荘厳かつ絢爛で見ごたえ十分です。
- 5.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by sanaboさん(女性)
セビリア クチコミ:16件
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ世界で3番目の規模を誇る大聖堂で、スペインでは最大です。(ゴシック様式の大聖堂としては、世界一だそう)
「後世に見る人々が、狂気の沙汰と思うほどの巨大な聖堂を建てよう。」と、1401年の教会参事会で決定され、約120年の歳月をかけ1519年に完成しました。
12世紀に建てられたイスラムの大モスクを基礎にしているため、奥行き116m、幅76m、高さ56mと、聖堂にしては幅広の特異な形をしています。
聖堂内部に入ると、その壮大さと荘厳さに圧倒されます。
15世紀ゴシック・ムデハル様式の聖歌隊席は荘厳かつ絢爛で、その両側には18世紀バロック様式のパイプオルガンがそびえています。
イサベル女王の資金援助を受け新大陸を発見したコロンブスの墓もあります。
主祭壇には、制作に80年を要したと言われる、高さ20m、幅13mの世界最大の祭壇衝立があり、実に見事です。(キリストと聖母マリアの生涯が、45場面のレリーフで描かれています)
ムリーリョ、スルバラン、ゴヤなどの絵画も所有しており、ステンドグラスと共に必見です。
高さ97.5mのヒラルダの塔は、元はモスクに付随するミナレット(尖塔)でした。
モスクは取り壊され現在の大聖堂が建てられましたが、尖塔はそのまま大聖堂の鐘楼として残されました。
その後、16世紀にルネサンス様式の鐘楼が付け加えられましたが、展望台のある70mの高さまではほぼ12世紀ムワッヒド朝時代のままのイスラム建築様式です。
ヒラルダとは風見のことで、高さ4m、重さ1288kgのブロンズ製の女神像が、ヒラルダの塔の上で風を受けて回転します。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 入場料9ユーロで大満足
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- さすがに入場の列は避けられません。
- 展示内容:
- 5.0
- 圧巻です。
クチコミ投稿日:2016/11/29
いいね!:21票
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