ですのに、投票までしてくださりどうもありがとうございました。
PS 夫の足首は、無理して歩いたせいか、まだ少し腫れてます。でも本人は、あそこで歩いたから固まらずにすんだんだ〜と自慢げにしております^^;。
- sanaboさん からの返信 2015/11/15 22:06:45
- RE: やはり、、、!
- ドロミティさん、こんばんは☆
> カテドラル見学をどうされたのか気になって、一日1冊の誓い!?を破ってしまいした^o^~
一日1冊の誓いですか!?(笑) ありがとうございます(*^^*)
長ったらしい旅行記を2つも続けてご覧いただき、申し訳ないくらいです。
続きはまた来週〜というドラマみたいな終わり方で、すみませんでした〜
> やはり想像通り、見学されましたね!
> AVEの163ユーロは勿体なかったけれど、後々のストレスを考えたら安くすんだと思います!
スペイン、特にセビリアまでは遠いし、次の機会があるかもわかりませんしネ。
> 主祭壇とステンドグラスの写真がとっても綺麗で、何度も見直しました。
> セビリアに行き、実物に対面したいです。
18年前のスペイン旅行では、セビリアはいらっしゃらなかったのですね。
グラナダのパラドールは素敵でしたね。きっと、ドロミティさんたちが泊まられた時と、
今もほとんど変わっていないのだと思います。
> あっ、アントニオ君にも〜^^V
勝手に命名して写真まで載せてしまったので、ご本人にバレたら怒られちゃうかなー?
> PS 夫の足首は、無理して歩いたせいか、まだ少し腫れてます。でも本人は、あそこで歩いたから固まらずにすんだんだ〜と自慢げにしております^^;。
もう3カ月以上経ちますよね? 早く完治されるといいですね。
お大事にと、お伝えくださいね。
ドロミテの旅行記も、楽しみに拝見します♪
sanabo
- ドロミティさん からの返信 2021/02/04 09:10:25
- おはよー!
- sanaboさーん!
今朝はセビリアにお邪魔しました^^
セビリアも未踏なので是非行きたいわ。
訪問した際にはアントニオくんのレストトランも行かなくちゃ。
お味にうるさそうなsanaboさんが二日続けて行かれたのだもの!
こうして以前の掲示板を読み返すと面白いわね~
この頃はまだ初々しい会話だったわね(^_-)-☆
ではでは~またね☆彡
ドロミティ
- sanaboさん からの返信 2021/02/04 11:19:53
- おはよー♪
- ドロちゃーん、
さっきスマホからマイページを覗いたらドロちゃんが掲示板に
コメントを下さってることに気づきました^^
マイページのコメントのタイトルをクリックしたら
やはり掲示板の一番上(最初の部分)に誘導されどこにコメントを
してくれたのかわからなくて、気になって気になって
(午前中は普通PC付けないんだけど)今PCのお知らせメールから
アクセスしたら、このセビリア編に誘導されました~(^_-)-☆
アントニオ君のいるあのお店、ほんとに美味しかったのよん♪
旦那様の足首の件、この頃だったのね。
ドロミティ家もヨーロッパアルプスの山歩きしたいでしょう?
今から5年以上前の私達、初々しかったわね。
今のメールのやり取りとは大違いだわねぇ…(爆)
ではでは、今日も元気でネー
コメントをどうもありがとー(#^.^#)
sanabo
-
- のまどさん 2014/12/30 21:03:23
- 大航海時代
- sanaboさん、こんにちは。
いつも拙旅行記にお立ち寄りの上、温かいコメントをいただきありがとうございます。
こちらは最高気温が5度を切るようになったので、sanaboさんのセビリア旅行記を読みながら温かい気持ちになりました。カテドラルは行けて良かったですね。旅行地を再訪するのは難しいので電車の切符を買い直して正解だったと思います。スペインの聖堂はダイナミックで荘厳ですね。
ようやくキューバシンドロームから回復しました。スペインの写真を拝見していると、キューバと似ているところが多いと感じます。中南米はスペインの植民地だったので当然ですが、アラブ的な要素も受け継がれていて面白かったです。
ちなみにコロンブスが最初に上陸したのはキューバだと言われているのでここにもつながりを感じます(ややこじつけになりますが)。
スペイン旅行記の続編と来年の旅行先がどちらになるのか楽しみにしております。
良いお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いします。
- sanaboさん からの返信 2014/12/31 18:37:46
- 良いお年を!
