韓国アジア大会2014観戦の旅

2014/09/20 - 2014/09/23

会社の同僚2人と仁川アジア大会を観に行こうということになり3泊4日で韓国を旅してきました。
海外旅行初の人が1人、韓ドラ大好きでそこそこの韓国好きな人が1人、かなりの韓国通だと自称する私でなかなかバランスがとれた3人旅。
全員お酒大好きなので毎晩飲んだくれたせいで3泊したホテルの夜の記憶がまったく無いまま毎回朝を迎えた私。

アジア大会観戦ツアーとは名打ってますが、チケットは当日券のみが頼り。

写真は21日のサッカー日本対ネパール戦です。

エリア ソウル(韓国)

行きの大韓航空2710便の座席。
3-3-3の並びで座席のピッチが広く快適でした。
ただ旅行会社で買ったディスカウントチケットのためウェブチェックインが出来ずかなり後ろの席で、さらに一人だけ席が離れちゃったのが悲しかったです。
でも羽田発着で帰りが遅い便で、祝日入れて税込23360円は安いので文句の言いようもございません。

行きの飛行機で観たファン・ジョンミン×ハン・ヘジン主演の映画『男が愛するとき』。
なぜこの映画にしたかというと4本あった韓国映画のうち観てないのはこれだけだったから。
借金取り立てカンペのファン・ジョンミン氏が、取り立てられる側のハン・ヘジン嬢に何故突然惚れたのか疑問な作品。

ちなみに残り3本は今年春に日本公開になった『スノー・ピアサー』、ただ今絶賛上映中の『サスペクト』、『マルティニークからの祈り』でした。

機内食はこんな感じ。
短距離路線なのに、ちゃんと食事の形式で出るのはありがたいですね。

食事の後は免税品。
カタログがめちゃくちゃ分厚いです。
現役引退しても相変わらず人気のキム・ヨナちゃん。
2009年から毎年韓国に来てるけど、移り変わりが激しい韓国でずっと変わらずに街中で沢山見かける有名人はこの方だけじゃないかしら。

ソウルには定刻どおり22時10分に到着。
後方の席だったせいでイミグレの列で一番後ろになっちゃって、外出るまでに随分時間がかかりました。

早速ホテルに向かいます。

今回利用したホテルは、日本人ツアー客が多い仁寺洞クラウンホテル。
いつも利用するAgodaサイトから予約してトリプルルームが1泊11840円でした。
金浦空港から地下鉄3号線で鐘路3街駅に一本で行けて中々便利なホテルです。
いつもは部屋とか外観とか撮るんだけど、今回は同僚と一緒のせいか部屋を撮るを忘れちゃってバスルームのみ撮影。
これはアメニティーグッズです。シャンプーはないのにローションと乳液はついてました。

お湯もちゃんと出て全く問題ありません。
唯一の問題点は窓が開かないからちょっと暑いことかなあ。
どっちにしても朝出たら夜中まで帰って来なかったし、毎晩飲んだくれて記憶がないのでホテルの記憶もほとんどないけど。

チェックイン後は早速駅上に沢山出てたポジャンマチャへ。
平日の夜はなくて週末限定のようです。
かつてのポジャンマチャはなんでも一律1万ウォンでしたが、メニュー表に価格が書いてあるようになったみたい。
これで観光客も安心して利用できますね。
（といいつつ、相変わらず私たち以外利用している外人は見かけなかった）

つけだしのムール貝のスープです。
初韓国の友人はつけだしの豪華さに感動。

今回頼んだ海鮮チヂミと豚肉炒め。どっちも12000ウォンくらいだったような。

いつも旅行中は早起きなのに、今回は飲みすぎたせいか毎朝誰よりも朝寝坊に。
この日も9時ころ起床し急いでシャワーを浴びて両替のために明洞へ。
仁寺洞から明洞に歩いて行くには、この清渓川を通って行くのがお勧めです。

