赤い電車でハイキング　２ 《横須賀・鷹取山》

2013/03/02 - 2013/03/02

再び赤い電車でハイキングに出かけました。

行き先は、逗子市の神武寺と横須賀市の鷹取山。

全工程５キロ程の短距離低山ハイキングです。

エリア 横須賀(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 私鉄

まずは、スタート地点の京急神武寺駅へ。

途中、東横線で最後の運用中の９０００系に出会いました。
９００７Ｆを除いた１４編成が長年、東横線の主力として走って来ましたが、活躍もあと２週間弱。

ＶＶＶＦインバータ制御に、車内の案内表示器、車端部のボックス席などを装備した革新的な車両も、デビューから２０数年を経て、活躍の場を大井町線に移します。

また、お世話になります。

神武寺駅 駅

京急逗子線の金沢八景から神武寺までの上り線は、線路が３本。

不思議だねぇ～。

六浦駅 駅

１時間ほどで神武寺駅に。

鉄道好きなら知らない人はいない？神武寺駅。

金沢八景にあるＪ－ＴＲＥＣで製造された鉄道車両を、輸送するのに使用する横須賀線との連絡線があるんです。

３本の線路もその為。
外側１本と、ＪＲの軌間１０６７mmに合わせた真ん中のレールを使って、運ばれて行きます。

神武寺駅 駅

神武寺駅の特徴は、連絡線だけではありません。

連絡線の向こうにもう１つの改札口。
アメリカ軍の池子住宅の専用出口があるんです。
もちろん、用の無い人は利用出来ませんが、面白い駅です。

神武寺駅 駅

駅前からは、案内板を見ながら、線路沿いを手前の六浦駅方向に５分ほど戻ります。

六浦駅 駅

３つ目の信号脇にある案内板を右折して、逗子中学校、介護施設の横を過ぎると、いよいよハイキングコース。

岩の多い、沢沿いの道を登ります。

苔むした岩も多く、注意を払って進みます。

昨夜の雨もあって、じめじめした雰囲気が独特です。

好きです。こんな感じ。

シダ植物が繁茂してます。

駅から４０分ほどで神武寺に到着しました。
ここで小休止。ベンチやトイレもあって、便利です。

神武寺駅 駅

行基が開いたとされる天台宗の神武寺。

高台の森にひっそりと建つ趣深い古刹です。

神武寺駅 駅

ピンク似合ってますね、

リスがいる？

本尊の安置されている薬師堂。

神武寺 寺・神社・教会

薬師堂の左脇から鷹取山へのハイキングコースが続きます。

鷹取山 自然・景勝地

横浜横須賀道路を尾根伝いに越えて行きます。

ＪＲや東京電力の鉄塔を３つ過ぎると、鷹取山の山頂はもう少し。

ただし、手前にはコース最大の難所、鎖場があります。

大人なら問題はありませんが、小さい子供に大問題かも。

鷹取山 自然・景勝地

鎖場を越えれば、山頂下の広場です。

明治期から石切り場となってきた場所だけに、広場もその跡の様です。

お昼ゴハンは、ここでお弁当。
強風の予報も、南関東の南辺りでは影響もなく、気持ちいいランチタイムです。

鷹取山 自然・景勝地

東南アジアの遺跡を思わせる切り出された後の岩々。

相応の手続きをすれば、登ることも可能です。

ほんと、何かの遺跡です。

鷹取山山頂にある展望台からの眺め。

広場のある場所から階段を登って、２０～３０mでしょうか？
高い分、眺めもよくて気持ちいい～。

こちらは、ＭＭ２１地区方面。ランドマークタワーや、インターコンチネンタルホテルが見えます。

鷹取山 自然・景勝地

こんな風景でも横須賀なんですね。

実際にこうやって登っている方も、結構います。

大きな磨崖仏も。

気軽に海外旅行気分。

石切場の中の道を進みます。

ライダーとかレンジャーが戦っていそうな雰囲気。
実際にあるのかも知れませんが。。

鷹取山の広場から、下の住宅街までは、大人なら１０分もかからないほど。

かっこいい住所です。

鷹取山 自然・景勝地

住宅街をぶらぶら追浜駅へ。

神武寺で見たリス。厄介者だったんですね。
ペットはきちんと管理しましょう。

追浜駅 駅

桃の花も咲く時期になりました。

眼下に京浜急行、追浜駅が見えて来たら、このハイキングも終わりです。

沢あり、寺あり、岩場ありと変化に富んだ大満足コースでした。

追浜駅 駅