2012年夏のソウル旅行記（その１）

2012/08/29 - 2012/09/02

今年２回目の韓国旅行は、ソウルのみまるまる４泊５日。
朝６時２５分発の飛行機で行くはずだったのに、前日韓国を直撃した台風ボラベンのせいで、４時間近く遅れて出発。
出鼻はくじかれたけど、今回も楽しい旅でした。
写真はソウルの象徴「光化門」。夏の風景は何か違う。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、生まれて初めて韓国のナショナルフラッグ大韓航空を利用。
早朝羽田発、帰りは18時55分インチョン発というまるまる5日間楽しめる旅程で、航空券代は税金と燃料サーチャージ等込みで、38,760円。帰りが週末じゃなかったら、6000円の追加代金がかからないんだけどな。

写真は、飛行機が遅れたせいで、大韓航空から出たスナック。
今までも飛行機が遅れた経験は勿論あって、その時は空港施設内で使えるスナック券とかマックセットとかだった。
このパンと飲み物だけというスナックは、今まで一番質素だった。

行きの飛行機のパーソナルTV。
行きと帰りの機材は違ってて、行きはジャンボだった。
ただしTVのプログラムは行きも帰りも同じ。

行きの機内食。スナック食べた後なのに、この朝食は少なくて全然食べた気がしませんでした。
行きの飛行機の中は、ジョニー・トー監督香港映画の『高海抜之恋』を鑑賞。短い映画だから、なんとか最後まで無事鑑賞！

今回インチョン空港から、初めて空港高速鉄道を使ってみました。
通常電車で、空港からソウル駅まで53分。
値段はTマネーカードで払うと3000ウォンを切る格安さ。
今までKALリムジンバスに間違って乗ったりして、14000ウォンも払っていたなんて信じられない。

飛行機が遅れたので、昼過ぎにホテルにチェックインして、さっそくお昼御飯を食べに仁寺洞へ。
ホテルから1分くらいの「オウォレポリパプ（5月の麦ご飯）」という店へ。
表のランチメニューの写真と一律5000ウォンという安値に惹かれて、この店に即決。
地下一階がお店で、中のお客は韓国人の方のみでした。

これは私が頼んだおからの汁物定食（韓国語の名前忘れました）。
5000ウォンとは思えないくらい美味しかったです。

こっちはダンナが食べた凍ったククス。
これまたとっても美味しかったです。

飛行機が遅れたせいで、午後の観光時間がなくなったので、しょうがなく景福宮の西側にある西村を散歩することに。
まずは西陵公園に。

説明図によると、これは社稷壇（シャショクダン）というものらしい。

本当はソウル市観光サイトのコースを歩きたかったのですが、図書館の上にどんどん進んじゃって、こんなお寺みたいなところに来ちゃいました。
ちなみに歩きたかったのはこのコース。
http://www.visitseoul.net/jp/article/article.do?_method=view&m=0004004004001&p=04&art_id=50024&lang=jp

その上の公園まで来てなんとか下山しようと、テニスコート方面の獣道をなんとか下山。
それにしてもソウルってすごいと思わない。
だって東京でいうところの皇居の隣みたいなところに山があって、こんな岩があって、澄んだ水が流れる川まであるんだもん。

なんとか人間が住むところまで出て、どこにいるかわからないまま歩いて、ようやく景福宮駅1番出口と3番出口の間の道路に戻ってきた。
ようやくここから観光スタートのはずが、結局通仁市場がどこだかわからず行けなかった。
でもなんとか西村の韓屋がある通りは観れた。

そろそろ夕方になり、お楽しみの晩御飯。
韓国に来たら大きなサワラが食べたいってことで、以前滞在していたホテルでよく見てたソウル劇場（映画館）裏にある焼き魚屋さんへ。
ネットで調べたらチョンジュ食堂というらしいです（http://map.konest.com/dpoi/200675692）。
おかずは品数は少ないですが、どれもめちゃ美味。
とくにこの汁ものは絶品。

メインのサワラは、そんなに大きくなかったけど、サバは一匹まるまる、美味しかったです。
お酒のつまみのつもりだったので、ご飯はパスしましたが、実はこのお店の売りはご飯だったみたいで、みなさん美味しいそうに食べてた。
回りは個人経営の小さなお店が多いせいか、焼き魚定食が6000ウォンと格安。