大都会のど真ん中にあるとは思えないほど水が綺麗なこの川。
初ソウルのSさんもビックリな綺麗さです。

人口的に再現された川だけあって、多少盛られている感はいなめません。

橋2個分だけ歩いて乙支路入口あたりで地上に上がります。

久しぶりに明洞に来たら日本の弁当屋のホットモットが進出してました。
しかも日本のよりお洒落。明洞だから？

明洞に来たのは両替するため。
円安のせいでレートがめちゃくちゃ悪くて1万円が95100ウォンでした。

両替後は明洞名物の明洞餃子（ミョンドンギョザ）へ。
これは韓国風餃子のマンドゥ8000ウォンなり。

こっちはカルククス8000ウォン。
ニンニクがかなりきつくて、この日1日口の中がニンニク臭かったです。

そろそろ今旅のメインテーマであるアジア大会を見るべき、高陽市にむかおうと歩いてソウル駅まで行くことに。
これは新世界デパート横の歴史的っぽい建物です。

なんだかわけがわからないけどモニュメント。

放火後ずーっと工事してた南大門。
昔と比べるとキレイになっちゃったけど、なんだか回りも含めて昔の面影がなくなって寂しい。

旧ソウル駅舎前にある銅像。
カン・ウギュ義士という方らしいけどどなた様？

仁寺洞のホテルから延々歩いてソウル駅までようやく到着。
私は見慣れてるけど、海外旅行初めての友人が珍しそうにたくさん写真を撮るからつられてパチリ。

隣の市に行くんだからとなんとなくソウル市に来てみましたが、どうやってサッカーの試合がある高陽総合運動場まで行くのかわかりません。
駅の案内に尋ねるとスタジアムがあるデファ駅までは地下鉄かバスで行くとのこと。
地下鉄乗り換えるの面倒臭いし、外の景色も見えないのでバスで行くことに。
再び旧ソウル駅舎の向こうまで戻って1000番バスに乗って一路高陽スタジアムへ。

チケット売り場で余りまくっている当日券を買います。
たったの10000ウォン。好きな席に座り放題でこの値段は安い！
チケット購入後お土産物屋さんを物色。
アジア大会限定のTシャツ、帽子、携帯スタンドのリングなど色々ありました。

セキュリティチェックを受けて中に入ります。
このようにガラガラです。確かにネパール対日本戦なんて見たがる韓国人の方なんて少ないんでしょうね。

試合は午後2時開始。
開始後まるで高校野球のように軽いのりでやってくる家族連れが結構いました。
サイドから眺めたフィールド。

日本人サポーターがいる側に座っていたんですが日が出て陽射しが強くなってきたので、ネパール側に移動。

移動して気づいたんですが、真横よりも角っこのほうがフィールドに近いんです。
試合のほとんどは日本がボールを支配しているので、ネパール側ゴールの近くに座ると選手が間近で見れました。

この日1番得点を入れていた鈴木武蔵選手。
ゴールするとこうやって掲示板に名前が出ます。

掲示板にはアジア大会のテーマ曲を歌うJYJのMVも時折かかってました。
ファンならこれ見るためだけでも来てもいいかも。

試合は4対0で日本の勝利。
次の試合を観るためにマレーシアの方々が入ってきていました。
1万ウォンで次の試合も観れたみたいだけど、水泳の試合が観たかったので会場を後にしました。

高陽総合運動場から仁川文鶴パク・テファン競技場に行くには、運動場から徒歩7分の韓国国際展示館前から3000番バスに乗って仁川バスターミナルまで行くらしいですが、この国際展示館がどこにあるのかわからなくて散々迷いました。
途中デファ駅のバス停留所で道を尋ねたら真逆の道を教えられ、途中でGPSとGoogleマップで確認して違うことに気づいたら、さっき間違って教えてくれた人がわざわざ追いかけてきてくれてまた教えてくれました。本当に韓国の方って親切。

バスは遠足の子供達と一緒になったせいか満席で、1時間以上かかる道のりの半分以上立つハメに。
バスでたまたま一緒になった1人旅の男性が、地図の読めない私たちと一緒にバスターミナルから競技場までご一緒してくださったおかげで15分歩いて競技が始まる7時に間に合いました。

