ホリデー快速富士山で石老山ハイキング

2014/09/20 - 2014/09/20

ホリデー快速富士山号に乗って、ハイキングに出かけました。

でも行き先は、富士山でも、富士急沿線の山でもなく、相模原市の石老山です。

エリア 津久井湖・相模湖(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の８時、新宿駅１１番ホームに、国鉄特急色の車体を横たえているのが、これから乗るホリデー快速富士山号。

豊田車両センター所属の１８９系６両編成で、１号車のみ指定席になっています。
秋の行楽シーズンは、自由席が混むので、指定席確保は必須です。

臨時のかいじ運用に就く１８９系同士の貴重な２ショット。

それにしても、２月のいなほ号と今回と、１年に２回も国鉄特急色の列車に乗れるとは、ラッキーです。

ホリデー快速を相模湖で降り、バスに乗り換え約１０分。

最寄の石老山入口停留所に着きました。

満員のバスに乗っていた人の２割が石老山、１割は手前のプレジャーフォレストという感じです。
残りの人は何処に行くんでしょう？ちょっと気になります。

※バスは、臨時の続行便が出ており、そちらは、ガラガラでした。

石老山 自然・景勝地

バス停をスタートに山頂経由でゴールまでは約７キロ。普段よりちょっと長めのコースです。

まず、登山道までは山間の集落をてくてく。

道すがら花を撮りつつ向かいます。

病院の脇から登山道へ入り、石畳の道を行きます。

石老山は、巨石が有名。
登山道の横に、次々に現れます。

石老山 自然・景勝地

大きな岩には、説明板が付いてます。

これは何岩だろう？

巨石の間を登山道が続きます。

中腹にある顕鏡寺。このお寺の山号、石老山がそのまま、山の名前になっています。

因みにここは、山頂までの最後のトイレ、自販機ポイントです。

石老山 自然・景勝地

境内からの眺望もまずまずです。

創建した源海法師が住んでいた岩窟は、
道志岩窟と呼ばれ、中に入ることも出来ます。

石老山で一番大きいという擁護岩。

ほんと大きい。

石老山 自然・景勝地

顕鏡寺から更に登ると左側の視界が開けます。

ここには、麓から続く巨石群の最後の岩、八方岩があり、名前の通り、上からは八方が見渡せます。

八方岩 自然・景勝地

あと、１．１キロ。
思いの外、長い道のりです。

今日は天気が曇で助かりました。
陽が出ていたら、かなりしんどいハイキングになっていました。

山頂に近くなりにつれて、岩がなくなって歩きやすくなってきました。

融合平展望台で相模湖を見ながら暫し休憩。

これを登ったら、山頂！かと思ったら、隣のピークでした。

気を取り直して、下って、登って…。

頂上到着！

バス停から約２時間、子連れにしては、まぁまぁのペースです。

お昼ゴハンは、お湯を沸かしてトムヤムクンヌードル。

山頂は、気温が低めで風も吹いていたので、味が普段の五割り増しです。

帰りは、ルートを変えて下ります。

１時間ほど昼食休憩をしたので、出発時間は１３時前。

たまに木々の間から相模湖が見えたりします。

小さなピークを幾つか、越えて下がって行きます。

コース一番のビュースポット大明神展望台。

高尾山とか陣馬山が見えるようですが、どれがどれだ分かりません。。

大明神展望台 名所・史跡

気持ちいい〜。

大明神展望台を過ぎれば、残りはあと少し全体の３／４は終了です。

また、岩が多くなってきました。

ゴールに近づいているようです。

雰囲気のある杉林と巨石の中を下へ下へ。

苔生す岩。好きです。

キャンプ場まで降りてきたら後は舗装された道路です。

この先、駅まではプレジャーフォレストの停留所からバスで戻るか、渡し舟で駅近くの相模湖公園に渡るかですが、迷わず後者を選択しました。

道路の案内板を頼りに進んで船着き場に行くと、係の人がいないときはドラム缶を叩いて、向かいのキャンプ場から呼んでとのことなので、早速、ゴーンと一叩き。

すぐに向かいのキャンプ場から「はーい」と返事があって、おじさんが小舟でやって来ました。

モーターの付いたボートで相模湖公園までは５、６分。

呼ぶと直ぐに来てくれるので、時間が決まっているバスより、早く駅に戻れますが、料金は６００円と少々高めです。

夕暮れの相模湖を滑るように進みます。湖面を渡る風も涼しくて気持ちいい。

舟が着くのは、相模湖畔の商店街。

ものすごく昭和の観光地で、びっくりします。

相模湖に来たなら、貰わねぱならないダムカード。

マンホールも相模湖（相模ダム）。まぁ、相模湖町だったのだから当たり前か。

相模ダム 名所・史跡

駅まで戻ると、ちょうど東京直通の快速が来ました。

立川からは南武線。

新車への置き換え（転属）迫る２０９系の乗り心地を味わいながら、帰途に。