- のまどさん、こんにちは
長ったらしいセビリア旅行記をご覧いただきまして、ありがとうございました。
読むだけでお疲れになられたことと思います(笑)。
スペインへは全く歴史の勉強などをせず、いつもの気楽な観光旅行のつもりで出かけて行きました。
旅行記を書くにあたっていろいろと調べ歴史的背景の面白さに興味を引かれましたが、最初から勉強して行けばもっと有意義で奥の深い観光ができたのに、と今更ながら思っています。
最初で最後のスペイン旅のつもりでしたが、イスラム建築やイスラム文化にも惹かれ、スペインにすっかり魅了されて帰ってきました。
スペインへまた行きたくてたまりません。
セビリアのカテドラルでは、王達に担がれたコロンブスの棺を眺めながら、新大陸から略奪してきた金銀財宝や連れ帰った奴隷たちのことを思い、英雄というよりは侵略者にほかならない気もしました。
キューバは未知の国で、日本からは遠い遠い国に思えます。
ウワバミ様も今回はご一緒に?(笑)
旅行記、楽しみにしています。
来年は6月末から、ブルターニュ、ロワール辺りをレンタカーで回る予定です。
日本ではあと6時間足らずで、年明けです。
のまどさんも良いお年をお迎えくださいね。
来年もよろしくお願いいたします。
sanabo
-
- ひらしまさん 2014/12/28 13:12:13
- 人生は素敵
- sanaboさん、こんにちは。
ようやくsanaboさんのここまでの旅行記を全巻読破できました。
きょうは、カルモナ編で、秋に行った僕たちが見られなかったひまわりをたっぷり堪能(花の構造もしっかり勉強)させていただきました。
そして、僕が見ることは見たけど実はよく見てなかったセビージャ大聖堂も、sanaboさんの旅行記を読んで、あっあそこはこうだったのかとよ〜くわかりました。
しかし祭壇に塗装された金が2.5トン…。
そもそも金ってグラムとかせいぜいキログラムでしか考えられない僕には、想像もできない富の集積ですね。
ところで、僕も昨日セビージャ旅行記をなんとか上げたんですが、タイトルがsanaboさんの旅行記を真似したみたいなのになってしまったことに気づきました。
前に「セビリア前編」を拝見した時の記憶が残っていたのかもしれません。
ごめんなさい。
でもやっぱり、セビージャといえば大航海時代ですよね。
さて、次はお互いマドリードです。
どちらのAVEが先にアトーチャ駅に着けるのでしょうか。
「人生は素敵」と感じさせてくれるsanaboさんの旅行記、楽しみにしてますよ。
ひらしま
- sanaboさん からの返信 2014/12/28 22:53:22
- RE: 人生は素敵
- ひらしまさん、こんばんは
> ようやくsanaboさんのここまでの旅行記を全巻読破できました。
ありがとうございます〜♪
> ところで、僕も昨日セビージャ旅行記をなんとか上げたんですが、タイトルがsanaboさんの旅行記を真似したみたいなのになってしまったことに気づきました。
そんなことありませんよー(笑)。
セビリアは大航海時代を語らずに通ることは出来ませんから、表現が
同じようになってしまうのも当然です。
ですので、お気遣いは無用です*^^*
> さて、次はお互いマドリードです。
> どちらのAVEが先にアトーチャ駅に着けるのでしょうか。
私のAVEは、まだセビリアのサンタ・フスタ駅に停車したままです〜(爆)。
(まだ、全くの手つかずの状態です!)