しかし意外にも水泳は大人気でチケットは売り切れとのこと。
回りには入れなかったパク・テファン氏のファンが最初の競技200m自由形をワンセグで見てました。
勝手に盗み見して荻野公介クンが勝利する瞬間を無事見れました。

人だかりが出来てる窓があったので野次馬根性で撮ってみました。
中で誰かがインタビューを受けているらしいですがどの人がお目当ての選手なのかわかりません。
「ヌガイッソヨ（誰がいるんですか）」と質問しますが一向にわかりません。
答えは韓国国民の弟パク・テファン氏（よく見ると顔半分が写ってます）。
この日200m自由形で萩野公介君に負けちゃった彼ですが人気は絶大なんですね。
この後お土産物屋でダンナにお土産物を買っていると、売り子さん同士で誰が200m自由形で買ったか私の目の前で話し出し、私の対応をしてくれた女の子が「荻野クンが勝った」というと「そんなありえない話！」と発言。目の前に日本人の私がいるのにひどくない。そっちこそマルドアンデヌンソリだわ。

入江クンが見れなくて泣く泣くソウルに戻ることに。
バスで出会った男性のYさんと共に中部市場地下にある刺身屋さんに行くことにしました。
ヒラメは大（55000ウォン）、中（45000ウォン）、小（40000ウォン）とあって、4人ならどれがいいかたずねると中dw十分とのことで中にしました。
刺身代だけでおかずが人数前でてくるので韓国はなるべく大人数でご飯を食べたほうがお得。

おかず第二弾。
このエリンギは味がついていなくてイマイチ。
早く空にしないとお刺身がテーブルに乗らなくなっちゃう。
ここでYさんの出身地をたずねるとなんと私と同じ富山出身とのこと。突然地元話に花が咲き、お酒も進んでこの日も記憶をなくしました。

真打のお刺身登場。
以前ダンナと二人で来たときはこの時点ですでにお腹がいっぱいになったけど、今日は余裕です。

焼き魚も出てきます。
2011年に来たときとおかずはほぼ同じかな。
http://4travel.jp/travelogue/10564520

今日はメウンタンまで余裕で食べて、この後ホテルに帰ってから仁川で買ったキムパップまで食べたそうです（自分で覚えていない）。

ソウル3日めは観光とショッピングの日にしました。
韓国初のSちゃんのために王道中の王道観光地『景福宮』へ。
10時の交代式に間に合うためにこの日も寝坊した私はスーパースピードで身支度して歩いて宮まで向かいましたが5分ほど遅刻。

景福宮は今回で5回め。
来るたびに建物が再現されてて増えるので何度来ても飽きません。

韓国3回めのEさんは私同様韓ドラ好き。
この王様の玉座の後ろの屏風に描かれた絵が『太陽を抱く月』に出てきたと教えてくれました。

天井も綺麗です。

慶会楼と芙蓉池。
『屋根部屋のプリンス』にいっぱい出てきましたよね、ここ。

こうやって宮を眺めると韓国来た〜ってきになります。

康寧廊。
挨拶にもなっているけど韓国語は｢寧｣という字が好きなんだな。
（アンニョンハセヨのアンニョンは｢安寧｣）

お妃様の部屋かな。
今回は日本語案内ツアーにも参加してないから、時折やってくる日本人ツアー客のガイドさんの話を盗み聞きするしか解説がわからない。

うん、絶対ちゅんじょんままのお部屋にちがいない。

韓国の宮の中で私が最も好きなのがこの裏庭。
ここじゃないけど、背景に北岳山などの山が映るところがあって見てて気持ちいいんです。
東京が韓国にあったら風水的に絶対都になれないだろうな。

東京に比べるとソウルはとっても暑くて、宮を出たとたんたまらずアイスキャンディを買っちゃいました。
日本と同じようにクーラーボックスにアイスを入れたおっちゃんが観光地出入口にいます。
どれも1つ1000ウォン。

