クメールの微笑み～土産売りの少女、時々私と遺跡とおっさんと～

2014/07/12 - 2014/07/19

　余談であるが、っていきなり余談もないものだが、ウィルバー・ライトの「クメールからの帰還」を読んだ。内藤陳の「読まずに死ねるか！」で紹介されてた冒険小説である。

　カンボジアの谷に墜落した旅客機の生き残り４人の脱出劇と、クメール王朝の王子と王女の物語をオーバーラップさせながらアンコールの秘宝を巡るアクションものである。

　アンコールに秘宝のあるべくもないのだが、興味ある人にとっては遺跡そのものが宝か。

　ドラゴンにとっての宝はクメール少女の微笑みかも知れない。

　と言いつつ品のない表紙で申し訳ない。

　国立博物館でこんな写真撮るのはドラゴン位か？

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車
• 航空会社: セブパシフィック
• 旅行の手配内容: 個別手配

アンコールワットの土産物売りの少女。

殆どは１０枚一組１ドルの絵葉書セットを「ワンダラー！」と言って売りに来る。

原価数十円としても、彼女たちの手数料はいくら貰えるのであろう。

観光客の子供が馬に乗って写真を撮っていたのでついでにゲット。

遺跡の中でも待ち構えている。

あまりに可愛いので聞いてみたらフランス人観光客だった。傍にはお母さんがいた。姉妹かな？

「ボンジュール！」

その辺で遊んでいる子供達だが、寄って行くとたちまちセールスレディに変身する。

少女じゃないけど、ソフトクリームを持つデバダー。

入場券売り場のおねーさん。

職業不明ながら制服の可愛いおねーさん。

遺跡の中でお祈りする仏教徒？

おめかししてこれから結婚式かい？

周辺にはレストランがあります。

料理や飲み物はカルテルを結んでいるのかほぼ一律の値段設定。

「オー、エクスペンシヴ！」とでも言って交渉すれば値切れます。

ストール売りのおねーさんかな？

ベトナムパンツ（極端なショートパンツでは入場できないところもあるので欧米女性に人気）は８ドルから始まったが３ドルまで下がった。

チケットチェックのおねーさん。

バイヨンだったかな？　ものすごく急な階段。

これぞ元祖？「クメールの微笑み」

バンテアイスレイまで遠征。

ここでクメール少女の写真の撮り方伝授。

と言ってもシャッタースピードや露出のテクニックではもちろんない。

写真を撮ろうとすると１００％絵葉書買ってくれと迫られる。そんなに絵葉書買えないので代わりにチップとして１０００レアルあげるのだ。

１ドル４０００レアルなので２５円位。１ドルの絵葉書売った手数料よりいいはずだ。

１０００レアルあげると絵葉書のことはすっかり忘れてくれて、「サンキュー！」と言って帰っていく。

大変なのは傍でそれを見ていた大勢が気が付き「俺にも１０００レアル寄越せ」、「私の写真も撮って」と群がってこられることがあるので要注意。

女の子は外国語が得意。何か国語も片言なら喋れるようだ。

彼が手に持っているのが売り物の絵葉書セット。

「可愛い女の子だけだよ」というドラゴンの鉄則も根負け。

もちろん絵葉書は買いません。

なかなか可愛いのでは？

クメール少女はいたるところにいる。

食堂で値切って食事をしたのだが、傍にいたこの女の子がお店のおねーさんとの間に立って値段交渉。

「後で私のお店にお寄ってね」としっかり宣伝。

絵葉書片手に観光客にまとわりつく子供たちも、ちょっと大きくなると自分のショップを持てるのかな？

小さい弟などをこんな少女が面倒見ているとついチップあげたくなります。

アンコールミラクルのカフェの女の子。

同上。

お勧めのレストラン「ＭＵＴＩＴＡ］のウエイトレス。

このレストランは口コミで紹介予定。

まだスポットに登録されないので待機中。

ハッピーアワーで生ビールが０．５ドルだった。

プノンペンへの往復はこのＧｉａｎｔ　ｉｂｉｓバスで。

初日の英語ガイドツアー（説明は殆ど理解できず）で一緒になったオーストラリアのおっちゃんのお勧めバス。

バスで隣り合わせたカンボジアおねーさん。

ボクシングショーの事務所で働いているとのこと。

このバスちょっと高いので（片道１５ドル）現地の人は彼女を含めて３人だけだった。

通路を挟んだ隣の赤ちゃん。