> 「人生は素敵」と感じさせてくれるsanaboさんの旅行記、楽しみにしてますよ。
もったいないほどのお言葉をありがとうございます。
私もひらしまさんの次の旅行記を楽しみにしております。
良いお年をお迎えくださいね。
来年もよろしくお願いいたします。 sanabo
-
- あまいみかんさん 2014/12/23 07:54:32
- よくぞ、大聖堂に行って下さいました。
- sanabo様、
迷いますよね、折角買っておいた切符が無駄になるのですものねえ。
作戦を練る場面は、他人事ながら、こちらも手に汗しながら見てしまいました。
また、訪れたいっと思ってもなかなか再訪することができない事も多いので、迷ったらやはりゴーですね!! 素晴らしい聖堂で、決断して下さった
お蔭で、私も果たせなかった夢と思いを叶えられて、幸せに思っております。大聖堂とアルカサルの入場観光がなかったので・・・。
内部の様子を、美しいお写真と解説で、ご案内頂きまして、もう大大満足でございます。もう一度、セビリアに行かなくてはならない!!・・・と思っていた私ですが、憑き物がやっと落ちたような気持ち。
セビリアへの移動日、ロンダのパラドールでの昼食でたまたま隣席となったご夫婦と、セビージャの夜はロスガリョスのフラメンコ見物をしましょうと意見一致。ウキウキとご一緒しましたが、ギターも踊りも情熱的で力強いものでした。1ドリンク付きで30ユーロ。勿論、私はサングリア。たっぷりでした。出演者のかたも終演後、すぐ入口に出て来て下さって
一緒に話したり、写真にもおさまって下さりまして、好印象。
ここはタブラオなのでお食事処。すぐ脇にカフェテラスも。夜だからはっきりとはしませんが、(甘いミカン産地のワタクシにはオレンジの木だとすぐわかりましたが)大きなオレンジの木々の下でも沢山の人達が楽しそうにお食事をしていました。
夕食を既にホテルで済ましていた私達は、周辺のサンタクルス街の路地をちょっと散策した後、近くのタブラオの戸外で行き交う人を眺めながら、海鮮の料理でワインやビールを楽しみました。スペイン料理っておいしいですね。財布にも優しいです。セビージャの夜はいつ迄経ってもふけません・・・・。それにしても、乳児、幼児を連れての深夜バルってどゆーこと? まあ、人生を楽しむのがスペインの方の生き方なのでしょうかね。
もう一度、是非是非、個人で歩きたい街でした。
本当に、ご案内有難うございました。
ゆっくりペースでしか、訪問できませんが、 心より楽しみにしておりますので、今後ともどうぞよろしく。
- sanaboさん からの返信 2014/12/23 17:18:41
- RE: よくぞ、大聖堂に行って下さいました。
- あまいみかん様、再びのカキコミをありがとうございます!
> 迷いますよね、折角買っておいた切符が無駄になるのですものねえ。
早割り、みたいな感じでかなり安くチケットを買えて喜んでいたのに、こういう事態に遭遇するとは思ってもいませんでした。
今後の旅行でも、前もってチケットを買っておくべきか悩みそうです。
> 作戦を練る場面は、他人事ながら、こちらも手に汗しながら見てしまいました。
あまいみかんさんが、隣に寄り添って下さってるみたいで嬉しくなりました^^
> また、訪れたいっと思ってもなかなか再訪することができない事も多いので、迷ったらやはりゴーですね!!
スペインへは最初で最後のつもりでしたし、セビリアのカテドラルを見るためだけにまた来ることはないと思っていましたので、やはり見る決断をして良かったです。 特に見学した後は、本当に素晴らしかったのでそう思いました。
> 内部の様子を、美しいお写真と解説で、ご案内頂きまして、もう大大満足でございます。もう一度、セビリアに行かなくてはならない!!・・・と思っていた私ですが、憑き物がやっと落ちたような気持ち。
憑き物が落ちて良かったです〜!(笑)
> セビリアへの移動日、ロンダのパラドールでの昼食でたまたま隣席となったご夫婦と、セビージャの夜はロスガリョスのフラメンコ見物をしましょうと意見一致。ウキウキとご一緒しましたが、ギターも踊りも情熱的で力強いものでした。1ドリンク付きで30ユーロ。勿論、私はサングリア。たっぷりでした。出演者のかたも終演後、すぐ入口に出て来て下さって
> 一緒に話したり、写真にもおさまって下さりまして、好印象。
わぁ〜、良かったですね。
私もフラメンコ行きたかったんですけど、主人があまり興味がなくて残念ながら行かれませんでした。
> ここはタブラオなのでお食事処。すぐ脇にカフェテラスも。夜だからはっきりとはしませんが、(甘いミカン産地のワタクシにはオレンジの木だとすぐわかりましたが)大きなオレンジの木々の下でも沢山の人達が楽しそうにお食事をしていました。
街路樹がオレンジの木、というのはさすがアンダルシアですよね。
その木の下のテラス席で食事する光景は、本当に印象的でした。
> 夕食を既にホテルで済ましていた私達は、周辺のサンタクルス街の路地をちょっと散策した後、近くのタブラオの戸外で行き交う人を眺めながら、海鮮の料理でワインやビールを楽しみました。スペイン料理っておいしいですね。財布にも優しいです。セビージャの夜はいつ迄経ってもふけません・・・・。それにしても、乳児、幼児を連れての深夜バルってどゆーこと?