観光の後はショッピングがてら景福宮西側にある三清洞へ。
日本でいうところの石川町みたいなオシャレな街です。

朝ごはんも食べてないし、そろそろお腹が空いたので一本裏道に入った小洒落た「タランアリ」という韓国料理やさんへ。
るるぶにも紹介されている韓定食屋さんらしいです。
さすが高級住宅街だけあってお値段お高め。
昼から一人2万ウォンの定食メニューを注文。

自然食が売りなのか味付け薄め（というか小魚の佃煮以外絶対塩入ってないし）。
サラダもこのようにお品がよろしゅうございます。

ジョン盛り合わせとタコのお刺身（ルイベ？）。
結構高めのお店なのに、ランチ利用のサラリーマン多数。
韓国は何人連れで来ても一番偉い人がお金を払うため、レジを後にする上司の方の懐具合が気になっちゃいます。

メインのポッサム登場。
ここまで来てもちっともお腹いっぱいにならない。
他のお客さん達はご飯来てるのに〜。

ようやく韓国でいうところの食事がでてきました。
雑穀米とスープと鰆です。
この後デザートにブドウもでてきました。

その後友達のお目当の靴屋さん巡りを。
三清洞、仁寺洞で何軒か回った後、靴屋がいっぱいある梨花女子大前に移動して、友達は2人とも靴を2足購入。私もつられて1足購入しちゃいました。
何軒か回った中でも梨大前のBarbieという靴屋の靴は可愛かったです。
私たちが「可愛い〜」を連発していると店員さんが「日本人は可愛い、可愛いっていうけど、ウチの靴はどうせぜーんぶ可愛いんだから。靴なんだから目で見て決めるんじゃなくて履いてみなきゃわからないでしょ」と一喝。
日本の靴屋じゃこんなアドバイスしてくれる人いない。さすが革製品大国の韓国だと感心しきり。

で写真はショッピング後に入った喫茶店です。

ソルビン（雪氷）というお店です。
http://sulbing.com
梨花大前にあるせいかやたらオシャレ。
窓全体が開いててまるで南国のバーのようです。
チェーン店のようで他にもあちこちあるみたいだけど、今まで見かけたことなかったなあ。

雪冰と称するかき氷は、色んな種類があって大体1つ9000ウォン。
結構高めなので、学生さん達は2〜4人で1つをシェアしていらっしゃいました。

しかし観光客には明日がないので無理とは知りつつ3人で2つのかき氷に挑戦。
この時期限定の栗かき氷と定番小豆かき氷です。

練乳が別途ついてくるので上からかけます。

肝心のお味は、氷が粉雪みたいでとっても細くて、それだけ食べててもとっても美味。日本では味わったことのない食感です。
もちろん小豆も栗も、回りに乗っかってるチーズケーキも美味。

しかしだんだん冷えてきてお腹が痛くなりそうだったので、どっちも半分くらいしか食べれませんでした。

別の日本人3人組みは同じく2つを完食されてたので、普通の甘いもの好きの方なら11人1個イケるかも。

梨大前を後にして次は東大門市場へ。
本当はバッグ屋さんがいっぱい入ったビルに行きたかったけど営業時間外だったため東大門を後にして、歩きながら鐘路3街まで戻ることに。

途中観光も兼ねて広蔵市場を通ります。

もっと早い時間ならピンデトック食べたかったんだけど晩御飯の時間が迫っているので泣く泣くパス。

そういえばゴマの葉漬け買わなきゃと思い、目についたお店で醤油漬けを試食。
なんだかイマイチの味だったのでみそ漬けを500g購入。

これがバカ美味で帰国後あっと言う間に消費しつつあるので1kgのを買ってくれば良かったとしきりに後悔。
500g5000ウォン、1kg1万ウォンと単価が変わらないようにみえるけど、韓国はオマケ文化なので沢山買ったほうがいっぱいオマケしてくれるのよ。

