バリ舞踊とバリアートに触れる旅 in Ubud★2014　02　2日目　【Bali…NEKA美術館】

2014/04/26 - 2014/05/03

旅行2日目。
機中で悪化した風邪の症状を抱えたまま向かったのは、ウブドで人気のバビグリン専門店。
バビグリンとは何時間もかけて豚を丸焼きにする料理で、日常的にバリ人が食べる伝統料理。白いゴハンの上に、スパイスで味付けされたパリッパリの皮やジューシーな肉や内臓など…様々な部位を混ぜ合わせて食べる。
美味しいランチの後は、ガイドブックなどで1度は目にしたことがある貴重な絵画を間近で見ることが出来る、豊富なバリ絵画のコレクションを誇るNEKA美術館へ。
フラッシュをたかなければ大半が写真撮影可能で、午後のゆっくり流れる時間帯を表現力豊かなバリ芸術に酔いしれた。

エリア バリ島(インドネシア)

ビスマ通りの入口。
狭い路地の奥には看板の数だけ店やHOTELが立ち並ぶ。　

ウブドメイン通りをウブド市場方面へ。
歩道の脇にはズラっと原付が停められていて、バイク社会のバリ島ではこの様子がひたすら続く。

街並みに馴染んで最初気づかなかったウブドのスタバ。

昼間は静かな王宮。
王宮が見えたら手前で左に曲がって…

ウブド王宮 (プリ サレン) 城・宮殿

王宮の壁に沿ってしばらく道なりに歩いていくと…

ウブド王宮 (プリ サレン) 城・宮殿

細い路地の奥に新しく移転した“IBU OKA”の看板が見える。
ヒト1人がちょうど通れる細さの通路を奥に進むと…

“IBU OKA”発見。

イブ オカ 地元の料理

店内は大混雑で、大テーブルで相席になった。

イブ オカ 地元の料理

豚モチーフの手洗い場。
店内に数か所あって、石鹸も用意されている。

イブ オカ 地元の料理

Menuは写真付きだけど、色々な部位が食べたいのでスタッフのお勧めを聞く。

イブ オカ 地元の料理

【ビンタンBeer（小)】25.000Rp
まずはビールで乾杯♪

イブ オカ 地元の料理

【Special】45.000Rp
様々な部位がMIXされていてボリューム満点！
中味は白米・野菜・豚巻・唐揚げ・ソーセージ・豚の皮が紙に包まれていた。
唐揚げは普通に美味しくて、皮はパリッパリ、野菜は冬瓜のような食感で辛めの味付けだった。
ソーセージは辛めで内臓系で癖が強く、ちょっと苦手な味かも。

イブ オカ 地元の料理

【Sop Bali】10.000Rp
人参・インゲン・豚スペアリブ・ジャガイモ・豆が入った優しい味。
辛いソーセージと一緒に食べるとちょうど良かった。
ビールも追加して、合計：176.000Rp。

イブ オカ 地元の料理

退店は店内をぐるっと回って別出口から。
通路にはたくさんの篭や…

イブ オカ 地元の料理

オーナーの趣味なのか、オウムや…

イブ オカ 地元の料理

リスなどの動物が展示してあった。

イブ オカ 地元の料理

豚肉料理専門店なので鶏料理は無かったはずだけど、ズラッと並ぶ鶏舎。

イブ オカ 地元の料理

お供えに使う道具がキレイに並べて乾かしてあった。
普通の日は朝と夕方の2回…朝は“サイバン”と呼ばれるゴハンが入ったお供えを、夕方は“チャナン”と呼ばれる花や香料が入ったお供えをする。
儀式や暦によってもお供えの種類は異なり、供物の中身も変化する。

イブ オカ 地元の料理

細い通路を進んで適当に歩いていたら…

ウブド市場前に到着。
2013年に改装して、すっかりキレイになってしまったけど、あの雑多な雰囲気はどうなったのだろう？と気になる。
でも市場に足を踏み入れたらすぐ出てくる自信が無いので、また別の日に改めて向かうことに。

ウブド市場 市場

向かいの王宮前では、今夜行われるレゴンダンスの看板が出ていた。
日替わりで演じるチームが違うので、こだわりがある人は何曜日がどこのチームなのか、事前にWEBチェックしておくと良いかも。
王宮前にはレゴンダンスチケット売りのおじさんが沢山いて、観光客に次々と声をかけて営業している。

ウブド王宮 (プリ サレン) 城・宮殿

今回のウブド滞在の目的は“バリダンス鑑賞＆バリ美術を楽しむ”ことで、少しでも多くの芸術に触れるつもり。
レゴンダンスのように毎日開催されるものばかりじゃなく、決められた曜日しか行われないダンスも多いので効率よく周らないと…。
営業をかけてきたおじさんから今夜のチケットを購入し、大人1人：80.000Rp。
同じ演目でも、ダンスチームによって若干の金額差がある。
チケットはフライヤーの端についているので、鑑賞に行くときはフライヤーをお忘れなく。
ちなみに特別席以外はフリーなので、良い席を押さえたければとにかく早めに入場すること。

ウブド王宮 (プリ サレン) 城・宮殿

バリの寺院は色んな場所で見かけるけどいつも解放されているわけじゃなく、儀式やお祷りの日じゃないと門が閉ざされている。

HOTELに荷物を置いてからTAXIを交渉してNEKA美術館へ。
ウブドメイン通り⇒NEKA美術館まで片道5USドルと言われたけど、交渉の結果往復で7USドル（70.000Rp）で行くことが出来た。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ゆったりとした敷地で大きな木々に囲まれて、静かな雰囲気のNEKA美術館。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

入口で確認したら、ノンフラッシュなら撮影しても問題ないと言われたので、気に入った絵をカメラに収めることに。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

入場料は大人1人：50.000Rp。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

館内は幾つかの建物に分かれていて結構広い。
一部日本語での説明注釈もあり、ゆっくり楽しむためにはそれなりに時間が必要な場所。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【タイトル失念】
正方形のキャンバスに規則正しく描かれていて、暦にまつわる事が描かれている。
下の方はワザとなのか…作画中の手順がわかる。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【Life in Bali】1988年

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

大きなキャンバスに、バリ絵画特有のタッチで緻密に描かれている。
触れることは許されないけど、ギリギリのところまで近寄れるので、細やかな筆のタッチや、重ね塗りされた質感、物語のように描かれた豊かな表情を思う存分堪能することが出来るのは有難い。
絵によってはウォーリーを探せ並に細かく、それぞれが違った表情をしているのでずっと見ていても飽きることは無い。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【タイトル失念】
POPな色使いで華やかな印象。
遠近感が無く不思議な雰囲気が漂う。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

窓の外から「ガァ・ガァ」と騒がしい声がするので覗いてみたら、アヒルの家族が芝生を横断していた…ゆるい(笑。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

敷地内には建物を超える大きなヤシの木もあって緑豊か。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

庭には休憩できるベンチもあるので、目が疲れたら一休み。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

展示室の扉は、バリらしい装飾が施された豪華な雰囲気。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

色褪せて趣がある美しい細工が目を惹く入口。

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【惹かれあう心】1974年・1975年

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【踊りの出番を待つ】

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【チョコッ氏に敬意を表して】1975年

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【三人のトペン・ダンサー】1981年

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【バリの少女】1999年
正面から見るとべったり塗られたように見えるけど、斜めから眺めると物凄い立体感！

ネカ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

気に入った絵画のポストカードをスーベニアショップで購入して、HOTELに戻った。
この後は、王宮で開かれるレゴンダンス鑑賞に。
続きは03へ。

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