私もバルで食べたタパスやサングリアが本当に美味しくて、忘れられません。
特に主人との二人旅ですと、レストランよりバルのほうが何種類ものタパスを楽しめ、お財布にも優しくて最高でした。
スペインのレストランはオープンが夜の8時とか8時半からで、深夜近くでも町歩きが怖くないことにも驚きましたが、どなたかのスペイン旅行記でも夜遅くに子供が外で遊んでいることに驚いていらっしゃるのを読みました。
時間の感覚が我々とは違うのでしょうね。
そして、(あまいみかんさんが目撃されたみたいに)乳児、幼児の頃から夜のバル巡りをしてるんですねー(笑)。
> ゆっくりペースでしか、訪問できませんが、 心より楽しみにしておりますので、今後ともどうぞよろしく。
数々の嬉しいお言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
sanabo
-
- レイジーガーデナーさん 2014/12/09 17:23:01
- こんにちは♪
- いやー、圧巻の?11、お疲れ様でした。
チケットはもったいなかったけど、カテドラルを
諦めずに見てよかったですね〜。
写真でこれほど感嘆させられるのですから、実物は
本当に素晴らしかったことと思います。
スケールだけでなく、細部まで精緻な彫刻、繊細な美しさの
ステンドグラスなどスゴイ!の一言です。
日本でもバブリーな頃、「日本一の○○」という、やたら大きい
モノが各地で造られましたが、悲しくなるほどレベルが違いますね。
民衆が虐げられた時代にできた見事な建造物と
民主的な時代に作られたグロテスクな税金の無駄使い…。
ううむ。話がそれてしまいました(笑)。
投票が間近だからかな?
何かと慌ただしい師走、気ばかり焦ってはかどらない私ですが、
sanaboさんも風邪など召されないようお過ごしくださいね!(^^)
- sanaboさん からの返信 2014/12/10 00:24:06
- こんばんは☆
- レイジーガーデナーさん、こんばんは〜
カキコミとご投票をありがとうございました^^
> いやー、圧巻の?11、お疲れ様でした。
いえいえ、こちらこそ長ったらしい旅行記をご覧いただき、
さぞお疲れになられたことと思います(笑)。
>
> チケットはもったいなかったけど、カテドラルを
> 諦めずに見てよかったですね〜。
本当にそうでした〜。 やはり、カテドラルは見ごたえがありました。
それにセビリアは簡単に行ける所ではないですしね。
> 日本でもバブリーな頃、「日本一の○○」という、やたら大きい
> モノが各地で造られましたが、悲しくなるほどレベルが違いますね。
なにせ100年以上の歳月もかかっていますし、下世話な話ですが
今のお金にしたら、どのくらいかかったんだろうかーと思ってしまいます。
(まぁ、新大陸から略奪してきた金銀があったにせよ、ですが)
それにクレーンもない時代に、どうやってあんな大きなものが造れたんでしょうね。
私の頭では、到底理解不能です!
> 何かと慌ただしい師走、気ばかり焦ってはかどらない私ですが、
> sanaboさんも風邪など召されないようお過ごしくださいね!(^^)
私も今年は旅行記作成に時間をとられ、なかなか他のことが出来ずに
焦っています。
レイジーガーデナーさんもどうぞお元気でお過ごしくださいね。
ありがとうございました*^^*
sanabo
-
- 地中海コートタジュールさん 2014/12/06 11:13:57
- カテドラル
- おはようございます。
4トラのメールで送信されて来たので、すぐ開きました。
私が、カテドラルを訪れたのは、日曜日の午前中で、当然の事ながら礼拝中で周囲をぐるりと回って外観の写真を撮って内部はパス。sanaboさんの詳細な写真で内部見学
できて良かったです。
(追記:カルモナの広大なヒマワリ畑は、Face bookで拡散させていただきました。)
- sanaboさん からの返信 2014/12/07 00:07:23
- ありがとうございました。
- 地中海コートダジュールさん、こんばんは☆
セビリアの長ったらしい(笑)旅行記をごらんいただきまして、
ありがとうございました。
ご投票とカキコミもありがとうございます!
> 私が、カテドラルを訪れたのは、日曜日の午前中で、当然の事ながら礼拝中で周囲をぐるりと回って外観の写真を撮って内部はパス。
そうでしたか。 せっかくいらしたのに、残念でしたね。
私の旅行記で、少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
私たちも、セビリアは簡単にまた行ける所ではないので、
やはり見て帰ってきて良かったです。
> (追記:カルモナの広大なヒマワリ畑は、Face bookで拡散させていただきました。)
ありがとうございます*^^*
寒くなりましたので、お風邪ひかれませんように。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
sanabo
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