鐘路から鐘閣に向かう飲み屋さん街から店を選ぼうとしましたが、足が疲れたので遠くに行きたくなくてウリナラという繁盛している焼肉屋さんへ。

サムギョプサルとモクサル（肩ロース）と王カルビを一人前ずつ注文。

なーんと、このお店店員さんが焼いてくれないから自分達で焼かなきゃいけないんです〜。
しかも網みたいに穴が空いてるから豚肉から出た油を染み込ませながらキムチ焼けないし〜。
おかず少ないし、うるさくておしゃべり出来ないし、評判いいお店みたいだけど私的にはリピートなしかな。

その後鐘路の屋台街や仁寺洞を散策。
お腹に余裕があれば屋台で何かつまみたいけどね〜。

仁寺洞のトイレを是非お見せしたくて友達二人をご案内。
トイレのほぼ真上にある、友達いわく『太陽を抱く月』に出てた玉座の絵。

最後の夜でこのままホテルに戻るのはしのびなく今晩もポジャンマチャでもう一杯。

お母様と息子さんで切り盛りされているお店みたいです。

ツブ貝のスープ15000ウォンを注文。
日本ではあまりないけど韓国は湯もの飲みながらお酒を飲む人が多いのよね。

この日はなんとなく記憶を抱えたままホテルに戻ったはずなんだけど、あまりの疲れと睡魔のため、やっぱりいつどうやって眠りについたか覚えてません。

ソウル最終日は、韓国の朝ごはんの定番キムパップ天国へ。
私が頼んだユッケジャン（多分）5000ウォン。

最終日はソウル市が運営している無料のウォーキングツアー｢成均館コース｣に参加。
http://www.visitseoul.net/jp/article/article.do?_method=view&art_id=60148&lang=jp&m=0004004004001&p=04


のんびり朝ごはんを食べてたせいか、10時の待ち合わせ時間に遅れそうになって、恵化駅から徒歩10分の成均館大学正門前まで猛ダッシュで歩き、無事10時きっかりにガイドさんと合流。

このコースを選んだ理由は、お目当てのコースが満席だったせいもあるけど、やっぱりドラマ『成均館スキャンダル』の影響。

あの主人公たちが学んでた学びやを見てみたかったんです。

ということで韓ドラ好きじゃない初韓国のSちゃんには申し訳なかったかな。

メインの建物｢大成殿｣です。

成均館は儒教を教えるとことなので孔子の位牌が祭られているそう。

この真正面にある門は人間じゃなくて孔子様の魂が通る場所とのこと。

ってゆーか孔子様がわざわざ中国から韓国までやってきてくださるのかしら？

大成殿の両脇には儒教の精神を表す大きな木が2本立ってます。

韓国人なら誰でも知っている5倫を表しているらしいですが、儒教に馴染みのない日本人には内容を聞いてもちっとも理解出来ませんでした。
http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2004_14969/slides/03/61.html

大成殿の前に立っている建物。

何だか忘れました。

ガイドさんがいろいろ説明してくださるんですが、今回のガイドさんは独学で日本語を学ばれたとのことで若干日本語のボキャが少なく、質問しても的を得た回答を得られないのが残念。
もちろんボランティアさんなのでガイドしていだけるだけでありがたいことなのですが。