アンコール遺跡と違いプノンペンの王宮は金ぴか！

プノンペンの学生たち。

「こんなところで何してるの？」と聞いたら「学校休みだから座っているだけ」とのこと。

会話はそれ以上発展せず。

お寺にも子供が屯している。

学校へは行けないのかな？

小学生低学年と思われるのだが。

子供たちは皆明るいのが救いかも。

こちらは国立博物館を見学に来ていたスイス人少女。

物売り少女はレストランの中にもやってくる。

アンコールミラクルのロビーで木琴を演奏するおねーさん。

バナナ売りの少女。

買ってくれそうな客か、渋ちんの客か一瞬で見分けられるのかな。

私についてきても駄目よ。

こんなお店に自転車を預ける。後でも飲み物買ってあげればＯＫ．

鍵をかけても自転車をその辺に置いておくのは厳禁。軽いから担いで持っていかれるのだそうな。

これは自転車借りる時に念を押されて注意される。

今回はココナッツジュースを注文。１ドル。

たまにはおっさんも紹介してやるか。

１日チャーターしたトゥクトゥクのドライバー。

生まれて初めて女性から声を掛けられ調子に乗るドラゴン。

切りが無いので、締めはＴシャツ買ったお店の親子。

結論、カンボジアの人たちは非常に愛想がよかった。

フィリピンでは常に身構えていなくてはならないが、リラックスできる国だった。

この旅行記へのコメント （6）

• わんぱく大将さん 2014/08/04 01:40:01

  人を選ぶ

  熟年ドラゴンさん
  
  私がここで写真撮った当時は、まったくお金もなにもいわれませんでした。持ってないと思われたのか、物売りも殆どいなかった。ここ何十年で観光化されたのがよく、わかります。
  女の子、男の子、分け隔てなく撮らないと、　あとで袋叩きにあいますよ。
  
  　大将

  熟年ドラゴンさん からの返信 2014/08/04 07:30:17

  RE: 人を選ぶ

  　大将さん、いつもコメントありがとうございます。
  
  　フィリピンと違いお金呉れ攻撃は今でもありませんね。ちゃんと絵葉書売りの仕事をして手間賃稼ぐ感心な子供達でした。
  
  　写真を撮ると、絵葉書買って攻撃が激しくなる子はいました。そんな時は１０００リアルのチップが効果的でした。
  
  　よく民族衣装着て、写真撮ると有料という手はどこでもありますよね。
  
  　フィリピンでは「マネー」といって手を出してくる子供たちばかりでなく、ポケットに手を突っ込んでくるので要注意です。
  
  　カンボジア、ホントにいい国です。

• fuzzさん 2014/07/31 19:12:10

  カンボジア

  熟年ドラゴンさん、こんばんは。
  
  カンボジアに行ってらしたのですね(*^^)v
  
  物売りの少女・・・本当に多いですね。
  
  少女たち、とても可愛いです。
  
  セールスレディって言い方は旨いです(*^▽^*)
  
  女性に声を掛けられるなんて、やりますねぇ(^O^)／
  
  たくさん現地の方々の写真を撮ることが出来て良かったですね。
  
  Ｔシャツ、安っす！！(＠_＠;)
  
  コオロギみたいな素揚げ・・
  
  私もトライしてみたいけど・・・無理かな？？？
  
  fuzz

  熟年ドラゴンさん からの返信 2014/08/03 18:06:12

  RE: カンボジア

  いつもありがとうございます。
  
  　ＦＵＺＺさんも５年前に行かれたのですね。池ノ前の馬は同じかも。
  
  > コオロギみたいな素揚げ・・
  
  　みたいなじゃなくコオロギですよ。
  

• AKOさん 2014/07/30 11:37:22

  相変わらず良い旅行記を投稿されますね！

  ドラゴン様
  
  ご無沙汰致しております。
  カンボジアは大変良い所みたいですね！
  私も、行ってみたい国の候補の一つです。
  処で、素晴らしい写真、現地の子供達の生き生きした表情が大変素晴らしいですね。ドラゴンさんならではの写真、最高です！
  　　　　　　　　　　　　　西　川

  熟年ドラゴンさん からの返信 2014/08/03 18:14:30

  RE: 相変わらず良い旅行記を投稿されますね！

  　旅行記が増えませんがその後如何ですか？
  
  　ぜひ旅行記もアップしてください。