お店の雰囲気はこんな感じ。
至って庶民的なお値段に、庶民的なお客さん達。
入れ替わり立ち替わりお客さんが来る人気店だった。

ホテルに帰って、早速ドラマを探す。
今回は、このイ・ミンホ主演の時代劇「シンイ」の他、有名子役が多数出演している「メイ・クイーン」や、イ・ジュンギとシン・ミナちゃん主演の時代劇「アリャンサット」などなどが観れた。
今回泊ったのは、GWの1泊目と同じ仁寺洞の世林ホテル。コネストで1泊4千円だった。テレビが42型くらいで大きいし、仁寺洞のストリートに出れて便利なんだけど、清掃が午後3時から5時くらいにあって、疲れて一休みに帰ってきても部屋が使えなくて困った。もうリピはないな。

翌朝は広蔵市場へビビンバを食べに。
朝7時台でももっと店が開いてるかと思ったのに、あまりまだ店はやっていなかった。
とりあえず十字路の夜なら一番にぎやかなあたりにある広蔵食堂へ。

この市場のビビンバはこんな風に生野菜がいっぱい。
ダンナがコチュジャン入れたら怒られちゃって、最初からついてくる味噌が美味しいからそれだけで食べろとのこと。
その言葉を信じて、私は味噌だけで食べたらやっぱり物足りなくて、おばさんがいない間にコチュジャンたっぷり入れちゃいました。これで7000ウォンだったかな。

それにしてもお店の電気の上からぶらさがっている、中に水が入っているこのビニール手袋は一体何なんだ？
各電気にぶら下がってたけど。

この日は雨だったので、観光は無理ってことで、私の大好きな東大門市場のバッグ屋がいっぱい入ったビルへ。

ビルの入り口で、今回初めて気付いたんだけど、韓国の傘用ビニール袋は、右が通常の傘用で、左に折り畳み傘専用の袋がある。
観光客の私達は当然折り畳み傘だから、このサイズは助かる〜。
なんでこのサイズが日本には無いんだろう？

その後は、まじめに観光しようと考え、龍山区にある国立中央博物館へ。
http://www.seoulnavi.com/miru/11/　（ソウルナビのページ）
http://www.museum.go.kr/main/index/index001.jsp　（韓国語公式HP）
かつて今の光化門にあったときは行ったことあったけど、新しくなってからは今回が初めて。

中は巨大なスペースに、色んなテーマ別に色々展示されています。
興味深かったのは、3階（だったかな？）にあった、個人寄贈の品々が飾られているコーナー。
寄贈した人物別の部屋になっているんだけど、中には日本人寄贈者も数名いらした。
韓国人が寄贈したものよりも、私達日本人には日本人が寄贈したもののほうが目を引いて、やっぱり日本人は日本人の好みがあるんだな〜と実感。

展示物の一部。
昔の国立博物館は本物が展示してあったと思うが、今の博物館はどうもコピーっぽい。

博物館がある二村駅から新龍山駅に戻って、アイパークモールへ。
Eマートで買い物してから、上にあるシネコンCGV龍山を見学した後、レストラン街に行って食堂を物色。
今日のお昼は、私はトガニタン（手前）、ダンナは尻尾コムタン（奥）。見た目変わらないな。
トガニがトロットロで、とっても美味しかった〜！
ダンナのコムタンもこれ以上尻尾が入っているスープは今まで見たことないってくらい入ってました。確かどっちも１万ウォンくらい。
アイパーク公式HPで調べるとジンクックソルロンタン（진국설렁탕）というお店のようです。

その後一旦ホテルに帰ったら、映画の舞台挨拶がCGV龍山であることがネットでわかり、再びアイパークモールに舞い戻ったりして、午後は過ぎて行った。

あっと言う間に夕方になって、GWに来て大ファンになった豚焼肉屋さんの『ヘモン』へ。
今回は早めに来店したおかげで、テラス席を無事確保。
最初からこの店の売りのモクサリ（豚肩ロース）を注文。
今回は、日本にいたことがあるという店員さんが加わってて、この店は観光客よりも在韓日本人に人気がある店だとか、有名人がやって来るとかいう話を聞けた。
かと言って日本語は通じないので、ハングル読める人ONLY。
地下鉄３号線で鐘路3街駅から、7つ目のアックジョン駅で降りて徒歩10分くらいで行けるから、江北からでも比較的便利〜。
また行こうっと！

こうしてソウル2日めの夜も更けて行った。