えーっと、これは倉庫だっけ？

メインの教室｢明倫堂｣ですよ〜。

ドラマにもこんな感じの教室が出てきましたよね。

それにしても冬は寒そう。

たまたま幼稚園の子供達が来てました。
みんなチマチョゴリや韓服でおめかししてこまちゃくれてて可愛いです。

ガイドさんに聞くと躾教室とのことです。

同じく明倫堂の庭。

大きな銀杏の木があって紅葉の名所とのこと。

あっ、お子様たちが移動し始めました。

儒教の場所なのに男女仲良く手をつないで移動です。

こんな小さいのに全員伝統衣装持ってるなんて日本じゃ考えられないですよね。
一着5万ウォン程度とのことで日本の浴衣並の値段で買えるらしいです。

明倫堂の中でお辞儀の練習です。

先生が｢ご飯を食べる手はどっちですか〜｣と聞くと一部左手を上げる子が。
先生としては全員右手を上げて欲しかったんでしょうが今はいちいち強制しないでしょうからね。

早い話が女の子はご飯を食べる手を上にして、男の子はその反対で手を重ねてお辞儀するそうです。

こうゆうお子様の教室って文化的にも言語的にもとってもお勉強になりますよね。

女の子は服だけじゃなくて髪の毛もリボンを付けたりして着飾ってて、とーっても可愛いです。
今回ソウルに2年ぶりに来て、日本人の目から見ても可愛い子が増えたことを実感。

以前は一重まぶたの子が8割くらいだったのに優勢遺伝が増え続けているのかお目目ぱっちりのお子様が結構いましたよ。

この日は男子高校生の団体もいてみんな背が高いこと高いこと。170cm以下の人なんてほとんどいなくて180cm超えの人多数。
この高身長とお目目ぱっちりがかけ合わさると、韓国人の見た目偏差値がアジア一になる日はそう遠くないかも。

明倫堂の天井。

丕闡堂。なんて読むの？これ。

尊経閣

六一閣。図書館です。
つまり『成均館スキャンダル』でユニとソンジュンが初めてキスした場所ですね。

神聖な儒教の殿堂ですが猫にとってはただの通り道。

多分ジョンサチョン（典祀庁）という場所。

寮に似てるけど違います。
祭祀をやる人の控室？

出ました、学生寮。
『成均館スキャンダル』好きにはたまらない場所ですね。
実は1990年代まで実際に成均館大学の学生が寮としてここを使っていたんですって。寒そう〜！

孔子様の魂が通る正門です。

王様がお戻りになったときに馬を降りる場所です。
成均館は昌慶宮に通じる道があって、そこから王様は行き来してたそうです。

馬を降りるところにある亀の像（たしか）

成均館ツアーの後はソウル駅でチェックインして街をさらに散策しようと思っていたのに、ソウル駅でチェックインできるのは仁川空港発の飛行機だけとのこと。
しょうがなくもう金浦空港に行っちゃうことにしました。

空港鉄道の列車内のチェ・ジウさん。

またまた漢江ともしばらくお別れです。

アジア大会のマスコット君たちともお別れ。
韓国内なら沢山見かけるけど日本にはいないもんね。
左手からパラメちゃん、チュムロちゃん、ビチュオンちゃんです。

韓国最後の食事は、空港隣のアウトレットモールのフードコートへ。
やっぱり韓国といえばビビンバでしょう。
最近日本では石焼きタイプのほうが一般的だけど、私は生の草がいっぱい入った韓国の普通のビビンバが大好きです。
山菜ビビンバ5000ウォン。

ここでアジア大会体操男子個人総合の試合をテレビで延々と観戦。
日本のテレビだったらあちこちのグループを映して常に競技してる場面が見れるのに、韓国のテレビは韓国人がいるグループのみ映すものだから、待ち時間にテーピングしたりおしゃべりしたりする選手たちを見るはめに。

そして最後は日本人選手が1、2フィニッシュだったのに、何故か｢○○○（韓国人選手の名前）銅メダル｣とだけ出ていきなり放送終了。
普通最後に10位くらいまでの選手の順位出してくれるんじゃないの〜！と呆気に取られました。

帰りのKE2711便。
18:50発のはずがなんだか遅れて出発。
さらに到着も混んでるとのことで20分くらい遅れて到着。
機内は来たときほどパーソナルテレビは大きくなかったけど大きさ十分。
ただタッチパネルの反応がめちゃくちゃ悪かったてす。

帰りの機内食。
まあまあおいしかったかな。帰りもコチュジャンもらって大量に使って酒のつまみにしました。

これで3泊4日の短いソウル旅行は終わり。
初めてのスポーツ観戦の旅で、次回のピョンチャンオリンピックの予行演習になったかと思います。